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2012年3月

2012年3月

フランス研修

3月23~29日までエルクレストが講師としてお世話になっている森征秀美先生が出場される

ヌーベルエステティック世界大会の応援に行っていきました

約9800kmの旅でしたが、行きの飛行機で

関西弁をしゃべるイケメンのCAの方と仲良くなりました(笑)


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約15時間でフランスに到着

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滞在した一週間気温は毎日20℃を超えていて、準備していった服がほとんど必要ない陽気でした

夜に森征先生おススメのレストランで珍しいエビフライを頂きました!

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エビフライの周りをポテトフライで覆ってあるんです

とってもおいしかった!

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ムール貝のバター焼きも絶品でした!


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フランスに来て最初の朝、パリの朝は気持ちいい

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そこにパワープレートスタジオらしきものを発見!


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さすがフランス人!美意識が高い!



初日はバスでパリの市内を回りました

ノートルダム大聖堂

人間業とは思えない程、細かくて荘厳な建築に鳥肌が立ちました!

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エッフェル塔

エッフェルさんが考案した塔で、市民から景観を乱すという反発が多く

万博が終わったら取り壊す予定でしたが、現在ではシンボルとしてなくてはならない存在です

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モンマルトルの丘

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絵描きさんが集まって自分の描いた絵や似顔絵を売っていました


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このアトリエはかつてピカソのアトリエで、現在は日本人が使っているそうです


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その後オペラ座の近くで昼食

いつもこんな昼食が食べたいです

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脂肪細胞が分泌するホルモン

脂肪細胞がホルモンを分泌するのをご存知ですか?

その代表が最近発見されたレプチンというホルモンです

レプチンはエネルギーの取り込みと消費の制御に重要な役割を果たすペプチドホルモンで

食欲と代謝の調節を行っており、血液中にレプチンが流れ出して

血中のレプチン濃度が上がると、脳に対して「お腹いっぱい」という満腹信号を発信します



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レプチンは、脂肪組織自体にも働きかけて

エネルギー代謝の増大、つまり「カロリーをエネルギーとして燃やしなさい」という指示も出すという

ダイエットに励む方には夢のようなホルモンです


ちなみにレプチンの満腹信号は、食事を始めて20~30分経ってから分泌されるため

早食いをしてしまうと効果が半減します

体内に脂肪が増えていくと、レプチンは「役割が終わった」といって減っていくのではなく

脂肪と一緒になって増えていきます


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これは、一見すると良いことのようですが、レプチンが働きかける脳の容量は変わらないので

レプチンは飽和状態になっていきます

そして、レプチンが多くなりすぎて、脳が麻痺をしてしまい

レプチンが効かなくなった状態、いわゆるレプチン抵抗性という状態になってしまうのです


満腹信号が出なくなってしまうので、いくら食べても満腹にならず

いつまでも食べてしまうことになり、次々と脂肪が溜め込まれていってしまうという

悪循環になっていくのです

slide3.JPGレプチン抵抗性による肥満の人が、減量に取り組み、脂肪が2~3%減ったとすると

レプチンの量は20%も減ってしまいます


ところが脳は、いままでレプチンが飽和状態だったのですから、急にレプチンが減ってしまうと

ものすごい空腹感に襲われることになるのです


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そして、ついに我慢が出来ずに、大食に戻ってしまうという

いわゆるリバウンドと呼ばれる状態を引き起こしてしまうのです

ですからせっかく分泌されているレプチンと上手に付き合うためにも

食事制限だけのダイエットではなく、パワープレートのような筋肉量を増やして

代謝を高めるようなものを組み込んで

内分泌器官である脂肪細胞に負担をかけるような急激なダイエットは控えて

ダイエットに取り組むことが重要です


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エステ施術とパワープレート

脂肪細胞の大きな役割は余分なカロリーを脂肪として蓄積することです

摂取した中性脂肪は、脂肪細胞内の小胞体から分泌される脂肪分解酵素であるリパーゼによって

脂肪酸にまで分解されます

脂肪酸は、筋肉のエネルギー源として利用されますが

利用されなかった脂肪酸は肝臓に回収され、中性脂肪に再合成されて

血管に注ぎ、再度脂肪細胞に蓄えられます

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エステサロンでエンダモロジーなど痩身プログラムを受けた後は

血中の中性脂肪の濃度が高まり、エネルギーとして使われやすい状態になっています

従って、この時が脂肪を燃焼させるチャンスなのです


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パワープレートは15分で従来のジムトレーニング1時間に相当する運動量を確保できる上に

脂肪燃焼を促進する成長ホルモンの分泌量を通常の約4.6倍に高めることができます!

また施術とトレーニングによって血流が良くなっている状態では

リパーゼの活性が高まるため、相乗効果で脂肪を燃焼できるのです


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猫背を正すトレーニング

猫背は、見た目が老けて見えるだけでなく 頸が前に突出しやすくなり、筋肉に負担が増え

頸、肩、背中のハリ、頭痛などを引き起こします

猫背の原因は、心理的なものも影響しますが

パソコンや読書をする時のような前かがみの姿勢によって

体の前にある筋肉が緊張、短縮し、逆に背部にある筋肉が弱化してしまうために

起こります


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そんな弱ってしまった背部の筋肉を鍛えるのに適したトレーニングとして

バックプレスウィズプロモーションをご紹介します

まず、パワープレートの上で膝立ちになりプロモーションを握り

胸を張って、上方に向けて腕を構えた状態がスタート姿勢になります

バックプレスウィズプロモーション.jpgそこから真上に向かって腕を伸ばします

伸びきったところでゆっくりスタート姿勢に戻し、これを繰り返し行っていきます

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普段猫背になってしまいやすい方はこのトレーニングを行うことで

肩甲骨が後ろに引かれて姿勢の矯正になります

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注意して頂きたいポイントは腕がきちんと真上に上がっているかです

少し前に伸ばした方が楽なので、つい腕が下がってしまいがちなのですが

体の軸を意識して、それに沿って動かせるように意識してみてください

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脂肪を知る

ダイエットをする上で、パワープレートのトレーニングと合わせて行って頂きたいのが

食事のチェックです

特に脂質の摂取はぜひ抑えたいところですが

体に必要な脂肪もあり、正しい知識が必要です


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私たちが摂取する脂肪の95%はトリグリセライドでグリセロールと脂肪酸からできています

脂肪酸のうち、常温で固体のものを飽和脂肪酸と言い、主に動物性脂を指します

ただしヤシの実は飽和脂肪酸です


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常温で液体のものを不飽和脂肪酸と言い、主に植物性油を指します

ただし青背の魚は不飽和脂肪酸です



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不飽和脂肪酸はさらにオメガ3、オメガ6、オメガ9という種類があり

オメガ3はフラックスオイル、シソ油、青背の魚に含まれ

オメガ6はベニバナ油、コーン油、大豆油

オメガ9はオリーブオイル、キャノーラ油などに含まれています

細胞膜を構成している重要な構成成分にはオメガ3、オメガ6があり

体内で作り出せないことから必須脂肪酸と呼ばれています


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健康のためには両者の比率が重要であり

許容の限界はオメガ3:オメガ6の値が1:4までとされていますが

1960年に厚生省が飽和脂肪酸の摂取による動脈硬化や高脂血症の予防のために

リノール酸系の植物性油を摂ることを推奨したことから現代人はオメガ6の摂取割合が増えています

しかし、脳神経細胞の細胞膜にはオメガ3が必要で

20%以上含まれていないと情報が正しく伝達されないと言われており

アルツハイマー型認知症の患者ではオメガ3が非常に少ないことが証明されています

また、オメガ3はアレルギー抑制、炎症抑制、血栓抑制、血管拡張といった作用をもつのに対し

オメガ6はアレルギー促進、炎症促進、血栓促進といった正反対の作用を持ち

現代人はオメガ6に偏った食事となっていることから

アレルギー過敏、炎症体質になっているという現実があります

食事制限などで脂質の摂取を抑える場合には、このオメガ3とオメガ6の比率を考慮して

必須脂肪酸は摂るように心がけましょう

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RMIT大学日本校卒業式

3月20日にRMIT大学日本校の卒業式が芝パークホテルで行われました


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WHOで西洋医学と共に正式な医療として認められているカイロプラクティックですが

海外と比べて日本での認知度は低く、法制化もされていないことから

国際基準の教育を受けていなくても、カイロプラクティックの看板を掲げて

治療を行うことができてしまいます


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RMIT大学日本校(TCC)は日本で唯一CCE(Council on Chiropractic Education 

カイロプラクティック教育審議会)の認定を受けた大学として現在までに200人以上の

国際基準カイロプラクターを輩出しています

今回卒業された4年生にはインターンとして治療をしていただいたり

実技練習に付き合ってくださったりと非常にお世話になったので寂しいですが

ぜひこれから多くの患者さんのお役に立って、活躍していただきたいと思います



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運動で紫外線による老化を防ぐ

紫外線が皮膚に良くないということは誰もが知っていることですが

なぜ良くないのかと聞かれると、答えられる人は少ないと思います

紫外線にはA波、B波、C波があり、最も浸透性が高いのがA波です

日焼け止めの効果を示す指標の中にPAという値がありますが

これはA波をどれだけブロックできるかを示しています


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A波は皮膚の真皮まで到達し、コラーゲンを破壊するため肌の弾力を失わせ

たるみなどの原因になります

コラーゲンは結合組織と呼ばれており、体の組織を構成する細胞と細胞の間にあり

組織を支持したり、力などを伝達する組織です

コラーゲンは肌だけではなく筋の膜系、腱、靭帯、骨基質、軟骨などもつくっています

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これはマウスを用いた実験ですが、運動をさせた後の72時間後には

筋や腱でのコラーゲン合成が何倍にも上昇することが分かったそうです


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サプリメントのように外からコラーゲンを取り入れても、他の必要な組織にとられてしまい

肌にはあまり吸収されない
ことがよく知られていますが

トレーニングによって、体内での合成を高めることで

全身にくまなくコラーゲンを供給することができます

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パワープレートは振動が筋肉を動かすため、短時間でも多くの運動量を確保でき

簡単にトレーニングの効果を得ることができると同時にアンチエイジングの代名詞である

成長ホルモンの分泌量を最大で通常の4.6倍に高めることができます!

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一日15分でも十分な運動量になるパワープレートをぜひ習慣にして頂ければと思います!


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ゆがみは内臓の働きを低下させる

内臓を支配する自律神経は脳、脊髄から起こりますが

これらの神経は背骨のの中を通り、それぞれの臓器に出ていきます

ですから背骨のゆがみは、内臓の働きにも悪影響を与えてしまうのです


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特に腸に内蔵される壁内神経の量は大変なものであり

腸の壁の筋や粘膜の層を薄くはがしてみると、すだれのように 神経の線維束が広がっています

この神経網を研究している山梨医科大学の小林 繁 教授は

「腸は神経の網タイツを履いている」と表現しています

この神経のアミノ結び目にあたるところには神経細胞がたくさん存在し

その数は腸全体では膨大な数にのぼり

もちろん脳そのものには遠く及ばないとしても 脊髄全体ニューロンの数をしのぐと言われています

化学刺激を受け取るセンサーはニューロンと同格の感覚細胞で

それゆえにパラニューロン(パラは横に並び立つという意味)とよばれる

このパラニューロンは腸の内面に散らばっており

腸全体としてみると、その数は膨大なものになり

ホルモンを分泌する内分泌系の王者 脳下垂体の細胞数を大きくしのぐと言われています

したがってゆがみによってこれらの神経の働きが悪くなると

下痢や便秘、免疫力の低下といった症状が出てきてしまうのです


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パワープレートは特許技術の3次元振動を用いて

緊張性振動反射によって、脊柱の安定に関わりゆがみの原因となる

体幹部分のインナーマッスルと

動きを生み出すアウターマッスルを同時に鍛えると共に

柔軟性を高め機能的な状態にしていき

ゆがみを正していきます

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卒業研究発表会4

前回に続き卒業研究発表会で発表されたカイロプラクティックにおける論文をご紹介したいと思います


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「カイロプラクティック治療がスポーツパフォーマンスに及ぼす影響 -立ち幅跳びによる検討-」

・はじめに

近年、多くのアスリートがカイロプラクティックを含む様々な治療を通じて自己のメンテナンスや

パフォーマンス向上のために役立てている

アメリカでは普及率が高く、日本でも徐々に関心を得られている。

しかし、スポーツパフォーマンスの向上に関連するカイロプラクティックの研究資料は

豊富とは言えず、実際の現場では知識よりも経験によって治療が行われていることが多く

体系化された治療は存在しない。

本研究の目的はカイロプラクティック治療を含む身体へのアプローチがパフォーマンス向上において

どれほど貢献できるかを検討することである。

本研究ではスポーツパフォーマンスとして跳躍力を必要とする立ち幅跳びを選び

治療前後においてその変化の比較を行った。


・対象と方法

RMIT 大学の21~45歳までの健康な学生14人を対象とした。

対象者全てに対して、一定の期間をあけてアジャスト、モビリゼーション、ストレッチ、テーピング

の4種類の介入を実施した。

それぞれの介入の前後で立ち幅跳びの距離を測定した。

アジャストは脊柱を頸椎、胸椎、腰椎骨盤の3部位に分け、それぞれの部位で

モーションパルペーションによって決定したリスティングに対して1か所ずつ

計3か所にアジャストを行った。

モビリゼーションは腹臥位で脊柱を頸椎から骨盤まで3分間P→A方向に押圧を行った。

ストレッチでは仰臥位で脊柱起立筋、外腹斜筋に対して他動的ストレッチを一か所30秒とし

計1分30秒行った。

テーピングは脊柱起立筋、外腹斜筋の計3か所にキネシオテープによるテーピングを行った。

立ち幅跳びの測定は5回の跳躍を行った。1回目の跳躍は測定せずに2,3回目の跳躍を

介入前の数値とし、施術介入を行った後に4,5回目の跳躍を介入後の数値とした。

この介入前後の数値の平均値を比較し、介入による跳躍距離の変化を調べた。

統計学的な検定には対応のあるT検定を用い、有意水準5%未満を有意差ありとした。


・結果

治療後に跳躍距離が増加傾向にあったのはアジャストのみでストレッチとテーピングは

減少傾向にあった。

しかし、いずれの群においても、これらの変化は有意ではなかった。


・考察

テーピングは減少傾向であったが、キネシオテープを既定の筋に使用する際に

筋を伸張状態にして使用したため、筋に対して外部から

起始停止を近づけようとする固定の作用が加わり、筋の円滑な動きを妨げたものと考えられる。

ストレッチが減少傾向にあったその要因として、筋温力学的な変化及び

神経生理学的な変化が有力な候補として挙げられるが、これらも明確ではない。

モビリゼーションにおいては増加と減少に分かれた。

モビリゼーションとは制限のある関節に対して、制限を改善する方向に押圧し

関節の協調性を正常化するものである。

今回の研究では、押圧の方向を一定にしたため、効果にばらつきがみられたと考える。

アジャストのみ増加傾向にあったのは、アジャストによって制限が解消され

脊柱全体として正常な可動性を獲得したため、下肢で生じた力を上半身に円滑に伝達することで

エネルギーのロスをカットすることになり、記録が上昇したものと考える。

今回の研究では体幹を中心に施術することで立ち幅跳びの記録を測定したが

跳躍は股関節、膝関節、足関節またそれらに関わる筋肉のみならず

上肢の反動を利用して跳躍を行うため施術部位に上肢を含めた研究や

筋肉に対しては筋血流、神経伝達速度、筋硬度などの様々な因子も

影響すると考えられるため、これらの因子を考慮した研究を進めていく必要があると考える




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卒業研究発表会3

前回に続き卒業研究発表会で発表されたカイロプラクティックにおける論文をご紹介したいと思います


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「マニピュレーションが投球動作に及ぼす影響 -球速と投球動作解析による検討-」

・はじめに

野球における投手の能力として一番の指標にされるのが球速である。

ボールのスピードが速いというのは打者を打ち取る一つの大きな要素になり、観客を魅了させる。

また、球速が速い投手は脚を上げた状態(HK時:High knee)から接地までが一秒以内であると言われている。

これは閉進運動エネルギーを高めるために重心移動の速度を速くするとフォームのエネルギーが

高まり、ボールの初速が速くなるという結果に繋がるからだと思われる。

この研究では投球動作を解析し、その中で球速に関わる要素として

関連が高いと思われるHK時からの体幹重心の並進運動について検証し

カイロプラクティック治療を行うことにより、どの程度貢献できるかを検証した。


・対象と方法

対象は野球経験者11名、年齢20~34歳の成人男性とした。

投法は全員上手投げであり、投球に支障をきたす障害を有した選手はいなかった。

十分なウォーミングアップを行った後、平らな地面上から18.44m離れた捕球者に向かって

施術前と施術後に全力で5球ずつ投球させた。

5球の中で最高球速と最低球速をそれぞれデータとして使用した。

球速の計測にはスピードガンを使用し、投球動作の撮影には2台のデジタルカメラを用いた。

撮影した同級動作のビデオ映像から2次元動作解析ソフトMOA-2Dを用いて

HK時の体幹重心(第二仙結節)から踏み込み足接地

アクセラレーション期からフォロースルー期までの0.03秒ごとの座標を算出し

それぞれの座標から体幹重心移動速度の平均を算出した。

統計学的処理にはPEARSONの相関係数を用い球速と重心移動速度との相関を求めた。

また、カイロプラクティック治療としてモビリぜーション治療、アクチベーターを用いた治療を行い

重心移動速度と球速にどのような変化が出るかを検証した。

治療箇所には上部胸椎、仙腸関節を選択し、モビリゼーションは5分間

アクチベーターは上部胸椎、仙腸関節でそれぞれリスティングを取って3回行った。


・結果

モビリゼーション前の最高球速とHK時からフォロースルー期までの体幹重心の平均並進速度に

有意な相関が認められた。(r=0.951 P<0.05)

モビリゼーション後の最高平均球速は6人中2名が上がり、4名が下がるという結果になった。

それに伴い、被験者の重心移動速度の平均も下がるという結果が出た。

アクチベーター前の最高球速と重心の平均並進速度に有意な相関が認められた。

(最高球速:r=0.964 P=0.05)

また、アクチベーター後の最高平均球速は5人中5人が上がった。

それに伴い、被験者の重心移動速度の平均も上がった。


・考察

アクチベーターでは並進運動、球速共に速度が上がったが

モビリゼーションでは効果が見られなかった。

アクチベーターでは被験者に対して一定の出力、速度が得られるため

被験者のリスティングに対して的確な治療が行えたと考えられる。

逆にモビリゼーションは上部胸椎、仙腸関節合わせて5分間の施術を行ったため

必要以上の治療によって球速に必要な筋肉がリラックスしたのではないかと考えられる。

また、施術者の出力や速度も必ずしも一定とは言えない。

モビリゼーションに関しては、長期的治療でのパフォーマンス向上も考えられるため

一概に効果が無いとは言い切れない。

今回の検証では、並進運動でしか検証できなかった。しかし投球動作においては

並進運動から骨盤の回転運動、それらに関わる下肢の運動や、直接ボールをリリースする上肢の

運動など、様々な動きが複合される。

特に骨盤の回転運動は並進運動の後に起きる動作であるため

今後も検証する必要があるであろう。

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卒業研究発表会2

前回に続き卒業研究発表会で発表された論文をご紹介したいと思います

今回ご紹介する論文は私自身も被験者として参加した研究です

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「カイロケアのアンチエイジング効果の可能性 ~加速度脈波による検討~」


・はじめに

わが国は2007年より総人口に占める65歳以上の割合が21%を超え、超高齢社会となった。

これに伴い加齢よる疾患も増加傾向にある。医療費では循環器系疾患が21.2%(平成19年)を占め

他の疾患を抑えて一番の医療費負担の原因となっており、特に高血圧者への投薬は

多くの場合、生涯行われるため医療費増大の一因となっている。

カイロプラクティックケアには以前から血圧の改善に効果があると言われており

本工の卒業論文でもいくつかの研究でその効果が示唆される結果が出ている。

血圧の改善は動脈硬化の軽減や予防など、血管へのアンチエイジングが期待できる。

本研究では、カイロケアが循環器系に与える影響をされあに細分化した研究を行うべく

血圧を決める要素である心拍出量と総末梢抵抗のうち、後者に対するカイロケアの影響を明らかにし

カイロケアが血管に及ぼすアンチエイジング効果を検証すべく加速度脈波計測器を用いて

実験を行った。


・対象と方法

RMIT大学日本校の生徒16名の男女を対象に、上部胸椎アジャストメント群、学生クリニック群

コントロール群の3群に分け、上部胸椎アジャストメント群は加速度脈波測定後、上部胸椎に

アジャストメントを行い、直後に再び加速度脈波を測定した。

それから一週間後に一度上部胸椎にアジャストメントを行い、一ヶ月後に再びアジャストメント前と

アジャストメント後で加速度脈波を測定した。

学生クリニック群は、加速度脈波測定後、週に一回学生クリニックにてカイロ施術を受け

一ヶ月後に再び加速度脈波を測定した。

コントロール群は加速度脈波測定の一ヶ月後に再び加速度脈波を測定した。

加速度脈波測定器はTAS9を用い、脈波の分析項目である拍出強度、残血量、動脈血管弾性度を

総合的に評価した末梢血管健康度と、心臓の自律神経活動を測定するLF値、HF値及び

心臓の副交感神経調節の機能評価の値であるRMSSD値を検証事項とした。

統計学的検証では対応のあるT検定を用い、有意水準を5%とした。


・結果

アジャストメント前後における血管健康度の変化は人それぞれであった。

アジャストメント群のアジャストメント前と一ヶ月後を比較すると、血管健康度は6人中5人が上昇し

平均して6ポイント上昇した。

学生クリニック群の開始日と一ヶ月後を比較すると血管健康度は4人中4人が上昇し、平均して

12ポイント上昇した。

コントロール群の開始日と一ヶ月後を比較すると血管健康度は6人中4人が下降し

平均して2ポイント減少した。

アジャストメント群では、実験前後で有意差は認められなかったが

全体的には血管健康度は上昇する傾向にあり、学生クリニック群では

有意に血管健康度が上昇した。

またそれらの結果は心臓における自律神経活動の変化とは関連性が見られなかった。


・考察

本研究では、カイロプラクティックの介入は血管健康度を上昇させる傾向が強く

今までは血圧の改善がみられるという大まかなレベルでその効果を示唆されていたが

本研究によって総末梢抵抗への改善効果もあることが示唆される。

末梢血管には交感神経が分布しており、その活動によって

血管の収縮が行われることが分かっている。

本実験では、総末梢抵抗への改善効果が示唆されるが、心臓の自律神経機能への影響は

個人によって様々であり、心臓への自律神経機能への影響と血管の総末梢抵抗の関連性は

確認できない。

椎間関節や椎間板、硬膜、前後縦靭帯を含む、脊椎の痛みを感じる構造のどこかが損傷を受けると

反射性の筋スパズム(筋緊張)が起こる。

Korrの"慢性的分節促通"の理論では、側角細胞の持続的刺激が交感神経のニューロンを促通させ

花瓶となった交感神経系により筋骨格系の機能障害や内臓の疲弊、疾病を永続させる要因となると

主張している。

本研究において、得られた結果をみると、上部胸椎のみをアジャストメントした群と

学生クリニックにてフルスパインのアジャストメントを必要な分節に受けている群では

後者の方がこの慢性的分節促通をつくり出していると思われる椎間関節をより的確に

改善させていると思われるため、血管としてより良い血管健康度へと繋がったのではないかと

推察できる。

また、交感神経が分布している胸椎と第三腰椎までの分節によって

分布している末梢血管の部位も異なると考えられ、総末梢抵抗の改善が

必ずしも心臓の自律神経機能の活動とは完全に連動しないことも考えられる。


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卒業研究発表会

今日はRMIT大学カイロプラクティック学科日本校(TCC)の4年生による

卒業研究発表会がありました

場所は日本赤十字社本社です

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WHOで西洋医学と共に正式な医療として認められているカイロプラクティックですが

海外と比べて日本での認知度は低く、法制化もされていないことから

国際基準の教育を受けていなくても、カイロプラクティックの看板を掲げて

治療を行うことができてしまいます

RMIT大学日本校(TCC)は日本で唯一CCE(Council on Chiropractic Education 

カイロプラクティック教育審議会)の認定を受けた大学として

卒業時にその成果を各々が研究テーマをもって論文として発表します

その中のいくつかをご紹介したいと思います


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「カイロプラクティックケアが女性の身体に及ぼす影響」

女性がよく訴える症状として月経痛や生理時の症状(腹痛、腰痛、頭痛、肌荒れや眠気)がある。

先行研究によって短期的なカイロプラクティックケアが月経痛に対する効果を明らかにしているが

継続的ケアによる効果は不明である。

そこで本研究では生理前症候群の一つである肌荒れに着目し、継続的カイロプラクティックケアが

「肌年齢(水分含有量、弾性)」に及ぼす影響を検討した


・対象と方法

TCCの学生と事務員の中から、月経周期出産未経験者の女性13名を本研究の対象とし

調査前と調査後でアンケートを行い、症状の変化を記録した。

対象者は「コントロール群」として治療を行わない場合のデータを

一週間に一度の測定し、計2回行った。

その後治療群として「STT(軟部組織緩和操作)群」と「アジャストメント(高速低振幅のスラスト)群」

に分け治療を行った。

両群共に、頚胸移行部と腰仙部の肌水分量と弾性を測定した後にSTT群は頚部から腰部にかけて

の脊柱起立筋に対しての緩和操作を行った。

アジャストメント群は頚胸移行部、胸腰移行部、腰仙移行部にアジャストメントを行った。

治療後は両群とも10分間安静にしてもらい、その後再び頚胸移行部、腰仙部の肌水分量と弾性の

測定を行った。

以上のデータから、短期的(治療直後)、長期的(最初と4週目)における変化を比較、検討した。


・結果

コントロール群では第5腰椎周辺の肌水分量が3.6%減少したのに対し、STT群では2.5%増加

アジャストメント群では5.3%増加した。

肌の弾性についてもSTT群、アジャストメント群共に増加がみられた。

さらにアンケートにおいて腹痛、腰痛が改善したという回答が得られた。


・考察

長期的なカイロプラクティックケアによって大きな変化が見られ、特に顕著であったのが腰部の水分

量と弾性であり、腰部の水分量はアジャストメント群の変化が一番大きなったが、その要因として

サブラクセーション(ゆがみ)がある場合、脊椎にストレスがかかり、体性-内臓反射が起こり

過度に交感神経が緊張していることから、カイロプラクティック治療を行い

そのストレスを取り除くことによって交感神経の緊張が解かれたことで

血管が一過性に拡張し、組織液、血液の循環が行われ、肌の水分量が上昇したと考えられる。

弾性が変化した要因としては、緩和操作、関節の刺激によって周辺組織の状態が改善したと

考えられる。

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パワープレートで冷えを改善し免疫力を高める

「冷えと免疫は密接な関係がある」ということを知っている人はいますが

それを常に念頭に置いて生活している人はかなり少ないと思います

日本橋清州クリニックの佐藤義之先生はご自身が被爆二世であることから

徹底したガン対策と西洋医学だけにとどまらない広い視野でのガン治療を行っています

この度、先生が新しく2冊の小冊子を出されたので早速読ませていただきました


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もし、ガンになったとしたら現在の医療では

手術、抗がん剤、放射線が一般的に行われている治療になりますが

それはガンを悪とみなし、取り除こうとする西洋医学の考えに基づくものです

しかし、ガンがなぜできるのかを考えると、必ずしも悪とは言えないのです

人は一日約6000億個の細胞が入れ替わり

そのうち健康な人でも約3000~5000個が異型細胞(ガン細胞)となります

このような細胞は、環境の変化に適応するために他とは違う働きをします

例として先生が挙げられていたのは、白菜の細胞です

植物は凍るとその細胞は死んでしまいますが、雪に埋もれる白菜は凍りません

それは白菜の細胞が環境に適応するために考え、細胞内の糖分の濃度を高くすることによって

その困難に打ち勝ったのです


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ヒトの場合も冷えがあり、35℃台という低体温の状態が続けば

活動に必要なエネルギーの産生方法が低酸素、無酸素下で働きやすいものに変化していきます

この低酸素、無酸素の状態はガン細胞の増殖に適した環境です

従って、ガン細胞はその環境に適した細胞として増殖したわけで必ずしも悪とは言えないのです

問題はその環境を作り出してしまった生活習慣にあるのです

通常であれば、異型細胞ができてもリンパ球によって

余計な細胞増殖が起きないように除去されますが、体温が低下するとリンパ球の活性は落ちて

異型細胞を除去しきれなくなってしまうのです



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体温が一度下がると免疫力は30%低下し、1℃上がると500%増加すると言われています

免疫力を高めるためにまず身体を温めること、その熱を逃がさないようにすることが大切です

大きく4つに分けると

腹筋などの体幹筋を鍛える

②服装に気を配る

③食事に気を配る

④不規則な生活

と言えます


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パワープレートはアクセラレーショントレーニングによって鍛えることが難しい

内臓付近にある深層筋も容易にトレーニングすることができ

熱量の増大によって効果的に内臓温を高めることができます

パワープレートを日常生活に取り入れることで短時間で筋量を増やし

リンパ球の活性を高めることができます


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パワープレートに+α

健康的にダイエットをする上で、運動は欠かすことができませんが

そこで重要なのが筋力トレーニングによる代謝のアップと

有酸素運動による脂肪の燃焼です


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パワープレートは短時間で筋力を効率よくトレーニングすることができます

しかし、一回のトレーニング時間が短くて済んでしまうため

+αで有酸素運動を組み合わせることによって効果は倍増します

代表的な有酸素運動にジョギングやウォーキングがありますが

これらの効果は実際どれほどなのでしょうか?

歩行の標準速度は約4kmと言われていますが

この速度が一番エネルギー消費が少なく、疲れることなく歩くことができます

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そして速さが時速7.5km以上になると走行の方がエネルギー効率が良くなるため走り始めます

ですからダイエットとしてウォーキングをする場合

あえてエネルギー効率の悪い時速7.5km以上の速さで歩けば

ジョギングよりも筋肉に負担をかけずより多くの脂肪を燃焼することができます

例えば、エネルギー効率の良い時速5.5kmで歩いた場合、70分で約300kcal消費するのに対し

時速7.5kmで歩けば35分で約300kcal消費することができます!

このようにパワープレートトレーニングとひと工夫のウォーキングを組み合わせることで

より多くの脂肪を燃焼することができるのです


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ここで注意が必要なのですが、パワープレートトレーニングで

アンチエイジングホルモンである成長ホルモンをより多く分泌させるには

筋力トレーニングを有酸素運動より先に行わなければなりません

この順序を守れば、美容と健康を同時に手に入れることができ

まさしく鬼に金棒です

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上半身の引き締め -腕のたるみ- 

脂肪が付く部位で、多くの女性が気にされているのが腕のたるみです

このたるみを引き締める時に重要な筋肉が上腕三頭筋という肘を伸ばす時に働く筋肉です

triceps.jpgなぜこの部分に脂肪が付きやすいかというと、普段私たちが物を持ち上げたりなどの

力を使う時は多くの場合、肘を曲げる動作のため腕の前面にある上腕二頭筋が使われ

上腕三頭筋はあまり使われないことから、その部位のエネルギー消費が少なくなり

脂肪が蓄積してしまうのです


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そこでおススメするパワープレートトレーニングがプッシュアップです

いわゆる腕立て伏せですが、筋力の無い女性でも安心して行うことができます

パワープレートのロゴを囲むように手をつき、身体をまっすぐ支えてつま先または膝をつきます

 
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筋力に自信の無い方は膝をついて行うと強度が下がります

この状態から脇の角度を60度くらいにして肘を曲げます

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このトレーニングでは、腕の筋肉と同時に胸の筋肉も使われるのでバストアップ効果もあり

一石二鳥のトレーニングと言えると思います!

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パワープレートはトレーニングしながらストレッチができます

パワープレートでトレーニングをすると緊張性振動反射という反射が起こり

筋肉を素早く動かすことによって、30分のトレーニングでも

従来のジムトレーニング2時間分という効率の良さで鍛えることができます

しかし素晴らしいのはこれだけではありません



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Cardinaleという方の研究で、パワープレートの上でトレーニングを行うことによって

多シナプス経路の発達によって筋力、筋パワーと同時に

柔軟性を同時に高められることが明らかになりました!



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人の体には神経の中継地点(シナプス)が1つの単シナプス経路と

2つ以上の多シナプス経路があります


例えばパワープレートでスクワットを行ったとすると、緊張する大腿四頭筋に対しては

より一層の収縮を促して鍛えていきますが

拮抗筋であるハムストリングスに対しては、神経刺激が減少し収縮を抑制します

すなわちパワープレートでスクワットをした後は、前屈が柔らかくなるということです!



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通常、柔軟性を高めるためのストレッチとトレーニングは分けて行うものですが

パワープレートではトレーニングをしない部分や

特に緊張が強いなどの場合以外はその必要がありません

もちろんパワープレートでのも非常に効果的なので

私がお客様のトレーニングを行うときには、疲れが出やすい筋肉や

特に柔軟性が落ちやすい筋肉のストレッチを3つほどチョイスして行っています

パワープレート使うことで、体が硬くトレーニングをするとケガが心配だという方も安心して

柔軟性を高めながら筋肉量を増やすことができるため一石二鳥なのです!


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運動不足と老化

運動不足はなぜ身体に悪いと言われるのでしょうか?

それはヒトの体が動くことを前提にデザインされているためです

背骨が24個に分かれているのも、様々な動きに対応できるようにするためですが

現代人のようにデスクワークなどで長時間身体を動かさないということは異常なことであり

様々なストレスを与えます


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運動不足は体に脂肪を溜めこんでしまうだけでなく、動かさない関節は不要と判断され

癒着し、運動に必要な神経伝達も鈍くなり

結果として老化(身体全体の機能低下)を進めてしまいます

骨格の柱になっている背骨の間には、椎間板というクッションがありますが

椎間板は20代を過ぎると血管による栄養補給が断たれ

30代では完全に無血管になってしまいます

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無血管になると、椎間板に栄養を運べるのはリンパの拡散だけになります

このリンパの流れは背骨を動かすことによって起こるため

脊椎の動きの硬い人は老化が進みやすくなってしまうのです

ですから骨格の老化を防ぐためには運動が最も重要なのです!


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パワープレートの三次元振動によるアクセラレーショントレーニングは

振動が筋肉を1秒間に30~50回も動かせるとともに

血行やリンパの流れを促進させることができるため

背骨への栄養補給を効果的に行うことができます!

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パワープレートでいつまでも若々しい姿勢でいられるように、エクササイズを楽しみましょう!

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ホルモンと脂肪燃焼

パワープレートトレーニングを行うと脂肪燃焼を促進する成長ホルモンの分泌が

増加することが証明されていますが、それ以外にもダイエットに有効なホルモンが

分泌されます!


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脂肪細胞中で直接脂肪分解を担っているのは

ホルモン感受性リパーゼという酵素です

ホルモン感受性というくらいですからホルモンに反応して活性が調整されます

アドレナリンやノルアドレナリンというホルモンが分泌されると活性化され

インスリンで抑制されます

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アドレナリン、ノルアドレナリンはエネルギーを消費を促すホルモンで

心拍数を上げたり、血糖を上昇させる作用があります

パワープレートはこれらのホルモンの分泌を適度に高めて

脂肪が燃焼されやすい状態をつくります


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これらのホルモンは、筋中の乳酸濃度を高めるような

レジスタンストレーニング(重りを持つなどの体に負荷をかけて行うトレーニング)で

分泌が促されますが

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パワープレートは、振動で体への加速度を上げるアクセラレーショントレーニングによって

重りを持たなくてもそれと同等の負荷を作り出すことができ

気軽に脂肪燃焼効果を得ることができるのです!

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歩き方を良くするとスタイルが良くなる!?

前回のブログで正しく歩くことの重要性をお話しましたが

今回は正しく歩くことでスタイルアップできる方法をお話したいと思います

私が考える正しい歩行で重要なことは以下の4つです

①体幹部の安定

②可動域の正常化

③アライメイントの調整

④歩行の各局面における筋力発揮の学習


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身体を効率良く動かすには、中心部から力を出し末端部分はリラックスさせておく必要があります

例えばムチを想像してみてください

持っている部分を素早く動かすと、先の部分はそれにつられて大きく速く動きますよね?

人の体も体幹部を安定させて、お腹のあたりから身体を動かすようなイメージを持つと

腹筋や背筋、お尻の筋肉がスムーズに使われ

脚にはほとんど力を入れなくてもスイスイ身体が進んでいき、疲れにくくなるとともに

自然にお腹周りが引き締まり、ヒップアップもできてしまうのです



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太ももやふくらはぎ、足首が太くなってしまう方はこのような意識がうまくできておらず

歩幅が小さくなってしまい、うまく筋肉が使えなくなってしまっていることや

膝が曲がったまま歩いているといったことが考えられます

パワープレートは振動が筋肉を動かすため体幹筋を始めとしたインナーマッスルを

効率よく鍛えることができます


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また、筋紡錘に対して刺激を与えて筋肉トレーニングとストレッチを同時に行うことが可能です

それにより可動域を広げ、体幹主動の動きができるようになります

歩くという身近なことに気を配ることは意外なキレイの近道になるのです

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意外と気づかない歩き方の重要性

歩くという行為は、普段当たり前に行っているため

自分の歩き方がどうなっているかということを気にする機会はほとんどありませんが

歩行は正しく行われていれば、美しいボディラインをつくりますが

間違った歩行パターンが身についてしまっていると

腰痛や膝痛、足の疲れやすさ、いらないところに筋肉が付いて

スタイルを悪くしてしまうなどの弊害も起こす可能性を秘めています


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正しい歩行で重要になるポイントは

体幹部の安定

可動域の正常化

アライメイントの調整

歩行の各局面における筋力発揮の学習

です

パワープレートを使うことでこれらを非常に効率良く行うことができます


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①に対して三次元振動は、神経系に対して良い刺激を与えるので、神経伝達を促進して姿勢維持の基本になる体幹部を安定させます

②は振動が腱に作用してストレッチ効果を生むため、疲れにくい歩行に必要な可動域を確保します

③アライメイントの調整には、通常正しい動きを3000~5000回やらなければ身につかないと言われていますが、パワープレートは1秒間に30~50回筋肉を動かすので非常に短時間で正しい動きを身につけることができます

④私は歩行の一連の動きを分解してトレーニングをおこなっています
膝を上げる動作、脚を後ろに運ぶ、足首を使って蹴るなどです これらを行った後に歩いてもらうと、ほとんどの方で脚の運びがかなり改善します


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最後に腕を振るなどの上半身の動きを指導することで歩幅が広がり疲れにくくなります



ウォーミングアップとパワープレート

スポーツを行う上でウォーミングアップは欠かせません

ある研究では、深部体温(直腸の温度)が約38.7℃に上昇したときに

最も身体のパフォーマンスが良くなり、通常体温のときの約30%増しになるというデータもあります


ウォーミングアップをすることでヘモグロビンが酸素を渡しやすくなり

息が上がりにくくなります

また神経の伝達速度が上がったり、関節の可動域が広がるなどの効果があります

パワープレートがワールドカップ日本代表やJリーグでも使用されているのは

非常に短時間でこのウォーミングアップができる点が大きな理由の一つです

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パワープレートは乗ってから4分で9割以上の人の血流が改善し

振動に対して体が反応し、神経系を活性化します!

研究によってパワープレートのアクセラレーショントレーニングは

筋肉の柔軟性と関節可動域を改善することが分かっています

筋肉は腱となって骨に付着していますが

筋肉には筋紡錘、腱にはゴルジ腱器官というセンサーがあります



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ストレッチを行うと、筋が伸長されゴルジ腱器官がこの筋肉の緊張を感知し

過度な収縮から組織を守るため、筋に対して反射的な弛緩を誘発します

パワープレートは30~50Hzという振動が神経に対してより多くの刺激を与えるため

この反射的な弛緩が強く起こり、素早く柔軟性を高めることができるのです!



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リンパについて

・リンパとは

全身を循環する動脈血の血漿の一部は間質液として、毛細血管の壁を通って

組織中に漏出し、そこで組織の細胞に栄養を与え、代謝産物を取り込んだあとに

再び静脈の毛細血管壁を通って静脈に戻りますが

その一部がリンパ経を通って静脈系に戻ります

リンパ系はもう最リンパ管に始まり、集合リンパ管を経て左右の右リンパ本幹と胸管をなって

鎖骨下静脈につながります



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下肢、腹部、左上半身からのリンパ系は全て体の左側にある胸管に入り

右上半身からのリンパ系は、右リンパ本幹に入ります

もう最リンパ管の透過性は毛細血管より高いため、体内に侵入した異物の大部分は

リンパ系に取り込まれ、途中にあるリンパ節(全身に約300~800個存在)でリンパ球や

マクロファージによって取り除かれます


・リンパ系の機能

①体内の組織中に存在する過剰な間質液を吸収する

②体外から間質液に侵入した異物を取り除く

③間質液にある過剰なタンパク質を取り込んで循環血液に戻すことによって

間質液の浸透圧を調節する

④小腸内のリンパには消化された脂肪を吸収する働きがある


・リンパの流れ

毛細リンパ管以外のリンパ管は周りを平滑筋が覆っており

それによって若干ながら自発的に収縮します(一分間に2~6回)

また、リンパ管には多数の弁があり、リンパ管が収縮すると一定方向に流れるようになっています

このようなリンパの流れには骨格筋の収縮、呼吸運動、消化管運動、動脈の拍動など

リンパ管の外からの力も重要な役割をしています


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パワープレートは3次元振動によって5分間で95%の人の血流が改善するため

冷えやむくみに悩まれている方にも非常に有効です

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セルライトを減らす

セルライトは肥大した脂肪細胞のまわりに老廃物を含んだ水分(リンパ液)が衣のように付着し

そのまわりをコラーゲン繊維が覆って硬くなったものですが

その原因は様々です

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アルコール、加工食品やカフェインといった食事は

脂肪組織の中に毒素が残り、セルライトを増やします
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また急激なダイエットも危険性を増加させます

体が飢餓状態になってしまうため、セルライトを形成する飽和脂肪を吸収しやすくなるのです

この脂肪は血管をブロックし、組織にも同様に残り老廃物除去を妨げます

薬も原因になり、ダイエットピル、睡眠薬、利尿薬などはすべてセルライトをつくりやすくします

避妊薬もまたエストロゲンレベルを上げる傾向があるため同様です

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これらのことを全て気をつけるのは大変で、気づかぬうちに悪化してしまっていることが多々あります

また、セルライトを減らすにはただダイエットをしただけでは効果はあまりありません

パワープレートがセルライトに有効であるということは多くの研究で明らかになっています

パワープレートでマッサージを行うと、振動と圧迫によってコラーゲン線維からリンパ液が搾り取られて

セルライト自体を小さくすることができます!


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パワープレートによるセルライトの減少

セルライトは肥大した脂肪細胞のまわりに老廃物を含んだ水分(リンパ液)が衣のように付着し

そのまわりをコラーゲン繊維が覆って硬くなったもので

この状態では、脂肪はエネルギーとして使われにくいため

通常のダイエットを行うだけではあまりセルライトを減らすことができません

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ドイツのSanaderm Clinicが行ったパワープレートのセルライトにおける研究データでは

1回8~13分のエクササイズを週に2~3回行ったところ

6か月で大腿部及び臀部のセルライトが25.7%も減少
したそうで

その中で、8~13分のエクササイズに24~48分のカーディオトレーニング

(心拍数を管理して行う有酸素運動)を加えたものでは

大腿部、臀部のセルライトは32.3%減少したそうです

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この結果から、パワープレートはセルライト減少においての変化率がカーディオと比べて非常に高く

短期間で効果が現れるということが分かります

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その要因は、パワープレート一台でトレーニングとマッサージができるところにあると思います

3次元振動によるマッサージを行うことでコラーゲン線維から閉じ込められた脂肪細胞を絞り出し

エネルギーとして使える状態にしてから

持っている筋肉の97%を使うことができるパワープレートトレーニング(通常の運動では40%と言われて

います)を行うことでより効率よく脂肪を燃焼させることができるのです!


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パワープレートの疲労回復効果

パワープレートのアクセラレーショントレーニングは体を効率よく引き締め

筋力アップを行える最先端のトレーニングとして、海外でも多く利用されていますが

パワープレートの素晴らしい点はこれだけではありません

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それが疲労回復効果です!

2011年10月6日の新聞には、ロンドン五輪予選を控えるパレーボール日本代表チームが

ハードなトレーニングによる疲れを取るために秘密兵器としてパワープレートを導入しました


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南アフリカで行われたサッカーのワールドカップの時にも

岡田ジャパンが現地にパワープレートを持ち込み、見事べスト16入を果たしました


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疲労回復にパワープレートが選ばれた理由はNASA(米航空宇宙局)が

宇宙飛行士のトレーニングとして最先端のトレーニング理論に基づいて作られたパワープレートを

導入していたためです

そのトレーニング理論は振動によって筋肉を動かし、活性化させるというものです

これを応用することで、血流を改善し疲労を回復させる効果も非常に高いことが分かっています

選手たちもその即効性に驚いていたそうです

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トレーニングとマッサージ効果を兼ね備えたパワープレートは

今後、多くのアスリートのサポートを担える存在だと思います

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内臓脂肪を減らすには

多くの方が持っている悩み、それはお腹につく脂肪です

どんなに頑張ってダイエットやエクササイズに励んでもこの脂肪をなくす事はとても困難な事です

それには理由があります


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そして現在、お腹の脂肪の原因が明白にわかりました

お腹の脂肪は内臓脂肪であり、エネルギーとして使われにくいと同時に

ペリリピン(perilipin)と呼ばれるプロテインによって保護されています

このペリリピンは脂肪を分解しエネルギーに変える働きをするリパーゼ(lipase)と呼ばれる消化酵素を

ブロックしてしまうのです


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これがお腹の脂肪がなかなかとれない理由です

内臓の筋肉は自分の意志では動かせないため、鍛えたりすることができず

使いきれなかったエネルギーである脂肪はどんどんそこに溜まっていってしまいます


パワープレートの素晴らしいところは、振動が体の中を伝わるため

内臓の平滑筋さえも刺激できる点です!


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脂肪はエネルギーの塊ですから、周辺にある筋肉を使うことができれば

きちんと燃焼されます

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内臓脂肪の増加は体内で炎症反応を起こすとも言われているため

過剰な脂肪が蓄積されない努力が必要です


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プロフィール

中込慶一
(ナカゴメケイイチ)
・出身地:東京都
・血液型:O型
・昭和61年4月7日
・日体柔整専門学校卒
・柔道整復師
・全国冷え症研究所に5年勤務ののち現在は、パワープレート東京にてインストラクターを務める
・特技:スポーツ全般 陸上
・趣味:音楽・バイクツーリング
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