脊椎の痛みとパワープレート
背骨に関わる組織が損傷されると
以下の4つの神経を介して痛みが伝えられます
1.脊髄神経前枝(腹側枝)
2.脊髄神経後枝(背側枝)
3.反回硬膜神経
4.交感神経
・脊髄神経前枝に支配される脊椎関連の構造
1.腰神経叢の神経に支配される構造からの関連痛
2.大腰筋
3.腰方形筋
4.横突間筋(外側枝)
・脊髄神経後枝に支配される脊椎関連の構造
1.深背筋(固有背筋)
2.椎間関節
3.posterior vertebral arch(後椎弓)の骨膜
4.棘間靭帯、棘上靭帯、横突間靭帯、黄色靭帯
5.皮膚(上頸、中頸、胸背側枝)
・脊髄神経後外側枝に支配される脊椎関連の構造
1.脊柱起立筋
2.頭、頸板状筋
3.皮膚
・反回硬膜神経によって支配される脊椎関連の構造
1.椎体後面の骨膜
2.内椎体(硬膜外)静脈及び椎体静脈
3.硬膜外脂肪組織
4.椎間板後面
椎間板が損傷を受けると、修復をおこなうために、血管と線推輪の外側に存在する反回硬膜神経が
椎間板内に伸びていき、椎間板内の炎症に反応し、痛み情報を伝える
5.後縦靭帯
6.脊髄硬膜前面
・交感神経と関わる神経によって支配される脊椎関連の構造
1.椎体前面及び外側面の骨膜
2.椎間板外側面、前面
3.前縦靭帯
ヘルニアなどで椎間板が損傷している時には
多くが後方に椎間板が飛び出すため、反回硬膜神経が痛みを伝えている事になります
パワープレートには多くの鎮痛メカニズムがあるため
痛みを少なくして、より早く効果的な運動療法が可能になります
このような特徴が多くのリハビリの分野で
パワープレートが良い結果を出している理由だと思います
2014年10月23日(木)
リハビリ|
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