卒業研究発表会
今日はRMIT大学カイロプラクティック学科日本校(TCC)の4年生による
卒業研究発表会がありました
場所は日本赤十字社本社です
WHOで西洋医学と共に正式な医療として認められているカイロプラクティックですが
海外と比べて日本での認知度は低く、法制化もされていないことから
国際基準の教育を受けていなくても、カイロプラクティックの看板を掲げて
治療を行うことができてしまいます
RMIT大学日本校(TCC)は日本で唯一CCE(Council on Chiropractic Education
カイロプラクティック教育審議会)の認定を受けた大学として
卒業時にその成果を各々が研究テーマをもって論文として発表します
その中のいくつかをご紹介したいと思います
「カイロプラクティックケアが女性の身体に及ぼす影響」
女性がよく訴える症状として月経痛や生理時の症状(腹痛、腰痛、頭痛、肌荒れや眠気)がある。
先行研究によって短期的なカイロプラクティックケアが月経痛に対する効果を明らかにしているが
継続的ケアによる効果は不明である。
そこで本研究では生理前症候群の一つである肌荒れに着目し、継続的カイロプラクティックケアが
「肌年齢(水分含有量、弾性)」に及ぼす影響を検討した
卒業研究発表会がありました
場所は日本赤十字社本社です
WHOで西洋医学と共に正式な医療として認められているカイロプラクティックですが
海外と比べて日本での認知度は低く、法制化もされていないことから
国際基準の教育を受けていなくても、カイロプラクティックの看板を掲げて
治療を行うことができてしまいます
RMIT大学日本校(TCC)は日本で唯一CCE(Council on Chiropractic Education
カイロプラクティック教育審議会)の認定を受けた大学として
卒業時にその成果を各々が研究テーマをもって論文として発表します
その中のいくつかをご紹介したいと思います
「カイロプラクティックケアが女性の身体に及ぼす影響」
女性がよく訴える症状として月経痛や生理時の症状(腹痛、腰痛、頭痛、肌荒れや眠気)がある。
先行研究によって短期的なカイロプラクティックケアが月経痛に対する効果を明らかにしているが
継続的ケアによる効果は不明である。
そこで本研究では生理前症候群の一つである肌荒れに着目し、継続的カイロプラクティックケアが
「肌年齢(水分含有量、弾性)」に及ぼす影響を検討した
・対象と方法
TCCの学生と事務員の中から、月経周期出産未経験者の女性13名を本研究の対象とし
調査前と調査後でアンケートを行い、症状の変化を記録した。
対象者は「コントロール群」として治療を行わない場合のデータを
一週間に一度の測定し、計2回行った。
その後治療群として「STT(軟部組織緩和操作)群」と「アジャストメント(高速低振幅のスラスト)群」
に分け治療を行った。
両群共に、頚胸移行部と腰仙部の肌水分量と弾性を測定した後にSTT群は頚部から腰部にかけて
の脊柱起立筋に対しての緩和操作を行った。
アジャストメント群は頚胸移行部、胸腰移行部、腰仙移行部にアジャストメントを行った。
治療後は両群とも10分間安静にしてもらい、その後再び頚胸移行部、腰仙部の肌水分量と弾性の
測定を行った。
以上のデータから、短期的(治療直後)、長期的(最初と4週目)における変化を比較、検討した。
・結果
コントロール群では第5腰椎周辺の肌水分量が3.6%減少したのに対し、STT群では2.5%増加
アジャストメント群では5.3%増加した。
肌の弾性についてもSTT群、アジャストメント群共に増加がみられた。
さらにアンケートにおいて腹痛、腰痛が改善したという回答が得られた。
・考察
長期的なカイロプラクティックケアによって大きな変化が見られ、特に顕著であったのが腰部の水分
量と弾性であり、腰部の水分量はアジャストメント群の変化が一番大きなったが、その要因として
サブラクセーション(ゆがみ)がある場合、脊椎にストレスがかかり、体性-内臓反射が起こり
過度に交感神経が緊張していることから、カイロプラクティック治療を行い
そのストレスを取り除くことによって交感神経の緊張が解かれたことで
血管が一過性に拡張し、組織液、血液の循環が行われ、肌の水分量が上昇したと考えられる。
弾性が変化した要因としては、緩和操作、関節の刺激によって周辺組織の状態が改善したと
考えられる。
パワープレート導入店はこちら
TCCの学生と事務員の中から、月経周期出産未経験者の女性13名を本研究の対象とし
調査前と調査後でアンケートを行い、症状の変化を記録した。
対象者は「コントロール群」として治療を行わない場合のデータを
一週間に一度の測定し、計2回行った。
その後治療群として「STT(軟部組織緩和操作)群」と「アジャストメント(高速低振幅のスラスト)群」
に分け治療を行った。
両群共に、頚胸移行部と腰仙部の肌水分量と弾性を測定した後にSTT群は頚部から腰部にかけて
の脊柱起立筋に対しての緩和操作を行った。
アジャストメント群は頚胸移行部、胸腰移行部、腰仙移行部にアジャストメントを行った。
治療後は両群とも10分間安静にしてもらい、その後再び頚胸移行部、腰仙部の肌水分量と弾性の
測定を行った。
以上のデータから、短期的(治療直後)、長期的(最初と4週目)における変化を比較、検討した。
・結果
コントロール群では第5腰椎周辺の肌水分量が3.6%減少したのに対し、STT群では2.5%増加
アジャストメント群では5.3%増加した。
肌の弾性についてもSTT群、アジャストメント群共に増加がみられた。
さらにアンケートにおいて腹痛、腰痛が改善したという回答が得られた。
・考察
長期的なカイロプラクティックケアによって大きな変化が見られ、特に顕著であったのが腰部の水分
量と弾性であり、腰部の水分量はアジャストメント群の変化が一番大きなったが、その要因として
サブラクセーション(ゆがみ)がある場合、脊椎にストレスがかかり、体性-内臓反射が起こり
過度に交感神経が緊張していることから、カイロプラクティック治療を行い
そのストレスを取り除くことによって交感神経の緊張が解かれたことで
血管が一過性に拡張し、組織液、血液の循環が行われ、肌の水分量が上昇したと考えられる。
弾性が変化した要因としては、緩和操作、関節の刺激によって周辺組織の状態が改善したと
考えられる。
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2012年3月15日(木)
日記|
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