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2013年8月

2013年8月

カイロプラクティックについて

・カイロプラクティックとは

カイロプラクティックはWHO(世界保健機関)が認める3つの医療(西洋医学、鍼灸

カイロプラクティック)のうちの一つで、背骨を矯正することによって

体のあらゆる部分をコントロールしている神経の流れを正常にすることを目的とした専門職です

身体には元々、ケガを治したり、風邪を治したりといった

自分で自分の体を修復する自然治癒力が備わっており

それは神経を介して、全ての司令塔である脳と体の器官が正確に情報を交換することで

発揮されます

私たちの体は、寒い場所に行けば、意識しなくても毛穴が閉じて

熱の放散を防ぐといった反応が起こり

細菌やウィルスが体内入れば

数えきれない種類があるにもかかわらず、瞬間的に判断して対応しています

これは脳が体内や外界からのあらゆる情報を、神経を介して受け取り

適切に反応できる能力を持っているために可能なことなのです

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しかし、神経の流れが悪くなっている部分があると

体は、悪くなっている部分の情報を100%脳に伝えられなくなります

もし50%しか伝わっていなければ、脳はその反応として50%の治癒力しか

発揮しないということです


subluxation pin2.jpg例えば、人には毎日3000~5000個のガン細胞ができていると言われており

免疫細胞であるリンパ球がそのガンを叩いてくれているために発症せずに済んでいますが

もし、ガン細胞が身体に3000個あった時に

その場所に分布している神経の機能が低下していると

3000個のガン細胞があるという情報が100%伝わらずに

2000個とか2500個という数で脳に伝わってしまいます

そうすると、脳はその数に見合った分の免疫細胞を送り込んで、ガンを叩こうとしますが

それでは3000個のガンには対応できないためにガンを発症してしまうのです

一般的に言われているような身体を冷やさないようにする

バランスの良い食生活を心がけるといった生活習慣の改善による免疫力の向上だけでなく

私たちの体のすべてをコントロールしている神経の機能を正常にしておくことが

自分で自分の体を守る一番の健康法なのです

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身近な例で言えば、私たちの関節には、関節の位置を感じるセンサー(固有受容器)があり

このセンサーが脳に常に情報を送ってくれているおかげで

眼をつぶっていても、指がどれくらい曲がっているか

腕がどの位置にあるかが分かるのです

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しかし、治療を受けるときなどにまっすぐ寝ているつもりが

これがまっすぐですといって正しい位置に直されると

逆に曲がっている感じがして、違和感があるといった場面は

多くの方が経験したことがあると思います

これはそのセンサーからの情報が正しく脳に伝わっていないために

頭で思っている関節の位置と実際の位置にズレが生じてしまっているのです

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・サブラクセーションとは

サブラクセーションは、カイロプラクティックでは神経の流れを悪くしている部分を指す言葉で

直訳すると骨の亜脱臼(完全に脱臼しているわけではなく、骨がわずかにズレている状態)

意味します

背骨の中を神経の束である脊髄が通っており、そこから枝分かれした神経が

全身に分布しています


したがってサブラクセーションがある部分は、そこから出ていく神経が支配する

器官に悪影響が出てくるのです

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第1~3頸椎:頭痛、偏頭痛、耳の痛み、風邪、喉の痛み、副鼻腔炎、めまい

不安感、アレルギー、視力、聴力の低下など


第4~7頸椎:体重の増加、風邪、不眠症、頭痛、めまい、手、腕の痺れ、麻痺、甲状腺など


第1~4胸椎:心臓の問題、呼吸器の問題(喘息、気管支炎、消化不良、咳、呼吸が浅い)

消化器の問題(消化不良、吐き気、胃の張り)、頭痛など


第5~8胸椎:消化器の問題(胃炎、潰瘍、消化不良、中毒症、発疹、糖尿病、低血糖症)など


第9~12胸椎:ストレス、腸の過敏性、蕁麻疹、アトピー性皮膚炎、腸の張りなど


第1~5腰椎、仙椎:便秘、下痢、生理不順、更年期障害、不妊、更年期障害、痔、排尿時の痛み

下肢の痺れ、坐骨神経痛、夜尿症、腸の張り、腸の過敏性、膀胱の感染症など


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その他、サブラクセーションは生体力学的にも悪影響を及ぼすため

荷重のバランスが崩れて、重力の負荷が分散できなくなることによって

肩こりや腰痛変形性膝関節症といった様々な障害にも繋がります


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運動神経や感覚神経の流れが悪くなっていれば

筋力低下やしびれなどの感覚異常が出てきます


・サブラクセーションの原因

1.姿勢、外傷(trauma)

ヒトの体は長時間同じ姿勢をすることに適していない構造であるため、

デスクワークや足を組むクセなどの悪い姿勢が続くと、筋肉や骨格にストレスがかかり

サブラクセーションが生じ、肩こりや腰痛などを引き起こします

その他、転んでどこかをぶつけたり、交通事故といた外傷があれば

もちろんサブラクセーションとなります

人生で最初のサブラクセーションは、出産時に頭を強く引かれるところから

始まっていると言われています

したがってサブラクセーションは生きているからこそ生じるものであり

程度あるものの誰もが持っているのです

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2.毒素(chemical)

一般的に考えられているものとしては、加工食品、化学調味料、防腐剤、食品添加物などの

過剰摂取がからだにストレスをストレスを与えて、サブラクセーションを生じさせます

その他、医薬品の長期使用による副作用なども挙げられます

環境汚染もこのカテゴリーに入り、空気、水、土壌汚染なども現代では大きな問題です


3.精神面(emotion)

東洋医学で心身一如(心と体は密接につながっていること)という言葉があるように

ネガティブな考え方、精神的ストレスもまたサブラクセーションの原因となります

このようなストレスを常に感じることによって

自律神経の交感神経、副交感神経のバランスが乱れ、常に筋肉を硬直させます

この状態が長期間続いてしまうと、サブラクセーションが生じてしまいます


悪い姿勢や外傷によるサブラクセーションは、肩こりや腰痛といった症状を伴うことが多いため

自覚しやすいですが、そのほかの毒素や精神面のストレスによるものは

多くの人が気づいていません

私たちは何かしらの症状が無ければ健康だと思いがちですが

サブラクセーションを放置しているということは、いわば半健康といった状態で

病気やぎっくり腰など様々な障害の種を持っているようなものなのです

このように日常生活において様々なことがサブラクセーションの原因となるため

定期的にカイロプラクティック治療を受け、神経の流れを正常にしておくことが

健康な体をつくるために必要なのです

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・カイロプラクティックの治療

カイロプラクティックchiropracticはchiro(手)、practic(技術)から生まれた言葉で

薬や手術をせずに手技で治療をしていくのが特徴です

カイロプラクターは、サブラクセーションを症状と検査から探し出し

背骨を正確に矯正(アジャストメント)することによって、背骨を介して

神経の流れを正常化します


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これにより、身体の器官から脳への情報、または脳から器官への情報が正確に伝わることで

本来持っている自然治癒力が向上し、最近できたものから長年滞っていた問題箇所の

修復が始まるのです

サブラクセーションに対する治療は、カイロプラクティック独特のアプローチであるため

サブラクセーションを見つけたり、治療することはカイロプラクターにしかできません

それ以外の骨を動かしてしまうことは

逆にサブラクセーションをつくってしまうことになりかねないため

十分な知識と技術が必要なのです


動脈硬化は万病のもと

日本橋清州クリニックの佐藤義之先生

最も介護が必要な病気は血流に関する病気であり

免疫の観点から言うとガンも血流の病気に含まれるとおっしゃっており

血流を悪化させる動脈硬化が、多くの病気の原因になっているのです

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動脈硬化の原因 

① 老化 :誰にでも起こる変化

② 血糖 :血管の内壁が砂糖漬けになり、古びた輪ゴムのように朽ちる

③ 高血圧  :血管内の圧に耐えるために血管壁が肥厚し、柔軟性が減少する

④ 高コレステロール :悪玉コレステロールが血管壁に付着し、血管を傷ませる


⑤ タバコ :タバコの成分の強力な血管収縮によって、あらゆる部分の血流が悪くなり、子宮の動脈さえも収縮させてしまい、胎児にも影響を与える

⑥ カルシウム :カルシウムの沈着により血管内が石灰化し柔軟性が失われる






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このような状態の血管の中を流れる血液量は当然少なくなり

細胞に供給される酸素、栄養分などの低下、さらに組織に運ばれるリンパ球の数も減少します

したがって体温を上げて免疫力を上げようとしても動脈硬化がある場合

血管は拡張しづらくなっているため、本当の意味で免疫力を高めるためには

自分の血管の柔軟性が保たれているのかを常に意識して

生活していくべきであると佐藤先生はおっしゃっています

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パワープレートは、3次元の振動によってストレッチ、トレーニング、マッサージを行うことができ

振動刺激が血管を拡張し、効果的に血流を促進します



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定期的にパワープレートを使うことによって

血管の柔軟性が高まり、動脈硬化度が低下するというデータも出ていることから

ぜひ健康増進のためにパワープレートを習慣にしてみてはいかがでしょうか?

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特に一番深層にある腹横筋は、骨盤に広く付着しているため

腹横筋が弱ると、体の土台となる骨盤にゆがみが出てきます 

骨盤を内側に引く力が弱くなるために、前開きになる(アウトフレア)傾向になってしまうのです

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骨盤は左右の寛骨(坐骨、恥骨、腸骨が癒合したもの)と仙骨が 

仙腸関節でジョイントしており、可動性は1~2mmと僅かですが 

前に骨盤が傾く伸展、後ろに傾く屈曲の動きに加えて

開く閉じるといった内旋、外旋という動きがあり 

歩行などの動きで重要な役割をしています 

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腹横筋が緩み、骨盤が内旋状態(前開き)になると腹腔(腹横筋、横隔膜、骨盤底筋 

多裂筋で囲まれた部分)に収まる内臓が下垂してしまいます



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腹腔には胃、小腸、大腸、肝臓、腎臓、脾臓などが入り 

肝臓は約1.2kg、腎臓は約0.25kg 胃から大腸までの消化管の重さは約2.5kg で

合計約4kgにもなり、消化管に食塊が入ればさらに重たくなります


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これが下腹部のぽっこりおなかの原因なのです


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パワープレートを使った体幹トレーニングは、通常の筋力トレーニングと比べて

プレートの振動による不安定さが加わるため、インナーマッスルをはじめとする

多くの筋肉が刺激され、鍛えることができます


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また強度に応じて一秒間に30~50回という速さで筋肉が動かされるため

1分のトレーニングでも1800~3000回の筋収縮が起こります

ですから短時間で効率よく体を引き締めることができるのです!


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インピーダンスとは

ダイエットの経過を測る体組成計のデータの中にインピーダンスという項目があります 

これは体に微弱な電流を流して、その抵抗をみることによって

ダイエットが正しく進められているかという指標になるというものです

人の体は、組織によって電気の流れやすさが異なり

血液は水分を多く含み、イオン濃度が高い組織なので

生体組織では最も電気伝導度が高くなります


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また筋肉も約75%が水分であり、イオンの移動によって収縮を起こすことから

伝導度は高くなります

これに対して、脂肪組織は14%程度しか水分を含んでおらず

伝導度は他の組織と比較するとかなり劣ります

したがって、インピーダンスが低ければ脂肪が少なく

インピーダンスが高ければ脂肪が多いということになります


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正しいダイエットが行われていれば、脂肪の減少と共にインピーダンスは低くなっていきますが

同時に筋肉量が減少してしまうと、インピーダンスは高くなってしまい

リバウンドの可能性が高いダイエットになっていると言えます


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パワープレートは最先端のトレーニング理論であるアクセラレーショントレーニングによって

一秒間に30~50回という非常に速い筋収縮を起こさせ

体脂肪の燃焼と筋肉量を増大を効率よく行うことができます


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15分でジムトレーニング1時間分の運動量を確保できるパワープレートで

健康的なダイエットをしていきましょう!

脂と油の違いを知って健康に

〈油、脂の違い〉

これらの構造は基本的には同じで、アルコールの一種であるグリセロールと

3つの脂肪酸が結合したものですが

この脂肪酸に違いがあります

油は常温で液体のもので、脂は常温で固体のものを指します

脂肪酸は、構成している炭素の数によって長鎖脂肪酸(炭素数13以上) 

中鎖脂肪酸(炭素数5~12)、短鎖脂肪酸(炭素数2~4)に分かれます


長鎖脂肪酸は小腸粘膜上皮細胞から吸収されて

アポたんぱくと結合してリンパ管を通り、左の鎖骨下静脈から心臓を通して

大循環系に入り、脂肪滴として脂肪細胞の中に蓄えられ、体脂肪や筋肉のエネルギーとして

使われます


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中鎖、短鎖脂肪酸は同じく小腸粘膜上皮細胞から吸収されますが

リンパ管ではなく上下の腸間膜静脈に入り、門脈から肝臓に運ばれます

ですから中鎖、短鎖脂肪酸の油を使うと

身体に脂肪(体脂肪)が付きにくいと言われるのです


また、脂肪酸は、炭素がすべて一重の結合でつながっているも飽和脂肪酸と

炭素の結合の中に1か所以上の二重または三重結合がある不飽和脂肪酸に分かれます

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・必須脂肪酸

私たちの体内で合成できずに食物から摂取しなければいけないものを

必須脂肪酸と言います

ヒトの必須脂肪酸はすべて植物や魚の油の材料となる不飽和脂肪酸です

主なものは、リノール酸、アラキドン酸、α‐リノレン酸、エイコタペンタエン酸

ドコサヘキサエン酸があります


・脂、油の役割

細胞膜の材料になる

グリセロールと3つの脂肪酸のみでできている脂質を単純脂質

それ以外の物質も含まれているものを複合脂質と言い

複合脂質の中のリン脂質は私たちの細胞膜の材料になっています


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脳、神経系の機能を保つ

脳は脂質が体内で最も多く、大脳の髄質には約55%

皮質には約30%は脂質でできています

また神経ネットワークの構築にもリン脂質が重要な役割をしています


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体温を維持し臓器を守る

食物から摂取した栄養素の一部は,肝臓で単純脂質である中性脂肪に合成され

この中性脂肪が脂肪細胞中に蓄えられたものが体脂肪です

体脂肪は、熱伝導が低く体温を保持する役割を果たすとともに

また弾力性があることから内臓を守る緩衝剤になります


肌、髪の健康を保つ

毛穴に付随している皮脂腺は皮脂を分泌して、汗と混じることで

クリーム状の皮脂膜となって外部の様々な刺激から肌や髪を守ります


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血液、モルモンの材料になる

血液の成分である赤血球、白血球も細胞であるため、リン脂質からできています

また副腎皮質ホルモンや性腺ホルモンのようなステロイドホルモンは

脂質の一種であるコレステロールからできています



細胞を認識する標識になる

細胞膜の一部にはリン脂質と糖質が結合した糖脂質があり

それぞれの臓器の細胞によって微妙に異なるために

各々の細胞の標識の役割をしています

また生理活性物質のレセプターとしても機能します


エネルギー源になる

脂質は糖質、たんぱく質に比べてエネルギー効率が高く

1gで9kcalのエネルギーを蓄えることができます



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脂質にはこれらの重要な役割がありますが、もちろんなんでも摂りすぎはよくありません

過剰な脂質が身体に及ぼす悪影響は多くの方がご存じだと思います

現在の欧米化した日本の食事は脂質を摂取しすぎる傾向がありますので

脂質の種類に対する知識を持って、摂取するように心がけ

余分な体脂肪にはパワープレートトレーニングを組み合わせて

健康な身体をつくっていきましょう

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マラソンとミトコンドリア

先日行われたモスクワの世界陸上では、女子マラソンで

福士加代子選手が見事銅メダルに輝きました

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マラソンのような非常に長い距離を速いスピードで走り続けるような種目では

呼吸で得た酸素を効率よく使ってエネルギーを生み出すミトコンドリアという

細胞内小器官が重要な役割を担っています




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筋肉には、素早い動きで働く「速筋」と持久力を持つ「遅筋」があり

電気通信大の狩野豊教授によると

「高速化したマラソンでは速筋の役割が大きい

ただ、速筋内のミトコンドリアは分解しやすい糖をエネルギー源にしがちである

糖の量は体内に2000kcal分で、使いすぎると走行中に枯渇しかねない」

と述べており選手が終盤に失速する35kmの壁の原因と言われています


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エネルギー源として脂肪もあり、分解されにくいですが

ミトコンドリアの総量を増やすことで脂肪利用量も増えて

糖を温存、終盤まで走り切れるというものです

ミトコンドリアは速筋線維に5%弱しかありませんが

パワープレートは、通常の運動では40%しか使わていないと言われる筋肉を

3次元の振動によって97%動かすことができ、今まで眠っていた筋肉と

そのエネルギーを生み出すミトコンドリアを活性化し

増加させるというデータが出ています



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この現象は本来定着すべきではない部分にカルシウムが存在していることから

異所性の石灰化と呼ばれています

私たちの体は、急激な変化を好まないため体内を一定に保とうとする

恒常性維持機構(ホメオスタシス)を持ち

血中にカルシウムが大量にある場合はそれを排出しようと腎臓に送ります

しかし、一方ではカルシウムを排出したことによって

再び体が酸性に傾くことから骨からカルシウムの融解が起こり、骨量が低下します 

20代の女性の骨量は、約3分の1が平均以下しか無く

その原因の多くは甘い物の食べすぎによる体の酸化があります


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パワープレートは体に高速の振動をかけることで

体にかかる重力を増すことができます!



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これによって筋力と共に骨密度を高めることが可能です


これらの効果が評価されてパワープレートはNASAでも導入されているのです!



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糖分の過剰摂取を控えながらパワープレートで骨密度を高めて

骨粗鬆症を防ぎましょう!

運動と休養

ダイエットや健康づくりのために運動をすることは素晴らしいことですが

それと同じくらい大事なのが睡眠です

なんとなくは分かっていても、ついつい夜更かしをしてしまっていませんか?



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運動は活動であり、睡眠は回復です

運動ばかりでも回復が十分でなければ、体に疲労が蓄積して決して健康とは言えませんし

睡眠ばかりではもちろん太ってしまいます


これに大きく関わるのがホルモンの存在です

肥満に関係するホルモンとして重要なのがグレリンレプチン

グレリンは主に胃から分泌されるストレスホルモンの一種で

視床下部に作用して摂食(食欲)を刺激します

レプチンは脂肪細胞から分泌され、食欲と代謝の調整のために

体脂肪量を脳に伝える役目を持ち、食欲を抑制し

代謝を促す働きがあります



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ですから太らないためには、グレリンは少なく

レプチンはしっかり分泌されてほしいところですが

仮に睡眠時間が、理想とされている7時間から4時間になったとすると

グレリンの分泌量は28%も増えてしまい

逆にレプチンは18%減少してしまうのです

また、脂肪分解や骨、筋肉の強化のサポート、皮膚の弾力アップなどの効果がある

成長ホルモンも分泌のピークは10:00PM~2:00AMであり

なおかつ睡眠中でなければなりません


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ですから夜更かしをしてしまうと分泌量が多く減少します

パワープレートトレーニングの大きな特徴である

成長ホルモン分泌の上昇(最大通常の4.6倍)を十分に生かすためにも

睡眠は非常に重要であり、運動と睡眠をバランスよくしていくことが

美容と健康への近道なのです

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関節には固有受容器というセンサーがあり

身体の位置の情報を常に脳を送っています

そのため私たちは目をつぶったままでも

腕や指などがどれくらい曲がっているかが分かるのです

身体のゆがみを自覚する例として、マッサージ受ける時などに

まっすぐ寝ているつもりなのに、曲がっていると言われて正しい位置に直されてしまうという話を

よく聞きます

これは普段の悪い姿勢(デスクワークであれば、骨盤に左右均等に

体重がかからずに座っている)などで、関節が正しい位置からずれた状態が続くことで

体の中での正常な位置の基準もずれてしまうことで起こります

関節からの情報は、神経を介して脳に伝わって処理されて

必要な反応を再び末端に伝えて、バランスをとったりといった筋肉運動を行いますが

関節の位置のズレによって神経の情報が正確に伝えることができなくなった状態を

カイロプラクティックでは、サブラクセーションと呼んでいます

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サブラクセーションがあると、脳からの命令が正確に伝わらなくなり

反応に必要な筋力を十分に発揮できなくなってしまうこともあります

これは特にスポーツをやっている人にとっては非常に大きな問題です


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筋肉には、関節を動かす筋線維である錘外筋と

筋肉の長さや収縮の速度、重力を感知するセンサーである錘内筋があり

これらを合わせて筋紡錘と言います


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私たちは、筋力が正常に発揮できているかの指標として

徒手筋力検査(MMT)というものを用います

検査したい筋肉によってポジションは変わりますが

一つの例では、うつ伏せになって片足を後ろに持ち上げてもらい

上からドクターが負荷をかけて、その加わった負荷に正しく反応し

同じ力で抵抗できるかを診ます

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もしこの時に100の負荷がかかっていたとすると、正常であれば

筋紡錘や関節のセンサーはその負荷を感じ取って、脳にその情報を送り

100の筋力を発揮するように筋肉に命令を出しますが

神経の流れを障害するサブラクセーションがあると、100という情報がきちんと伝わらずに

90や80と言ったように間違った情報で脳に伝わってしまいます

それによって本人は上って来た情報の通りに力を入れているつもりでも

実際にはそれでは足りないために、その負荷にうまく抵抗することができなくなってしまうのです

スポーツや筋力トレーニングをしていて、左右で力の入りにくさに違いを感じる方は

要注意です

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パワープレートの3次元振動は、関節の持つ固有振動数である35Hzを発生させることができ

上記の関節受容器を効率的に刺激し、運動感覚を高めます


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これは体のゆがみを認識し、改善させるように働くため

アスリート軸づくりや筋力の正しい発揮にも非常に有効なのです



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トレーニングを工夫すれば無限のバリエーションがあるパワープレートには

まだまだ多くの可能性があると私は考えています



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ヒトの身体機能と現代の生活

地球は46億年前、生命は35億年前に誕生し、水中から陸上に移り住むために陸上生物は

地球の重力と地表の環境に適応しつつ進化しました

魚の脊柱は真っすぐですが、陸上4足動物は脊柱を水平に保ち、アーチ型にしました

400万年前に人類の祖先(猿人)は登場し、200万年前に直立歩行をしたと言われています

自由になった手を使い、知能を働かせて脳の容積を大きくしてきました


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また、2足歩行を完成させるために脊柱の頸、胸、腰部に

前額面上に3つのカーブと立位に適する骨盤が形成されました


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その後、4万年前にホモサピエンスが現れ、3万年前に全世界に広がり今日に至ります

1万年前に牧畜と農業が登場し、それ以前の399万年間が狩猟と採取でした

戦後60年、日本は近代西洋文化の影響を強く受け、栄養、食事面での変化

椅子での生活、機械化による脳神経を消耗する職種の普及が

人類の直立姿勢に大きな悪影響を与えます


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本来、直立していることに適したデザインになっている脊柱に対して

長時間の座位は力学的に大きな負担となります

また、体幹や下肢の筋力低下も進むため支持機能、運動機能の低下や

産熱能力の低下による免疫力、代謝の低下
が起こります


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パワープレートはアクセラレーショントレーニングによって神経、筋、骨格に

人体に最も最適と言われる振動刺激を、3次元に与えることによって

神経伝達能力の向上、筋力の向上、骨密度の上昇といった様々な効果が得られます

ヒトのあらゆる運動の基本になっている重力を増幅してトレーニングを行うことで

身体が本来持っている機能を発揮できるようになるのです


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便利な世界は知らず知らずのうちに、身体に備わっている素晴らしい機能を鈍化させてしまいます

機能がきちんと発揮されている状態を健康とすれば

ぜひパワープレートトレーニングで健康をつくってほしいと思います


暑熱順化について

暦の上では秋になったにも関わらずまだまだ怖い熱中症

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私たちの体は視床下部の体温調節中枢によって体温を一定に保つために

産熱と放熱とがバランスをとっていますが

熱中症では、高温に長時間さらされたり、暑い環境で長時間運動をした際に

産熱と放熱のバランスが異常になっている状態をいいます

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症状は熱痙攣(手足の痙攣、筋肉痛)、熱疲労(倦怠感、嘔吐)

熱射病(意識障害)の順に重くなっていきます

体温調節中枢が障害されているため、発汗や皮膚血管の拡張も見られなくなり

体温が40℃以上に上昇し、解熱剤も効きません


意識障害が長引く例では死に至ることもあります


そのため熱中症にならないようにするためには体温調節中枢を正常に働かせるため

暑さに体をうまく慣らしていくことが重要です

これが暑熱順化です

世界を見渡すと地球の北と南では、かなりの温度差がありますが

長くそれらの地域に住んでいるとその環境に適した体になっていくのです

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例えば、暑いところで住んでいる熱帯地方の人はあまり汗をかきません

これは「長期暑熱順化」と言う現象です


つまり、長年暑いところで生活していると基礎代謝が低くなり熱の産生が少なくなったり


皮膚の血流量が増して皮膚温が上がり、熱の放出が盛んになるため


汗そのものをかく必要性が少なくなるのです


しかも、熱いところで生活していると自然に汗腺が訓練されて


より塩分の少ない、少量の発汗でも体温の調節ができるように汗腺機能が高まるのです


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この現象は私たちの夏の汗対策にも応用でき


「短期暑熱順化」という汗腺の機能訓練をすればいいのです


半身浴などで水分補給をしながら約30分汗をかくようにしたり


短時間の運動で汗をかく習慣をつけておくことです約10分ほどのウォーキングを数回行うことなども有効です


しかし、外での運動は直射日光によって思っている以上に体力や


水分を奪われていることがあるため注意が必要です


パワープレートは短時間で血液循環を活性化させて体温を上げ


体温調節中枢を刺激できるため、私の今までの経験では


今まで汗がかけなかった方もほぼ全員が汗をかけるようになります


運動時間は15~30分で十分の為、とても気軽に行うことができ


高齢者の方でも安心して行えます



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これを習慣づけていくことで質のいい汗をかけるようになり

体温調節能力が格段に上がるのです

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パワープレートとメタボリックシンドローム

メタボリックシンドロームとは

インスリン抵抗性

2.脂質異常症

3・高血圧

が個人に合併する

心血管病容易発症状態のことで、過去には「死の四重奏」と呼ばれていました


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動脈硬化を促進し、循環器疾患(心疾患、脳血管疾患)の危険を高めることから

ガンと並んで成人保険の主要な課題となっています

メタボリックシンドロームの病態が存在すると

2型糖尿病の発症は4~6倍に増加すると言われています


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日本では2005年に「メタボリックシンドローム診断基準」発表され、指標として

1.ウェスト周径(男性85cm以上、女性90cm以上)に加え

2.リポ蛋白異常(血清中性脂肪150mg/dl以上

血清HDLコレステロール値40mg/dl未満のいずれかまたは両方

3.血圧高値(収縮期血圧130mmHg以上

拡張器血圧85mmHg以上のいずれか、または両

4.高血糖(空腹時血糖110mg/dl以上

が定められています

2008年の「国民健康・栄養調査」の結果によると

メタボリックシンドロームが強く疑われる人と、予備軍と考えられる人を合わせた割合は

男性では30代で約25%、40代で約43%、女性では30代で約5%、40代で約8%だったそうです

40~74歳ではメタボリックシンドロームが強く疑われる人は約1070万人

予備軍者数は約940万人、合わせて約2010万人と推計されています

このようなメタボリックシンドロームにおいて男性の罹患率が高いのは

女性は皮下脂肪がつきやすいのに対し、男性は内臓脂肪が溜まりやすいためです

内臓脂肪を減らすにはやはり運動が一番です

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パワープレートの振動は 内臓の筋肉を含めた深部の筋肉を動かすことができるので 

内臓脂肪を効率よく燃焼させます



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内臓脂肪を減らす理想のトレーニングは

先に筋力トレーニングによって全体のエネルギー消費を増やし

血中に脂肪が増えたところでウォーキングなどの有酸素運動を行うことです



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これにより、動脈硬化を防ぎながら脂肪を減らすことができます

現在では、病院などでの運動療法、 企業内での福利厚生の一環としての運動促進

福祉施設でも取り入れられてます



エンビロンフェイシャルモニター


エンダモロジー痩身モニター


サーモシェイプダイエットモニター


メディカル発毛モニター

パワープレートで得られる体の反応

パワープレートは、従来のトレーニング理論とは全く異なったアプローチで

体に様々な良い反応を与えます


そのトレーニング理論はニュートンの『加速の法則』と、アインシュタインの『相対性理論』に

基づいているトレーニングで、アクセラレーショントレーニング(加速度トレーニング)

呼ばれています。


地球上では、全ての物体に1Gという重力がかかっています


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通常の筋力トレーニングは、重たいものを持って体にかかる重力を増やすことによって

筋肉により高い負荷をかけ、強くしていくのが一般的ですが

重りを持っている分、速い動きができなかったり、正しいフォームで行うことが難しいために

筋肉や関節を傷めてしまったり、重りを落としてケガをしてしまうことがあります



しかし、パワープレートの上では重りは必要ありません

物体は、加速度が上がると力が増すという法則に基づいて

人に3次元の振動をかけて加速度を上げるのです


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力の要素である質量と加速度の関係を式で表すと次のようになります


F(力)=m(質量)×a(加速度)


体重70㎏の人が地球上(1G )にいる時に発生している力は


F=70㎏×9.81m/s2(1G)

  =686ニュートンとなります


体に重りなどの負荷をかけておこなうレジスタンストレーニングで

60kgの重りを持って運動した場合は

質量をプラスして力を高めるために、このような式になります


F=(70kg+60㎏)×9.81m/s2

  =1275ニュートン


パワープレートを使ったアクセラレーショントレーニングでは

高速の3次元振動によって体を加速させることによって、加速度を高めて

力を高めているために、このような式になります


F=70×18.3m/s2(30Hzの振動で1.8G に相当)

 =1260ニュートン


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このように最も強度の低い振動である30Hzでも、60㎏の重りを持っている状態と

ほとんど変わらない力を発生させることができるのです

もちろんこの状態が辛ければ、乗り方を変えることで負荷は簡単に減らすことができます。

重りで負荷をかけていないため、子供から高齢者まで安全にトレーニングを行うことができるのです。


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この1.8Gの状態でのトレーニングは、軽いジョギングの運動にも相当します。

体力に自信がある方は最大で6.3Gまでかけることができます。

これは、ジェットコースターで一番スピードが出ているときとだいたい同じ重力です。

このような全く新しいアクセラレーショントレーニングは

人体に対して、様々な反応を起こします


1.内分泌系への影響

美容、アンチエイジングホルモンである成長ホルモン、精神の安定に関わるセロトニンの増加

ストレスホルモンであるコルチゾールの低下




2.神経系への影響

筋力アップ、バランス能力の改善、スピードの向上

自律神経バランスの改善による発汗などの体温調節機能の改善

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3.循環への影響

血流改善、むくみ改善、セルライト改善、痛みの減少

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4.筋、骨格系への影響

骨密度の上昇、柔軟性の向上


ぜひこの最先端のトレーニングを日常生活に取り入れて

健康な体をつくっていただければと思います


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活性酸素について

活性酸素とは文字通り活性化された酸素のことで

フリーラジカルとも言います 

空気中の酸素はO2の状態で安定していますが

活性酸素はマイナスの電子を持っているため

自分が安定しようとしてプラスの電子を持ったものと反応しようとします 

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反応すると相手の電子を引っこ抜いてしまうので

引っこ抜かれた方は障害を受けてしまいます 

この活性酸素が良い方向に働く例としては、体内に入り込んだウィルス、細菌、カビなどを退治し

感染症にならないように防いでくれています 

しかし喫煙やストレスなどで必要以上に活性酸素ができてしまうと

逆に正常な細胞、細胞膜、さらにはDNAを攻撃し、傷つけるような行動をとります 

また脂質をも酸化させてしまうので、過酸化脂質ができ

様々な病気(アトピー、白内障、心筋梗塞、がんなど)を誘発します 


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従って、肥満(脂質異常症)は過剰な脂肪が過酸化脂質をつくられるリスクを高めるために

高血圧と共に影の殺人者とも言われるのです


 ・活性酸素の種類 

1. スパーオキシドアニオン 人間の体内で最も大量に発生する活性酸素です 

しかし、他に比べると反応性が低く、体に与える影響も少ないと考えられています 

電子や水素原子のやり取りが進むことで

ヒドロキシラジカルなど、毒性の強い活性酸素に変化する可能性があります 

酸化力が非常に強く、寿命は10万分の1秒です

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2. 過酸化水素

過酸化水素の電子は全てペアになっているため酸化力は強くありませんが

わずかなきっかけで2つに分かれ、非常に強力なヒドロキシラジカルになってしまうということと

寿命が長いという問題があります 


3. ヒドロキシラジカル 

活性酸素の中でも最も反応性が強く、酸化力も強いのがヒドロキシラジカルです

脂質、糖質、たんぱく質など近くにあるあらゆる化合物と反応してしまいます

つまり、体内への影響が最も強い活性酸素であると言えます

ただし、反応性が強いため、特に体内に影響と及ぼさない化合物と反応し

無害な物質となって排出されることも多くあります

ヒドロキシラジカルはスーパーオキシドアニオン、過酸化水素から発生し

体内で直接酸素から生成されることはありません

反応が早いため、寿命はわずか50万分の1秒ほどです


4. 一重項酸素

電子そのものは全てペアになっていますが、酸化力が強いのが特徴です

しかし体内でこの酸素がどれくらい生成されているのか

また、何らかの危害を加えているのかについては、はっきりとわかっていません


・活性酸素を除去するSOD酵素

私たちは呼吸によって酸素を体に取り込み

細胞内のミトコンドリアでエネルギーを生み出していますが

取り込んだ酸素を100%は使いきれずに約2%が余ってしまいます

それが活性化することで活性酸素が発生する言われています

その他、排気ガス、化学薬品、農薬、水道水のトリハロメタン

食品添加物、放射線、紫外線、喫煙、ストレス、怒り、不安、恐怖などの

激しい感情、暴飲、暴食などでも発生します

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ですから活性酸素は、起きている時でも寝ている時でも常時発生しているのです

このように常に発生しているにも関わらず、障害を受けないのは

この活性酸素を取り除く酵素であるSOD(スーパーオキサイドディスムターゼ)が

働いているからで、その中和のスピードは1秒間に9万個といわれています

中和した結果、活性酸素(SO)は除去される代わりに

他の種類である過酸化水素が発生します

この過酸化水素は弱い活性酸素ですが、寿命が非常に長く

身体の中を動き回り、それと同時に1価の銅イオンまたは2価の鉄イオンにぶつかると

最強の活性酸素であるヒドロキシラジカルに変化します

しかし、このヒドロキシラジカルの基となる過酸化水素を除去する酵素もヒトは持っており

それがカタラーゼやグルタチオン、ペルオキシダーゼで、過酸化水素を水に変えてくれます

このようにヒトは、活性酸素をうまくコントロールできるようなシステムを持っていますが

SODという酵素は20歳を過ぎると急激に減少することが分かっています

これは成人病年齢と比例しており

SODが少なくなることと密接な関係があることを示しています

・活性酸素の発生原因

1.ストレスを感じたとき(活性酸素発生の最大の原因)

2.煙草を吸ったとき

3.アルコールを飲んだ時

4.スポーツや激しい運動などで、酸素の消費量が増えたとき

5.電磁波を浴びた時(携帯電話、電子レンジ)

6.紫外線を浴びたとき

7.医薬品、食品添加物、制がん剤等の化学物質が入った時

8.病原菌が入った時

9.レントゲンなどで放射線を浴びた時

10.工場の有毒ガスや車の排気ガスを吸った時


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・環境汚染がSODをさらに消費

最近の環境汚染は、私たちの体内にある貴重なSODを

さらに消費させてしまうことが明らかになっています

フロンガスによるオゾン層の破壊で紫外線量は増加し、農薬、殺虫剤、食品添加物

窒素化合物など多くの環境汚染物質によって

異常なまでに活性酸素が作られる環境になってきているのです

そのため活性酸素は、体内にあるSODの量だけでは排除できないほど大量になっており

現代の病気の90%以上に活性酸素が関与していると言われています

健康を維持していくには、日ごろから活性酸素を除去する抗酸化食品を積極的に摂ることを

習慣づけていく必要があります


・活性酸を補う抗酸化食品

SODは年齢と共に減少してしまいますが、SODと同じように活性酸素を消してくれる物が

食品として存在します

代表的なものとしてビタミンC、ビタミンE、ベータカロテン、フラボノイド、ポリフェノール

カテキンなどがあり、ほとんどの野菜にこのような成分が含まれています

量の多い少ないはありますが、あまり気にすることはありません

この野菜はビタミンCが多いからといって、その野菜ばかりを食べるよりも

バランスよく色々なものを食べる方がより健康的です

また一方で、ミネラルはそれ自体抗酸化物質ではありませんが

体内で別の抗酸化システムに不可欠なものがあり

セレン、鉄、マンガン、銅、亜鉛などが挙げられます

カタラーゼは鉄を必要とする酵素、グルタチオン、ペルオキシダーゼはセレンを必要とする酵素で

鉄亜やセレン、たんぱく質が足りなければ、これらの酵素は生合成できません

ビタミンだけでなくミネラルもしっかりと補給しておきたい栄養素です

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ただ、最近の野菜は昔に比べて栄養素がかなり低下してきていると言われています

農薬、化学肥料、酸性雨などにより、土壌が痩せてしまっているので

栄養素の量と活性力が失われてしまっているのです

できるだけ新鮮なもの、ハウス栽培ではなく

露地物など少しでも活性力のあるものを食べることが重要です


・抗酸化物質と単品摂取の弊害

天然の抗酸化物質であっても、気を付けなければならないことがあります

例えば、ビタミンCが活性酸素を除去するからといって

ビタミンCを仇のように飲んでいると、逆効果になると言われています

ビタミンCの血中濃度が高くなると、かえって活性酸素が発生してしまうのです

これを防ぐには、同じく抗酸化ビタミンであるビタミンEを摂ることでこのような害はなくなります

これはビタミンEだけを摂っても同じように活性酸素が増えてしまうので

抗酸化物質は単品で摂るよりも、なるべく多くの種類を摂ることが重要なのです


・抗酸化物質の相乗効果

抗酸化物質は、活性酸素に対して単独で戦いますが

チームを組んでお互いを元気づけるような作用も持っており

ビタミンCやEは、セレンと共にベータカロテンの効果を高めます

補酵素であるQ10(CoQ10)は、ミトコンドリア中で作用し

エネルギーの移動作用を助け、ビタミンEを再生させる働きがあり

ビタミンEと共にCoQ10は活性酸素からミトコンドリア膜を保護しています

また、α‐リポ酸はビタミンCを再生し、ビタミンCはビタミンEを再生させています

このように各抗酸化物質は、チームを組んで相乗効果を高めているのです


〈がんの発生原因とそのしくみ〉

がんは、正常細胞が突然変異してがん細胞に変わる

放射線、紫外線、化学汚染物質、たばこ、ストレスなどが原因で活性酸素が発生し

正常細胞を傷つけます

繰り返し正常細胞が傷つけられるような状態が長く続くと

いつか突然がん細胞に変わってしまいます

まず、異物(放射線、紫外線などの発がん性物質)が入って

がん化する第一歩を細胞のDNAに刻印し

そうすると、発がん性の異変を起こした細胞が生まれてしまうのです

さらに刺激を続けると、促進因子が活性化され、異常細胞がどんどん増えていきます

しかし、促進因子の投与を止めると、腫れが引いて元に戻ります


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パワープレートは酸素を使ってエネルギーを生み出すミトコンドリアを増やして

酸素の取りこぼしを減らすことで活性酸素が増加するのを抑えます


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第1~3頸椎:頭痛、偏頭痛、耳の痛み、風邪、喉の痛み、副鼻腔炎、めまい

不安感、アレルギー、視力、聴力の低下など


第4~7頸椎:体重の増加、風邪、不眠症、頭痛、めまい、手、腕の痺れ、麻痺、甲状腺など


第1~4胸椎:心臓の問題、呼吸器の問題(喘息、気管支炎、消化不良、咳、呼吸が浅い)

消化器の問題(消化不良、吐き気、胃の張り)、頭痛など


第5~8胸椎:消化器の問題(胃炎、潰瘍、消化不良、中毒症、発疹、糖尿病、低血糖症)など


第9~12胸椎:ストレス、腸の過敏性、蕁麻疹、アトピー性皮膚炎、腸の張りなど


第1~5腰椎、仙椎:便秘、下痢、生理不順、更年期障害、不妊、更年期障害、痔、排尿時の痛み

下肢の痺れ、坐骨神経痛、夜尿症、腸の張り、腸の過敏性、膀胱の感染症など


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その他、サブラクセーションは生体力学的にも悪影響を及ぼすため

荷重のバランスが崩れて、重力の負荷が分散できなくなることによって

肩こりや腰痛、変形性の関節症といった様々な障害にも繋がります


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運動神経や感覚神経の流れが悪くなっていれば

筋力低下やしびれなどの感覚異常が出てきます


・サブラクセーションの原因

1.姿勢、外傷(trauma)

ヒトの体は長時間同じ姿勢をすることに適していない構造であるため、

デスクワークや足を組むクセなどの悪い姿勢が続くと、筋肉や骨格にストレスがかかり

サブラクセーションが生じ、肩こりや腰痛などを引き起こします

その他、転んでどこかをぶつけたり、交通事故といた外傷があれば

もちろんサブラクセーションとなります

人生で最初のサブラクセーションは、出産時に頭を強く引かれるところから

始まっていると言われています

したがってサブラクセーションは生きているからこそ生じるものであり

程度あるものの誰もが持っているのです

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2.毒素(chemical)

一般的に考えられているものとしては、加工食品、化学調味料、防腐剤、食品添加物などの

過剰摂取がからだにストレスをストレスを与えて、サブラクセーションを生じさせます

その他、医薬品の長期使用による副作用なども挙げられます

環境汚染もこのカテゴリーに入り、空気、水、土壌汚染なども現代では大きな問題です


3.精神面(emotion)

東洋医学で心身一如(心と体は密接につながっていること)という言葉があるように

ネガティブな考え方、精神的ストレスもまたサブラクセーションの原因となります

このようなストレスを常に感じることによって

自律神経の交感神経、副交感神経のバランスが乱れ、常に筋肉を硬直させます

この状態が長期間続いてしまうと、サブラクセーションが生じてしまいます


悪い姿勢や外傷によるサブラクセーションは、肩こりや腰痛といった症状を伴うことが多いため

自覚しやすいですが、そのほかの毒素や精神面のストレスによるものは

多くの人が気づいていません

私たちは何かしらの症状が無ければ健康だと思いがちですが

サブラクセーションを放置しているということは、いわば半健康といった状態で

病気やぎっくり腰など様々な障害の種を持っているようなものなのです

このように日常生活において様々なことがサブラクセーションの原因となるため

定期的にカイロプラクティック治療を受け、神経の流れを正常にしておくことが

健康な体をつくるために必要なのです

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パワープレートで姿勢のセンサーを活性化する

ヒトは直立二足歩行を行うようになったために、とても重い頭部を最も高い位置に置くようになり

身体は常に不安定な状態にさらされるようになりました


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この不安定さに対応するために私たちは神経系を発達させ

高度の姿勢制御機構を手に入れました

これらはセンサーとして常に姿勢をモニターしており

関節、筋、足底の触圧受容器などの

機械受容器からの情報は同時に求心性伝導路を通って

脳幹、小脳、大脳基底核、大脳に運ばれ、視覚、前庭器官からの情報と統合され

処理が行われています


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処理結果は遠心性伝導路を通って、運動神経ニューロンに指令を伝えます

この運動神経ニューロンには、他にも脳幹網様体から同側や体側の筋紡錘やゴルジ腱器官

からなど、複数の指令が集まります

指令の和が閾値を超えれば、ニューロンは興奮し、筋紡錘や筋に対し

インパルスを送り出します


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これによって瞬間の姿勢制御に必要な筋が働き、内力を発生させて外力に対応することによって

姿勢が保たれます

末梢からの情報が正しくなかったり、処理が遅れたり、命令に対して筋正しく動作しなかったりすると

姿勢を保つことができなくなります

身体中の固有受容器の中でも

足底、骨盤、頸部からの情報が姿勢制御に大きく関わっています

頸部の深層筋は、身体で最も多数の固有受容器を含んでいます




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パワープレートは一秒間に30~50回という3次元振動が

機械受容器に対してより多くのインパルスを送り、姿勢制御機構を活性化させます

姿勢制御機構が活性化することで、高齢者の転倒予防や不良姿勢によるゆがみの改善に

有効です


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私が担当しているお客様の中でも、多くの方で姿勢の改善が見られています!

精神と痛みの関係

かつての西洋医学ではデカルトの心身二元論が基礎にあったため

体の痛みに心は影響しないと言われていましたが

近年では東洋医学で言われているような心身一如という考え方が普及し

心理的ストレスと痛みとの関係の研究が盛んに行われるようになりました


その理由は、非常に多くの方が罹患する疾患である腰痛を例に挙げても

原因が分かっているものが約15%しか無いという現状があるためです

これだけ医療が進歩しても約85%は原因不明であるという現実は

今までよりも広い視野で患者を診る必要があることを示しています


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シカゴのノースウェスタン大学の研究では、急性の痛みと慢性の痛みについて

脳にどのような痛みの感じ方の変化があるかを調べたところ

急性の痛みでは痛みの信号が、神経伝達の中継点である視床から脳全体に放散するのに対し

慢性では高次の精神機能を司る前頭葉が緊張していることを突き止め

痛みの発生メカニズムがそれぞれ異なっていることを実証しました


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痛みが心理的なものにスイッチしてしまうことで

その時の精神状態によって痛みが長期化していると考えられるのです

最近では整形外科と心身医療科が連携して治療に当たっている病院も多く

心と体の繋がりが重要視されています


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パワープレートはトレーニングを行うだけで、ストレスホルモンであり、長期の分泌が

記憶において重要な海馬を委縮させると言われるコルチゾールを減少させ

代わりに脊髄への痛みの抑制効果があるセロトニンやたんぱく質合成を高める

成長ホルモンやテストステロン、インスリン様成長因子などが分泌されることが

分かっています

体を引き締めるだけでなく、ストレスを発散することもできるパワープレートは

一石二鳥のマシンなのです


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インナーユニットを鍛えて腰痛を予防

インナーユニットとは

腹横筋

骨盤底筋群

多裂筋

横隔膜

からなる腹部の安定性を保つためのユニットです

腹横筋は側腹部から腹部前面を覆う筋肉で腹圧を保つために重要です


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骨盤底筋群は骨盤内の臓器を支えている筋肉の集まりです

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多裂筋は背骨に付く細かい筋肉です

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横隔膜は胸椎、肋骨、胸骨に張る筋肉で腹部と胸部の境目となり

これらが合わさって腹腔を形成しています



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インナーユニットが収縮すると、腹腔の容積が小さくなり

内部に加わる腹圧が高まります



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これにより内部では内臓の位置が保たれるほか

脊柱を安定させて、腰椎にかかる負荷を軽減してくれるのです

いわば筋肉のコルセットのような役割です

メタボリックで腹部に皮下脂肪がたまり、腹筋が弱化してしまったは

腰椎の前弯が強くなりすぎて、椎間関節に過剰な負荷がかかってしまい腰痛を訴えます

このような方は特にインナーユニットの強化が必要なのです

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パワープレートは3次元振動が深部の筋肉を効率良く動かし

通常のトレーニングでは鍛えることが難しいインナーユニットを

強化することできます

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パワープレートで腰痛を予防、改善すると共に引き締まったお腹を手に入れてください!

腹筋が苦手という方へ

パワープレートトレーニングを受けられる方からよく頂く質問として

「自分で腹筋ができないのに、より負荷の高いパワープレートで腹筋ができるんですか?」

というものです


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確かにパワープレートは普通に筋肉トレーニングをするよりも

はるかに効率よく筋肉を動かすことができるため必然的に負荷も高くなりますが

その強度は自由自在にコントロールすることができます


まったく腹筋ができない方は、まず腹筋への力の入れ方ができていないので

ドローインなどのお腹をへこませて自然に腹横筋などの深層筋を使わせて

パワープレートの振動を入れるといった方法を用いて

腹筋への意識を養っていくと、早い方ではわずか2,3回のレッスンで

通常の腹筋運動ができるようになります


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これはパワープレートが今まで使われていなかった筋肉を目覚めさせ

より筋肉への意識を高められるためだと考えられます!

一度意識ができるようになれば、あとはどんどん強度の高い運動ができるようになります

この進歩はお客様自身が驚かれるほどです

ですから腹筋ができないとあきらめずに

パワープレートトレーニングを始めてみてはいかがでしょうか?

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そして2012年では5万人を超え、そのうち87%を女性が占めています 

それに対して、心筋梗塞、脳梗塞、自殺など8つ主要な死因は

全て女性を男性が2~3倍上回っているという実状があります 

その中で不慮の事故を除く死亡率は

運動療法を行うことで減少することが、疫学的なエビデンスとして証明されているます


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転倒、失禁が怖いため外に出ない、メタボを気にしすぎるあまり

食べずに低栄養になるといった悪循環による生活機能の低下を総称して

老人症候群と呼んでいます 

病気を持っていても、薬を処方されていても、日々生活機能を維持する必要があり

これらの解決策としてメディカルフィットネスが注目されています 

子供の時には、得意不得意はあっても運動で個人差はそれほど大きくないですが

高齢になればなるほど、日々スポーツを楽しむ人もいれば

寝たきりになってしまっている人もいるという個人差が大きくなってきます

したがって、なるべく早い時期から運動習慣を持つ

または高齢になってからも安全で効率的な運動を始めるということが重要です




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運動が苦手な方、膝や腰に痛みを抱えている方などに対してパワープレートは

ベストなマシンであるといえます

パワープレートは3次元の振動(上下、左右、前後)が身体に不安定性を与えることによって

人体はそれに対してバランスを取るために、反射的に高頻度の筋収縮が持続されます

さらにニュートンの運動方程式第2法則(力=質量×加速度)にのっとって

従来は力を高めるために質量(ウエイト)を上げていたものが

プラットホームを振動で加速させることによって重力を高めることが可能となり

ウエイトを持たなくても負荷を与えることが可能なのです


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したがって膝などが痛い、運動が苦手だという方に対しても

重い負荷をかけずにトレーニングできるため

運動中のケガなどがほとんどないという利点があります

筑波大学の田中先生が行った実験では

一般の高齢者に対して30Hz、振幅Lowでスクワット、カーフレイズ、プランクを

30秒2セットずつ行ったところ

筋活動が、大殿筋や中殿筋は30%、大腿四頭筋では60%

下腿三頭筋では200~250%増加したという結果が出たそうです 

これは同じトレーニングを行っても

パワープレートではより多くの筋肉を使えるということを表しており

緊張した筋肉に振動刺激が加わることで緊張性振動反射が起こり

レジスタンストレーニングと同等の効果があるとされています 


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また筋力だけでなく、瞬発力、骨量にも良い影響を与えることができます 

メディカルフィットネスにおけるパワープレートの適応は

ロコモティブシンドローム、サルコペニア、脳卒中、片麻痺、パーキンソン病

膝痛、虚血性心疾患など多岐に渡ります(程度によっては禁忌になります)



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パワープレートを始めとしたメディカルフィットネスが広がり

多くの方が健康で年を重ねていけるようになればと願っています


パワープレートについてはこちら

パワープレートスクワット

Power Plate専門パーソナルジムスタジオレゾナンスです


パワープレートを使ったトレーニングで最もベーシックなものがスクワットです

スクワットで鍛えることができるのは主に大腿四頭筋と呼ばれる太ももの前面にある筋肉です




この筋肉は人体で最も体積の大きい筋肉のため

運動に伴って分泌されるアンチエイジングホルモンである成長ホルモンの量も

他の筋に比べて高いので

下半身の引き締めに加えて、肌の弾力アップや全身の脂肪燃焼効果も高まります

パワープレートが最も得意とする基本トレーニングの一つですが、

どのトレーニングでもフォームが非常に重要です

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 また江戸時代の日本では、貝原益軒が中国の養生思想を影響を受けて 

養生訓を記しました 養生訓における健康は

天地、父母の恩に報いる儒教的な道徳論と 長寿のための生活方法論から成り

「生まれながらの自然な生の状態を健康な状態と考え、欲望を畏れ我慢することが大切」 と

説いています 

 昔から日本では健康のことを「まめ」と言っていたそうです 

これはまめがコロコロと転がるように心と体が何の引っかかりもなく一つになって動くことで 

これこそが真の健康な姿だそうです 

普段「まめ」というと、良く働くことという意味で使うことが多いですが 

 その意味を辞書で引くと 

①まごころがあること。まじめ。誠実。本気。 

②苦労をいとわずよく勤め働くこと 

 ③生活の役に立つこと。実用的。 

 ④身体の丈夫なこと。達者。息災。 

 と書かれています 

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すなわち、健康とは与えられた能力や機能に感謝する心をもって 

それをきちんと維持する努力をしていくこと必要があるということです 

私たちは階段とエスカレーターがあると、無意識に楽だからという思考が働いて

エスカレーターを 使ってしまいますが、それは与えられた能力や機能といった面からみれば 

非常にもったいないことです 

何かしら痛みなどの症状がある場合はもちろん仕方ないことですが

私たちの体は使わなければ必要ないと判断され、弱化し機能が低下していきます 


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痛みなどの問題が無ければ、その機能を維持または高めていくことが 

後々の自分に還ってくるのです 

 現代の仕事の多くはパソコンをはじめ、動く機会が少なくなっています 


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パワープレートは元々、宇宙飛行士が無重力空間に

体の様々な部分が機能低下を起こすことを防ぐために開発されました 

このことからも私たちは重力の恩恵の中で初めて 

その機能が発揮されているということがわかります 


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その恩恵をどう活かすかが健康でいるために非常に重要なのです 

パワープレートのアクセラレーショントレーニニングは

体にかかる重力を強化することで負荷を与え 

 神経筋骨格系の機能を効率よく高めます 

ぜひ普段から健康について考え、今ある状態に感謝して 機能を高めていただきたいと思います!

夏風邪に要注意

ゲリラ豪雨や連日の猛暑で、体調を崩しやすい今の時期に
気を付けなければいけないのが夏風邪です

風邪症候群は一年を通して最も罹りやすい病気であり

日本人は年間で平均6回かかると言われています 

症状は鼻、喉、気管、気管支、肺などの呼吸器とその周辺の炎症で始まり

これが原因で鼻の乾き、くしゃみ、鼻水、鼻づまりなどが起こります 

炎症が広がると喉の激しい痛み、咳、痰などが出て、こじらすと呼吸器系全体に炎症が広がり

発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛、下痢、吐き気、腹痛、全身倦怠感などの症状が起こります


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一般的に典型的な風邪と診断されるものは

鼻水、喉の痛み、咳が同時期に出ているという条件があります


原因となる病原微生物の80~90%は

ウィルス(ライノウィルスが最も多く、その次にコロナウィルス)で

飛沫感染により広がり、疲労やストレスの蓄積、睡眠不足、他の病気による抵抗力の低下

不規則でバランスの悪い食事、喫煙習慣、寒さや乾燥などの誘発因子があると発症しやすくなります 

治療は薬による対症療法が中心で、安静、保温、栄養を心がけ

栄養としてはビタミンB1、B2、Cを水分とともに補給することが大切です

これらに加えて重要なのが自分の体で風邪のウィルスと戦う免疫力の強さです

免疫細胞の働きは、深部体温にかなり左右されます 

夏で冷たいものを飲んだり、食べたり、薄着になったりと

無意識のうちに深部の温度が冷えやすい状況がつくられているのです

体温が1℃下がると免疫力は40%も下がってしまい

逆に1℃上がると5倍になると言われています!

なぜ深部体温なのかと言うと、免疫細胞の70%は腸に集まっているからで

37度~38度で最も良く働きます(深部温度は直腸温度とも言います)



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すなわち腸の温度を上げることが丈夫な体を作る上で必要不可欠なのです! 

ではどうすれば腸の温度を上げられるのでしょう? 

体でつくる熱の約4割は筋肉から出るものです


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すなわち、腸に近いところにある筋肉(主に腸腰筋などの腹筋群)を鍛えることで

そこから出る熱を増やし深部温度を上げれば、免疫細胞が活性化し

丈夫な体になるのです!

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パワープレートは振動が筋肉を動かしてくれるため

鍛えることが難しい深層の筋肉まで刺激することができ、簡単に鍛えることができます!

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私が担当しているお客様の中でも、ここ何年も汗をかいたことがないという方が

一回のレッスンで汗だくになるほどの筋肉運動と

血管拡張効果がパワープレートにはあるのです!


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遅発性筋痛と超回復

トレーニングなどによって一定以上の強度のストレスを筋肉に与えると

筋肉が一時的に損傷します

そのため筋肉の疼痛や不快感が生じるいわゆる筋肉痛(遅発性筋痛)が起こることがあります

以前は疲労物質である乳酸の蓄積によるものと考えられていましたが

最近の研究によると、結合組織と筋組織の損傷が同時に起こることによって

炎症反応が生じて痛覚の受容器が刺激されることが原因ではないかと考えられています

損傷後、体は筋肉の修復を始めますが、これには約24~72時間がかかります

そして筋肉は損傷前よりも強くなって生まれ変わります

これを超回復といいます

この現象があるからこそ、筋力アップをさせるには

筋肉に負荷をかける必要があるのです

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はじめのうちは筋肉痛が長く続くこともありますが、徐々に体が慣れていきます

アスリートの方や普段から運動をされている方は

連続して同じ部位を行わなければ、週に5、6回でも構いません

今日は上半身、明日は下半身という風に一日でトレーニングする部位を分けることで

それぞれの部位に一日の超回復期間が設けられ、筋肉を効果的に増やすことができます!

パワープレートのアクセラレーショントレーニングは、通常4割しか動かせていない筋肉を

97%使うことができ、今まで使えてなかった筋肉が使えるようになるため

通常のトレーニングに比べて非常に速く筋力をアップさせることができます!
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また運動直後や就寝前、就寝後にプロテインやアミノ酸などのサプリメントを摂取すると

筋肉の修復・増加を助けることができるので、栄養面でのケアも重要です!

protein foods.jpgたんぱく質の摂取量は、身体活動レベルの低い健康な成人男女では

体重1㎏あたり0.8g(WHOでは安全摂取量として体重1㎏あたり0.83g)とされていますが

トレーニングをしている人やアスリートでは、競技やトレーニングの強度、総カロリー摂取量

健康状態によっても異なりますが、体重1㎏あたり1.2~2.0gとされています

しかし、腎機能障害、カルシウム摂取不足、水分摂取制限がある場合には

体重1㎏あたり4g以上の過剰摂取に注意が必要です


パワープレート導入店はこちら






バランスとは

ヒトは直立二足歩行を行うようになったために、とても重い頭部を最も高い位置に置くようになり

身体は常に不安定な状態にさらされるようになりました


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この不安定さに対応するために私たちは神経系を発達させ

高度の姿勢制御機構を手に入れました

それを可能にしているのが関節、筋、足底の触圧受容器などの

固有受容器です

これらは身体の状態を常にモニターしており、その情報は同時に求心性伝導路を通って

脳幹、小脳、大脳基底核、大脳に運ばれ、視覚、前庭器官からの情報と統合され

処理が行われています


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処理結果は遠心性伝導路を通って、運動神経ニューロンに指令を伝えます

この運動神経ニューロンには、他にも脳幹網様体から同側や体側の筋紡錘やゴルジ腱器官

からなど、複数の指令が集まります

指令の和が閾値を超えれば、ニューロンは興奮し、筋紡錘や筋に対し

インパルスを送り出します


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これによって瞬間の姿勢制御に必要な筋が働き、内力を発生させて外力に対応することによって

姿勢が保たれます

末梢からの情報が正しくなかったり、処理が遅れたり、命令に対して筋正しく動作しなかったりすると

姿勢を保つことができなくなります

身体中の固有受容器の中でも

足底、骨盤、頸部からの情報が姿勢制御に大きく関わっています

頸部の深層筋は、身体で最も多数の固有受容器を含んでいます




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パワープレートは一秒間に30~50回という3次元振動が

機械受容器に対してより多くのインパルスを送り、姿勢制御機構を活性化させます

姿勢制御機構が活性化することで、高齢者の転倒予防や不良姿勢によるゆがみの改善に

有効です

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私が担当しているお客様の中でも、多くの方で姿勢の改善が見られています!


パワープレートでスポーツに必要な筋力と跳躍力をアップさせる

アメリカスポーツ医学界の公式誌「Medicine & Science in Sports & Exercise」で発表された

パワープレートによる筋力と跳躍力の強化による研究結果です

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トレーニングを積んでいない被験者67名を4つのグループに分けました


①パワープレートを使用し、周波数35~40Hz でランジ、スクワット等の立位での

膝伸展エクササイズを行ったグループ


②垂直振動を生じないように設定したパワープレートを使用し

トレーニングは①と同様のものを行ったグループ


③心臓ウォーミングアップと膝の伸筋のエクササイズを

2つの従来型トレーニング機器を用いて行ったグループ


③対照群としてトレーニングを行わなかったグループ


その結果①のグループでは、膝伸筋の等尺筋力が16.6%、動的筋力が9%

垂直飛びの高さが7.6%増大したそうです!

また、副作用の報告はなく、ほとんどの被験者が伸動負荷を楽しく感じ

疲労も強くなかったと答えています


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②のグループでは筋力や筋パワーの増大は見られず

③のグループでは、等尺筋力が14.4%、動的筋力が7%しましたが

筋パワー及び垂直飛びの高さには変化が見られなかったそうです


この実験によって、パワープレートトレーニングのアクセラレーショントレーニング

激しい運動をほとんど必要とすることなく楽しめる一方で

レジスタンストレーニングと同等、またはそれ以上の筋力強化ができ

垂直飛び等、実際の瞬発的運動でより多くの力が発揮できるようになるため

様々なスポーツに対して有効なトレーニング方法と言えます!

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スポーツ心臓とは

スポーツ心臓とは運動トレーニングの継続によって

形態や機能に変化が生じた心臓のことで

徐脈(脈が一分間に60以下)と心肥大が体表的な状態です

心臓には4つの部屋があり、全身の血液が静脈として心臓に還ってきたものを

受け入れる右心房と、その血液をガス交換のために肺に送るために

ポンプとして筋肉が発達した右心室

そして肺からガス交換によって酸素が豊富になった血液を受け取る左心房

その血液を全身に送り出すためのポンプとして最も筋層が厚い左心室に分けられます

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この心肥大はスポーツの種類によって様式が異なります

無酸素運動(重量挙げなど)のような瞬間的に力を発揮するスポーツでは

左心室の壁が厚くなり、壁圧と内径の比が増大することで

左室の収縮期壁応力が軽減します

それに対して有酸素運動では左心室の内径が増大して

心臓の一回拍出量が増えます

これらの変化によって、循環機能が高まり、酸素の運搬能力の向上や

疲労物質の蓄積を抑えるといったメリットがあります


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スポーツ心臓は可逆的な変化のため

しばらく運動を控えていると、再び元の状態に戻っていきます

パワープレートはトレーニングのメニュー次第で、有酸素的なもの

無酸素的なものを使い分けることで、効果的に心機能を高めることができます


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またパワープレートの特徴であるアクセラレーショントレーニングでは

高速の振動により緊張性振動反射が起こり

1秒間に30~50回という速さで筋肉が動くことで、反射能力が高まり

速い動きが必要なアスリートの敏捷性を高めることも同時に可能です


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プロフィール

中込慶一
(ナカゴメケイイチ)
・出身地:東京都
・血液型:O型
・昭和61年4月7日
・日体柔整専門学校卒
・柔道整復師
・全国冷え症研究所に5年勤務ののち現在は、パワープレート東京にてインストラクターを務める
・特技:スポーツ全般 陸上
・趣味:音楽・バイクツーリング
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