サブラクセーションとは
・サブラクセーションとは
人生で最初のサブラクセーションは、出産時に頭を強く引かれるところから
カイロプラクティックでは神経の流れを悪くしている部分を
サブラクセーションと呼んでいます
直訳すると骨の亜脱臼(完全に脱臼しているわけではなく、骨がわずかにズレている状態)
意味します
背骨の中を神経の束である脊髄が通っており、そこから枝分かれした神経が
全身に分布しています
したがってサブラクセーションがある部分は、そこから出ていく神経が支配する
器官に悪影響が出てくるのです
第1~3頸椎:頭痛、偏頭痛、耳の痛み、風邪、喉の痛み、副鼻腔炎、めまい
不安感、アレルギー、視力、聴力の低下など
第4~7頸椎:体重の増加、風邪、不眠症、頭痛、めまい、手、腕の痺れ、麻痺、甲状腺など
第1~4胸椎:心臓の問題、呼吸器の問題(喘息、気管支炎、消化不良、咳、呼吸が浅い)
消化器の問題(消化不良、吐き気、胃の張り)、頭痛など
第5~8胸椎:消化器の問題(胃炎、潰瘍、消化不良、中毒症、発疹、糖尿病、低血糖症)など
第9~12胸椎:ストレス、腸の過敏性、蕁麻疹、アトピー性皮膚炎、腸の張りなど
第1~5腰椎、仙椎:便秘、下痢、生理不順、更年期障害、不妊、更年期障害、痔、排尿時の痛み
下肢の痺れ、坐骨神経痛、夜尿症、腸の張り、腸の過敏性、膀胱の感染症など
その他、サブラクセーションは生体力学的にも悪影響を及ぼすため
荷重のバランスが崩れて、重力の負荷が分散できなくなることによって
肩こりや腰痛、変形性の関節症といった様々な障害にも繋がります
運動神経や感覚神経の流れが悪くなっていれば
筋力低下やしびれなどの感覚異常が出てきます
・サブラクセーションの原因
1.姿勢、外傷(trauma)
ヒトの体は長時間同じ姿勢をすることに適していない構造であるため、
デスクワークや足を組むクセなどの悪い姿勢が続くと、筋肉や骨格にストレスがかかり
サブラクセーションが生じ、肩こりや腰痛などを引き起こします
その他、転んでどこかをぶつけたり、交通事故といた外傷があれば
もちろんサブラクセーションとなります
人生で最初のサブラクセーションは、出産時に頭を強く引かれるところから
始まっていると言われています
したがってサブラクセーションは生きているからこそ生じるものであり
したがってサブラクセーションは生きているからこそ生じるものであり
程度あるものの誰もが持っているのです
2.毒素(chemical)
一般的に考えられているものとしては、加工食品、化学調味料、防腐剤、食品添加物などの
過剰摂取がからだにストレスをストレスを与えて、サブラクセーションを生じさせます
その他、医薬品の長期使用による副作用なども挙げられます
環境汚染もこのカテゴリーに入り、空気、水、土壌汚染なども現代では大きな問題です
3.精神面(emotion)
東洋医学で心身一如(心と体は密接につながっていること)という言葉があるように
ネガティブな考え方、精神的ストレスもまたサブラクセーションの原因となります
このようなストレスを常に感じることによって
自律神経の交感神経、副交感神経のバランスが乱れ、常に筋肉を硬直させます
この状態が長期間続いてしまうと、サブラクセーションが生じてしまいます
悪い姿勢や外傷によるサブラクセーションは、肩こりや腰痛といった症状を伴うことが多いため
自覚しやすいですが、そのほかの毒素や精神面のストレスによるものは
多くの人が気づいていません
私たちは何かしらの症状が無ければ健康だと思いがちですが
サブラクセーションを放置しているということは、いわば半健康といった状態で
病気やぎっくり腰など様々な障害の種を持っているようなものなのです
このように日常生活において様々なことがサブラクセーションの原因となるため
定期的にカイロプラクティック治療を受け、神経の流れを正常にしておくことが
健康な体をつくるために必要なのです
2013年8月16日(金)
カイロプラクティック|
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