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パワープレートを取り入れたメディカルフィットネス

パワープレートを取り入れたメディカルフィットネス

・少子高齢化社会に対応したメディカルフィットネスへの期待 

日本における100歳以上の人口は、1963年には153名、18年で1000名

さらに17年で10000名と爆発的に増えています


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そして2012年では5万人を超え、そのうち87%を女性が占めています 

それに対して、心筋梗塞、脳梗塞、自殺など8つ主要な死因は

全て女性を男性が2~3倍上回っているという実状があります 

その中で不慮の事故を除く死亡率は

運動療法を行うことで減少することが、疫学的なエビデンスとして証明されているます


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転倒、失禁が怖いため外に出ない、メタボを気にしすぎるあまり

食べずに低栄養になるといった悪循環による生活機能の低下を総称して

老人症候群と呼んでいます 

病気を持っていても、薬を処方されていても、日々生活機能を維持する必要があり

これらの解決策としてメディカルフィットネスが注目されています 

子供の時には、得意不得意はあっても運動で個人差はそれほど大きくないですが

高齢になればなるほど、日々スポーツを楽しむ人もいれば

寝たきりになってしまっている人もいるという個人差が大きくなってきます

したがって、なるべく早い時期から運動習慣を持つ

または高齢になってからも安全で効率的な運動を始めるということが重要です




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運動が苦手な方、膝や腰に痛みを抱えている方などに対してパワープレートは

ベストなマシンであるといえます

パワープレートは3次元の振動(上下、左右、前後)が身体に不安定性を与えることによって

人体はそれに対してバランスを取るために、反射的に高頻度の筋収縮が持続されます

さらにニュートンの運動方程式第2法則(力=質量×加速度)にのっとって

従来は力を高めるために質量(ウエイト)を上げていたものが

プラットホームを振動で加速させることによって重力を高めることが可能となり

ウエイトを持たなくても負荷を与えることが可能なのです


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したがって膝などが痛い、運動が苦手だという方に対しても

重い負荷をかけずにトレーニングできるため

運動中のケガなどがほとんどないという利点があります

筑波大学の田中先生が行った実験では

一般の高齢者に対して30Hz、振幅Lowでスクワット、カーフレイズ、プランクを

30秒2セットずつ行ったところ

筋活動が、大殿筋や中殿筋は30%、大腿四頭筋では60%

下腿三頭筋では200~250%増加したという結果が出たそうです 

これは同じトレーニングを行っても

パワープレートではより多くの筋肉を使えるということを表しており

緊張した筋肉に振動刺激が加わることで緊張性振動反射が起こり

レジスタンストレーニングと同等の効果があるとされています 


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また筋力だけでなく、瞬発力、骨量にも良い影響を与えることができます 

メディカルフィットネスにおけるパワープレートの適応は

ロコモティブシンドローム、サルコペニア、脳卒中、片麻痺、パーキンソン病

膝痛、虚血性心疾患など多岐に渡ります(程度によっては禁忌になります)



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パワープレートを始めとしたメディカルフィットネスが広がり

多くの方が健康で年を重ねていけるようになればと願っています


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プロフィール

中込慶一
(ナカゴメケイイチ)
・出身地:東京都
・血液型:O型
・昭和61年4月7日
・日体柔整専門学校卒
・柔道整復師
・全国冷え症研究所に5年勤務ののち現在は、パワープレート東京にてインストラクターを務める
・特技:スポーツ全般 陸上
・趣味:音楽・バイクツーリング
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