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人体の構造、機能

人体の構造、機能

歩行について

健康のためにウォーキングをされる方が増えていますが

歩いているとすぐに足が疲れたり、どこかが痛くなったりすることはありませんか?

歩くということは、想像以上に大きな力がかかっているため

骨や筋肉の強化などの健康増進にとても有効な反面

もし体のバランスが不均衡な状態(ゆがみや筋力不足)があれば

様々な機能障害が起こってくるとも言えます

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今回は、歩行の諸要素とバイオメカニクスについてお話しし

よく見られる歩き方の癖とパワープレートによる癖の改善方法をご紹介したいと思います

私たちが歩き出したり、歩くのをやめる際の引き金役になっているのは、脳幹の一つである中脳の

中脳歩行誘発野(MLR:Mesensephalic Locomotor Region) です

動物実験において、この部位を連続的に刺激すると、それまで座っていた動物が立ち上がり

歩き出すことが分かっています

また歩く時に特に意識をしなくても歩き続けることができるのは

脊髄にCPG(Central Pattern Generation:中枢パターン発生器)があり

リズムと筋活動が誘発される仕組みがあるためです

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・歩行の諸要素

①重複歩

一側の踵が接地してから、次に同じ踵が設置するまでの動作

重複歩の前後距離を重複歩距離(ストライド)

左右の感覚を重複歩幅といいます


②一歩

一側の踵が接地してから、反対側の踵が接地するまでの動作

その前後距離を一歩距離といいます


③歩行周期

重複歩を単位とする一連の動作


④立脚相(歩行周期の60~65%

歩行周期のうち、一側の脚が接地している期間


⑤遊脚相(歩行周期の35~40%

歩行周期のうち、地面から遊離している期間


⑥同時定着時間

歩行周期のうち両足が同時に地面に接着している期間で

自然歩行では立脚相は歩行周期の約60%、同時定着時期が10%を占めています


⑦歩行速度

単位時間あたりの進行速度


⑧歩行率

単位時間内の歩数


これらの要素が協調し正しく筋肉が使われていれば

疲れにくく身体の循環を高めることができますが

筋肉のアンバランスや姿勢が悪い状態では、身体のゆがみの原因になってしまいます



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ここでいくつかの歩き方の癖をご紹介したいと思います


①船乗り歩行:腰椎の前弯が強いと、左右の足の幅を広く取り

骨盤、肩が左右に大きく動揺する歩き方

女性は男性に比べて腹筋が弱く、腰椎の前弯が強くなりやすいためよく見られます


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②スイング歩行:臀部の筋肉である中殿筋が弱かったり、収縮がうまくいかないと

骨盤は大きく下降して臀部の振りが大きい歩き方になります


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③前かがみ歩行:肩をすぼめ、腰の反りが強く、膝を曲げて小さい歩幅の歩き方

ヒールを履いた時に骨盤や体幹の筋肉をうまく使えていないときによく見られます


④老人に見られる歩行:歩き癖ではありませんが

若年者と比べて老人の歩行では年齢の増加に伴って、速度の低下や

歩幅の短縮が顕著になり、体の前後動揺や前傾角度が大きくなります

若い人でも筋力が弱かったり、バランス力が低下していると

このような歩行になりやすいため、注意が必要です

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この①~④の歩き方に共通して言えることは「筋肉」です

ある程度の筋力と、正しい筋力の発揮ができれば外見的にも機能的にも

優れた歩行になります

しかし、あまりに当たり前に行っていることなので意識することが難しく

鍛えるにも工夫が必要です

パワープレートは鍛えたい筋肉に刺激が行くようなポージングを取ることで

3次元の振動がその筋肉に集まり、意識しやすい中でトレーニングを行うことができます

また、一秒間に30~50回も筋肉を収縮させることができるため

効率よく筋力をアップさせることができます!


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私たちは歩きながら、人と話したり、周りの景色を楽しむことができるように

歩行は、自動化された運動です

基本的な歩行は脊髄レベルの反射によって行われ

より複雑な反射は大脳皮質下または皮質レベルで調節されています

したがって、身についてしまった歩行パターンを直していくことは容易なことではありません

しかし、パワープレートで固有受容器を正常化し、神経系の機能を高め

筋力強化をしていけば、負担の少ない美しい歩行にしていくことができます

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私が担当させて頂いたお客様の中で、歩行時に膝が痛むとおっしゃっていた方も

筋力を増やして歩き方を改善していくことで、痛みがなくなったというケースがよくあります

歩くという身近な運動もトレーナーから自分の癖を指摘してもらい

足の機能について

足部は歩行時に衝撃を吸収、分散し、身体の前方移動の支点になるという重要な役割を持っています

人間は二足歩行をすることことから手と足では役割が違うことから

その形状も大きく異なっています


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手の関節と比べて足の関節は可動性が低く、運動が制限されていますが

その代わりにアーチ(土踏まず)を形成することによって体重移動をスムーズにして

滑らかな歩行を可能にしています

足底アーチには以下のものがあります


①内側縦アーチ

土踏まずを形成し、歩行と密接な関係があり

踵骨、距骨、舟状骨、内側楔状骨、第一中足骨で構成されます

ここに後脛骨筋、前脛骨筋、長母指屈筋、長指屈筋といった筋肉がこれらのアーチを支えています

②外側縦アーチ

身体の側方への揺れに対して足のバランスと密接な関係があり

踵骨、立方骨、第五中足骨、で構成され、長腓骨筋、短腓骨筋といった筋肉が支えています

③前、後横アーチ

両縦アーチの間にできるアーチです

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パワープレートは一秒間に30~50回という振動刺激が

3次元(前後、左右、上下)に伝わることで、筋力や骨の強化によってアーチを正常に保ち

身体の機能を最大限に発揮させることができます


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顎関節の構造と機能について



・顎関節の役割

顎関節(側頭下顎関節)は人体で最も活動的な関節と言われ

一日に2000回以上の運動を行っています

その役割は

1.咀嚼(ものを噛むこと)

2.嚥下(飲み込むこと)

3.呼吸

4.言語活動と多岐に渡ります


・顎関節の構造

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顎関節は、側頭骨の下顎窩と下顎骨の関節突起、その間に位置する関節円板によって

構成されています

これらの構造により、咬断、粉砕、臼磨といった3次元の動きが可能です

猫などは咬断の機能しかありません


関節円板の役割

1.閉口時に開口しないようにブレーキをかける

2.下顎頭が開口時に前方に滑る際に円板が介在することで摩擦を低減する


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顎関節の靭帯

1.関節包、関節円板関節包

下顎頭が前方移動する際、関節円板を前進させます


2.側頭下顎靭帯

開口時に下顎骨を吊り下げ、前後左右への過度な動きを防ぎます


3.茎突下顎靭帯

下顎骨の極端な前方移動を防ぎます


4.蝶下顎靭帯

下顎過剰開口を防ぎます


5.下顎槌骨靭帯

耳小骨の一つである槌骨の槌骨頚と前突起を関節包の内側後方面に結びつける

下顎槌骨靭帯の存在が報告されています

この靭帯の臨床的意義は、顎関節と中耳を解剖学的に結び付けていることであり

顎関節の治療が耳鳴りや聴力障害、めまいなどに影響を与えることを示唆しています

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*耳小骨:外側からツチ骨、キヌタ骨、アブミ骨の3つで構成される骨で、鼓膜の振動を増幅し

内耳に伝えます

耳小骨は、人体の中で最も小さい骨で、その中でアブミ骨が最小です

アブミ骨底は、内耳の入り口である前庭窓に付着しています

内耳はリンパ液で満たされており、音は空気から液体にほとんど伝わりませんが

鼓膜と耳小骨によって効率よく変換されており

耳小骨はてこの原理で、鼓膜の振動を3倍に増幅して内耳に伝えています

張力を調節する筋肉としては、鼓膜張筋とアブミ骨筋があり

鼓膜張筋はツチ骨柄から筋耳管管(鼓膜張筋半管)に付着して

下顎神経の支配を受け、鼓膜を張ることで張力を高めます

アブミ骨筋は、アブミ骨頭から鼓室後壁の錐体隆起に付着し

顔面神経の支配を受け、音の伝導を抑える働きがあります

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咀嚼筋

1.外側翼突筋

2.内側翼突筋

3.側頭筋

4.咬筋


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・顎関節の運動

口を開ける際には、まず外側翼突筋の働きによって

関節突起が前方に滑る前突という動きが生じます

その後舌骨上筋(顎舌骨筋、顎二腹筋、オトガイ舌骨筋、茎突舌骨筋)

舌骨下筋(胸骨舌骨筋、甲状舌骨筋、肩甲舌骨筋、胸骨甲状筋)の働きによって

下顎骨が下方に引かれる開口が起こります

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口を閉じる際は、側頭筋、咬筋、内側翼突筋の求心性収縮

外側翼突筋上腹の遠心性収縮が起こります

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・・顎関節の神経機構

顎関節は基本的には自分の意思でコントロールできますが

テレビを見ながら食事をしたりするときなど、咬むことに意識がいっていないときには

延髄にある脳幹パターン発生器によって、その人固有の咀嚼リズムで

不随意でも咬むことを続けることができます





・顎口腔システムについて

顎関節は、機能的に噛もうとする能動的な要素と口の中に入っているものを感じ取って

脳に伝える受動的要素、さらにそれを能動的要素に還元するフィードバック機構を持っています

例えば魚を食べていて、骨が入っていた時にそれを異物として感知して吐き出すことや

味覚に関わる食感、歯の接触状態や下顎骨の位置などの感覚情報は

刻々と脳、中脳に送られ、そこで整理統合され

遠心性の指令となって効果器である咀嚼筋群に送られます

指令を受けた咀嚼筋群は強調して活動し、下顎骨の位置をコントロールすることで

咀嚼や嚥下を行っているのです

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・顎関節症について

定義

「顎関節や咀嚼筋の疼痛、顎関節の雑音、開口障害運動異常を

異常症候とする慢性疾患群の総括的診断名」


3大症状

1.疼痛:関節部、頬部、こめかみ

2.関節雑音:クリック音(弾発音)、クレピタス(握雪音、捻髪音)

3.運動障害開口障害):通常指3本分のスペースがありますが

顎関節症では、2本以下になります

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重症度による分類

1度:咀嚼筋障害(顎二腹筋、胸鎖乳突筋を含む)

咀嚼筋およびその筋膜に炎症が生じたもので

疼痛は顎運動時に認め、安静時痛はありません


2度:関節包、靭帯損傷(いわゆる捻挫)

関節包や靭帯に外傷性刺激が加わった時に生じる病変

明らかに顎関節部に限局した圧痛、顎関節運動時痛を認めます

この疼痛は受賞直後に強く、経時的に軽減していきます


3度:関節円板損傷(いわゆる顎内症)

関節円板の前方変位が主な原因で、顎関節部の圧痛および運動時痛

開口時のクリックを認めます


3度a型:開口時に、下顎頭が前方変位した関節円板の下に潜り込むことができる

3度b型:開口時に、前方変位した関節円板の下に潜り込むことができない

→片側性の場合、開口時にオトガイ部は患側に変位します


4型:変形性関節症

関節軟骨や下顎頭、下顎窩などの退行性変化が主な病変で

顎関節部の圧痛、運動痛、関節雑音を認めます

咀嚼開始時に強い痛みを訴えるのが特徴です


5型:1~4のどれにも属さないもの


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顎関節症の原因

顎関節症の原因は多因子性です

1.咬合異常(噛み合わせ)

2.ブラキシズム(歯ぎしり、食いしばり):起床時に痛い場合など

3.ストレス

4.食事、片側咀嚼:フランスパン、煎餅、チューインガムなどの嗜好品の影響

5.習慣(頬杖、うつぶせ、爪を噛むなど):夕方に痛みが増す


このように顎関節は、私たちが普段思っている以上に様々な機能を持っており

気づかないうちに負担をかけてしまっていることも多いのです

前述した原因が思い当たる方は、少しそれを控えて頂くだけでも

症状が緩和するかもしれませんので、ぜひお試しください

カイロプラクティックでは、咀嚼筋の過剰な緊張などによって

顎関節の位置や嵌りが悪くなってしまったり、動きが減少してしまうと

顎、口腔と脳での情報のやり取りがうまくいかなかくなり

顎関節症、頭痛など様々な症状が出ると考えられています

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また、頭部は顎関節と環椎後頭関節(頭蓋骨と頸椎の関節)を動かす筋によって

頚部や体幹に繋がれているため

などの不良姿勢によっても顎関節の機能は影響を受けるのです

ですから治療してもなかなか顎の症状が取れない場合には

より広く体をチェックして原因を探す必要があるのです




脳の機能とパワープレート -左脳-

以前のブログで右脳の機能についてお話しましたので

今回は、左脳の機能をご紹介したいと思います


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〈左脳の働き〉

・言語脳


言葉を読む、書く、理解する


・意識脳

意識して行動を起こす、意識して頭の中で考える、記憶する、自分自身に語りかける


・理論的脳


体系化、直線的

パターン認識

・考える脳

IQ

・知りたがり脳

・全体を細かく分断して分析

・手先の細かい作業

小さい筋肉のコントロール、ピアノなどの楽器演奏

・ポジティブイモーション


現代社会はほとんどの場合、時間に支配されていて

時間で区切ることでそれぞれを捉えて、処理していく場面が多く

左脳が優位に働いていることが多いと言われています

したがって休日に旅行に行ったり、違う環境に身を置くことは

普段あまり使えていない右脳を使って脳のバランスを取る上で非常に有効なのです

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パワープレートの3次元振動は、脳に様々な情報を伝えるためのセンサーである感覚受容器を

一秒間に30~50Hzという速さで刺激することにより

脳の働きを活性化させます


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パワープレートトレーニングを続けている方の

血液検査の値が大幅に改善しているというデータが多く出ている点からも

循環や免疫システムのコントロールしている脳に対して良い刺激が

伝わっているという証拠であると言えます


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脳の機能とパワープレート -右脳-

右脳と左脳という言葉は多くの方が耳にされたことがあると思いますが

今回はそれぞれの脳の発達と機能についてお話したいと思います


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左右の脳の発達には時間差があり、0~2歳までは右脳の発育が優位で

約2~3年おきに優位性が交代して、13歳までで大人と同じ大きさになります

自閉症の子供は右脳の活動が低く、左右の脳のコネクションが弱いとも言われています

大人であってもストレスや疲労などで片側の脳の機能低下が起こることがあります

それによって運動、行動、感情、社会性、学習能力などに問題が出てきます

脳の発育はボトムアップといって感覚受容器(体に備わっているセンサー)の刺激を受けることで

促進されます

脳の機能に影響を与えるものの例として

重力

触覚

関節受容体および筋肉受容体

三半規管

・視覚

・聴覚

・嗅覚

・味覚

・愛情

などがあります

脳の機能は、ボトムアップで入ってきた刺激を処理して(プロセシング)

それに対する反応、表現(トップダウン)を起こすことです

すなわち刺激がなければ脳の機能は低下していってしまうのです

左右の脳で働きが異なることは、多くの方がご存知だと思いますが

今回は右大脳半球(右脳)の機能について注目していきたいと思います

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〈右脳の働き

全体像を見る


姿勢保持筋のコントロール(大きな関節周囲の筋肉)


空間的脳

自分と人との関係、重力下でのバランス、空間の中での自分の位置感覚


ボディランゲージ

人の表情を読む


社交脳

人との関わり、自分と人との位置関係、人との共感


無意識脳

暗黙脳、無意識記憶


感覚脳

イモーショナルインテリジェンス(EQ)、表情を感じる脳、人の感情を読み取る

内蔵や身体全体の感覚能力、低周波の音=イモーショナルトーン

低周波の音を感じ取るのが得意で、言葉のトーンから感情を読み取る


回避脳、安全脳

何か嫌な予感がする、嫌な匂い、味などの感覚から

人やものを回避する判断


注目、集中、衝動の抑制


免疫システムのスイッチを切ることで過剰反応を抑制している可能性


新しいもの、場所、状況を好む

同じことの繰り返しを嫌う


心臓の拍動のコントロール


消化機能のコントロール


などがあります

脳のパターンは変えられないと思われていましたが

実際には脳はとても柔軟で、正しい刺激と栄養によって

物理的にも科学的にも変化すると言われています(Plasticity理論より)

脳スキャンの発達によって、脳の弱い部位への正しい刺激によって

新たにシナプスができ、発達を促すことができます


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人は重たい頭部を高い位置で支えて直立二足歩行をするために

高度なバランス、平衡感覚を身につけました

これは全身に備わっている感覚受容器(センサー)が

筋肉の張力や関節の角度を感じ取り、脳へと伝えることで

瞬時に処理されて適切な命令を出すことで、安定性を保っています

これらのセンサーは重力や運動がなければ、活動が大幅に減ってしまうので

座っている時間が長かったり、動くことが少なければ、筋肉量が低下するだけでなく

脳への刺激量も低下してしまいます

したがって脳の機能を100%発揮させるには、体に適切な重力の刺激や

筋肉や関節しっかりと運動させることが非常に重要になります

先ほど脳の機能に影響を与える因子のところでお話しましたものの中で

パワープレートは、重力、触覚、関節または筋肉受容体、三半規管などに

特に良い影響をもたらします


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これはパワープレート独自の3次元加速度振動によって、人工的に重力を増大させ

人体の受容器を活性化させることで、可能になっているのです



神経細胞、シナプスとその伝達について

神経細胞は、たくさんの突起を持つ細胞で

そのうちの長い突起は軸索と呼ばれ、別の細胞と接続しています

その他の突起は樹状突起と呼ばれています

軸索が他の神経細胞と接続する部分をシナプスといい

通常、1個の神経細胞に5000から10000このシナプスがあります

つまり1個の神経細胞から5000から10000個の別の神経細胞と連絡を持っているということです

神経細胞体と多数の樹状突起、それに軸索(神経線維)とで1個の神経細胞が構成されています

神経細胞は、分裂しないので、誕生以来減る一方で、平均1日10万個ずつ減少していきます

さらに長期的なストレスがかかっていると、その数は何十倍になることもあります

期では神経細胞は減りますが、新しい環境がもたらす刺激と学習によりシナプスの数は増えます

そこから必要なシナプスのネットワークを絞込み、高度な知性が出来上がります

シナプスの種類には3つあり

1.化学シナプス

2.電気シナプス

3.混合シナプス

化学シナプスはその中でさらに2つに分類されます

1.興奮性シナプス

シナプス前終末から放出された神経伝達物質がシナプス後細胞(伝達先)のシナプス下膜に

作用して、膜電位を一過性に脱分極(マイナス80~90mVの静止膜電位がプラスに向かうこと)

させます

この膜電位変化を興奮性シナプス後電位(EPSP:excitatory postsynaptic potential)と言います

EPSPが閾値に達すると活動電位が発生します


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2.抑制性シナプス

・シナプス後抑制

シナプス後抑制では、シナプス前終末が活動して神経伝達物質を放出すると

シナプス下膜の膜電位が

一過性に過分極(アンダーシュート:脱分極した電位が静止電位に戻ろうとする再分極相を超えて

膜電位が静止電位よりも陰性方向に変化すること)を起こして、興奮性が低下します

この過分極性の膜電位変化を抑制性シナプス後電位(IPSP:inhibitory postsynaptic potential)

と言います


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・シナプス前抑制

シナプス前抑制では、シナプス前終末からの興奮性神経伝達物質の放出を減少させる作用があり

シナプス前抑制が働くと、シナプス下膜には小さなEPSPしか発生しなくなります

神経細胞は、電気刺激で活性化するため、シナプスへの電気刺激が少なくなると

死んでしまいます

高齢者が一人暮らしで毎日単調な生活をしていると、認知症になりやすいのも

脳への刺激が少ないということが大きな原因になっています

これらのシナプス伝達は、身体のあらゆる反応に関与しており

伝達が活性化することで、思考や運動などの機能が活性化し

QOLを一層高めることができます

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パワープレートは、普段40%しか使われていないと言われる筋肉を

によって、97%の筋肉を活動させることが可能です

このような反射もシナプスが関わっており

より多く筋肉を使うためには、より多くの神経細胞の興奮が必要です

パワープレートトレーニングを続けることは

多くの神経の促通が可能になり、運動機能の向上に大きなアドバンテージになるのです


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二足歩行と感覚受容器の重要性

地球上で唯一直立二足歩行をする人類は、重力の影響を最も受け


重力と不安定という宿命を背負うことになりました



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そこで重力の負荷を、脊椎骨盤を中心とする筋骨格系で支え


重たい頭部を最も高いところに置いたことによる不安定性は


神経系の発達によって克服しました



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立位での重心は通常、体軸が垂直ではなく地面に対してやや前方にあります


これは人体の筋骨格系の構造によるもので、歩行の際に前に進みやすくなっています


また、ヒトの立位は非常に効率の良い姿勢で

本来は、やや前方にある体のバランスをとるためにヒラメ筋という筋肉を使うだけで

あとは骨格で体を支えることができます


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そしてその立位の維持には様々な感覚受容器が働き


体の傾きなどに対してバランスをとっています


足底の触圧受容器


下肢の筋紡錘(固有受容器)


関節の機械受容器(関節包、靭帯)


これらのセンサーで感じ取った情報は、神経系を通して脳幹の中脳に受け取られ


補正信号が脊髄運動中枢から運動器に送られて調整されます


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体のゆがみは本来軽度なものであれば、このような神経系の働きで調整されていますが


不良姿勢や筋力不足が長期にわたると、その姿勢に体が慣れてしまい

うまく調整機能が働かなくなってしまいます


これがゆがみなのです


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ゆがみのある状態では、正しい神経伝達がされないために

運動器をはじめ、内臓の働きにも影響を与えてしまうこともあり

様々な体の不調の原因となります


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パワープレートは独自の3次元振動によって緊張性振動反射を起こし

感覚受容器に非常に多い情報を送り、活性化させます



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従って、パワープレートで正しい姿勢でトレーニングを行うことで

ゆがみを調整することが可能なのです


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背骨の内臓機能の関係

身体のゆがみが美容と健康を損なうことは広く知られていますが

今回はゆがみと内臓の関係についてお話ししたいと思います

身体の柱になっている背骨には内臓や筋肉

あらゆる感覚などの情報をまとめる中枢神経である脊髄が通っています


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したがって、背骨のゆがみはこれらの神経の機能を低下させてしまうのです

多くの臓器が集まる胸椎レベルと内臓機能について

カイロプラクティックとオステオパシーの世界には

メリックシステムと呼ばれる経験則に基づく関連があります


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・第3胸椎

古くからこの部位は、肺、気管支、胸膜、胸郭、胸と関係があるとされています

この部位のアジャスト(調整)は交感神経に効果を表します

心臓を支配する遠心性交感神経節前線維はここから始まり

ガンステッドテクニックの創始者であるガンステッドはこのレベルを

高血圧と関連付けました

オステオパシーでは、このレベルと胸部内臓との関係を指摘し

心臓血管障害の患者108人を対象にした研究では

第2、3胸椎の左側に関節可動性と手触りに所見がみられ

第3分節は器官や気管支への交感神経の経路であることから

喘息、慢性的閉塞性肺障害、気管支炎に関係があると考えられています


・第4胸椎

古くからこの部位は胆嚢と総胆管と関係があるとされており

第4胸椎分節は胆嚢への神経経路であり、胆石の組成を促す可能性があると言われています

オステオパシーでは、第4胸椎の可動性異常は冠状動脈の異常を示唆しています


・第5胸椎

古くからこの部位は肝臓と太陽神経叢と関係があるとされてきました

また第5胸椎分節は、食道と胃への交感神経経路であり

胃潰瘍との関係を示唆しています



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・第6胸椎

この部位は、膵臓への神経経路から膵炎との関連を示唆しています


・第7胸椎

古くからこの部位は十二指腸との関係が指摘されています

第7胸椎を脾臓への交感神経経路と考え、免疫低下障害と関連付けました


・第8胸椎

古くからこの部位も脾臓との関係が指摘されています


・第9胸椎

古くからこの部位は副腎との関係が指摘されてきました

ストレスでは副腎からホルモンが過剰に分泌され、精神バランスや

ホメオスターシス機構が破綻し、ストレス病の原因となります


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パワープレートはストレッチ、トレーニング、マッサージを独自の3次元振動で行うことができ

血流を良くして、ゆがみの原因となっている深部にある傍脊柱筋を緩め

身体の軸をつくる筋肉を鍛えるといった一連のことが一台でできてしまいます



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私が担当させて頂いているお客様の中にも、姿勢の改善がみられた方が非常に多くいて

その効果を実感しています


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見た目だけではなく、内臓にも影響を与えてしまう身体のゆがみを正して

美しく、健康な身体を手に入れましょう!



脳について

脳は大きく分けて大脳、小脳、間脳、脳幹(中脳、橋、延髄)に分けられています


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大脳は進化の過程の中で新しい脳で、人間では特に発達している部分で

秩序のある行動を可能にしています

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小脳は運動の細かな調整を行う部分で、筋緊張の調節、身体の平衡や姿勢の保持

運動の計画を修正して運動を微妙に調節するのに役立っています


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間脳は視床と視床下部から成り、視床は複数の大型の神経核の集まりで

感覚、意識、運動に重要な部分です

視床下部は自律神経の最高中枢であると共に、体温調節、ホルモン分泌、摂食行動、情動行動を

司っています

脳幹は生命維持に最も重要な多数の機能を司っている部分で

中脳は姿勢反射と目の運動反射(瞳孔の対光反射)に関わります

橋は脳神経の核と共に排尿の中枢があります

延髄は呼吸、循環、消化など生命維持に重要な中枢があります


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パワープレートトレーニングは緊張性振動反射によって

筋肉を動かします


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この反射は脊髄内で行われるため、高速の筋肉運動が脳で意識されることはありません

しかし、筋肉運動によって蓄積した乳酸は、血液の監視を行っている視床下部で認識され

大量の成長ホルモンの放出命令を下垂体に出すのです

成長ホルモンの作用は

体脂肪を減少させる

筋肉量を増加させる

コレステロール、血圧を低下させる

免疫力を回復させる

骨密度を高める

傷の治癒を促進する

ハリのある肌をつくる

髪を増やす

活動レベルを高く保つ

視力を回復させる

精力を増進させる

など多岐に渡ります


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筋肉、関節、骨から中枢神経まで全身に影響を与えるパワープレートの振動刺激は

あらゆる部分で体の機能を高める作用があるのです


尿漏れや排尿障害にもパワープレート

尿漏れや排尿障害に悩まれている方は多いですが

これらに実は筋肉量や筋肉の使い方が関わっていることをご存知ですか?

今回は排尿のメカニズムとパワープレートとの関係をお話ししたいと思います

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成人の膀胱容積は300~500mlで、膀胱内の尿量が150~300mlくらいになると

尿意を感じるようになります


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膀胱には、交感神経である下腹神経、感覚神経である内臓求心性神経(無髄C線維)と

副交感神経である骨盤内臓神経、運動神経である陰部神経が分布しています 

これらの神経系が働いて排尿反射が起こることで、私たちは尿を排出することができます

 膀胱壁の伸展受容器(膀胱の壁が伸びることで働くセンサー)からの情報が 

そこに分布している内臓求心性神経という自律神経を介して、脊髄に伝わり

排尿中枢のある仙髄に入ります

さらにその情報は脳幹にある橋にも伝わり、それを受けて大脳から排尿の命令が出ると

仙髄から膀胱に情報を送る骨盤内臓神経の活動が高まり

膀胱が強力に収縮します

さらに腹筋などでつくられる腹圧も排尿のために重要な役割を持っています


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ふだん私たちは膀胱に尿が溜まってもトイレに行くまで我慢できていますよね?

 これは尿が溜まってもそれを維持する蓄尿反射というシステムが働いているので

可能になっています 

膀胱に尿が溜まると膀胱壁にある伸展受容器が刺激され

内臓求心性神経を介して脊髄に情報が伝えられます 

その情報は、下腹神経に伝わりノルアドレナリンの放出をβ受容体が受けることによって

膀胱平滑筋が弛緩します 

また、下腹神経の枝が内尿道括約筋にも分布しており、同じくノルアドレナリンが放出され
それをα受容体が受けることによって筋が収縮し、尿が漏れるのを防ぎます 

最後に内臓求心性神経の情報は、体性神経である陰部神経にも伝わり

外尿道括約筋も収縮します 

これらの反射を蓄尿反射と言い、また普段は、脳幹の橋から排尿反射の抑制も働いています 

しかし、驚いた時や強い恐怖に遭遇すると

その抑制が効かなくなり失禁してしまうといったことが起こります

蓄尿も排尿も本来は反射性に調節されていますが

乳幼児を過ぎるころから、意志の力で外尿道括約筋を支配している陰部神経の活動を高めて

排尿を我慢したり、逆に陰部神経の活動を低下させて

外尿道括約筋を緩めることで排尿を行うことができるようになります

しかし、加齢や運動不足によって排尿時に腹圧を高める腹筋群の筋力が低下すると

排尿障害が起こりやすくなり、骨盤底筋である深会陰横筋(外尿道括約筋は

深会陰横筋から下行し線維が尿道を取り囲むことでつくられる)、恥骨膀胱筋

肛門挙筋(腸骨尾骨筋、腸骨尾骨筋、恥骨直腸筋)の筋力が低下すれば

尿漏れが起こりやすくなります


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パワープレートトレーニングは、全身振動刺激(WBV)が

一度に多くの筋に刺激を与え、鍛えることができます

通常、筋肉運動は脳で体を動かそうという命令が出てから体を動かしていますが

この時に筋力は自分の持っている30~40%ほどしか発揮できていません

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パワープレートは緊張性振動反射という反射を利用して

筋肉を一秒間に30~50回という速さで収縮させることができ

97%の筋線維を刺激できると言われています

今回ご紹介した骨盤底の筋肉は特に意識的に鍛えることが難しい部分ですが

パワープレートの素晴らしい機能を利用することで

効果的にトレーニングを行うことができます

関節の運動について

私たちの体には、206個の骨があり、それらが関節を形成することで

様々な動きをすることが可能になっています


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骨の連結には不動性の結合と可動性の結合があります

不動性の結合は、2つの骨の間に空間が無く、可動性が存在しないか

非常に小さいという特徴を持っています

不動性の結合には、結合する組織の種類によって、線維性の連結、軟骨性の連結

骨結合の3つに分類されます

可動性の結合は、滑膜性の連結または関節と呼ばれ

2つの骨の間に空間(関節腔)があるため、大きな可動性を持っている特徴があります


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・関節包内運動・骨運動

関節包内運動とは、滑膜性関節における関節内で関節面間で生じる運動のことで

転がり、すべり、軸回旋の3つ基本的な動きが組み合わさって生じる

随意的な関節運動です

これらの動きが制限されることで、関節全体の機能が低下し

痛みなどの原因になります


・関節包内運動パターン

関節において、関節面の形状により運動パターンは異なってきます

関節を構成する遠位の骨の関節面の形状から

凹の法則、凸の法則という動きのパターンに分類されます

凹の法則(concave sliding rule):遠位の骨の関節面が凹面を呈していて

近位の骨の凸面上を運動するとき、関節面は骨体の運動方向と同じ方向へ滑ります

これは瞬間回旋軸(IAR:Instantaneous Axis of Rotation)が運動している骨体に存在せず

近位の関節頭の中にあるために起こる動きです

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凸の法則(convex sliding rule):遠位の骨の関節面が凸面を呈していて

筋にの骨の凹面上を運動するとき、関節面は骨体の運動方向と逆方向に滑ります

これはIARが運動している骨頭の中に存在するために起こります

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このような関節の運動を理解することで、それぞれの関節がどのような動きをするのかを

考えながらトレーニングを行うことができるので、より機能的な体をつくることが可能です

パワープレートは筋のストレッチ作用、関節包の柔軟性を高める作用、鎮痛作用があるため

五十肩など関節可動域が減少している方に対してもこのような関節運動学に基づいた

リハビリテーションを行うことで素晴らしい結果が出ています


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生理的湾曲について

ヒトの脊柱には生理的弯曲があり、それぞれ頸椎は前弯、胸椎は後弯

腰椎は前弯、仙骨、尾骨は後弯という形状になっており、横から見ると緩やかなS字を描いています



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ではなぜこのような湾曲があるのでしょうか

例えば人間に近い哺乳類であるゴリラは4足歩行であることから

弯曲はほとんどありません



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ヒトは直立二足歩行をするため、スイカの大玉ほど重さのある頭部を

最も高い位置に置かなければならず、背骨は常にそれを支えなければなりません

また、走ったり、とび跳ねたりすることでその負荷は数倍にもなります

しかし、脊柱に生理的弯曲があることでその負荷に耐えることができるのです!



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その公式は、弯曲の数をXとすると

N(力、負荷)=X二乗+1で表されます

ヒトの体には正常では3つの弯曲があることから、Xに3をあてはめると

N=10となり10の負荷に耐えることができます

しかし、現代人はストレートネックと言われる

頸椎の弯曲が減少してしまっている人が多く見られます

またぎっくり腰を繰り返す人の腰椎の弯曲も減少しています

このような状態では、弯曲の数は3から2に減ってしまい

2を先程の公式のXに代入してみると、答えは5と耐えられる負荷は正常の半分

なってしまい、組織を傷めやすくなったり、コリなどを感じやすくなってしまうのです


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このような弯曲の原因は様々ですが

先天的なものを除いて、考えられるのは日常生活における姿勢です

パソコンや読書などの姿勢が首を前に出すような状態になっていると

筋肉の緊張によってその状態が固定され弯曲が減少していきます


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また、運動不足による弯曲をつくる筋肉の弱体化も原因の一つです

パワープレートはトレーニングだけでなくストレッチ、マッサージといった効果もあることから

緊張した筋肉の緩和、足りない部分の筋力強化を行うことができ

しなやかな脊柱をつくるサポートをしてくれます!



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体中の組織に指令を出している脊髄が収まっている脊柱を正しくすることは

スタイルが良く見えるだけでなく、健康をでいるために非常に重要なことなのです

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肩関節の運動

一般的に肩の関節と言うと、上腕骨と肩甲骨との関節を指していることが多いですが

実際の肩の運動の際には、肩関節複合体として以下の4つの関節が連動して動いています

1.肩甲上腕関節(上腕骨と肩甲骨の関節)

2.肩鎖関節(肩甲骨と鎖骨の関節)

3.胸鎖関節(胸骨と鎖骨の関節)

4.肩甲胸郭関節(肩甲骨と肋骨の関節)



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1.肩甲上腕関節:glenohumeral joint

半球状の上腕骨頭と肩甲骨関節窩で構成される関節で

関節窩に対して骨頭が2~3倍の大きさを持っているため、、接触面積が小さく

適合性は悪いですが、その分広い可動域で動かすことができます

軽度に外転、屈曲した状態が最も関節が緩み

外転、外旋すると最も緊張が強くなり、関節が締まった状態になります


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2.肩鎖関節:acromioclavicular joint

肩甲骨の肩峰と鎖骨を連結する半関節で、不完全な椎間円板を持ち

機能的には球関節として機能します

球関節は、一方がボールのような形状

もう一方がそれを受けるようにお皿のような形状になっていることで

多軸性の運動が可能な関節です


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3.胸鎖関節:sternoclavicular joint

鎖骨の胸骨関節面と胸骨の鎖骨切痕で構成される浅い(不規則な)鞍関節です

鞍関節とは、鞍のように凹になっている面と凸になっている面があることで

2軸性の運動が可能な関節です

前額面では鎖骨の胸骨端が凸面、胸骨切痕が凹面を成し

矢状面では関節面の凹凸が逆になっているという特徴があります

関節内には、関節円板が介在し、関節面の適合性を高めます


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4.肩甲胸郭関節:scapulothoracic joint

この関節は真の関節ではなく

肩甲骨の前面と胸郭(肋骨)の後外側面との間の接地面を言います

これらの2つの面は直接は接触しておらず

肩甲下筋、前鋸筋、脊柱起立筋などの筋によって分離されています

そして肩甲骨は、胸郭の上を滑るように動くことができるのです

挙上、下制:肩甲骨の上下の動きで

胸鎖関節と肩鎖関節で生じる回旋運動と下方回旋が組み合わさることで

肩甲骨は垂直に保たれた状態で上下運動を行うことができます

上方回旋、下方回旋:肩鎖関節を軸にした肩甲骨の上方回旋と

胸鎖関節による鎖骨の挙上が組み合わさった動きです

この動きが障害されると、後に説明する肩甲上腕リズムが乱れます

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・肩の外転運動について

外転とは、前額面上で体の中心から外方向へ離れていく運動のことで

肩の場合は、外転角度によって大きく分けて3つのフェイズがあります

1.0~90度まで:棘上筋→三角筋

まず棘上筋によって始動して、30度の外転が起こり、その後に三角筋に引き継がれます

三角筋による外転は90度までです

棘上筋は関節窩に向かって上腕骨頭を押し付けることで肩関節を安定させて

運動軸を形成します


2.90~150度まで:僧帽筋、前鋸筋

三角筋により固定された上腕骨は僧帽筋と前鋸筋の働きによる肩甲骨の外転によって

さらに上肢の外転が大きくなります(肩鎖関節と胸鎖関節が起動)

この際の肩甲骨の外転運動は、胸鎖関節の運動と肩鎖関節の運動の和(各30度)になります

そして広背筋や大胸筋の緊張(遠心性収縮)によって150度で制限されます


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3. 150~180度まで:脊柱起立筋

上腕骨をさらに垂直まで外転させる運動で、上腕と上肢帯の運動に加えて

脊柱の運動が必要になります

三角筋、僧帽筋、前鋸筋に加えて反対側の脊柱起立筋が収縮して

脊柱が側弯することで可能になります

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・肩関節の外転と肩甲上腕リズム

健康な肩では、肩甲上腕関節の外転と肩甲胸郭関節の上方回旋との間には

自然な運動リズムあるいはタイミングがあることが分かっており

これを肩甲上腕リズムと言います

このリズムは肩の外転が30度以上になると、肩甲上腕関節と肩甲胸郭関節が

2:1の割合で動くというシステムです

従って3度外転すると、肩甲上腕関節が2度、肩甲胸郭関節が1度の割合で動きます


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・肩関節の屈曲について

肩関節の屈曲(矢状面上で上肢が体幹から離れていく動き)も

3つのフェイズに分けることができます

1.0~60度まで:三角筋前部線維、烏口腕筋、大胸筋鎖骨部などにより起こる運動で

小円筋、棘下筋の緊張により制限されます


2.60~120度まで:僧帽筋前鋸筋などの収縮によって起こり

広背筋、大胸筋胸骨部などの緊張により制限されます

このフェイズでは、肩甲骨が外転することにより、関節窩が上前方に向くことで

一層の屈曲が可能になります

胸鎖関節、肩鎖関節の回旋が関与します


3.120~180度まで:外転のフェイズ3と同じメカニズムで運動が起こります

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これらの運動メカニズムを踏まえてトレーニングを行うことで

パワープレートでのリハビリやアスリートのパフォーマンスアップを

一層高いレベルで達成できるようにしていきたいと思います

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椎間板について

成人の背骨には頸椎、胸椎、腰椎の合わせて24個の椎骨があり

その間に23個の椎間板があります


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椎間板は線維軟骨でできており、外側の線維輪と内側の髄核によって形成されていて

クッションの役割と体重支持、脊椎の動きに関与しています

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髄核は非常に親水性が高く80%以上が水分で、年齢とともに水分含有量は減少し

老齢期には70%以下にまで低下します


一日の中でも重力の作用で同じような現象が起こっており

十分な睡眠をとった朝と一日活動を終えた夜を比較すると、身長差が生じます

髄核は、スポンジのように荷重がかかると圧迫によって水分が逃げ

数時間の睡眠により圧縮荷重が取り除かれると水分の再吸収が起こり、厚みが回復します

しかし、単に寝ていればいいというわけではなく

5週間に渡るベッド上での安静後に椎間板水分量を測る実験では

逆に水分が著しく低下していたというデータが出ています

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そのため、このような活動と睡眠が繰り返し行われることで水分が循環し

椎間板の機能が保たれており、このサイクルが乱れると椎間板の変性が生じます

椎間板は20代を過ぎると血管による栄養補給が断たれ

30代では完全に無血管になってしまいます

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そのため、普段あまり運動をしていない方にも

多く運動したのと同じような刺激を短時間で与えることができるため

15分のトレーニング週に2,3回行うだけでも十分な運動量を確保することができます


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椎間板の外壁をつくっている線維輪と呼ばれる部分は

線維の走行が斜めになっているため

パワープレートのような3次元の振動刺激の中で

無理のない回旋運動を行うことで

効率よく栄養と老廃物の代謝を行うことができるのです!

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小さい努力の積み重ねが老後を健康的に過ごせるかを左右するということを

考えると、運動の重要性が見えてくるのです



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足の機能について

足部は歩行時に衝撃を吸収、分散し、身体の前方移動の支点になるという重要な役割を持っています

人間は二足歩行をすることことから手と足では役割が違うことから

その形状も大きく異なっています


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手の関節と比べて足の関節は可動性が低く、運動が制限されていますが

その代わりにアーチ(土踏まず)を形成することによって体重移動をスムーズにして

滑らかな歩行を可能にしています

足底アーチには以下のものがあります


①内側縦アーチ

土踏まずを形成し、歩行と密接な関係があり

踵骨、距骨、舟状骨、内側楔状骨、第一中足骨で構成されます

ここに後脛骨筋、前脛骨筋、長母指屈筋、長指屈筋といった筋肉がこれらのアーチを支えています

②外側縦アーチ

身体の側方への揺れに対して足のバランスと密接な関係があり

踵骨、立方骨、第五中足骨、で構成され、長腓骨筋、短腓骨筋といった筋肉が支えています

③前、後横アーチ

両縦アーチの間にできるアーチです

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パワープレートは一秒間に30~50回という振動刺激が

3次元(前後、左右、上下)に伝わることで、筋力や骨の強化によってアーチを正常に保ち

身体の機能を最大限に発揮させることができます


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顎関節について



・顎関節の役割

顎関節(側頭下顎関節)は人体で最も活動的な関節と言われ

一日に2000回以上の運動を行っています

その役割は

1.咀嚼(ものを噛むこと)

2.嚥下(飲み込むこと)

3.呼吸

4.言語活動と多岐に渡ります


・顎関節の構造

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顎関節は、側頭骨の下顎窩と下顎骨の関節突起、その間に位置する関節円板によって

構成されています

これらの構造により、咬断、粉砕、臼磨といった3次元の動きが可能です

猫などは咬断の機能しかありません


関節円板の役割

1.閉口時に開口しないようにブレーキをかける

2.下顎頭が開口時に前方に滑る際に円板が介在することで摩擦を低減する


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顎関節の靭帯

1.関節包、関節円板関節包

下顎頭が前方移動する際、関節円板を前進させます


2.側頭下顎靭帯

開口時に下顎骨を吊り下げ、前後左右への過度な動きを防ぎます


3.茎突下顎靭帯

下顎骨の極端な前方移動を防ぎます


4.蝶下顎靭帯

下顎過剰開口を防ぎます


5.下顎槌骨靭帯

耳小骨の一つである槌骨の槌骨頚と前突起を関節包の内側後方面に結びつける

下顎槌骨靭帯の存在が報告されています

この靭帯の臨床的意義は、顎関節と中耳を解剖学的に結び付けていることであり

顎関節の治療が耳鳴りや聴力障害、めまいなどに影響を与えることを示唆しています

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*耳小骨:外側からツチ骨、キヌタ骨、アブミ骨の3つで構成される骨で、鼓膜の振動を増幅し

内耳に伝えます

耳小骨は、人体の中で最も小さい骨で、その中でアブミ骨が最小です

アブミ骨底は、内耳の入り口である前庭窓に付着しています

内耳はリンパ液で満たされており、音は空気から液体にほとんど伝わりませんが

鼓膜と耳小骨によって効率よく変換されており

耳小骨はてこの原理で、鼓膜の振動を3倍に増幅して内耳に伝えています

張力を調節する筋肉としては、鼓膜張筋とアブミ骨筋があり

鼓膜張筋はツチ骨柄から筋耳管管(鼓膜張筋半管)に付着して

下顎神経の支配を受け、鼓膜を張ることで張力を高めます

アブミ骨筋は、アブミ骨頭から鼓室後壁の錐体隆起に付着し

顔面神経の支配を受け、音の伝導を抑える働きがあります

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咀嚼筋

1.外側翼突筋

2.内側翼突筋

3.側頭筋

4.咬筋


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・顎関節の運動

口を開ける際には、まず外側翼突筋の働きによって

関節突起が前方に滑る前突という動きが生じます

その後舌骨上筋(顎舌骨筋、顎二腹筋、オトガイ舌骨筋、茎突舌骨筋)

舌骨下筋(胸骨舌骨筋、甲状舌骨筋、肩甲舌骨筋、胸骨甲状筋)の働きによって

下顎骨が下方に引かれる開口が起こります

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口を閉じる際は、側頭筋、咬筋、内側翼突筋の求心性収縮

外側翼突筋上腹の遠心性収縮が起こります

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・・顎関節の神経機構

顎関節は基本的には自分の意思でコントロールできますが

テレビを見ながら食事をしたりするときなど、咬むことに意識がいっていないときには

延髄にある脳幹パターン発生器によって、その人固有の咀嚼リズムで

不随意でも咬むことを続けることができます





・顎口腔システムについて

顎関節は、機能的に噛もうとする能動的な要素と口の中に入っているものを感じ取って

脳に伝える受動的要素、さらにそれを能動的要素に還元するフィードバック機構を持っています

例えば魚を食べていて、骨が入っていた時にそれを異物として感知して吐き出すことや

味覚に関わる食感、歯の接触状態や下顎骨の位置などの感覚情報は

刻々と脳、中脳に送られ、そこで整理統合され

遠心性の指令となって効果器である咀嚼筋群に送られます

指令を受けた咀嚼筋群は強調して活動し、下顎骨の位置をコントロールすることで

咀嚼や嚥下を行っているのです

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・顎関節症について

定義

「顎関節や咀嚼筋の疼痛、顎関節の雑音、開口障害運動異常を

異常症候とする慢性疾患群の総括的診断名」


3大症状

1.疼痛:関節部、頬部、こめかみ

2.関節雑音:クリック音(弾発音)、クレピタス(握雪音、捻髪音)

3.運動障害開口障害):通常指3本分のスペースがありますが

顎関節症では、2本以下になります

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重症度による分類

1度:咀嚼筋障害(顎二腹筋、胸鎖乳突筋を含む)

咀嚼筋およびその筋膜に炎症が生じたもので

疼痛は顎運動時に認め、安静時痛はありません


2度:関節包、靭帯損傷(いわゆる捻挫)

関節包や靭帯に外傷性刺激が加わった時に生じる病変

明らかに顎関節部に限局した圧痛、顎関節運動時痛を認めます

この疼痛は受賞直後に強く、経時的に軽減していきます


3度:関節円板損傷(いわゆる顎内症)

関節円板の前方変位が主な原因で、顎関節部の圧痛および運動時痛

開口時のクリックを認めます


3度a型:開口時に、下顎頭が前方変位した関節円板の下に潜り込むことができる

3度b型:開口時に、前方変位した関節円板の下に潜り込むことができない

→片側性の場合、開口時にオトガイ部は患側に変位します


4型:変形性関節症

関節軟骨や下顎頭、下顎窩などの退行性変化が主な病変で

顎関節部の圧痛、運動痛、関節雑音を認めます

咀嚼開始時に強い痛みを訴えるのが特徴です


5型:1~4のどれにも属さないもの


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顎関節症の原因

顎関節症の原因は多因子性です

1.咬合異常(噛み合わせ)

2.ブラキシズム(歯ぎしり、食いしばり):起床時に痛い場合など

3.ストレス

4.食事、片側咀嚼:フランスパン、煎餅、チューインガムなどの嗜好品の影響

5.習慣(頬杖、うつぶせ、爪を噛むなど):夕方に痛みが増す


このように顎関節は、私たちが普段思っている以上に様々な機能を持っており

気づかないうちに負担をかけてしまっていることも多いのです

前述した原因が思い当たる方は、少しそれを控えて頂くだけでも

症状が緩和するかもしれませんので、ぜひお試しください

カイロプラクティックでは、咀嚼筋の過剰な緊張などによって

顎関節の位置や嵌りが悪くなってしまったり、動きが減少してしまうと

顎、口腔と脳での情報のやり取りがうまくいかなかくなり

顎関節症、頭痛など様々な症状が出ると考えられています

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また、頭部は顎関節と環椎後頭関節(頭蓋骨と頸椎の関節)を動かす筋によって

頚部や体幹に繋がれているため

などの不良姿勢によっても顎関節の機能は影響を受けるのです

ですから治療してもなかなか顎の症状が取れない場合には

より広く体をチェックして原因を探す必要があるのです





膝の構造と機能

膝関節は人体で最大の関節で、大腿骨、脛骨、膝蓋骨からなる2関節の複合体です

大腿骨の関節面が2つの半球状であるのに対して

脛骨の関節面は浅い凹状の平坦な構造であることから

膝関節の骨としての適合はとても不安定です

これを補うために膝関節には


・外側、内側の半月板

・前後の十字靭帯

・内、外側側副靭帯


といった組織が覆っています


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半月板は断面が三角形の線維軟骨でその機能は

①関節の適合性を良くする

②緩衝作用

③可動性を適正にする

④関節内圧の均等化

⑤圧迫応力の減少(骨の衝突を防ぐ)

といったものが挙げられます


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半月板は膝の曲げ伸ばしの際にそれをスムーズにするために

前後に動くという作用があります

外側半月は、膝窩筋という筋肉が付着しているため

収縮することで、後方に引かれ約12㎜動きます

内側半月は半膜様筋という筋肉に付着しているため、収縮に伴って5~6㎜動くとされています

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内、外側側副靭帯は側方への動揺を防ぎ

関節の伸展時に緊張し、屈曲時に弛緩するという特徴があります

従って膝関節に何かしらの問題があり、膝が伸びきらずに生活していると

靭帯がうまく働かず、不安定になり損傷しやすくなります

前後の十字靭帯は、前後の膝の動揺を防いでいますが

コンタクトスポーツなどでは損傷しやすい靭帯です


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これらの安定機構に加えて重要なものが筋肉です

しかし体の使い方に癖があったり、筋のアンバランスがあると

骨の変形や痛みの原因になってしまいます

また膝関節の運動の特徴として、ロールバック機構とスクリューホームムーブメントがあります

・ロールバック機構

大腿骨と脛骨の関節の接触点は、屈曲に伴って後方へと移動していきます

これは関節がすべりの動きを持っていることで生じるもので

関節内の十字靭帯によって調整されています

この動きをロールバック機構と言います


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・スクリューホームムーブメント

膝関節は、脛骨の顆部の内側と外側の形状が異なっています

内側は中央が窪んだ凹面をしていることで、関節を構成する大腿骨は主に滑るように動く一方で

外側は平坦で、後方に向かうにつれ下方に傾斜しているため

大腿骨は転がるような動きがメインになります

このような骨の形状によって生じる膝関節の独特の動きを

スクリューホームムーブメントと言います

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正常な運動では、膝が曲がっていくときには、大腿骨に対して脛骨が内側に回旋し

伸ばす時には逆に外側に回旋していきます

これは膝関節の複雑な関節構造によってつくられるものなので

筋肉の緊張や関節包の柔軟性の低下などがあると、うまく働かずに

安定性の低下や側方への動揺が大きくなりやすくなります


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パワープレートはプラットフォーム上でトレーナーが正しいアライメントに整え

スクワット等の簡単なトレーニングを行うだけで、1秒間に30~50回という速い振動刺激が

筋や腱、関節に存在するセンサーを刺激し

正しいアライメントを体に覚え込ませることができます



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運動不足や年齢を重ねていくと、筋力の低下によって先ほど述べた安定機構への負担が増え

様々な膝関節障害の原因になりますが

パワープレートはもしすでに膝に痛みを抱えていらっしゃる方でも

振動刺激によって痛みを抑えつつトレーニングするできるため、リハビリとしても有効です

多くの医療機関でも導入されているこのマシンをぜひお試しください




パワープレートについてはこちら


ヒトの身体機能と現代の生活

地球は46億年前、生命は35億年前に誕生し、水中から陸上に移り住むために陸上生物は

地球の重力と地表の環境に適応しつつ進化しました

魚の脊柱は真っすぐですが、陸上4足動物は脊柱を水平に保ち、アーチ型にしました

400万年前に人類の祖先(猿人)は登場し、200万年前に直立歩行をしたと言われています

自由になった手を使い、知能を働かせて脳の容積を大きくしてきました


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また、2足歩行を完成させるために脊柱の頸、胸、腰部に

前額面上に3つのカーブと立位に適する骨盤が形成されました


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その後、4万年前にホモサピエンスが現れ、3万年前に全世界に広がり今日に至ります

1万年前に牧畜と農業が登場し、それ以前の399万年間が狩猟と採取でした

戦後60年、日本は近代西洋文化の影響を強く受け、栄養、食事面での変化

椅子での生活、機械化による脳神経を消耗する職種の普及が

人類の直立姿勢に大きな悪影響を与えます


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本来、直立していることに適したデザインになっている脊柱に対して

長時間の座位は力学的に大きな負担となります

また、体幹や下肢の筋力低下も進むため支持機能、運動機能の低下や

産熱能力の低下による免疫力、代謝の低下
が起こります


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パワープレートはアクセラレーショントレーニングによって神経、筋、骨格に

人体に最も最適と言われる振動刺激を、3次元に与えることによって

神経伝達能力の向上、筋力の向上、骨密度の上昇といった様々な効果が得られます

ヒトのあらゆる運動の基本になっている重力を増幅してトレーニングを行うことで

身体が本来持っている機能を発揮できるようになるのです


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便利な世界は知らず知らずのうちに、身体に備わっている素晴らしい機能を鈍化させてしまいます

機能がきちんと発揮されている状態を健康とすれば

ぜひパワープレートトレーニングで健康をつくってほしいと思います


姿勢の安定と固有受容器

ヒトは直立二足歩行を行うようになったために、とても重い頭部を最も高い位置に置くようになり

身体は常に不安定な状態にさらされるようになりました


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この不安定さに対応するために私たちは神経系を発達させ

高度の姿勢制御機構を手に入れました

それを可能にしているのが関節、筋、足底の触圧受容器などの

固有受容器です

これらは身体の状態を常にモニターしており、その情報は同時に求心性伝導路を通って

脳幹、小脳、大脳基底核、大脳に運ばれ、視覚、前庭器官からの情報と統合され

処理が行われています


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処理結果は遠心性伝導路を通って、運動神経ニューロンに指令を伝えます

この運動神経ニューロンには、他にも脳幹網様体から同側や体側の筋紡錘やゴルジ腱器官

からなど、複数の指令が集まります

指令の和が閾値を超えれば、ニューロンは興奮し、筋紡錘や筋に対し

インパルスを送り出します


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これによって瞬間の姿勢制御に必要な筋が働き、内力を発生させて外力に対応することによって

姿勢が保たれます

末梢からの情報が正しくなかったり、処理が遅れたり、命令に対して筋正しく動作しなかったりすると

姿勢を保つことができなくなります

身体中の固有受容器の中でも

足底、骨盤、頸部からの情報が姿勢制御に大きく関わっています

頸部の深層筋は、身体で最も多数の固有受容器を含んでいます




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パワープレートは一秒間に30~50回という3次元振動が

機械受容器に対してより多くのインパルスを送り、姿勢制御機構を活性化させます

姿勢制御機構が活性化することで、高齢者の転倒予防や不良姿勢によるゆがみの改善に

有効です

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私が担当しているお客様の中でも、多くの方で姿勢の改善が見られています!

脳とパワープレート

神経系には、機能の中心となる中枢神経(脳、脊髄)

それらと身体各部を連絡する末梢神経があります

末梢神経はさらに身体の運動や感覚機能を司る体性神経と自律機能を司る自律神経に分けられます

脳は大きく分けて大脳、小脳、間脳、脳幹(中脳、橋、延髄)に分けられています


spinal cord23.jpg

大脳は進化の過程の中で新しい脳で、人間では特に発達している部分で

秩序のある行動を可能にしています

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小脳は運動の細かな調整を行う部分で、筋緊張の調節、身体の平衡や姿勢の保持

運動の計画を修正して運動を微妙に調節するのに役立っています


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間脳は視床と視床下部から成り、視床は複数の大型の神経核の集まりで

感覚、意識、運動に重要な部分です

視床下部は自律神経の最高中枢であると共に、体温調節、ホルモン分泌、摂食行動、情動行動を

司っています

脳幹は生命維持に最も重要な多数の機能を司っている部分で

中脳は姿勢反射と目の運動反射(瞳孔の対光反射)に関わります

橋は脳神経の核と共に排尿の中枢があります

延髄は呼吸、循環、消化など生命維持に重要な中枢があります


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パワープレートトレーニングは緊張性振動反射によって

筋肉を動かします


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この反射は脊髄内で行われるため、高速の筋肉運動が脳で意識されることはありません

しかし、筋肉運動によって蓄積した乳酸は、血液の監視を行っている視床下部で認識され

大量の成長ホルモンの放出命令を下垂体に出すのです

成長ホルモンの作用は

体脂肪を減少させる

筋肉量を増加させる

コレステロール、血圧を低下させる

免疫力を回復させる

骨密度を高める

傷の治癒を促進する

ハリのある肌をつくる

髪を増やす

活動レベルを高く保つ

視力を回復させる

精力を増進させる

など多岐に渡ります


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筋肉、関節、骨から中枢神経まで全身に影響を与えるパワープレートの振動刺激は

あらゆる部分で体の機能を高める作用があるのです



骨盤の役割とパワープレート

ヒトは直立二足歩行をする唯一の動物ですが

それを可能にしている大きな特徴が骨盤の形状です

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直立している場合、骨盤には上半身の重みが脊椎を通して伝わり

地面からの反力が脚を通して伝わるため

体の中で特に力が加わりやすい部分です

これらの力をうまく分散するために骨盤は非常に理にかなった形状をしています

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最下部の腰椎である第5腰椎にかかる体重は、要石である仙骨で

等しく分散して股関節に伝えられます

逆に地上からの反作用の力は大腿骨頭に向かい

一部の力は前面の恥骨結合に伝わって左右の力が合わさります

骨盤を上から見るとドーナツのような輪ができていて

この形状がうまく力を分散させているのです

pelvic 1324.jpg
しかし悪い姿勢が続いたり、筋力が低下してくると

左右にある骨盤の関節が不均等になり、体全体のバランスが崩れていってしまい

腰痛や肩こりといった症状がでてくることもあります

解決策として骨盤周りの筋肉を鍛えることが有効ですが

骨盤は表層だけでなく、深層にもびっしりと筋肉が走っています

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これらをすべて鍛えていくことは容易ではありません

パワープレートを使うことで鍛えることが難しい深層の筋肉も

3次元の振動が一秒間に30~50回という速さで動かしてくれるため

簡単かつ短時間で筋力をアップさせることができます

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またパワープレートの上では、振動がかかっているという不安定な状態を利用して

バランストレーニングも行うことができます

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筋力がある程度ついてきたら、その筋肉を正しく使ってよい姿勢をつくり

体に覚え込ませるという目的でバランストレーニングを行っていけば

歪み知らずの体をつくることができるのです!


ホルモンについて

・内分泌学

内分泌学は比較的新しい学問で

1902年にイギリスの生理学者によってホルモンという専門用語が使われるようになりました

ギリシャ語で、「ホルマオ=刺激する、興奮させる、動かす」という言葉が語源となっています

体の生理活動を正常に保つため、その働きをコンロトール(活性、抑制)する

神経系と内分泌系は、協調して働くことにより、日常のホメオスタシスの維持を行っています

たんぱく質を含む物質が血中に分泌され、微量で多大な効果を持つものも多くあります

ホルモンの届きやすさは、血液循環の良し悪しで、個体差があります

心臓から送り出された血液が再び戻ってくるまでにかかる時間は

血流が良い人も悪い人も約1分かかりますが

血流が良い人では毛細血管の隅々まで巡って1分

悪い人では、毛細血管にあまり血液が行かずに大動脈

細動脈を通って1分という違いがあります

血液検査の項目には、AI値(動脈硬化指数)というものがあり

正常値は2.6以下、20代では1.0以下です

この値は動脈硬化だけでなく、ホメオスタシスやホルモンの働きも反映していると言えます

ホルモンは、色々情報を伝達する生理活性物質で、主としてたんぱく質で構成されており

血液中に分泌されることから内分泌と呼ばれています

ホルモンが作用を及ぼす特定の器官を標的器官といい 

その細胞あるホルモンの受容体(鍵穴)をレセプター(2000~100000個/細胞)といいます

レセプターの数は、血液循環の良いところでは増え

血流が悪くホルモンが届かないところでは減少する傾向にあります

また意識している部分も血液に集まりやすくなるため、レセプターが増えます

ホルモンはここで栄養素のように分解してエネルギー源になるのではなく

その細胞の代謝活動のきっかけをつくる、または調節したりします 

特定の器官から分泌され、血管の中を移動し

遠隔の器官に作用するものを狭義のホルモンと捉えますが

最近では、ある種の細胞や組織から分泌され

比較的近傍で働く生理活性物質(サイトカイン、プロスタグランジンなど)も

広義のホルモンと捉えられています

ホルモンは単独では働かず、脳下垂体で制御されていますが

下垂体はその上の視床下部の制御も受けているため

ホルモンは自律神経の影響や感情、情動が大きく関わります

微量で多大な効果を持つものも多く

一生のうち耳かき1杯分しか分泌されないものもあります


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 ・ホルモン全体の働き 

① 平滑筋や心筋の活動を調節 

② 分泌腺の調節 

③ 代謝の変化 

④ 成長や発育を促す 

⑤ 生殖過程に影響を及ぼす 

⑥ サーカディアンリズムの調整 


 ・ホルモンの種類 

ペプチドホルモン(たんぱく質主体のホルモンで、期待する感情で分泌が影響を受けるホルモン) 

現在、発見されているホルモンの70%はペプチドホルモンで

水溶性で細胞膜にレセプターがあり、その信号が細胞内に伝達され

酵素活性が起きることにより、生理的反応を引き起こします


アミン型ホルモン(構造にアンモニア化合物の総称であるアミンを含むホルモン) 

水溶性で細胞膜にレセプターがあり、その信号が細胞内に伝達され酵素活性によって

生理的反応を引き起こします

ビタミンも全てアミンです(Vita-amin)


ステロイドホルモン(コレステロールを材料にするホルモン) 

脂溶性でレセプターが細胞内にあるため、直接細胞に侵入し、核の中の遺伝子に影響を与え

新たなたんぱく質や酵素の合成を促します 

細胞膜はたんぱく質と脂質の二重膜でできており

ステロイドホルモンも似た構造であるため、細胞内に入っていくことができます 

エストロゲン(女性ホルモン)、プロゲステロン(黄体ホルモン)

テストステロン(男性ホルモン)、コルチゾール(副腎皮質束状層ホルモン)

アルドステロン(副腎皮質球状層ホルモン)などがあります

ドーピングで使われるステロイドホルモンは

男性ホルモンで筋肉を増強させることを目的としています 

また抗炎症作用を持つものもあるため、傷口に塗布する軟膏の成分としても使われます



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 ・内分泌器官 

代表的な内分泌器官として、脳下垂体、甲状腺、副腎、膵臓、卵巣、精巣があり

ホルモンはこれらの器官で生産され、血液によって全身に運搬されます 

レセプターを持つ標的器官に働きかけることで、代謝を促進または抑制します 

肝臓はいくつかのホルモンを不活化し、腎臓はそれらを尿中に排泄する役割を持ちますが

冷えに弱い臓器であるため、冷え性ではホルモンの作用の調節がうまくいかず

様々な症状が出ることがある


・美容に関連の深いホルモン 

成長ホルモン:入眠1時間後に下垂体前葉より分泌し、眠りが深いほどたくさん分泌されます

深い睡眠(δ波)のためには、入眠前の30分のα波が必要です 

あらゆる細胞にレセプターがあり、代謝の促進、たんぱく質の合成を高めます

日々分泌量が異なり、日中の刺激量(肉体的、精神的)によって夜の分泌量が変化します

この分泌量の影響を受けて、睡眠中に代謝活動(エネルギー代謝、形態代謝、機能代謝

新陳代謝)が行われます 

すなわち、分泌量が高くても十分な睡眠時間が少ないと、作用が低下し

覚醒すると、代謝は抑制されます

また睡眠前のイメージデータに基づいて、その部位の対して働きかけますが

加齢とともに分泌量が低下します

分泌量が減少すると、体脂肪の増加、筋肉量や骨量の減少、基礎代謝低下

皮膚の乾燥、免疫系の衰退が起こります


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② 甲状腺ホルモン:新陳代謝を司るホルモンで基礎代謝率を上昇し、酸素消費量を上げます 

全身にレセプターがあり、神経系の成長を促進します
 

1. 代謝促進:たんぱく質、炭水化物、脂質 

2. 生体の発育、成長の促進 

3. 体温の上昇 4. 血液中のカルシウム量を調節する(精神安定)
 

カルシトニン(甲状腺傍濾胞細胞より分泌):血中カルシウム濃度を低下 

パラソルモン(上皮小体より分泌):血中カルシウム濃度を上昇 

視床下部からのTSH放出ホルモン(TRH)によって、下垂体から甲状腺刺激ホルモ ンが分泌され

血中経由で甲状腺に運ばれることで、甲状腺ホルモンが分泌されます

エネルギー代謝が増す状況(寒冷環境、低血糖、高地、妊娠)なども

甲状腺ホルモ ン分泌に影響を与えます


③ 性ホルモン:コレステロールが材料のステロイドホルモンで、生命力と美意識で活性

 ・男性ホルモン 

1. たんぱく質合成の促進(筋肉の形成) 

2. 皮脂の分泌促進 

3. キメが粗くなる 

4. 体温、血圧の上昇 

5. 精子の生成 


・卵胞ホルモン 

1. 皮下脂肪の発育促進 

2. 皮脂の分泌抑制 

3. キメ細やかな肌にする

4. 思春期に女性生殖器の発育 


・黄体ホルモン 

1. 内膜を膨潤し、妊娠可能にする 

2. 組織内に水分を滞留させる 

3. 皮脂分泌の促進と角質肥厚(男性ホルモンに類似) 


④ 副腎皮質ホルモン:ストレスに対して体を守るため、抵抗するホルモン 

1. たんぱく質、脂肪を糖質に変える

(糖新生:グルコース、アミノ酸、乳酸からグルコースを生成する) 

2. 抗炎症作用 

3. 体液の濃度を一定に保つ 

4. メラノサイトをコントロールする 

5. 性ホルモンの分泌 ・ホルモンの分泌を促進するには 


 ①分泌器官が正常であること 身体機能は鍛えれば、より活性化しますが

使わなければ退化します

3か月使わないと退化が特に進行します

また、脳と男性の精巣以外の内分泌器官は温めると機能が高まります

女性でかかとが冷えている場合は、骨盤内の臓器が冷えていることの指標となります

かかとを温めるには、動脈が体表の表面を走っている足首を温めることが有効です 

②ホルモンをつくる材料が身体にあること 食事の重要性(46種類の栄養素摂取、1日30品目) 

たんぱく質:ペプチド 脂質:コレステロールはステロイドホルモンの材料 

ミネラル:代謝時に必要、ブレインコードの伝達に関与 

*ブレインコード:脳内言語のことで、ホルモンの前駆体などの刺激は

右脳の前頭葉で起こる感情によってブレインコードが作られ、生成がコントロールされます

大脳新皮質でブレインコードが作られ、その刺激が旧皮質に伝達されることで

そこからホルモンを含むケミカルコードが全身に作用します 

糖質:脳のエネルギー源はブドウ糖のみ、脳で消費しないと脂肪として体内に貯蔵 

水:ホルモンの代謝(形成、分解)に必須


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1.加水分解 

2.ペプチド結合 

 ③体温環境と体循環の活性 ホルモンは血液によって運搬されます

④湧き上がる情熱とイメージ力 イメージは脳内では予定となり

身体反応が起こることで自律神経、ホルモンに影響を与えます

⑤ ストレスフリー ストレス(ディストレス)は

視床下部に伝達されホルモンのアンバランスを引き起こし

ストレスによって血管が収縮することで、ホルモンの運搬が隅々までスムーズにいかなくなります

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パワープレートは3次元振動を用いたアクセラレーショントレーニングによって

成長ホルモンの分泌量を最大で通常の4.6倍にすることができます!



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それは通常約30%しか使われていないと言われる筋肉を

緊張性振動反射によって97%動かし、より多くの成長ホルモン分泌刺激を

脳に与えることができるためです

パワープレートで一日15分のアンチエイジングを始めてみてはいかがですか?


遺伝子とテロメア

 

〈生命をつなぐ鎖〉

  

・遺伝子、核酸、DNA

 

人間には60兆個の細胞があり、それぞれの細胞には核があり、その中に遺伝情報を持つDNAが存在しています。

 

遺伝子:遺伝する形質のそれぞれに対応して、染色体上に一定の順序に存在している遺伝単位です。

遺伝子の実態は核酸で、とくにDNAが普遍的ですが、ウィルスではRNAの場合もあります。

 

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核酸:DNA(デオキシリボ核酸)、RNA(リボ核酸)を指します。

ヌクレオチドを基本単位としています。

 

DNA:デオキシリボ核酸、核に局在する遺伝子の本体であり

人それぞれの個人差を生んでいるものです。リン酸基、五炭糖、塩基から構成されています。

塩基は、G(グアニン)、T(チミン)C(シトシン)、A(アデニン)の4種類あり

これにより、組み込まれた遺伝情報から髪の毛をつくる毛根の細胞や骨の細胞など

構造の異なった様々な組織のタンパク質を正確につくり出すことができるのです。

ヒトの体では約20種類のアミノ酸からつくられており

4種類の塩基が3つ組み合わさって一つのアミノ酸をつくります。


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DNAは遺伝情報を発言するために非常に貴重なものなので、二重らせん構造になっており

もし片方の鎖が傷ついてしまってももう片方で補えるようになっています。

そのため遺伝情報を伝えるには、情報の大元であるDNAの情報を

RNAに転写(コピー)して使っています。

 

HIVC型肝炎ウィルスは、RNAウィルスであり

常に形が変化するためにワクチンがつくれないという現状もあります。

 

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DNAの二重らせん構造の上には塩基が30億ペア並んでおり

折りたたまれている細いDNAを引き伸ばすと約2メートルにもなると言われています。

その中には、遺伝情報として意味のある部分であるエクソンと、意味の無いイントロンがあり

エクソンの部分を遺伝子と呼び、タンパク質を生合成するための設計図となります。

ヒトの遺伝子の数は22000個あります。そのため、ヒトの肉体を構築するために必要な情報は

ゲノムの中の5以下です。

 

・細胞の構造

 

細胞膜、細胞壁:動物の細胞は、細胞膜と呼ばれる脂質の膜で覆われています。

植物やカビの仲間や細菌の仲間は、細胞壁という固い殻を持っています。

例えば、ワインのコルクは、細胞自体は死んでいますが、細胞壁だけが残った状態です。



ミトコンドリア:細胞は一つ一つでエネルギーをつくっていますが

その発電所に当たるのがミトコンドリアです。


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小胞体:タンパク質をつくる細胞内小器官で、粗面小胞体と滑面小胞体があります。

 

リボソーム:粗面小胞体に付着して、タンパク質を合成します

 

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・タンパク質の生合成

 

DNAの一部がほどけて、RNAポリメラーゼによりDNA上のじょうほうがRNAに転写されて

mRNAができます。

mRNAは核の外に出てリボソーム上でmRNAの暗号が解読され

3つの塩基配列に対応した塩基を持つtRNAが運んできたアミノ酸がつなげられて

タンパク質が合成されます。

 

・染色体

 

染色体はヒトでは46本あり、対になっています。その構造は遺伝子が

線維となって収納されてつくられており、中央部分をセントロメア、末端部分をテロメアと呼んでいます。

大きさも様々で、一番大きいものが1、そこから一番小さい22番まで番号が付けられており

常染色体と呼ばれています。23対目は性染色体と呼ばれており、X染色体と、Y染色体があります。

XXの組み合わせでは女性、XYの組み合わせでは男性となります。

 

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・第17染色体と乳がん:がん抑制遺伝子p53に関連しています。

がん抑制遺伝子p53:細胞増殖調節因子として働く遺伝子で、多くのがん細胞で変異がみられます。

21染色体:SOD

 

活性酸素を抑える抗酸化酵素で、変異により炎症、がん、老化などが起こります。

 

19染色体:アルツハイマー病

 

E2型、E3型、E4型の3つのタイプがあり、違う形のアポEたんぱくをつくります。

E2型はβアミロイドが脳神経細胞に付着するのを抑えますが、E4型はうまく抑えられません。

もし両親からE4遺伝子を受け継いでしまうと、アミロイドの付着をあまり抑えられないため

早い段階でアルツハイマー病を発症してしまいます。

 

11染色体のある変異

アルギニン、システインはアポA-1 の合成に関与します。

アポA-1HDLの表面に付いて、血管の過剰なコレステロールを回収します。

243個のアミノ酸からなるアポA-1173番目のアミノ酸がシステインになるため

S-S結合により、2個が結合した強力なたんぱく質が出現します。

通常の35倍のスピードで、コレステロールが回収されます。

 

chromosome.jpg


・テロメア遺伝子とテロメアーゼの働き

 

染色体の末端部分で、同じ塩基配列が数百回以上繰り返されています(哺乳類ではTTAGGG)。

細胞分裂時のDNA複製では、テロメアは完全には複製されず、細胞分裂のたびに短くなっていきます。

テロメアーゼは、11文字の配列のRNAを持っています(CAAUCCCAAUC)。

このうち前の5文字をつかってテロメアに取り付き

残りの6文字の鋳型に合うヌクレオチドを細胞内から集めてつないでいます。

これを繰り返して6文字ずつテロメアを長くしています。

 

生殖細胞を除くほとんどの体細胞では働いていません。

遺伝子が切れて起きるある病気では、切れ目にテロメアが付け足されて

細胞が生き延びたために起きてしまったような形跡があります。

 

がん細胞では、テロメアーゼが働いているため、テロメアは短くならず

無限に分裂を続けて増殖を続けてしまうのです。


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DNAの形状の違い

 

大腸菌:原核生物のDNAは、リング上で端がなく、テロメアもありません。

そのため細胞分裂をしてもDNAは短くなりません。

 

酵母菌:真核生物のDNAは二本鎖で、DNAに運命づけられた死を持つ可能性があります。

 

・糖鎖とは

 

グルコース、フコースなど単糖が鎖状につながったもので、

細胞間のコミュニケーションに関与しています。

細胞膜に埋め込まれたタンパク質や脂質に結合している複合糖質です。

最近の研究では、ヒトの体内の全タンパク質の50%以上に糖鎖が付加されているといわれています。

ゲノム解読完了後、ポストゲノムとして注目を集める栄養素で

核酸、タンパク質に次ぐ第三の生命鎖と言われています。


糖鎖を構成する単糖には以下のものがあります。

1.   グルコース

2.   ガラクトース:乳製品、コロイド天然水、燕の巣など

3.   マンノース:サボテン類(特にアロエ)、燕の巣、コロイド天然水など

4.   フコース:藻類(特にモズクやひじき)、きのこ類、燕の巣など

5.   キシロース:穀物や植物の皮、コロイド天然水など

6.   N-アセチルグルコサミン:カニなどの甲殻類、燕の巣など

7.   N-アセチルノイラミン酸(シアル酸):牛乳、燕の巣など

 

  

テロメアは寿命を決める遺伝子の部分で、細胞分裂が起こる度に短くなり

テロメアが無くなると細胞は死滅します

生殖細胞では老化していない細胞が必要なためテロメアーゼという酵素が働き

短くなったテロメアを長くしています




このブログはエルクレストで、メディカルハーブや漢方の講師をしてくださっている渡辺 肇子 先生のお話を元に作成しています


ホルモンについて

・内分泌学

内分泌学は比較的新しい学問で

1902年にイギリスの生理学者によってホルモンという専門用語が使われるようになりました

ギリシャ語で、「ホルマオ=刺激する、興奮させる、動かす」という言葉が語源となっています

体の生理活動を正常に保つため、その働きをコンロトール(活性、抑制)する

神経系と内分泌系は、協調して働くことにより、日常のホメオスタシスの維持を行っています

たんぱく質を含む物質が血中に分泌され、微量で多大な効果を持つものも多くあります

ホルモンの届きやすさは、血液循環の良し悪しで、個体差があります

心臓から送り出された血液が再び戻ってくるまでにかかる時間は

血流が良い人も悪い人も約1分かかりますが

血流が良い人では毛細血管の隅々まで巡って1分

悪い人では、毛細血管にあまり血液が行かずに大動脈

細動脈を通って1分という違いがあります

血液検査の項目には、AI値(動脈硬化指数)というものがあり

正常値は2.6以下、20代では1.0以下です

この値は動脈硬化だけでなく、ホメオスタシスやホルモンの働きも反映していると言えます

ホルモンは、色々情報を伝達する生理活性物質で、主としてたんぱく質で構成されており

血液中に分泌されることから内分泌と呼ばれています

ホルモンが作用を及ぼす特定の器官を標的器官といい 

その細胞あるホルモンの受容体(鍵穴)をレセプター(2000~100000個/細胞)といいます

レセプターの数は、血液循環の良いところでは増え

血流が悪くホルモンが届かないところでは減少する傾向にあります

また意識している部分も血液に集まりやすくなるため、レセプターが増えます

ホルモンはここで栄養素のように分解してエネルギー源になるのではなく

その細胞の代謝活動のきっかけをつくる、または調節したりします 

特定の器官から分泌され、血管の中を移動し

遠隔の器官に作用するものを狭義のホルモンと捉えますが

最近では、ある種の細胞や組織から分泌され

比較的近傍で働く生理活性物質(サイトカイン、プロスタグランジンなど)も

広義のホルモンと捉えられています

ホルモンは単独では働かず、脳下垂体で制御されていますが

下垂体はその上の視床下部の制御も受けているため

ホルモンは自律神経の影響や感情、情動が大きく関わります

微量で多大な効果を持つものも多く

一生のうち耳かき1杯分しか分泌されないものもあります


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 ・ホルモン全体の働き 

① 平滑筋や心筋の活動を調節 

② 分泌腺の調節 

③ 代謝の変化 

④ 成長や発育を促す 

⑤ 生殖過程に影響を及ぼす 

⑥ サーカディアンリズムの調整 


 ・ホルモンの種類 

ペプチドホルモン(たんぱく質主体のホルモンで、期待する感情で分泌が影響を受けるホルモン) 

現在、発見されているホルモンの70%はペプチドホルモンで

細胞膜にレセプターがあり、その信号が細胞内に伝達され

酵素活性が起きることにより、生理的反応を引き起こします


アミン型ホルモン(構造にアンモニア化合物の総称であるアミンを含むホルモン) 

細胞膜にレセプターがあり、その信号が細胞内に伝達され酵素活性によって

生理的反応を引き起こします

ビタミンも全てアミンです(Vita-amin)

ステロイドホルモン(コレステロールを材料にするホルモン) 

レセプターが細胞内にあるため、直接細胞に侵入し、核の中の遺伝子に影響を与え

新たなたんぱく質や酵素の合成を促します 

細胞膜はたんぱく質と脂質の二重膜でできており

ステロイドホルモンも似た構造であるため、細胞内に入っていくことができます 

エストロゲン(女性ホルモン)、プロゲステロン(黄体ホルモン)

テストステロン(男性ホルモン)、コルチゾール(副腎皮質束状層ホルモン)

アルドステロン(副腎皮質球状層ホルモン)などがあります

ドーピングで使われるステロイドホルモンは

男性ホルモンで筋肉を増強させることを目的としています 

また抗炎症作用を持つものもあるため、傷口に塗布する軟膏の成分としても使われます



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 ・内分泌器官 

代表的な内分泌器官として、脳下垂体、甲状腺、副腎、膵臓、卵巣、精巣があり

ホルモンはこれらの器官で生産され、血液によって全身に運搬されます 

レセプターを持つ標的器官に働きかけることで、代謝を促進または抑制します 

肝臓はいくつかのホルモンを不活化し、腎臓はそれらを尿中に排泄する役割を持ちますが

冷えに弱い臓器であるため、冷え性ではホルモンの作用の調節がうまくいかず

様々な症状が出ることがある


・美容に関連の深いホルモン 

成長ホルモン:入眠1時間後に下垂体前葉より分泌し、眠りが深いほどたくさん分泌されます

深い睡眠(δ波)のためには、入眠前の30分のα波が必要です 

あらゆる細胞にレセプターがあり、代謝の促進、たんぱく質の合成を高めます

日々分泌量が異なり、日中の刺激量(肉体的、精神的)によって夜の分泌量が変化します

この分泌量の影響を受けて、睡眠中に代謝活動(エネルギー代謝、形態代謝、機能代謝

新陳代謝)が行われます 

すなわち、分泌量が高くても十分な睡眠時間が少ないと、作用が低下し

覚醒すると、代謝は抑制されます

また睡眠前のイメージデータに基づいて、その部位の対して働きかけますが

加齢とともに分泌量が低下します

分泌量が減少すると、体脂肪の増加、筋肉量や骨量の減少、基礎代謝低下

皮膚の乾燥、免疫系の衰退が起こります


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② 甲状腺ホルモン:新陳代謝を司るホルモンで基礎代謝率を上昇し、酸素消費量を上げます 

全身にレセプターがあり、神経系の成長を促進します 

1. 代謝促進:たんぱく質、炭水化物、脂質 

2. 生体の発育、成長の促進 

3. 体温の上昇 4. 血液中のカルシウム量を調節する(精神安定) 

カルシトニン(甲状腺傍濾胞細胞より分泌):血中カルシウム濃度を低下 

パラソルモン(上皮小体より分泌):血中カルシウム濃度を上昇 

視床下部からのTSH放出ホルモン(TRH)によって、下垂体から甲状腺刺激ホルモ ンが分泌され

血中経由で甲状腺に運ばれることで、甲状腺ホルモンが分泌されます

エネルギー代謝が増す状況(寒冷環境、低血糖、高地、妊娠)なども

甲状腺ホルモ ン分泌に影響を与えます


③ 性ホルモン:コレステロールが材料のステロイドホルモンで、生命力と美意識で活性

 ・男性ホルモン 

1. たんぱく質合成の促進(筋肉の形成) 

2. 皮脂の分泌促進 

3. キメが粗くなる 

4. 体温、血圧の上昇 

5. 精子の生成 

・卵胞ホルモン 

1. 皮下脂肪の発育促進 

2. 皮脂の分泌抑制 

3. キメ細やかな肌にする

4. 思春期に女性生殖器の発育 

・黄体ホルモン 

1. 内膜を膨潤し、妊娠可能にする 

2. 組織内に水分を滞留させる 

3. 皮脂分泌の促進と角質肥厚(男性ホルモンに類似) 

④ 副腎皮質ホルモン:ストレスに対して体を守るため、抵抗するホルモン 

1. たんぱく質、脂肪を糖質に変える

(糖新生:グルコース、アミノ酸、乳酸からグルコースを生成する) 

2. 抗炎症作用 

3. 体液の濃度を一定に保つ 

4. メラノサイトをコントロールする 

5. 性ホルモンの分泌 ・ホルモンの分泌を促進するには 

 ①分泌器官が正常であること 身体機能は鍛えれば、より活性化しますが

使わなければ退化します

3か月使わないと退化が特に進行します

また、脳と男性の精巣以外の内分泌器官は温めると機能が高まります

女性でかかとが冷えている場合は、骨盤内の臓器が冷えていることの指標となります

かかとを温めるには、動脈が体表の表面を走っている足首を温めることが有効です 

②ホルモンをつくる材料が身体にあること 食事の重要性(46種類の栄養素摂取、1日30品目) 

たんぱく質:ペプチド 脂質:コレステロールはステロイドホルモンの材料 

ミネラル:代謝時に必要、ブレインコードの伝達に関与 

*ブレインコード:脳内言語のことで、ホルモンの前駆体などの刺激は

右脳の前頭葉で起こる感情によってブレインコードが作られ、生成がコントロールされます

大脳新皮質でブレインコードが作られ、その刺激が旧皮質に伝達されることで

そこからホルモンを含むケミカルコードが全身に作用します 

糖質:脳のエネルギー源はブドウ糖のみ、脳で消費しないと脂肪として体内に貯蔵 

水:ホルモンの代謝(形成、分解)に必須


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1.加水分解 

2.ペプチド結合 

 ③体温環境と体循環の活性 ホルモンは血液によって運搬されます

④湧き上がる情熱とイメージ力 イメージは脳内では予定となり

身体反応が起こることで自律神経、ホルモンに影響を与えます

⑤ ストレスフリー ストレス(ディストレス)は

視床下部に伝達されホルモンのアンバランスを引き起こし

ストレスによって血管が収縮することで、ホルモンの運搬が隅々までスムーズにいかなくなります

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パワープレートは3次元振動を用いたアクセラレーショントレーニングによって

成長ホルモンの分泌量を最大で通常の4.6倍にすることができます!



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それは通常約30%しか使われていないと言われる筋肉を

緊張性振動反射によって97%動かし、より多くの成長ホルモン分泌刺激を

脳に与えることができるためです

パワープレートで一日15分のアンチエイジングを始めてみてはいかがですか?


脊柱の構造と機能

脊柱に求められる力学的要素は強靭性と柔軟性です

後方から脊柱を見るとおおむね直線状を呈していて

上方から下方にいくにしたがって安定性と安全性を保つために脊椎が大きくなっています

脊柱の支持は筋肉や靭帯があらゆる部位に存在して

直立姿勢時には左右均等に、左右非対称な構えがとられる時にはバランスを保つように

働きます


spine.jpg

何らかの原因によって骨盤部が傾斜すれば、脊柱に側弯が生じて

身体全体の安定が保たれます

脊柱の柔軟性は身体のあらゆる動きに対して従順に対応し

動きに伴う肢位変化(姿勢変化)の調整において重要で

強靭性とはそれを支えることとなります

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この2つの力学的要素が満たされる時、脊柱は身体、生体の安定軸として正しく機能するのです

脊柱において、直接身体を支えているのは椎体部分で

椎体の前方部分は中、後部に比べて抵抗力が弱く

正常な椎体の場合、600kgの圧力が加わると、前方が楔形に骨折し

800kgの力が加わると、椎体全体がつぶれてしまいます

このような骨折は椎体圧迫骨折と呼ばれ、高齢者や強い外的衝撃が加わった時などに

見られます

パワープレートの3次元振動は筋肉だけでなく、骨密度も高めることが

研究によって明らかになっています


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脊柱は四肢、体幹を支配する神経である脊髄が通っている重要な部分です

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パワープレートで全身の骨密度を高めて

身体の機能がしっかりと発揮できる状態をつくりましょう!


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膝関節について

膝関節は人体で最大の関節で、大腿骨、脛骨、膝蓋骨からなる2関節の複合体です

大腿骨の関節面が2つの半球状であるのに対して

脛骨の関節面は浅い凹状の平坦な構造であることから

膝関節の骨としての適合はとても不安定です

これを補うために膝関節には


・外側、内側の半月板

・前後の十字靭帯

・内、外側側副靭帯


といった組織が覆っています


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半月板は断面が三角形の線維軟骨でその機能は

①関節の適合性を良くする

②緩衝作用

③可動性を適正にする

④関節内圧の均等化

⑤圧迫応力の減少(骨の衝突を防ぐ)

といったものが挙げられます


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内、外側側副靭帯は側方への動揺を防ぎ

関節の伸展時に緊張し、屈曲時に弛緩するという特徴があります

従って膝関節に何かしらの問題があり、膝が伸びきらずに生活していると

靭帯がうまく働かず、不安定になり損傷しやすくなります

前後の十字靭帯は、前後の膝の動揺を防いでいますが

コンタクトスポーツなどでは損傷しやすい靭帯です


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これらの安定機構に加えて重要なものが筋肉です

しかし体の使い方に癖があったり、筋のアンバランスがあると

骨の変形や痛みの原因になってしまいます

パワープレートはプラットフォーム上でトレーナーが正しいアライメントに整え

スクワット等の簡単なトレーニングを行うだけで、1秒間に30~50回という速い振動刺激が

筋や腱、関節に存在するセンサーを刺激し

正しいアライメントを体に覚え込ませることができます



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運動不足や年齢を重ねていくと、筋力の低下によって先ほど述べた安定機構への負担が増え

様々な膝関節障害の原因になりますが

パワープレートはもしすでに膝に痛みを抱えていらっしゃる方でも

関節運動を行わずにトレーニングができるため、リハビリとしても有効です

多くの病院でも導入されているこのマシンをぜひお試しください


足の構造と機能

今回は足部の関節についてお話したいと思います

足部の関節は足根部、中足部、足指に関節の3つにわけることができます

〈足根部の関節〉

1、距腿関節

2、足根間関節 

①距骨下関節

②踵立方関節

③距舟関節

④楔舟関節

⑤立方舟関節

⑥楔立方関節

⑦楔間関節


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〈中足部の関節〉

1、足根中足関節

2、中足間関節

〈足指の関節〉

1、中足指節関節

2、指節間関節

といった多くの関節が連動して足の機能を発揮しています

その他、関節を安定させるために内側側副靭帯(三角靭帯)、外側側副靭帯(前距腓靭帯、後距腓靭

帯、踵腓靭帯)などの靭帯が支えています


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関節には体のバランスを感じるレセプター(センサー)があり、体の傾きや衝撃などを脳に伝えて

反射によって安定を保っています

歩行を始めとした多くの運動を行う上で、それらの構造がきちんと機能しているかは

非常に重要になります


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パワープレートは一秒間に30~50回という振動刺激が

3次元(前後、左右、上下)に伝わることで、筋力や骨の強化だけでなく、レセプターに対して

非常に多くの情報を送ることになり、活性化させることができます


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足の機能について

足部は歩行時に衝撃を吸収、分散し、身体の前方移動の支点になるという重要な役割を持っています

人間は二足歩行をすることことから手と足では役割が違うことから

その形状も大きく異なっています


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手の関節と比べて足の関節は可動性が低く、運動が制限されていますが

その代わりにアーチ(土踏まず)を形成することによって体重移動をスムーズにして

滑らかな歩行を可能にしています

足底アーチには以下のものがあります


①内側縦アーチ

土踏まずを形成し、歩行と密接な関係があり

踵骨、距骨、舟状骨、内側楔状骨、第一中足骨で構成されます

ここに後脛骨筋、前脛骨筋、長母指屈筋、長指屈筋といった筋肉がこれらのアーチを支えています

②外側縦アーチ

身体の側方への揺れに対して足のバランスと密接な関係があり

踵骨、立方骨、第五中足骨、で構成され、長腓骨筋、短腓骨筋といった筋肉が支えています

③前、後横アーチ

両縦アーチの間にできるアーチです

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パワープレートは一秒間に30~50回という振動刺激が

3次元(前後、左右、上下)に伝わることで、筋力や骨の強化によってアーチを正常に保ち

身体の機能を最大限に発揮させることができます


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脳について

脳は大きく分けて大脳、小脳、間脳、脳幹(中脳、橋、延髄)に分けられています


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大脳は進化の過程の中で新しい脳で、人間では特に発達している部分で

秩序のある行動を可能にしています

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小脳は運動の細かな調整を行う部分で、筋緊張の調節、身体の平衡や姿勢の保持

運動の計画を修正して運動を微妙に調節するのに役立っています


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間脳は視床と視床下部から成り、視床は複数の大型の神経核の集まりで

感覚、意識、運動に重要な部分です

視床下部は自律神経の最高中枢であると共に、体温調節、ホルモン分泌、摂食行動、情動行動を

司っています

脳幹は生命維持に最も重要な多数の機能を司っている部分で

中脳は姿勢反射と目の運動反射(瞳孔の対光反射)に関わります

橋は脳神経の核と共に排尿の中枢があります

延髄は呼吸、循環、消化など生命維持に重要な中枢があります


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パワープレートトレーニングは緊張性振動反射によって

筋肉を動かします


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この反射は脊髄内で行われるため、高速の筋肉運動が脳で意識されることはありません

しかし、筋肉運動によって蓄積した乳酸は、血液の監視を行っている視床下部で認識され

大量の成長ホルモンの放出命令を下垂体に出すのです

成長ホルモンの作用は

体脂肪を減少させる

筋肉量を増加させる

コレステロール、血圧を低下させる

免疫力を回復させる

骨密度を高める

傷の治癒を促進する

ハリのある肌をつくる

髪を増やす

活動レベルを高く保つ

視力を回復させる

精力を増進させる

など多岐に渡ります


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筋肉、関節、骨から中枢神経まで全身に影響を与えるパワープレートの振動刺激は

あらゆる部分で体の機能を高める作用があるのです



ホルモンについて

・内分泌学

内分泌学は比較的新しい学問で

1902年にイギリスの生理学者によってホルモンという専門用語が使われるようになりました

ギリシャ語で、「ホルマオ=刺激する、興奮させる、動かす」という言葉が語源となっています

体の生理活動を正常に保つため、その働きをコンロトール(活性、抑制)する

神経系と内分泌系は、協調して働くことにより、日常のホメオスタシスの維持を行っています

たんぱく質を含む物質が血中に分泌され、微量で多大な効果を持つものも多くあります

ホルモンの届きやすさは、血液循環の良し悪しで、個体差があります

心臓から送り出された血液が再び戻ってくるまでにかかる時間は

血流が良い人も悪い人も約1分かかりますが

血流が良い人では毛細血管の隅々まで巡って1分

悪い人では、毛細血管にあまり血液が行かずに大動脈

細動脈を通って1分という違いがあります


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血液検査の項目には、AI値(動脈硬化指数)というものがあり

正常値は2.6以下、20代では1.0以下です

この値は動脈硬化だけでなく、ホメオスタシスやホルモンの働きも反映していると言えます

ホルモンは、色々情報を伝達する生理活性物質で、主としてたんぱく質で構成されており

血液中に分泌されることから内分泌と呼ばれています

ホルモンが作用を及ぼす特定の器官を標的器官といい 

その細胞あるホルモンの受容体(鍵穴)をレセプター(2000~100000個/細胞)といいます

レセプターの数は、血液循環の良いところでは増え

血流が悪くホルモンが届かないところでは減少する傾向にあります

また意識している部分も血液に集まりやすくなるため、レセプターが増えます

ホルモンはここで栄養素のように分解してエネルギー源になるのではなく

その細胞の代謝活動のきっかけをつくる、または調節したりします 

特定の器官から分泌され、血管の中を移動し

遠隔の器官に作用するものを狭義のホルモンと捉えますが

最近では、ある種の細胞や組織から分泌され

比較的近傍で働く生理活性物質(サイトカイン、プロスタグランジンなど)も

広義のホルモンと捉えられています

ホルモンは単独では働かず、脳下垂体で制御されていますが

下垂体はその上の視床下部の制御も受けているため

ホルモンは自律神経の影響や感情、情動が大きく関わります

微量で多大な効果を持つものも多く

一生のうち耳かき1杯分しか分泌されないものもあります


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 ・ホルモン全体の働き 

① 平滑筋や心筋の活動を調節 

② 分泌腺の調節 

③ 代謝の変化 

④ 成長や発育を促す 

⑤ 生殖過程に影響を及ぼす 

⑥ サーカディアンリズムの調整 


 ・ホルモンの種類 

ペプチドホルモン(たんぱく質主体のホルモンで、期待する感情で分泌が影響を受けるホルモン) 

現在、発見されているホルモンの70%はペプチドホルモンで

細胞膜にレセプターがあり、その信号が細胞内に伝達され

酵素活性が起きることにより、生理的反応を引き起こします


アミン型ホルモン(構造にアンモニア化合物の総称であるアミンを含むホルモン) 

細胞膜にレセプターがあり、その信号が細胞内に伝達され酵素活性によって

生理的反応を引き起こします

ビタミンも全てアミンです(Vita-amin)


ステロイドホルモン(コレステロールを材料にするホルモン) 

レセプターが細胞内にあるため、直接細胞に侵入し、核の中の遺伝子に影響を与え

新たなたんぱく質や酵素の合成を促します 

細胞膜はたんぱく質と脂質の二重膜でできており

ステロイドホルモンも似た構造であるため、細胞内に入っていくことができます 

エストロゲン(女性ホルモン)、プロゲステロン(黄体ホルモン)

テストステロン(男性ホルモン)、コルチゾール(副腎皮質束状層ホルモン)

アルドステロン(副腎皮質球状層ホルモン)などがあります

ドーピングで使われるステロイドホルモンは

男性ホルモンで筋肉を増強させることを目的としています 

また抗炎症作用を持つものもあるため、傷口に塗布する軟膏の成分としても使われます



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 ・内分泌器官 

代表的な内分泌器官として、脳下垂体、甲状腺、副腎、膵臓、卵巣、精巣があり

ホルモンはこれらの器官で生産され、血液によって全身に運搬されます 

レセプターを持つ標的器官に働きかけることで、代謝を促進または抑制します 

肝臓はいくつかのホルモンを不活化し、腎臓はそれらを尿中に排泄する役割を持ちますが

冷えに弱い臓器であるため、冷え性ではホルモンの作用の調節がうまくいかず

様々な症状が出ることがある


・美容に関連の深いホルモン 

成長ホルモン:入眠1時間後に下垂体前葉より分泌し、眠りが深いほどたくさん分泌されます

深い睡眠(δ波)のためには、入眠前の30分のα波が必要です 

あらゆる細胞にレセプターがあり、代謝の促進、たんぱく質の合成を高めます

日々分泌量が異なり、日中の刺激量(肉体的、精神的)によって夜の分泌量が変化します

この分泌量の影響を受けて、睡眠中に代謝活動(エネルギー代謝、形態代謝、機能代謝

新陳代謝)が行われます 

すなわち、分泌量が高くても十分な睡眠時間が少ないと、作用が低下し

覚醒すると、代謝は抑制されます

また睡眠前のイメージデータに基づいて、その部位の対して働きかけますが

加齢とともに分泌量が低下します

分泌量が減少すると、体脂肪の増加、筋肉量や骨量の減少、基礎代謝低下

皮膚の乾燥、免疫系の衰退が起こります


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② 甲状腺ホルモン:新陳代謝を司るホルモンで基礎代謝率を上昇し、酸素消費量を上げます 

全身にレセプターがあり、神経系の成長を促進します 


1. 代謝促進:たんぱく質、炭水化物、脂質 

2. 生体の発育、成長の促進 

3. 体温の上昇 4. 血液中のカルシウム量を調節する(精神安定) 

カルシトニン(甲状腺傍濾胞細胞より分泌):血中カルシウム濃度を低下 

パラソルモン(上皮小体より分泌):血中カルシウム濃度を上昇 

視床下部からのTSH放出ホルモン(TRH)によって、下垂体から甲状腺刺激ホルモ ンが分泌され

血中経由で甲状腺に運ばれることで、甲状腺ホルモンが分泌されます

エネルギー代謝が増す状況(寒冷環境、低血糖、高地、妊娠)なども

甲状腺ホルモ ン分泌に影響を与えます


③ 性ホルモン:コレステロールが材料のステロイドホルモンで、生命力と美意識で活性

 ・男性ホルモン 

1. たんぱく質合成の促進(筋肉の形成) 

2. 皮脂の分泌促進 

3. キメが粗くなる 

4. 体温、血圧の上昇 

5. 精子の生成 


・卵胞ホルモン 

1. 皮下脂肪の発育促進 

2. 皮脂の分泌抑制 

3. キメ細やかな肌にする

4. 思春期に女性生殖器の発育 


・黄体ホルモン 

1. 内膜を膨潤し、妊娠可能にする 

2. 組織内に水分を滞留させる 

3. 皮脂分泌の促進と角質肥厚(男性ホルモンに類似) 



④ 副腎皮質ホルモン:ストレスに対して体を守るため、抵抗するホルモン 


1. たんぱく質、脂肪を糖質に変える

(糖新生:グルコース、アミノ酸、乳酸からグルコースを生成する) 

2. 抗炎症作用 

3. 体液の濃度を一定に保つ 

4. メラノサイトをコントロールする 

5. 性ホルモンの分泌 ・ホルモンの分泌を促進するには 

 ①分泌器官が正常であること 身体機能は鍛えれば、より活性化しますが

使わなければ退化します

3か月使わないと退化が特に進行します

また、脳と男性の精巣以外の内分泌器官は温めると機能が高まります

女性でかかとが冷えている場合は、骨盤内の臓器が冷えていることの指標となります

かかとを温めるには、動脈が体表の表面を走っている足首を温めることが有効です 

②ホルモンをつくる材料が身体にあること 食事の重要性(46種類の栄養素摂取、1日30品目) 

たんぱく質:ペプチド 脂質:コレステロールはステロイドホルモンの材料 

ミネラル:代謝時に必要、ブレインコードの伝達に関与 

*ブレインコード:脳内言語のことで、ホルモンの前駆体などの刺激は

右脳の前頭葉で起こる感情によってブレインコードが作られ、生成がコントロールされます

大脳新皮質でブレインコードが作られ、その刺激が旧皮質に伝達されることで

そこからホルモンを含むケミカルコードが全身に作用します 

糖質:脳のエネルギー源はブドウ糖のみ、脳で消費しないと脂肪として体内に貯蔵 

水:ホルモンの代謝(形成、分解)に必須


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1.加水分解 

2.ペプチド結合 

 ③体温環境と体循環の活性 ホルモンは血液によって運搬されます

④湧き上がる情熱とイメージ力 イメージは脳内では予定となり

身体反応が起こることで自律神経、ホルモンに影響を与えます

⑤ ストレスフリー ストレス(ディストレス)は

視床下部に伝達されホルモンのアンバランスを引き起こし

ストレスによって血管が収縮することで、ホルモンの運搬が隅々までスムーズにいかなくなります

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パワープレートは3次元振動を用いたアクセラレーショントレーニングによって

成長ホルモンの分泌量を最大で通常の4.6倍にすることができます!



pp65.jpg

それは通常約30%しか使われていないと言われる筋肉を

緊張性振動反射によって97%動かし、より多くの成長ホルモン分泌刺激を

脳に与えることができるためです

パワープレートで一日15分のアンチエイジングを始めてみてはいかがですか?


背骨のS字カーブの重要性

ヒトの脊柱には生理的弯曲があり、それぞれ頸椎は前弯、胸椎は後弯

腰椎は前弯、仙骨、尾骨は後弯という形状になっており、横から見ると緩やかなS字を描いています



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ではなぜこのような湾曲があるのでしょうか

例えば人間に近い哺乳類であるゴリラは4足歩行であることから

弯曲はほとんどありません



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ヒトは直立二足歩行をするため、スイカの大玉ほど重さのある頭部を

最も高い位置に置かなければならず、背骨は常にそれを支えなければなりません

また、走ったり、とび跳ねたりすることでその負荷は数倍にもなります

しかし、脊柱に生理的弯曲があることでその負荷に耐えることができるのです!



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その公式は、弯曲の数をXとすると

N(力、負荷)=X二乗+1で表されます

ヒトの体には正常では3つの弯曲があることから、Xに3をあてはめると

N=10となり10の負荷に耐えることができます

しかし、現代人はストレートネックと言われる

頸椎の弯曲が減少してしまっている人が多く見られます

またぎっくり腰を繰り返す人の腰椎の弯曲も減少しています

このような状態では、弯曲の数は3から2に減ってしまい

2を先程の公式のXに代入してみると、答えは5と耐えられる負荷は正常の半分

なってしまい、組織を傷めやすくなったり、コリなどを感じやすくなってしまうのです


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このような弯曲の原因は様々ですが

先天的なものを除いて、考えられるのは日常生活における姿勢です

パソコンや読書などの姿勢が首を前に出すような状態になっていると

筋肉の緊張によってその状態が固定され弯曲が減少していきます


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また、運動不足による弯曲をつくる筋肉の弱体化も原因の一つです

パワープレートはトレーニングだけでなくストレッチ、マッサージといった効果もあることから

緊張した筋肉の緩和、足りない部分の筋力強化を行うことができ

しなやかな脊柱をつくるサポートをしてくれます!



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体中の組織に指令を出している脊髄が収まっている脊柱を正しくすることは

スタイルが良く見えるだけでなく、健康をでいるために非常に重要なことなのです

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骨盤の役割

ヒトは直立二足歩行をする唯一の動物ですが

それを可能にしている大きな特徴が骨盤の形状です

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直立している場合、骨盤には上半身の重みが脊椎を通して伝わり

地面からの反力が脚を通して伝わるため

体の中で特に力が加わりやすい部分です

これらの力をうまく分散するために骨盤は非常に理にかなった形状をしています

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最下部の腰椎である第5腰椎にかかる体重は、仙骨で等しく分散して股関節に伝えられます

逆に地上からの反作用の力は大腿骨頭に向かい

一部の力は前面の恥骨結合に伝わって左右の力が合わさります

骨盤を上から見るとドーナツのような輪ができていて

この形状がうまく力を分散させているのです

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しかし悪い姿勢が続いたり、筋力が低下してくると

左右にある骨盤の関節が不均等になり、体全体のバランスが崩れていってしまい

腰痛や肩こりといった症状がでてくることもあります

解決策として骨盤周りの筋肉を鍛えることが有効ですが

骨盤は表層だけでなく、深層にもびっしりと筋肉が走っています

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これらをすべて鍛えていくことは容易ではありません

パワープレートを使うことで鍛えることが難しい深層の筋肉も

3次元の振動が一秒間に30~50回という速さで動かしてくれるため

簡単かつ短時間で筋力をアップさせることができます

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またパワープレートの上では、振動がかかっているという不安定な状態を利用して

バランストレーニングも行うことができます

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筋力がある程度ついてきたら、その筋肉を正しく使ってよい姿勢をつくり

体に覚え込ませるという目的でバランストレーニングを行っていけば

歪み知らずの体をつくることができるのです!


ヒトの身体機能と現代の生活

地球は46億年前、生命は35億年前に誕生し、水中から陸上に移り住むために陸上生物は

地球の重力と地表の環境に適応しつつ進化しました

魚の脊柱は真っすぐですが、陸上4足動物は脊柱を水平に保ち、アーチ型にしました

400万年前に人類の祖先(猿人)は登場し、200万年前に直立歩行をしたと言われています

自由になった手を使い、知能を働かせて脳の容積を大きくしてきました


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また、2足歩行を完成させるために脊柱の頸、胸、腰部に

前額面上に3つのカーブと立位に適する骨盤が形成されました


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その後、4万年前にホモサピエンスが現れ、3万年前に全世界に広がり今日に至ります

1万年前に牧畜と農業が登場し、それ以前の399万年間が狩猟と採取でした

戦後60年、日本は近代西洋文化の影響を強く受け、栄養、食事面での変化

椅子での生活、機械化による脳神経を消耗する職種の普及が

人類の直立姿勢に大きな悪影響を与えます


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本来、直立していることに適したデザインになっている脊柱に対して

長時間の座位は力学的に大きな負担となります

また、体幹や下肢の筋力低下も進むため支持機能、運動機能の低下や

産熱能力の低下による免疫力、代謝の低下
が起こります


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パワープレートはアクセラレーショントレーニングによって神経、筋、骨格に

人体に最も最適と言われる振動刺激を、3次元に与えることによって

神経伝達能力の向上、筋力の向上、骨密度の上昇といった様々な効果が得られます

ヒトのあらゆる運動の基本になっている重力を増幅してトレーニングを行うことで

身体が本来持っている機能を発揮できるようになるのです


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便利な世界は知らず知らずのうちに、身体に備わっている素晴らしい機能を鈍化させてしまいます

機能がきちんと発揮されている状態を健康とすれば

ぜひパワープレートトレーニングで健康をつくってほしいと思います


ホルモンについて

・内分泌学

内分泌学は比較的新しい学問で

1902年にイギリスの生理学者によってホルモンという専門用語が使われるようになりました

ギリシャ語で、「ホルマオ=刺激する、興奮させる、動かす」という言葉が語源となっています

体の生理活動を正常に保つため、その働きをコンロトール(活性、抑制)する

神経系と内分泌系は、協調して働くことにより、日常のホメオスタシスの維持を行っています

たんぱく質を含む物質が血中に分泌され、微量で多大な効果を持つものも多くあります

ホルモンの届きやすさは、血液循環の良し悪しで、個体差があります

心臓から送り出された血液が再び戻ってくるまでにかかる時間は

血流が良い人も悪い人も約1分かかりますが

血流が良い人では毛細血管の隅々まで巡って1分

悪い人では、毛細血管にあまり血液が行かずに大動脈

細動脈を通って1分という違いがあります

血液検査の項目には、AI値(動脈硬化指数)というものがあり

正常値は2.6以下、20代では1.0以下です

この値は動脈硬化だけでなく、ホメオスタシスやホルモンの働きも反映していると言えます

ホルモンは、色々情報を伝達する生理活性物質で、主としてたんぱく質で構成されており

血液中に分泌されることから内分泌と呼ばれています

ホルモンが作用を及ぼす特定の器官を標的器官といい 

その細胞あるホルモンの受容体(鍵穴)をレセプター(2000~100000個/細胞)といいます

レセプターの数は、血液循環の良いところでは増え

血流が悪くホルモンが届かないところでは減少する傾向にあります

また意識している部分も血液に集まりやすくなるため、レセプターが増えます

ホルモンはここで栄養素のように分解してエネルギー源になるのではなく

その細胞の代謝活動のきっかけをつくる、または調節したりします 

特定の器官から分泌され、血管の中を移動し

遠隔の器官に作用するものを狭義のホルモンと捉えますが

最近では、ある種の細胞や組織から分泌され

比較的近傍で働く生理活性物質(サイトカイン、プロスタグランジンなど)も

広義のホルモンと捉えられています

ホルモンは単独では働かず、脳下垂体で制御されていますが

下垂体はその上の視床下部の制御も受けているため

ホルモンは自律神経の影響や感情、情動が大きく関わります

微量で多大な効果を持つものも多く

一生のうち耳かき1杯分しか分泌されないものもあります


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 ・ホルモン全体の働き 

① 平滑筋や心筋の活動を調節 

② 分泌腺の調節 

③ 代謝の変化 

④ 成長や発育を促す 

⑤ 生殖過程に影響を及ぼす 

⑥ サーカディアンリズムの調整 


 ・ホルモンの種類 

ペプチドホルモン(たんぱく質主体のホルモンで、期待する感情で分泌が影響を受けるホルモン) 

現在、発見されているホルモンの70%はペプチドホルモンで

細胞膜にレセプターがあり、その信号が細胞内に伝達され

酵素活性が起きることにより、生理的反応を引き起こします


アミン型ホルモン(構造にアンモニア化合物の総称であるアミンを含むホルモン) 

細胞膜にレセプターがあり、その信号が細胞内に伝達され酵素活性によって

生理的反応を引き起こします

ビタミンも全てアミンです(Vita-amin)

ステロイドホルモン(コレステロールを材料にするホルモン) 

レセプターが細胞内にあるため、直接細胞に侵入し、核の中の遺伝子に影響を与え

新たなたんぱく質や酵素の合成を促します 

細胞膜はたんぱく質と脂質の二重膜でできており

ステロイドホルモンも似た構造であるため、細胞内に入っていくことができます 

エストロゲン(女性ホルモン)、プロゲステロン(黄体ホルモン)

テストステロン(男性ホルモン)、コルチゾール(副腎皮質束状層ホルモン)

アルドステロン(副腎皮質球状層ホルモン)などがあります

ドーピングで使われるステロイドホルモンは

男性ホルモンで筋肉を増強させることを目的としています 

また抗炎症作用を持つものもあるため、傷口に塗布する軟膏の成分としても使われます



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 ・内分泌器官 

代表的な内分泌器官として、脳下垂体、甲状腺、副腎、膵臓、卵巣、精巣があり

ホルモンはこれらの器官で生産され、血液によって全身に運搬されます 

レセプターを持つ標的器官に働きかけることで、代謝を促進または抑制します 

肝臓はいくつかのホルモンを不活化し、腎臓はそれらを尿中に排泄する役割を持ちますが

冷えに弱い臓器であるため、冷え性ではホルモンの作用の調節がうまくいかず

様々な症状が出ることがある


・美容に関連の深いホルモン 

成長ホルモン:入眠1時間後に下垂体前葉より分泌し、眠りが深いほどたくさん分泌されます

深い睡眠(δ波)のためには、入眠前の30分のα波が必要です 

あらゆる細胞にレセプターがあり、代謝の促進、たんぱく質の合成を高めます

日々分泌量が異なり、日中の刺激量(肉体的、精神的)によって夜の分泌量が変化します

この分泌量の影響を受けて、睡眠中に代謝活動(エネルギー代謝、形態代謝、機能代謝

新陳代謝)が行われます 

すなわち、分泌量が高くても十分な睡眠時間が少ないと、作用が低下し

覚醒すると、代謝は抑制されます

また睡眠前のイメージデータに基づいて、その部位の対して働きかけますが

加齢とともに分泌量が低下します

分泌量が減少すると、体脂肪の増加、筋肉量や骨量の減少、基礎代謝低下

皮膚の乾燥、免疫系の衰退が起こります


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② 甲状腺ホルモン:新陳代謝を司るホルモンで基礎代謝率を上昇し、酸素消費量を上げます 

全身にレセプターがあり、神経系の成長を促進します 

1. 代謝促進:たんぱく質、炭水化物、脂質 

2. 生体の発育、成長の促進 

3. 体温の上昇 4. 血液中のカルシウム量を調節する(精神安定) 

カルシトニン(甲状腺傍濾胞細胞より分泌):血中カルシウム濃度を低下 

パラソルモン(上皮小体より分泌):血中カルシウム濃度を上昇 

視床下部からのTSH放出ホルモン(TRH)によって、下垂体から甲状腺刺激ホルモ ンが分泌され

血中経由で甲状腺に運ばれることで、甲状腺ホルモンが分泌されます

エネルギー代謝が増す状況(寒冷環境、低血糖、高地、妊娠)なども

甲状腺ホルモ ン分泌に影響を与えます


③ 性ホルモン:コレステロールが材料のステロイドホルモンで、生命力と美意識で活性

 ・男性ホルモン 

1. たんぱく質合成の促進(筋肉の形成) 

2. 皮脂の分泌促進 

3. キメが粗くなる 

4. 体温、血圧の上昇 

5. 精子の生成 

・卵胞ホルモン 

1. 皮下脂肪の発育促進 

2. 皮脂の分泌抑制 

3. キメ細やかな肌にする

4. 思春期に女性生殖器の発育 

・黄体ホルモン 

1. 内膜を膨潤し、妊娠可能にする 

2. 組織内に水分を滞留させる 

3. 皮脂分泌の促進と角質肥厚(男性ホルモンに類似) 

④ 副腎皮質ホルモン:ストレスに対して体を守るため、抵抗するホルモン 

1. たんぱく質、脂肪を糖質に変える

(糖新生:グルコース、アミノ酸、乳酸からグルコースを生成する) 

2. 抗炎症作用 

3. 体液の濃度を一定に保つ 

4. メラノサイトをコントロールする 

5. 性ホルモンの分泌 ・ホルモンの分泌を促進するには 

 ①分泌器官が正常であること 身体機能は鍛えれば、より活性化しますが

使わなければ退化します

3か月使わないと退化が特に進行します

また、脳と男性の精巣以外の内分泌器官は温めると機能が高まります

女性でかかとが冷えている場合は、骨盤内の臓器が冷えていることの指標となります

かかとを温めるには、動脈が体表の表面を走っている足首を温めることが有効です 

②ホルモンをつくる材料が身体にあること 食事の重要性(46種類の栄養素摂取、1日30品目) 

たんぱく質:ペプチド 脂質:コレステロールはステロイドホルモンの材料 

ミネラル:代謝時に必要、ブレインコードの伝達に関与 

*ブレインコード:脳内言語のことで、ホルモンの前駆体などの刺激は

右脳の前頭葉で起こる感情によってブレインコードが作られ、生成がコントロールされます

大脳新皮質でブレインコードが作られ、その刺激が旧皮質に伝達されることで

そこからホルモンを含むケミカルコードが全身に作用します 

糖質:脳のエネルギー源はブドウ糖のみ、脳で消費しないと脂肪として体内に貯蔵 

水:ホルモンの代謝(形成、分解)に必須


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1.加水分解 

2.ペプチド結合 

 ③体温環境と体循環の活性 ホルモンは血液によって運搬されます

④湧き上がる情熱とイメージ力 イメージは脳内では予定となり

身体反応が起こることで自律神経、ホルモンに影響を与えます

⑤ ストレスフリー ストレス(ディストレス)は

視床下部に伝達されホルモンのアンバランスを引き起こし

ストレスによって血管が収縮することで、ホルモンの運搬が隅々までスムーズにいかなくなります

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パワープレートは3次元振動を用いたアクセラレーショントレーニングによって

成長ホルモンの分泌量を最大で通常の4.6倍にすることができます!



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それは通常約30%しか使われていないと言われる筋肉を

緊張性振動反射によって97%動かし、より多くの成長ホルモン分泌刺激を

脳に与えることができるためです

パワープレートで一日15分のアンチエイジングを始めてみてはいかがですか?



関節固有受容器の役割とパワープレート

関節包に包まれ、その中が滑液に満たされている関節は、滑膜関節と呼ばれており

滑膜関節には3~4種類の神経受容器が存在し

これらを固有受容器と言います

各受容器は多様なニューロンの支配を受けています

ニューロンには厚い髄膜で覆われた最も太いAα線維から髄鞘の無い線維まで

幅広い種類があります


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全ての神経線維は、各分節の脊髄神経の後枝と前枝

脊髄洞神経(反回硬膜神経)から分かれたものです


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受容器に伝わった情報は複数の分節レベルを上行

または下行する1次求心性線維を介して、多数の分節レベルに伝わります

受容器は神経組織学的性質によって4種類に分類され

そのうち3種類が関節神経小体の機械的受容器、1種類が侵害受容器です


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①Ⅰ型受容器は関節包の外層のみに存在し

関節の自動や多動運動によって刺激されます

この受容器が脱分極(神経の発火)を起こす速度は

関節端が接近することによって減少しますが

脱分極の閾値が低いので、運動に対して極めて敏感に反応します

Ⅰ型受容器の中には閾値が動いていない時でも脱分極し続けるものがあり

これらは安定受容器と考えられています

Ⅰ型受容器は順応が遅いため、運動の作用が長時間持続します

この型の受容器は以下のような機能に関わってます


1.関節外面の緊張を継続的にモニターすることによって

姿勢や運動を反射的に調節する、すなわち運動感覚としての機能


2.姿勢と運動の感受

3.エンケファリン・シナプスの介在ニューロン伝達物質を介して

痛覚受容器からの情報伝達阻害する

4.首、四肢、顎および眼の筋に含まれる下位運動ニューロン群に対する緊張作用


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②Ⅱ型機械的受容器は、関節包の深層に存在し

Ⅰ型と同様に閾値が低く、関節内部のわずかな緊張の変化でも

刺激として感じ取ります

Ⅰ型とⅡ型の相違は、Ⅱ型受容器の方が早く順応するので

関節運動が停止するとすぐに脱分極が消失します

不動化した関節ではⅡ型受容器が完全に不活化しています

Ⅱ型受容器には、次のような役割があると考えられています

1.反射行動を起こしたり

おそらくは感覚を認知したりするために運動をモニターする

2.エンケファリン・シナプスの介在ニューロン伝達物質を介して

痛覚受容器からの情報伝達阻害する

3.首、四肢、顎および眼の筋に含まれる下位運動ニューロン群に対する位相性作用

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機械的受容器のⅢ型は末梢関節の内在靭帯と外在靭帯に存在します

太い有髄線維の神経支配を受けているために順応が極めて遅く

閾値が非常に高いのが特徴です

また、運動ニューロンに治して制御的に作用することから

関節のゴルジ腱器官とも呼ばれています

Ⅲ型受容器の役割は十分には分かっていませんが

次のような機能を持つと考えられています

1.運動方向のモニター

2.反射的に各分節の筋を緊張させることにより、関節を過剰に変位させる運動に対して

ブレーキをかける

3.害を及ぼす可能性のある運動を認識する


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Ⅳ型受容器は自由神経終末のネットワークと無髄線維で構成されています

この受容器は痛覚を始め、かゆみやこそばゆさといった多種多様な感覚に関与しています

Ⅳ型受容器は機械的受容器と物理的に密接な関係があり、関節包や靭帯の線維部分に

広く分布しています

また、滑膜ひだの部分には存在しますが、滑膜の内壁部分や関節軟骨には存在しません

Ⅳ型受容器の閾値は非常に高いので、生理的状態にある関節では全く活性化されません

しかし、関節包への圧力や椎間板の狭窄、椎体骨折、椎間関節の変位

科学的刺激、あるいは急性、慢性の炎症に伴う間質浮腫などは

すべて侵害受容器を活性化させる可能性があります

侵害受容器の基本的な役割は次のようなものがあります

1.かゆみの喚起

2.首、四肢、顎および眼の筋に対する緊張作用

3.痛みを制御するために中枢反射の連係

4.種々の自律反応を可能にするための中枢反射の連係


パワープレートの3次元振動は、関節の持つ固有振動数である35Hzを発生させることができ

上記の関節受容器を効率的に刺激し、運動感覚を高めます


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これは体のゆがみを認識し、改善させるように働くため

美容はもちろん、高齢者の転倒予防、アスリートのコアの軸づくりにも

非常に有効なのです



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トレーニングを工夫すれば無限のバリエーションがあるパワープレートには

まだまだ多くの可能性があると私は考えています



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歩行について

健康のためにウォーキングをされる方が増えていますが

歩いているとすぐに足が疲れたり、どこかが痛くなったりすることはありませんか?

実はそれは体のゆがみと筋力不足からきているかもしれません

今回は歩行の諸要素とバイオメカニクスについてお話しし

よく見られる歩き方の癖とパワープレートによる癖の改善方法をご紹介したいと思います



・歩行の諸要素

①重複歩

一側の踵が接地してから、次に同じ踵が設置するまでの動作

重複歩の前後距離を重複歩距離(ストライド)

左右の感覚を重複歩幅といいます


②一歩

一側の踵が接地してから、反対側の踵が接地するまでの動作

その前後距離を一歩距離といいます


③歩行周期

重複歩を単位とする一連の動作


④立脚相(歩行周期の65%

歩行周期のうち、一側の脚が接地している期間


⑤遊脚相(歩行周期の35%

歩行周期のうち、地面から遊離している期間


⑥同時定着時間

歩行周期のうち両足が同時に地面に接着している期間で

自然歩行では立脚相は歩行周期の約60%、同時定着時期が10%を占めています


⑦歩行速度

単位時間あたりの進行速度


⑧歩行率

単位時間内の歩数


これらの要素が協調し正しく筋肉が使われていれば

疲れにくく身体の循環を高めることができますが

筋肉のアンバランスや姿勢が悪い状態では、身体のゆがみの原因になってしまいます



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ここでいくつかの歩き方の癖をご紹介したいと思います


①船乗り歩行:腰椎の前弯が強いと、左右の足の幅を広く取り

骨盤、肩が左右に大きく動揺する歩き方

女性は男性に比べて腹筋が弱く、腰椎の前弯が強くなりやすいためよく見られます


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②スイング歩行:臀部の筋肉である中殿筋が弱かったり、収縮がうまくいかないと

骨盤は大きく下降して臀部の振りが大きい歩き方になります


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③前かがみ歩行:肩をすぼめ、腰の反りが強く、膝を曲げて小さい歩幅の歩き方

ヒールを履いた時に骨盤や体幹の筋肉をうまく使えていないときによく見られます


④老人に見られる歩行:歩き癖ではありませんが

若年者と比べて老人の歩行では年齢の増加に伴って、速度の低下や

歩幅の短縮が顕著になり、体の前後動揺や前傾角度が大きくなります

若い人でも筋力が弱かったり、バランス力が低下していると

このような歩行になりやすいため、注意が必要です

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この①~④の歩き方に共通して言えることは「筋肉」です

ある程度の筋力と、正しい筋力の発揮ができれば外見的にも機能的にも

優れた歩行になります

しかし、あまりに当たり前に行っていることなので意識することが難しく

鍛えるにも工夫が必要です

パワープレートは鍛えたい筋肉に刺激が行くようなポージングを取ることで

3次元の振動がその筋肉に集まり、意識しやすい中でトレーニングを行うことができます

また、一秒間に30~50回も筋肉を収縮させることができるため

効率よく筋力をアップさせることができます!


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そして、トレーニング後にトレーナーに歩行をチェックしてもらい

動きを定着させていけば普段から美しい歩き方にしていくことができます

私が担当させて頂いたお客様の中で、歩行時に膝が痛むとおっしゃっていた方も

筋力を増やして歩き方を改善していくことで痛みがなくなったというケースがよくあります

トレーナーから自分の癖を指摘してもらい、パワープレートで効率よく体を鍛えていけば

より楽しくウォーキングが出来ると思います!

椎間板について


椎間板は線維性軟骨で成人では通常23個あり、24の脊椎を分割しており

その厚みの合計は、脊柱の長さの約4分の1を占めます

後頭骨、環椎(第一頸椎)、軸椎(第二頸椎)の間には椎間板は存在しません

仙椎と尾椎の椎間板は成長とともに骨化します

構造としては、外側の線維輪と内側の髄核で構成されており

線維輪は輪状構造で、外側に向けて凸状を呈しています

その構造は機能的で、動きに伴って変形し復元する能力を備えています

椎間板全体としての役割は

①椎体間のクッション

体重支持

脊椎の動き

です

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・線維輪

線維組織は同心性の層帯から成り、外見上約30度の角度を成して

互いに斜めに交差しています

線維の走行は周辺部で垂直、中心部に近づくにつれて斜めになっており

このような構造によって髄核の脱出(ヘルニア)を防いでいるのです

線維輪の機能は

髄核の囲みと保持

圧縮荷重の吸収

脊椎の動きの制限、促進

若年層ほど弾性に富み、加齢や外傷によって低下していきます

線維輪の椎体接合部は軟骨終板と呼ばれており

椎間板と椎体を分離及び接合を助けています

また線維輪の外側3分の1の層には、多様な種類の自由神経終末と複合神経終末が存在し

後方から反回硬膜神経(脊椎洞神経)、側方から灰白交通枝(交感神経節でニューロンを交代した

無髄の節後線維)によって支配されています


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椎間板は固有感覚受容器も備えているため

生体力学的には椎間板の動きをモニターする機能があることから

姿勢制御にも関わっていると考えられています

変性した椎間板では、様々な神経線維(特に痛覚線維)が肉芽組織と共に

角に近い深部にまで伸びていたという報告もあり、深部の鈍痛を引き起こしていると考えらています


・髄核

髄核は椎間板のほぼ中央部に位置し、透明なゼリー状をした

非常に親水性の高い組織(ムコ多糖類)です

若い時には約80%以上が水分で年齢とともに水分の許容量が減少し

成長が止まる頃から80%を切ります

老年期には70%以下にまで低下してしまいます

髄核には血管や神経は入り込まず、内圧は一定に保たれており

どの方向から力が加わっても形を変え、力を均等に周囲に分散させます

何らかの原因によって線維輪に亀裂が生じるとそこから髄核が流出することがあり

これを椎間板ヘルニアと言います


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・椎間板の厚さの変化

十分に睡眠を摂った朝と一日の仕事を終えた夜を比較すると、身長差が生じています

これは椎間板、特に髄核に含まれる水分量の変化によるもので

椎間板が圧縮された状態が長く続くと、髄核の水分量が減少し

血管として椎間板全体の厚みを減少させます

逆に圧縮荷重が取り除かれると、スポンジのように水分の再吸収作用が起こり、厚みが回復するのです

椎間板にかかる負担は、姿勢によっても大きく左右されます

無重力状態を0%とすると、最も負担が少ないのは仰向けで寝ている時で約25%

立位では100%、正しい姿勢で座っている時は140%ですが

これが猫背の悪い姿勢で座っている時は180%になります 



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デスクワークでパソコンなど使っていると、画面を見るために自然と前かがみになってしまいがちで

腹筋がゆるみ、背筋は過度な緊張によってバランスが崩れ椎間板に負荷がかかりやすくなります

 このような日中の活動と数時間の睡眠(荷重の除去)が交互に繰り返し行われることで

椎間板の機能が保たれますが、過度の休息(安静臥位)は椎間板に対してあまり良い影響を与えません

5週間に渡るベッド上での安静後、椎間板組織液総量(水分量)を測定すると

著しい減少が認められたという研究もあります

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・椎間板の変性

椎間板の変性は進行性で全ての人に加齢的に起こり、性別、体重、体型、姿勢の習慣

栄養、運動不足などに影響されます

椎間板の加齢的な変化は水分吸収能力の低下によるところも大きく

結果として脱水、圧迫、退化を招き、椎間板の柔軟性は失われて弾力が失われていきます

椎間板の高さを減少させる変性は椎間関節にかかる圧縮力を増大させ

逆に椎間関節の変性は椎間板に大きな影響を与えます

椎間板変性の初期的な変化は、線維輪内の遠州に沿ってできる1つ以上の断裂で

最も一般的には椎間板の外層に断裂が生じ、比較的後外側に多く起こります


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また、椎間板への栄養供給は20代以降無血管となり、血液による循環は途絶えてしまいます

それ以降は、運動などによって起こるリンパの拡散が栄養供給と老廃物の排出を行います

したがって椎間板(脊柱)の機能を正常に保つためには

運動が非常に重要であるということが言えます 

パワープレート独自の3次元振動は、関節の固有振動数を発生させることができるため

関節の運動機能を高めると共に、固有受容器に働きかけることで

不良姿勢の改善も行うことができます



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緊張性振動反射によって1秒間に30~50回という速さで筋肉を動かすため

そのポンプ作用によって、リンパ拡散も促進されます

 また、椎間板の負担軽減に関わる関わるインナーユニットを鍛えるも可能です 

インナーユニットは

①腹横筋

②骨盤底筋群

③多裂筋

④横隔膜 

からなる腰部の安定性を保つためのユニットです


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体幹部分の筋肉が鍛えられると普段の姿勢が変わり、椎間板への負担が減ってくるのです

特に先述の通り、線維輪は30度の角度で線維が交差しているため

体幹を回旋させるような動きでより反応することから

そういった動きをパワープレートで行うことで効果が高まります

体の支柱である脊柱を形成する重要な要素である椎間板の機能を保つために

ぜひパワープレートを取り入れていただきたいと思います


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運動不足と椎間板

運動不足は体に脂肪を溜めこんでしまうだけでなく

体の柔軟性を低下させて老化を進めてしまいます

骨格の柱になっている背骨の間には、椎間板というクッションがありますが

椎間板は20代を過ぎると血管による栄養補給が断たれ

30代では完全に無血管になってしまいます

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無血管になると、椎間板に栄養を運べるのはリンパの拡散だけになります

このリンパの流れは背骨を動かすことによって起こるため

脊椎の動きの硬い人は老化が進みやすくなってしまうのです

ですから骨格の老化を防ぐためには運動が最も重要なのです!


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パワープレートの三次元振動によるアクセラレーショントレーニングは

振動が筋肉を1秒間に30~50回も動かせるとともに

血行やリンパの流れを促進させることができるため

背骨への栄養補給を効果的に行うことができます!

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パワープレートでいつまでも若々しい姿勢でいられるように、エクササイズを楽しみましょう!

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脳は大きく分けて大脳、小脳、間脳、脳幹(中脳、橋、延髄)に分けられています


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大脳は進化の過程の中で新しい脳で、人間では特に発達している部分で

秩序のある行動を可能にしています

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小脳は運動の細かな調整を行う部分で、筋緊張の調節、身体の平衡や姿勢の保持

運動の計画を修正して運動を微妙に調節するのに役立っています


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間脳は視床と視床下部から成り、視床は複数の大型の神経核の集まりで

感覚、意識、運動に重要な部分です

視床下部は自律神経の最高中枢であると共に、体温調節、ホルモン分泌、摂食行動、情動行動を

司っています

脳幹は生命維持に最も重要な多数の機能を司っている部分で

中脳は姿勢反射と目の運動反射(瞳孔の対光反射)に関わります

橋は脳神経の核と共に排尿の中枢があります

延髄は呼吸、循環、消化など生命維持に重要な中枢があります


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パワープレートトレーニングは緊張性振動反射によって

筋肉を動かします


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この反射は脊髄内で行われるため、高速の筋肉運動が脳で意識されることはありません

しかし、筋肉運動によって蓄積した乳酸は、血液の監視を行っている視床下部で認識され

大量の成長ホルモンの放出命令を下垂体に出すのです

成長ホルモンの作用は

体脂肪を減少させる

筋肉量を増加させる

コレステロール、血圧を低下させる

免疫力を回復させる

骨密度を高める

傷の治癒を促進する

ハリのある肌をつくる

髪を増やす

活動レベルを高く保つ

視力を回復させる

精力を増進させる

など多岐に渡ります


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筋肉、関節、骨から中枢神経まで全身に影響を与えるパワープレートの振動刺激は

あらゆる部分で体の機能を高める作用があるのです

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腹筋群の重要性

私たちの体幹は、胸部は肋骨と胸椎、胸骨から成る胸郭というケージで囲まれた部分と

このようなフレームの無い腹部に分けられています


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胸郭の中には肺や心臓などの臓器があり、保護されていますが

腹部はこのような骨が無いため、筋肉の下はすぐに様々な消化器官が詰まっています

なぜ、腹部にも重要な内臓があるにも関わらず、胸郭のような骨の防御壁が無いのでしょうか?

それは運動機能を高めるためです

腹部に骨のフレームが無いことによって身体を捻る、前屈、後屈、側屈といった動きの

可動域が上がると共に動かしやすくなるのです


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そしてこれらの動きの原動力となるのが腹筋群で、上半身と下半身を繋ぐ

重要なユニットです

この腹筋群が骨のフレームの代わりとなって内臓を守っていると共に

運動における体の安定(軸)や動きを行っているのです

腹筋群は表層と深層に分かれ

表層では腹直筋と外腹斜筋、内腹斜筋

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深層では腹横筋です




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腹直筋はいわゆる腹筋運動(状態起こし)の時に使われ

腹斜筋は体を捻るような動きで使われる筋肉でモビリティー(動き)に関わり

腹横筋は腹部を囲むようにして走行し、腹圧を高めることでスタビリティー(安定性)を

高める働きを持っています


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パワープレートは表層の筋肉はもちろん、鍛えることが難しい深層の筋肉にも

緊張性振動反射によって3次元振動を伝え、鍛えることができます


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腹筋群を鍛えることによって

内臓温が上がり冷え症の改善、予防になる

腹圧が上がり、腰痛の改善、予防になる

体の軸がつくられ、あらゆるスポーツで動きの効率化やケガの予防につながる

体にくびれをつくり、美しいボディラインをつくる

内臓の位置を保って機能を保つ

など数多くのメリットがありますので、ぜひパワープレートで効率よく

腹筋を鍛えましょう!

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生理的湾曲について

ヒトの脊柱には生理的弯曲があり、それぞれ頸椎は前弯、胸椎は後弯

腰椎は前弯、仙骨、尾骨は後弯という形状になっており、横から見ると緩やかなS字を描いています



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ではなぜこのような湾曲があるのでしょうか

例えば人間に近い哺乳類であるゴリラは4足歩行であることから

弯曲はほとんどありません



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ヒトは直立二足歩行をするため、スイカの大玉ほど重さのある頭部を

最も高い位置に置かなければならず、背骨は常にそれを支えなければなりません

また、走ったり、とび跳ねたりすることでその負荷は数倍にもなります

しかし、脊柱に生理的弯曲があることでその負荷に耐えることができるのです!



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その公式は、弯曲の数をXとすると

N(力、負荷)=X二乗+1で表されます

ヒトの体には正常では3つの弯曲があることから、Xに3をあてはめると

N=10となり10の負荷に耐えることができます

しかし、現代人はストレートネックと言われる

頸椎の弯曲が減少してしまっている人が多く見られます

またぎっくり腰を繰り返す人の腰椎の弯曲も減少しています

このような状態では、弯曲の数は3から2に減ってしまい

2を先程の公式のXに代入してみると、答えは5と耐えられる負荷は正常の半分

なってしまい、組織を傷めやすくなったり、コリなどを感じやすくなってしまうのです


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このような弯曲の原因は様々ですが

先天的なものを除いて、考えられるのは日常生活における姿勢です

パソコンや読書などの姿勢が首を前に出すような状態になっていると

筋肉の緊張によってその状態が固定され弯曲が減少していきます


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また、運動不足による弯曲をつくる筋肉の弱体化も原因の一つです

パワープレートはトレーニングだけでなくストレッチ、マッサージといった効果もあることから

緊張した筋肉の緩和、足りない部分の筋力強化を行うことができ

しなやかな脊柱をつくるサポートをしてくれます!



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体中の組織に指令を出している脊髄が収まっている脊柱を正しくすることは

スタイルが良く見えるだけでなく、健康をでいるために非常に重要なことなのです

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脊柱の機能について

脊柱に求められる力学的要素は強靭性と柔軟性です

後方から脊柱を見るとおおむね直線状を呈していて

上方から下方にいくにしたがって安定性と安全性を保つために脊椎が大きくなっています

脊柱の支持は筋肉や靭帯があらゆる部位に存在して

直立姿勢時には左右均等に、左右非対称な構えがとられる時にはバランスを保つように

働きます


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何らかの原因によって骨盤部が傾斜すれば、脊柱に側弯が生じて

身体全体の安定が保たれます

脊柱の柔軟性は身体のあらゆる動きに対して従順に対応し

動きに伴う肢位変化(姿勢変化)の調整において重要で

強靭性とはそれを支えることとなります

この2つの力学的要素が満たされる時、脊柱は身体、生体の安定軸として正しく機能するのです

脊柱において、直接身体を支えているのは椎体部分で

椎体の前方部分は中、後部に比べて抵抗力が弱く

正常な椎体の場合、600kgの圧力が加わると、前方が楔形に骨折し

800kgの力が加わると、椎体全体がつぶれてしまいます

このような骨折は椎体圧迫骨折と呼ばれ、高齢者や強い外的衝撃が加わった時などに

見られます

パワープレートの3次元振動は筋肉だけでなく、骨密度も高めることが

研究によって明らかになっています


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脊柱は四肢、体幹を支配する神経である脊髄が通っている重要な部分です

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パワープレートで全身の骨密度を高めて

身体の機能がしっかりと発揮できる状態をつくりましょう!


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骨盤について

ヒトは直立二足歩行をする唯一の動物ですが

それを可能にしている大きな特徴が骨盤の形状です

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直立している場合、骨盤には上半身の重みが脊椎を通して伝わり

地面からの反力が脚を通して伝わるため

体の中で特に力が加わりやすい部分です

これらの力をうまく分散するために骨盤は非常に理にかなった形状をしています

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最下部の腰椎である第5腰椎にかかる体重は、仙骨で等しく分散して股関節に伝えられます

逆に地上からの反作用の力は大腿骨頭に向かい

一部の力は前面の恥骨結合に伝わって左右の力が合わさります

骨盤を上から見るとドーナツのような輪ができていて

この形状がうまく力を分散させているのです

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しかし悪い姿勢が続いたり、筋力が低下してくると

左右にある骨盤の関節が不均等になり、体全体のバランスが崩れていってしまい

腰痛や肩こりといった症状がでてくることもあります

解決策として骨盤周りの筋肉を鍛えることが有効ですが

骨盤は表層だけでなく、深層にもびっしりと筋肉が走っています

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これらをすべて鍛えていくことは容易ではありません

パワープレートを使うことで鍛えることが難しい深層の筋肉も

3次元の振動が一秒間に30~50回という速さで動かしてくれるため

簡単かつ短時間で筋力をアップさせることができます

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またパワープレートの上では、振動がかかっているという不安定な状態を利用して

バランストレーニングも行うことができます

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筋力がある程度ついてきたら、その筋肉を正しく使ってよい姿勢をつくり

体に覚え込ませるという目的でバランストレーニングを行っていけば

歪み知らずの体をつくることができるのです!

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足部について2

今回は足部の関節についてお話したいと思います

足部の関節は足根部、中足部、足指に関節の3つにわけることができます

〈足根部の関節〉

1、距腿関節

2、足根間関節 

①距骨下関節
②踵立方関節
③距舟関節
④楔舟関節
⑤立方舟関節
⑥楔立方関節
⑦楔間関節


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〈中足部の関節〉

1、足根中足関節

2、中足間関節

〈足指の関節〉

1、中足指節関節

2、指節間関節

といった多くの関節が連動して足の機能を発揮しています

その他、関節を安定させるために内側側副靭帯(三角靭帯)、外側側副靭帯(前距腓靭帯、後距腓靭

帯、踵腓靭帯)などの靭帯が支えています


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関節には体のバランスを感じるレセプター(センサー)があり、体の傾きや衝撃などを脳に伝えて

反射によって安定を保っています

歩行を始めとした多くの運動を行う上で、それらの構造がきちんと機能しているかは

非常に重要になります


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パワープレートは一秒間に30~50回という振動刺激が

3次元(前後、左右、上下)に伝わることで、筋力や骨の強化だけでなく、レセプターに対して

非常に多くの情報を送ることになり、活性化させることができます


pp51.jpgパワープレート導入店はこちら


足部について

足部は歩行時に衝撃を吸収、分散し、身体の前方移動の支点になるという重要な役割を持っています

人間は二足歩行をすることことから手と足では役割が違うことから

その形状も大きく異なっています


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手の関節と比べて足の関節は可動性が低く、運動が制限されていますが

その代わりにアーチ(土踏まず)を形成することによって体重移動をスムーズにして

滑らかな歩行を可能にしています

足底アーチには以下のものがあります


①内側縦アーチ

土踏まずを形成し、歩行と密接な関係があり

踵骨、距骨、舟状骨、内側楔状骨、第一中足骨で構成されます

ここに後脛骨筋、前脛骨筋、長母指屈筋、長指屈筋といった筋肉がこれらのアーチを支えています

②外側縦アーチ

身体の側方への揺れに対して足のバランスと密接な関係があり

踵骨、立方骨、第五中足骨、で構成され、長腓骨筋、短腓骨筋といった筋肉が支えています

③前、後横アーチ

両縦アーチの間にできるアーチです


arch23.jpgこれらのアーチには骨、関節、靭帯、筋肉の要素が巧みに組み合わさっており

足が地面に着く時の衝撃を吸収し、力を分散することを可能としています

アーチの形成によって足底にかかる体重は、安静立位では

左右の距骨に50%分散され、さらに距骨は踵骨に約25%強、母指球、小指球に約25%弱

の比率で分散します

筋力の低下やアライメントの崩れによってこれらのアーチが低下した状態では

運動時に足部が不安定になると共に、衝撃がダイレクトに伝わってしまうため

様々な障害が生まれます



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パワープレートは一秒間に30~50回という振動刺激が

3次元(前後、左右、上下)に伝わることで、筋力や骨の強化によってアーチを正常に保ち

身体の機能を最大限に発揮させることができます


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膝関節について

膝関節は人体で最大の関節で、大腿骨、脛骨、膝蓋骨からなる2関節の複合体です

大腿骨の関節面が2つの半球状であるのに対して

脛骨の関節面は浅い凹状の平坦な構造であることから

膝関節の骨としての適合はとても不安定です

これを補うために膝関節には


・外側、内側の半月板

・前後の十字靭帯

・内、外側側副靭帯


といった組織が覆っています


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半月板は断面が三角形の線維軟骨でその機能は

①関節の適合性を良くする

②緩衝作用

③可動性を適正にする

④関節内圧の均等化

⑤圧迫応力の減少(骨の衝突を防ぐ)

といったものが挙げられます


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内、外側側副靭帯は側方への動揺を防ぎ

関節の伸展時に緊張し、屈曲時に弛緩するという特徴があります

従って膝関節に何かしらの問題があり、膝が伸びきらずに生活していると

靭帯がうまく働かず、不安定になり損傷しやすくなります

前後の十字靭帯は、前後の膝の動揺を防いでいますが

コンタクトスポーツなどでは損傷しやすい靭帯です


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これらの安定機構に加えて重要なものが筋肉です

しかし体の使い方に癖があったり、筋のアンバランスがあると

骨の変形や痛みの原因になってしまいます

パワープレートはプラットフォーム上でトレーナーが正しいアライメントに整え

スクワット等の簡単なトレーニングを行うだけで、1秒間に30~50回という速い振動刺激が

筋や腱、関節に存在するセンサーを刺激し

正しいアライメントを体に覚え込ませることができます



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運動不足や年齢を重ねていくと、筋力の低下によって先ほど述べた安定機構への負担が増え

様々な膝関節障害の原因になりますが

パワープレートはもしすでに膝に痛みを抱えていらっしゃる方でも

関節運動を行わずにトレーニングができるため、リハビリとしても有効です

多くの病院でも導入されているこのマシンをぜひお試しください

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プロフィール

中込慶一
(ナカゴメケイイチ)
・出身地:東京都
・血液型:O型
・昭和61年4月7日
・日体柔整専門学校卒
・柔道整復師
・全国冷え症研究所に5年勤務ののち現在は、パワープレート東京にてインストラクターを務める
・特技:スポーツ全般 陸上
・趣味:音楽・バイクツーリング
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