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2013年5月

2013年5月

カイロプラクティックとは

カイロプラクティックの創始者であるDDパーマーは

病気の原因を探すとき、いつも一つの疑念が頭にあり、それは

「同じものを食べ、同じ店で働き、同じ公園のベンチに座りながら

なぜ、ある人は病気をし、別の人はかからないのか?」というものでした


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そして1895年9月18日に17年間、道路を通る馬車の音や時計の針の刻む音が聞こえない

聴覚障害のハーベイ・リラードという人を診たときに

背骨にズレがあることを見つけたことから、リラードに許可を得て

アジャストメントという高速低振幅のスラスト手技を使って

調整したところ、神経系の機能が改善し聴覚が回復したことから

この治療法をカイロプラクティックと名付け、現在では西洋医学と並ぶWHOに認められた医療として

広まっています

パーマーは病気の原因について

外傷



自己暗示

という3つのことを挙げており、①の外傷は構造に対する障害を表しており

運動不足不良姿勢などに当たります

②の毒は化学的なものに関する障害で偏食、喫煙などを言います

③の自己暗示は精神に関する障害で、精神的ストレスを指します


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生命にはトーンという概念があり、トーンとは正常な神経の緊張度合を表しており

様々な器官の正常な弾力性、活動性、強度、感受性による機能に現れています

そこに先ほど挙げた3つの要因が悪影響を及ぼすことで病気になるという考え方です


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パワープレートは①の外傷における運動不足や不良姿勢に対してアプローチをし

アクセラレーショントレーニングによって筋力強化や骨密度の上昇させるだけでなく

カイロプラクティックと同じように、関節の固有受容器を刺激して

神経機能を高め、アライメントを改善することが可能です

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そして間接的にストレスホルモンを減少させ③の自己暗示にもアプローチできます

パワープレートは予防医学、東洋医学の養生に通じる強い体をつくる上で

とても有効なマシンであると言えると思います



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身体機能とlower cross syndrome

ヒトの体重における筋骨格系の割合は約60%にもなり

その機能が十分に発揮できなくなると様々な症状が出てきます

その中で、特に脊椎、骨盤、大腿骨は体を支え、神経系を守る大黒柱です


gravity line.jpg近年、運動不足とデスクワークでの長時間の座位姿勢で

下肢や体幹の筋力が低下することによって

身体のアライメントが崩れて様々な障害が出てきます

例えば、腹筋が弱くなってしまうと正常な背骨のSカーブを保てなくなり

腰椎の前弯が増加していきます

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このような人の姿勢を横から見てみると

機能亢進した筋肉と、機能低下した筋肉が対角線上に位置して

これらを線で結ぶと、大きなクロスができるため

このような状態を下部交差症候群(Lower Cross Syndrome)といいます

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腰椎後部と大腿前面の姿勢を保つための筋肉(大腰筋、脊柱起立筋)が緊張、短縮し

腰椎前部と大腿後面の相動筋が弛緩して機能低下を起こします

腰椎前弯の亢進によって椎間関節の垂直荷重が増大し、関節がぶつかり合うように押される

ジャミングという現象が起こり、後部椎間関節症候群を発症します

また、椎間板に前方への剪断力が増すことによって椎間板の変形

下肢への神経症状などを引き起こす原因なります

これは単に運動不足の人だけの問題ではなく

強靭な体を持つアスリートでも起こりえます

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カイロプラクティックの考え方では、このように背骨のアライメントが崩れていると

神経系が影響を受け、筋肉への収縮命令がうまく伝達されなくなることで

反応が遅れたり、筋力が低下するといったことが生じるのです

このような状態を防ぐには、緊張した筋肉のストレッチや関節の動きを正常化し

アライメントを整えたうえで、弱化した筋肉を強化していくことが有効です


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パワープレートは一台で筋力トレーニング、ストレッチ、マッサージができるので

短縮してしまった筋肉のストレッチと

弱化してしまった筋肉をトレーニングによって目覚めさせ

正しいアライメントにしていくことができます!


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神経系を正常化して、自分の持っているパフォーマンスを最大限発揮できるように

していくことはアスリートにとって非常に重要なことです

ダイエットの指標、インピーダンス

ダイエットの経過を測る体組成計のデータの中にインピーダンスという項目があります 

これは体に微弱な電流を流して、その抵抗をみることによって

ダイエットが正しく進められているかという指標になるというものです

一般的な簡易的な体脂肪率の測定はこのインピーダンス法で測定されています

人の体は、組織によって電気の流れやすさが異なり

血液は水分を多く含み、イオン濃度が高い組織なので

生体組織では最も電気伝導度が高くなります


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また筋肉も約75%が水分であり、イオンの移動によって収縮を起こすことから

伝導度は高くなります

これに対して、脂肪組織は14%程度しか水分を含んでおらず

伝導度は他の組織と比較するとかなり劣ります

したがって、インピーダンスが低ければ脂肪が少なく

インピーダンスが高ければ脂肪が多いということになります


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正しいダイエットが行われていれば

脂肪の減少と共にインピーダンスは低くなっていきますが

同時に筋肉量が減少してしまうと、インピーダンスは高くなってしまい

リバウンドの可能性が高いダイエットになっていると言えます


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パワープレートは最先端のトレーニング理論であるアクセラレーショントレーニングによって

一秒間に30~50回という非常に速い筋収縮を起こさせ

体脂肪の燃焼と筋肉量を増大を効率よく行うことができます


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15分でジムトレーニング1時間分の運動量を確保できるパワープレートで

健康的なダイエットをしていきましょう!






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脂肪は内分泌器官

体脂肪が増えてしまうと、美容だけでなく

健康にも大きな影響を与えてしまうことをご存知ですか??


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かつて脂肪細胞は、脂肪を溜めておくだけのものであると言われていましたが

現在では、ホルモン分泌細胞として認識されています

ホルモンを分泌するということは生体に対して何らかの影響を与えるということです

脂肪細胞が分泌するホルモンはアディポサイトカインと呼ばれ

善玉と悪玉があります


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悪玉の中には

PAI-1

脂質の代謝を狂わせて、脂質異常症(高脂血症)を進める


アンジオテンシノーゲン

血圧のコントロールを乱して、高血圧の原因となる

TNF-α、レジスチン

インスリンの効き目を悪くして、インスリン抵抗性を引き起こし

糖尿病を進行させる


などがあります

このような悪玉アディポサイトカインによって血管がもろくなると

心筋梗塞、脳卒中などの血管疾患にもつながってしまうという恐ろしいものです

これらは主に内臓脂肪から分泌されることが多く

メタボリックシンドロームとも関連が深いものです


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パワープレートは、3次元振動で表層の筋肉だけでなく

内臓の平滑筋を動かすことによって、内臓脂肪が燃えやすい体をつくります
 


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やはり、きちんとした食事制限と効果的な運動を行って 

過剰な脂肪の蓄積を抑えることが健康でいるために重要です!

コアトレーニングとパワープレート

Core(コア)という言葉には、核心、芯、中心といった意味があり

筋肉のトレーニングにおけるコアは、文字通り体の芯をつくる上で必要な筋肉を指し

あらゆる動きでまず最初に起動して体を安定させる役割を持っています

コアの筋肉が弱っていたり、うまく働かないと体幹から生み出された力が手足に

うまく伝わらずに、パワー不足になるだけでなく、ケガの原因にもなってしまいます


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コアの中には、腹圧を高めて体を支えるインナーユニットというものがあります

インナーユニットは

腹横筋

骨盤底筋群

多裂筋

横隔膜

からなる腹部の安定性を保つためのユニットです

腹横筋は側腹部から腹部前面を覆う筋肉で腹圧を保つために重要です


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骨盤底筋群は骨盤内の臓器を支えている筋肉の集まりです

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多裂筋は背骨に付く細かい筋肉です

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横隔膜は胸椎、肋骨、胸骨に張る筋肉で腹部と胸部の境目となり

これらが合わさって腹腔を形成しています



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インナーユニットが収縮すると、腹腔の容積が小さくなり

内部に加わる腹圧が高まります



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これにより内部では内臓の位置が保たれるほか

腰椎が安定し、素早く力強い動きが可能になるのです

パワープレートは3次元振動が深部の筋肉を効率良く動かし

通常のトレーニングでは鍛えることが難しいインナーユニットを

強化することできます

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ダイエットとしての腹部の引き締めはもちろん

これからスポーツを始めようと考えている方からアスリートまで

コアトレーニングは有効ですので

パワープレートで効率良く、機能的な体の軸を作りましょう!

第86回日本整形外科学会学術総会

今月23日から26日までパワープレートが広島で開催されている

日本整形外科学会に出展されています!

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高輪メディカルクリニックを始めとした多くの医療機関が

アンチエイジングやリハビリとしてパワープレートを導入しています

振動を使ったマシンはいくつも存在しますが、立体構造の人体に合わせた3次元振動を

用いているのはパワープレートだけです


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人体に振動をかけて加速度を高めることでより強い重力下で運動を行えることと

神経の反射機能を高めるといった効果が評価され

NASAにも導入されています


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このように科学的に証明されている最先端のマシンをぜひ体感してみてください!



身体に良い影響を与えるストレス


ストレスを最初に定義したハンス・セリエは

ストレスの原因となる環境のストレッサーが一過性ならばいいものの 

それが長期にわたると、体に備わった適応反応の能力が使い尽くされてしまうと考え 

そのプロセスを3つの時期に区分しました 

警告期 

抵抗期 

疲廃期 

さらに、この現象は全身だけでなく局所にも生じることを説明し 

前者を全身適応症候群、後者を局所適応症候群と名付けました 

また適応症候群の3つの時期に一致した変化として 

副腎皮質の肥大、胸線にリンパの委縮、胃の内壁、心筋の点状出血を

 「ストレスの顔」と表現しました


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ストレッサーには4種類あると言われ 

①物理的因子(重力、外傷、寒冷、騒音など)

②科学的因子(タバコ、アルコール、飢餓、飽食、薬物など)

③生物的因子(有害な微生物、花粉など) 

④精神的因子(怒りや不安、緊張など情動の変化など) があります

精神を使う仕事も、身体を酷使する身体的ストレスと同様に 

あるいはそれ以上にストレスの原因となるのです 

ストレスもストレッサーも、それ自体には良い、悪いという判断はできません


 
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例えばカラオケで初めて人前で歌う時には緊張しますが 

慣れた人とではストレス発散になります 


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ストレッサーが人体に良い影響を与えるか、悪い影響を与えるかは

個人の受け止め方や性格、体調、経験などに左右されるため 

これらを意識することでストレスとうまく付き合うことができます 

セリエは目的達成感や感謝、祈りなど

身体に良い影響を及ぼすストレスがあることも強調しており

それらをユーストレス(eustress) 

その逆をディストレス(distress)と呼んでいます

ストレッサーの①にある重力も身体のゆがみが少ない姿勢であれば

筋や骨格に対して、良いストレス(ユーストレス)を与え

身体をより強いものにしてくれます


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これは宇宙飛行士たちの身体が重力の無い世界で過ごした後では

身体のあらゆる機能が低下し老化と同じような変化をもたらすことからも明らかです

パワープレートはこの重力に着目し、アクセラレーショントレーニングによって

身体に3次元の刺激を与えることによって、重力を増加さします


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私たちが元来持っている受容器を活性化することによって

神経伝達を高め、筋肉量、骨密度などを上昇させます

NASAも、このパワープレートを導入して

宇宙飛行士たちの訓練に使用しているという点も

効果の高さを物語っています

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ぜひ身体にパワープレートでユーストレスを与えて、美しい体をつくりましょう!

骨折予防とパワープレート

高齢者の方で特に注意が必要なのは、大腿骨頚部の骨折です

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大腿骨の長軸と頚部の間には120~130°の角度が付いており


これを頚体角と言います


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この角度は、年齢を重ねると重力や筋力の低下によって減少していき

骨にかかる負荷もそれに伴って増えていきます




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外側部骨折と内側部骨折があり

閉経後で女性ホルモンであるエストロゲンが減少した女性に多く見られます

エストロゲンは骨代謝に重要な役割をしているホルモンで

破骨細胞が過剰に骨を分解するのを抑えていますが

閉経によってホルモン量が減少すると、骨の分解が形成を追い抜いてしまうため

骨折しやすくなってしまうのです


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この骨折が原因で長期の臥床を余儀なくされ、腓骨神経の麻痺や

老人性認知症、持病の悪化、沈下性肺炎

全身衰弱による歩行不能などの症状に陥ってしまうこともあるため

なるべく早いうちから、支えとなる筋肉バランス能力を鍛えておく必要があります



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女性は30歳を超えると、骨吸収が骨形成を上回ると考えられており

閉経後では、骨密度が年に3~5%減少すると言われています

パワープレートはこれらの3つの要素を同時に向上させることができ

Verschuerenらの研究では

閉経後の女性における6カ月間のパワープレートトレーニングによって

股関節周辺の骨密度が1.5%増加したことに加えて、筋力や姿勢制御の改善

体脂肪の減少にも効果的であると報告しています


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日々のトレーニングの積み重ねが

年齢を重ねても若々しさを保つことができる秘訣ですので

ぜひパワープレートを生活に取り入れていただきたいと思います


痛みを抑えて効率の良いリハビリを

痛みとは組織の損傷があることを知らせるための警告として非常に重要です

しかし、炎症反応が治まっていても残ってしまう痛みもあります

五十肩や変形性の関節症などで見られる関節の拘縮(関節運動が制限された状態)は

運動時に痛みを発し、リハビリの大きな障害となります

痛みがあるので動かさない → 一層拘縮が進み、可動域が減少する

という悪循環になってしまうからです



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このような慢性的な痛みは脳が痛みを記憶しているため

痛みを出さずに可動域を広げていくことはとても困難で時間がかかります

また重大な損傷があった場合、痛みを抑制することができると

激しい痛みがある場合と比べて回復速度が

最大で3倍速くなるというデータもあるそうです

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パワープレートの全身振動は2つの方法で痛みを軽減します


①セロトニンによる下行性疼痛抑制系

パワープレートの振動刺激は

神経伝達物質であるセロトニンの脳内における分泌を促進させます


セロトニンは体の各部位でそれぞれ異なった働きをしますが

脳内では精神の安定作用があり

セロトニンレベルが低下すると鬱になると言われています

この伝達物質が脊髄に降りかかると、痛みの刺激が脳に伝わるのをブロックするため

痛みを感じにくくなります

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②ゲートコントロール

私たちは打撲などをしたときに無意識に患部を押さえますが

これには科学的に証明された理由があり、それがゲートコントロールです

私たちの体を取り巻く神経はそれぞれ太さが異なり、太いほど伝達速度が速いという特徴があります

痛みの神経よりも触覚の神経は太く速度が速いため

押さえることで一時的に痛覚刺激をブロックすることができ

痛みを軽減させているのです

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パワープレートの振動は一秒間に30~50回という速さで筋肉を動かすため

最も太い太い神経である運動神経に多くの刺激を与えることができます

それにより刺激をある程度ブロックすることができるのです

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私自身もパワープレートのこの能力を生かして

五十肩変形性膝関節症などのお客様に対して

とても良い結果が出ていることを実感しています



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姿勢について

日本語の姿勢という言葉には深い意味が込められています

「姿」は、生まれつきの姿かたちを表し

女性的、静、陰、外見、見えるといった意味があります

「勢」は、男性的、勢い、動、活動的、陽、エネルギー、見えないといった意味があります

すなわち、姿勢という言葉は陰陽のバランスを含んでいるということです


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そのため姿勢は動的なもの、静的なものという見方ができ

静的なものは垂直線、水平線から身体のバランス

動的なものは静的なものが時間的に連続して変化していくものと言えます

一生涯の生成には立つ、歩く、座る横臥位の基本姿勢があり

これらの体位の一つでも不都合があると身体の障害が疑われます


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また人の運動は2足歩行をベースにしており、さらに跳ぶ、登る、泳ぐ、潜るなどの運動があり

運動や労働は、特に足腰の丈夫さに影響を受けている面が多くなります

身体を支える、動かすという2つの機能を持った姿勢の正常化には

質の良い筋肉が不可欠です


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質の良さとは、柔軟性があり、偏りが無く、無駄な緊張が無いということです

パワープレートの3次元振動は、関節の持つ固有振動数である35Hzを発生させることができ

上記の関節受容器を効率的に刺激し、運動感覚を高めます


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これは体のゆがみを認識し、改善させるように働くため

美容はもちろん、高齢者の転倒予防、アスリートのコアの軸づくりにも

非常に有効なのです



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トレーニングを工夫すれば無限のバリエーションがあるパワープレートには

まだまだ多くの可能性があると私は考えています



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パワープレートについてはこちら

ホルモンについて

・内分泌学

内分泌学は比較的新しい学問で

1902年にイギリスの生理学者によってホルモンという専門用語が使われるようになりました

ギリシャ語で、「ホルマオ=刺激する、興奮させる、動かす」という言葉が語源となっています

体の生理活動を正常に保つため、その働きをコンロトール(活性、抑制)する

神経系と内分泌系は、協調して働くことにより、日常のホメオスタシスの維持を行っています

たんぱく質を含む物質が血中に分泌され、微量で多大な効果を持つものも多くあります

ホルモンの届きやすさは、血液循環の良し悪しで、個体差があります

心臓から送り出された血液が再び戻ってくるまでにかかる時間は

血流が良い人も悪い人も約1分かかりますが

血流が良い人では毛細血管の隅々まで巡って1分

悪い人では、毛細血管にあまり血液が行かずに大動脈

細動脈を通って1分という違いがあります

血液検査の項目には、AI値(動脈硬化指数)というものがあり

正常値は2.6以下、20代では1.0以下です

この値は動脈硬化だけでなく、ホメオスタシスやホルモンの働きも反映していると言えます

ホルモンは、色々情報を伝達する生理活性物質で、主としてたんぱく質で構成されており

血液中に分泌されることから内分泌と呼ばれています

ホルモンが作用を及ぼす特定の器官を標的器官といい 

その細胞あるホルモンの受容体(鍵穴)をレセプター(2000~100000個/細胞)といいます

レセプターの数は、血液循環の良いところでは増え

血流が悪くホルモンが届かないところでは減少する傾向にあります

また意識している部分も血液に集まりやすくなるため、レセプターが増えます

ホルモンはここで栄養素のように分解してエネルギー源になるのではなく

その細胞の代謝活動のきっかけをつくる、または調節したりします 

特定の器官から分泌され、血管の中を移動し

遠隔の器官に作用するものを狭義のホルモンと捉えますが

最近では、ある種の細胞や組織から分泌され

比較的近傍で働く生理活性物質(サイトカイン、プロスタグランジンなど)も

広義のホルモンと捉えられています

ホルモンは単独では働かず、脳下垂体で制御されていますが

下垂体はその上の視床下部の制御も受けているため

ホルモンは自律神経の影響や感情、情動が大きく関わります

微量で多大な効果を持つものも多く

一生のうち耳かき1杯分しか分泌されないものもあります


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 ・ホルモン全体の働き 

① 平滑筋や心筋の活動を調節 

② 分泌腺の調節 

③ 代謝の変化 

④ 成長や発育を促す 

⑤ 生殖過程に影響を及ぼす 

⑥ サーカディアンリズムの調整 


 ・ホルモンの種類 

ペプチドホルモン(たんぱく質主体のホルモンで、期待する感情で分泌が影響を受けるホルモン) 

現在、発見されているホルモンの70%はペプチドホルモンで

細胞膜にレセプターがあり、その信号が細胞内に伝達され

酵素活性が起きることにより、生理的反応を引き起こします


アミン型ホルモン(構造にアンモニア化合物の総称であるアミンを含むホルモン) 

細胞膜にレセプターがあり、その信号が細胞内に伝達され酵素活性によって

生理的反応を引き起こします

ビタミンも全てアミンです(Vita-amin)

ステロイドホルモン(コレステロールを材料にするホルモン) 

レセプターが細胞内にあるため、直接細胞に侵入し、核の中の遺伝子に影響を与え

新たなたんぱく質や酵素の合成を促します 

細胞膜はたんぱく質と脂質の二重膜でできており

ステロイドホルモンも似た構造であるため、細胞内に入っていくことができます 

エストロゲン(女性ホルモン)、プロゲステロン(黄体ホルモン)

テストステロン(男性ホルモン)、コルチゾール(副腎皮質束状層ホルモン)

アルドステロン(副腎皮質球状層ホルモン)などがあります

ドーピングで使われるステロイドホルモンは

男性ホルモンで筋肉を増強させることを目的としています 

また抗炎症作用を持つものもあるため、傷口に塗布する軟膏の成分としても使われます



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 ・内分泌器官 

代表的な内分泌器官として、脳下垂体、甲状腺、副腎、膵臓、卵巣、精巣があり

ホルモンはこれらの器官で生産され、血液によって全身に運搬されます 

レセプターを持つ標的器官に働きかけることで、代謝を促進または抑制します 

肝臓はいくつかのホルモンを不活化し、腎臓はそれらを尿中に排泄する役割を持ちますが

冷えに弱い臓器であるため、冷え性ではホルモンの作用の調節がうまくいかず

様々な症状が出ることがある


・美容に関連の深いホルモン 

成長ホルモン:入眠1時間後に下垂体前葉より分泌し、眠りが深いほどたくさん分泌されます

深い睡眠(δ波)のためには、入眠前の30分のα波が必要です 

あらゆる細胞にレセプターがあり、代謝の促進、たんぱく質の合成を高めます

日々分泌量が異なり、日中の刺激量(肉体的、精神的)によって夜の分泌量が変化します

この分泌量の影響を受けて、睡眠中に代謝活動(エネルギー代謝、形態代謝、機能代謝

新陳代謝)が行われます 

すなわち、分泌量が高くても十分な睡眠時間が少ないと、作用が低下し

覚醒すると、代謝は抑制されます

また睡眠前のイメージデータに基づいて、その部位の対して働きかけますが

加齢とともに分泌量が低下します

分泌量が減少すると、体脂肪の増加、筋肉量や骨量の減少、基礎代謝低下

皮膚の乾燥、免疫系の衰退が起こります


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② 甲状腺ホルモン:新陳代謝を司るホルモンで基礎代謝率を上昇し、酸素消費量を上げます 

全身にレセプターがあり、神経系の成長を促進します 

1. 代謝促進:たんぱく質、炭水化物、脂質 

2. 生体の発育、成長の促進 

3. 体温の上昇 4. 血液中のカルシウム量を調節する(精神安定) 

カルシトニン(甲状腺傍濾胞細胞より分泌):血中カルシウム濃度を低下 

パラソルモン(上皮小体より分泌):血中カルシウム濃度を上昇 

視床下部からのTSH放出ホルモン(TRH)によって、下垂体から甲状腺刺激ホルモ ンが分泌され

血中経由で甲状腺に運ばれることで、甲状腺ホルモンが分泌されます

エネルギー代謝が増す状況(寒冷環境、低血糖、高地、妊娠)なども

甲状腺ホルモ ン分泌に影響を与えます


③ 性ホルモン:コレステロールが材料のステロイドホルモンで、生命力と美意識で活性

 ・男性ホルモン 

1. たんぱく質合成の促進(筋肉の形成) 

2. 皮脂の分泌促進 

3. キメが粗くなる 

4. 体温、血圧の上昇 

5. 精子の生成 

・卵胞ホルモン 

1. 皮下脂肪の発育促進 

2. 皮脂の分泌抑制 

3. キメ細やかな肌にする

4. 思春期に女性生殖器の発育 

・黄体ホルモン 

1. 内膜を膨潤し、妊娠可能にする 

2. 組織内に水分を滞留させる 

3. 皮脂分泌の促進と角質肥厚(男性ホルモンに類似) 

④ 副腎皮質ホルモン:ストレスに対して体を守るため、抵抗するホルモン 

1. たんぱく質、脂肪を糖質に変える

(糖新生:グルコース、アミノ酸、乳酸からグルコースを生成する) 

2. 抗炎症作用 

3. 体液の濃度を一定に保つ 

4. メラノサイトをコントロールする 

5. 性ホルモンの分泌 ・ホルモンの分泌を促進するには 

 ①分泌器官が正常であること 身体機能は鍛えれば、より活性化しますが

使わなければ退化します

3か月使わないと退化が特に進行します

また、脳と男性の精巣以外の内分泌器官は温めると機能が高まります

女性でかかとが冷えている場合は、骨盤内の臓器が冷えていることの指標となります

かかとを温めるには、動脈が体表の表面を走っている足首を温めることが有効です 

②ホルモンをつくる材料が身体にあること 食事の重要性(46種類の栄養素摂取、1日30品目) 

たんぱく質:ペプチド 脂質:コレステロールはステロイドホルモンの材料 

ミネラル:代謝時に必要、ブレインコードの伝達に関与 

*ブレインコード:脳内言語のことで、ホルモンの前駆体などの刺激は

右脳の前頭葉で起こる感情によってブレインコードが作られ、生成がコントロールされます

大脳新皮質でブレインコードが作られ、その刺激が旧皮質に伝達されることで

そこからホルモンを含むケミカルコードが全身に作用します 

糖質:脳のエネルギー源はブドウ糖のみ、脳で消費しないと脂肪として体内に貯蔵 

水:ホルモンの代謝(形成、分解)に必須


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1.加水分解 

2.ペプチド結合 

 ③体温環境と体循環の活性 ホルモンは血液によって運搬されます

④湧き上がる情熱とイメージ力 イメージは脳内では予定となり

身体反応が起こることで自律神経、ホルモンに影響を与えます

⑤ ストレスフリー ストレス(ディストレス)は

視床下部に伝達されホルモンのアンバランスを引き起こし

ストレスによって血管が収縮することで、ホルモンの運搬が隅々までスムーズにいかなくなります

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パワープレートは3次元振動を用いたアクセラレーショントレーニングによって

成長ホルモンの分泌量を最大で通常の4.6倍にすることができます!



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それは通常約30%しか使われていないと言われる筋肉を

緊張性振動反射によって97%動かし、より多くの成長ホルモン分泌刺激を

脳に与えることができるためです

パワープレートで一日15分のアンチエイジングを始めてみてはいかがですか?



高尿酸血症について

高尿酸血症は、尿酸円沈着症(痛風関節炎、腎障害)の原因であり

性や年齢を問わず、血清尿酸値が7.0㎎/dlを超えるものをいいます

女性では、血清尿酸値が7.0㎎/dl以下であっても

閉経と共に血清血清尿酸値の上昇しやすくなるため

生活習慣病のリスクが高くなるので注意が必要です


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日本の成人男性における高尿酸血症の頻度は

30歳以降では、1%を超えていると推定されており、現在も増加傾向にあります

高尿酸血症、痛風は代表的な生活習慣病であり

生活習慣の改善が最も重要です

1.食事療法

2.飲酒制限

3.運動の推奨


1.食事療法

100gあたり、プリン体を200㎎以上含むものを高プリン食品と呼び

動物の内臓、魚の干物などが挙げられます

プリン体は、DNA、RNAを構成する核酸を構成する塩基の一つで

体内で利用されたあとは代謝されて、尿酸となります

したがって高尿酸血症の改善には、プリン体の摂取を抑える必要があるのです

入院患者を除くと、厳密な低プリン食を毎日取り続けることは不可能に近いため

高プリン食を極力控えなければなりません

プリン体含有量の低い食品が多く、また尿の中性化に有効であるアルカリ性食品は

尿酸の尿中での溶解度を高める効果からも大いに勧められます

さらに尿酸の尿中飽和度を減少させるためには、十分な水分摂取が推奨され

尿量を2000ml/日以上確保することが目標とされます

尿酸に限らず、一日の尿量が500ml以下では、体の代謝物を排泄しきれないと言われています

100gあたりのプリン体含有量が特に多い食品(300㎎以上)としては

鶏レバー、マイワシ干物、イサキ白子、アンコウ肝酒蒸しなどがあり

多い食品(200~300㎎)は、豚レバー、牛レバー、カツオ、大正エビ

サンマ干物、マアジ干物などがあります

少ない食品(50~100㎎)としては、ウナギ、カリフラワー、ベーコン、ワカサギ

ホウレンソウ、マトンなどがあり

特に少ない食品(50㎎以下)はカズノコ、スジコ、トウモロコシ、チーズ

牛乳、かまぼこ、ウィンナーソーセージ、豆腐、サツマイモ、パン、米、そば

などがあります


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2.飲酒制限

最近の疫学調査によると、アルコール摂取量の増加に伴って

血清尿酸値の上昇や痛風の頻度が増加することが報告されており

特にビールが痛風とのリスクと最も強く関連していると言われています

アルコール飲料は、プリン体の有無に関わらず

それ自体の代謝によって血清尿酸値を上昇させるため

種類を問わず過剰摂取は控えるべきと言えます

特にビールはプリン体を多く含むばかりでなく

エタノール等量で比較するとほかの酒類よりも高エネルギー飲料であるため

肥満を助長する可能性があり、注意すべきです

血清尿酸値への影響を最低限に保つ目安量としては

一日、日本酒1合、ビール500ml、またはウィスキー60ml程度です


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3.運動の重要性

過度の運動は運動、無酸素運動は血清尿酸値の上昇を招くため避け

適正な体重(BMI25以下)を目標にして

週3回程度の軽い運動を継続して行うことが勧められます

有酸素運動は血清尿酸値に影響せず、体脂肪の減少に伴ってインスリン抵抗性が改善し

血圧の低下、トリグリセリド値の低下、HDLコレステロールの上昇

耐糖能の改善など高尿酸血症、痛風患者に合併しやすいメタボリックシンドロームの

種々の病態を改善させます

パワープレートの振動は 内臓の筋肉を含めた深部の筋肉を動かすことができるので 

内臓脂肪を効率よく燃焼させます



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内臓脂肪を減らす理想のトレーニングは

先に筋力トレーニングによって全体のエネルギー消費を増やし

血中に脂肪が増えたところでウォーキングなどの有酸素運動を行うことです



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パワープレートで血圧や内臓脂肪、コレステロールなどを適切にコントロールし

トレーニングでコラーゲン合成をアップ

紫外線が皮膚に良くないということは誰もが知っていることですが

なぜ良くないのかと聞かれると、答えられる人は少ないと思います

紫外線にはA波、B波、C波があり、最も浸透性が高いのがA波です

日焼け止めの効果を示す指標の中にPAという値がありますが

これはA波をどれだけブロックできるかを示しています


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A波は皮膚の真皮まで到達し、コラーゲンを破壊するため肌の弾力を失わせ

たるみなどの原因になります


コラーゲンは結合組織と呼ばれており、体の組織を構成する細胞と細胞の間にあり

組織を支持したり、力などを伝達する組織です

コラーゲンは肌だけではなく筋の膜系、腱、靭帯、骨基質、軟骨などもつくっています

beutiful skin.jpgこれはマウスを用いた実験ですが、運動をさせた後の72時間後には

筋や腱でのコラーゲン合成が何倍にも上昇することが分かったそうです




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サプリメントのように外からコラーゲンを取り入れても、他の必要な組織にとられてしまい

肌にはあまり吸収されない
ことがよく知られていますが

トレーニングによって、体内での合成を高めることで

全身にくまなくコラーゲンを供給することができます

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パワープレートは振動が筋肉を動かすため、短時間でも多くの運動量を確保でき

簡単に運動によるコラーゲン合成アップをおこなうことができ

同時にアンチエイジングの代名詞である

成長ホルモンの分泌量を最大で通常の4.6倍に高めることができます!

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一日15分でも十分な運動量になるパワープレートを




風邪について

風邪症候群は一年を通して最も罹りやすい病気であり

日本人は年間で平均6回かかると言われています 

症状は鼻、喉、気管、気管支、肺などの呼吸器とその周辺の炎症で始まり

これが原因で鼻の乾き、くしゃみ、鼻水、鼻づまりなどが起こります 

炎症が広がると喉の激しい痛み、咳、痰などが出て、こじらすと呼吸器系全体に炎症が広がり

発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛、下痢、吐き気、腹痛、全身倦怠感などの症状が起こります


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一般的に典型的な風邪と診断されるものは

鼻水、喉の痛み、咳が同時期に出ているという条件があります


原因となる病原微生物の80~90%は

ウィルス(ライノウィルスが最も多く、その次にコロナウィルス)で

飛沫感染により広がり、疲労やストレスの蓄積、睡眠不足、他の病気による抵抗力の低下

不規則でバランスの悪い食事、喫煙習慣

寒さや乾燥などの誘発因子があると発症しやすくなります 

治療は薬による対症療法が中心で、安静、保温、栄養を心がけ

栄養としてはビタミンB1、B2、Cを水分とともに補給することが大切です

これらに加えて重要なのが自分の体で風邪のウィルスと戦う免疫力の強さです

免疫細胞の働きは、深部体温にかなり左右されます 

深部体温が1℃下がると免疫力は40%も下がってしまい

逆に1℃上がると5倍になると言われています!

なぜ深部体温なのかと言うと、免疫細胞の70%は腸に集まっているからで

37度~38度で最も良く働きます(深部温度は直腸温度とも言います)



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すなわち腸の温度を上げることが丈夫な体を作る上で必要不可欠なのです! 

ではどうすれば腸の温度を上げられるのでしょう? 

体でつくる熱の約4割は筋肉から出るものです


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すなわち、腸に近いところにある筋肉(主に腸腰筋などの腹筋群)を鍛えることで

そこから出る熱を増やし深部温度を上げれば、免疫細胞が活性化し

丈夫な体になるのです!

パワープレートは振動が筋肉を動かしてくれるため

鍛えることが難しい深層の筋肉まで刺激することができ、簡単に鍛えることができます!

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私が担当しているお客様の中でも、ここ何年も汗をかいたことがないという方が

一回のレッスンで汗だくになるほどの筋肉運動と

血管拡張効果がパワープレートにはあるのです!


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産後の腰痛とリラキシン

産後の女性に多い悩みとして、骨盤のゆるみによる容姿の変化や

歪みによる腰痛などがあります

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その大きな原因となっているのが仙腸関節です

骨盤は寛骨と仙骨という骨で形成されており

この骨同士をつないでいるのが仙腸関節です

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かつて解剖学的には、この関節は不動関節と呼ばれており

線維軟骨結合によって可動性のない関節とみなされていましたが

神経筋骨格系の専門家であるカイロプラクティック世界では

この関節の微妙なサブラクセーション(歪み)が

腰痛をはじめとした多くの症状を引き起こすという多くの患者の症例から

この関節をアジャストメント(矯正)することの重要性を訴えていました

現在では、線維性の結合は加齢による退行性変性であることが認められ

可動性が認識されるようになりました

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したがって、仙腸関節の可動性は年齢とともに徐々に減少しますが

女性では、月経や妊娠の際に分泌されるリラキシンというホルモンよって

胎児が産道を通りやすくするために関節を支える靭帯が弛緩します

リラキシンは男女共につくられており

女性では非妊娠時にも排卵期と黄体期で子宮内膜で見られます

男性では、精液中に存在し、精子の運動に関与しています

妊娠時では、妊娠3か月目が滑翔濃度のピークで

主な作用は、恥骨結合や仙腸関節の弛緩、子宮頸部の弛緩

子宮収縮の抑制です


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妊娠初期には子宮の安静を確保して、流産を防ぎ

妊娠後期では仙腸関節の可動性が増加し、特に仙骨のうなずき運動が過剰になります

それにより、子宮化の娩出が容易になります

また初産より、二回目以降の方が弛緩が顕著になります


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したがって、このホルモンの分泌の度合いが過剰になると

ゆるみや歪みが起こりやすくなります

ホルモンが分泌されることは生理現象のため仕方のないことですが

自分でできるゆるみや歪みの克服法が骨盤の筋力アップです

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パワープレートは3次元の振動が筋肉を動かすため

力強く骨盤をサポートしている大きい筋肉から

深層にある細かな補助をしている小さい筋肉まで容易に鍛えることができます

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またこれらの筋肉に力が入るポージングをとれば、自分自身は動く必要がないので

しばらく運動をしていなかった方にも負担が少なくトレーニングを行うことができます

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もちろん産後の女性に限らず、同じような症状が出ている方にもおススメなので

ぜひ体験してみてください



脱水を防ぐ

だいぶ暑い日が多くなってきましたが、このような季節に気を付けたいのが脱水です


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パワープレートはアクセラレーショントレーニングという最先端の

トレーニング理論に基づいて作られています


物体は、加速度が上がると力が増すというニュートンの法則に基づいて

人に3次元の振動をかけて加速度を上げることによって

重りを持っていないにもかかわらず、体にかかる重力を高めると同時に

一秒間に30~50回という非常に素早い筋収縮を起こさせます

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これにより、15分で一般的なジムトレーニング2時間相当の運動量を確保することができるのです!

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それだけの高効率なトレーニングであることから筋肉から発熱量も高く

血液循環も改善されるため、発汗量も従来のトレーニングと比べて多くなります

通常激しい運動では発汗量が一時間で1.6リットルにも及びますが

パワープレートでは、シンプルなトレーニングでも同等の発汗が起こります

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そのため、水分補給は欠かせません

水分は人体の最大の構成成分であり、人体の容積の60%以上を占めています

さらに筋肉は約70%、血液は約90%、脂肪も10%の水分を含んでいます

全身の水分のうち、約5~10%は呼吸、排尿、発汗によって代謝されていると言われています

水は細胞の恒常性に不可欠であり、生理学的、生化学的な機能において

非常に重要な役割を担っています

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運動によって、筋肉でエネルギーが使われると、深部体温が上昇し

それに伴い、熱の発散が起こります

この熱は皮膚血管を拡張させると共に発汗が起こり

汗の蒸発によって熱が奪われます

この水分の喪失量が摂取量を上回ると、軽度脱水、脱水へとつながってしまいます


温暖な地域で暮らす人で身体活動が活発な場合

一日に必要な水分量は6リットルにも及ぶと言われており

非常に活発な人ではそれ以上を摂取しなければ

体水分量の正常状態を維持できないと言われています

IOM(The Institute of Medicine:米国医学研究所)では


一般的な水分摂取の目安として、水、その他の液体、食物などをすべて含む水分量が

19~70歳またはそれ以上の男性では一日3.7リットル、女性では一日2.7リットルとなるように

勧告しています

体重の1~2%の水分喪失で喉の渇きを感じます

全身の水分が体重の2%失われた状態を脱水と言い

有酸素性運動能力、起立安定性、認知機能の

大幅な低下を引き起こすことがあります


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また長時間の運動では、水分とナトリウムの喪失が起こります

人間の汗は1リットル当たり40~50mmolのナトリウムを含んでおり

長時間運動を行うアスリートでは、一日に5リットルの体液と

4600~5750㎎のナトリウムを喪失する可能性があります

ナトリウムの喪失は身体パフォーマンスに直接は影響しませんが

水分を補給する際に、ただの水では、一度に大量に飲んだ場合に

逆に利尿が促進されて、水分を喪失してしまうことがあるため

塩分(ナトリウム)を加えると良いとされています

これによって口渇反応が高まり

水分の再補給に効果的であることが証明されています

しかし水分の場合は、体重の1%(軽度脱水)の喪失でも

選手のパフォーマンスは低下します


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体液の流れは、細胞内と細胞外の浸透圧差によって決定され

浸透は部分的に脳と肝臓にある浸透圧受容器によって制御されており

脳の視床下部には喉の渇きを調節する中枢があります

中枢神経系では、浸透圧、イオン、ホルモンや神経の様々なシグナルが組み合わさって

口渇感の知覚に影響を及ぼしています


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・水分補給と疾患

慢性的な軽度脱水または脱水が及ぼす全身的な影響として

①便秘

②高血圧

③胆石

④ごく軽度の~軽度の尿路感染

⑤腎結石

⑥脳梗塞

⑦膀胱および結腸がん

⑧緑内障

⑨静脈血栓塞栓症


などがあり、運動中だけでなく普段から適切な水分摂取を行うことが重要です

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特にパワープレートトレーニングを始めたばかりの方は

想像以上に水分を消費していることがあるので

2~3ポージングごとに少し口に含むくらいの頻度で飲むようにすることをおすすめします


高血圧症

高血圧は、原因により一次性高血圧と二次性高血圧に分類されます

一次性高血圧は、本態性高血圧と呼ばれ、特に異常がないにも関わらず

血圧が高くなり、原因も特定できません

しかし原因となる危険因子は明らかにされていて

1.食塩の摂りすぎ

2.加齢による血管の老化

3.ストレス

4.過労

5.運動不足

6.肥満

7.遺伝的要因

が挙げられます


それに対して二次性高血圧は、腎臓病やホルモン異常など

原因となる病気があるものを言います

こちらは原因となる病気が治癒することで、高血圧も改善されます


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1.食塩の摂りすぎ

高血圧症の患者は、日本で約3000万人いると言われていますが

その原因として挙げられるのが、伝統的に塩分摂取量が多い日本の食生活です

日本人は、国際的に見ても非常に多い塩分摂取量で

一日当たりの摂取量は、ヨーロッパで5~6g、多いと言われるアメリカでも8~10g

これに対して日本は11~13gとなっています


味噌や醤油など伝統的な調味料、漬物など塩分の多い保存食が

原因の一つとして考えられていましたが

最近では加工食品や外食の塩分の高さにも注意が必要になっています

適切な塩分量として、厚生労働省では、一日当たり10gを目標に掲げていますが

WHO(世界保健機関)ではその約半分の6gを推奨しています

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高血圧の方の食事療法においては日本でも食塩摂取量が漸減していることを考慮し

改定された高血圧治療ガイドラインでは、目標塩分摂取量が6gに引き下げられました


2.塩分をとっても、血圧が上がらない人もいる

塩分の摂取に対して、血圧の受けうけやすい「食塩感受性」タイプと

あまり影響しない「食塩非感受性」タイプに分けられます

ただし、非感受性タイプが高血圧にならないわけではなく

その他の生活習慣によって高血圧になる可能性はあります

塩分の摂りすぎは、ほかの病気の原因にもなりますので

いずれにしても控えたいものです


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高血圧の自覚症状としては

めまい、頭痛、耳鳴り、肩こり、動悸、息切れなどがあり

合併症としては脳出血、脳梗塞、心肥大、心不全、狭心症、心筋梗塞

腎硬化症、腎不全などの重篤な疾患が多くあります


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・血圧を下げるために

高血圧の治療に当たっては、食事と生活スタイルの修正が柱となります

日本高血圧学会では、6つのポイントを挙げており

要約すると、塩分、脂肪分、お酒、煙草を控え、適度な運動を行うということを勧めています

1.食塩制限

一日6g未満


2.アルコール摂取量の制限

一日当たり、エタノールで男性は20~30ml以下、女性は10~20ml以下


3.運動療法

心血管病の無い高血圧患者が対象で、有酸素運動を毎日30分以上を

定期的に行う


4.適正体重の維持

BMIで25を超えない


5.野菜、果物の積極的摂取

コレステロールや飽和脂肪酸の摂取を控える

また、ホウレンソウや春菊、ジャガイモなどはカリウムを多く含み

塩分を排出して、血圧の上昇を抑える働きがあります

摂取の目安は食塩の3分の1程度です


6.禁煙

たばこを吸うと、ニコチンが副腎を刺激して

血圧を上げるホルモンを分泌します

また交感神経も興奮させるため、血圧は必ず上がります

さらに長期的には動脈硬化も進行させるので

狭心症や心筋梗塞のリスクも高まります



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運動療法として、定期的にパワープレートを使うことによって

血管の柔軟性が高まり、動脈硬化度が低下するというデータも出ています

血管の柔軟性が高まれば、血管壁の抵抗が減り

血圧は低下します



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食事に気を付けると共にぜひパワープレートを生活習慣に取り入れて

健康な体をつくっていただければと思います!





脳卒中について

脳卒中は日本人の死亡原因の第一位でしたが、1980年以降、次第に減少

平成15年度には死亡原因の第3位となっています

その内訳は、厚生労働省の「平成15年 人口動態統計」によると

脳梗塞が最も多く62%、脳内出血が25%、くも膜下出血が11%となっています


・脳梗塞

脳梗塞は、脳の動脈が動脈硬化を起こしているところに

血栓が詰まることで発症します

血流が止まると、その先に酸素や栄養分が供給されないために

脳細胞が壊死を起こし、脳に重大な障害をもたらします

症状は軽い場合もありますが、重い場合には言語障害、片麻痺

意識不明に陥ることがあります

脳梗塞はその原因により、3つに分類することができます

1.アテローム血栓性脳梗塞

頭蓋内の動脈などで起こった動脈硬化(アテローム硬化)による血栓を原因とします


2.脳塞栓

心臓などでできた血栓が脳へ流れ、血管を詰まらせることが原因です


3.ラクナ梗塞

脳の深部にある最小動脈の血栓が原因となります


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・脳出血、くも膜下出血

脳には無数の毛細血管があり、酸素と営為養分を供給しています

高血圧が続くと、この細い血管が動脈硬化を起こし

血管が膨らんで動脈瘤をつくります

これが破裂して起こるのが脳出血です

発作を起こす前には頭痛や吐き気などを感じることがありますが

多くの場合は自覚症状がなく、突然起こり

急激な発作の場合には、死亡することもあります

手当が早く、一命をとりとめたとしても

言語障害や半身まひなどの後遺症が残ることも少なくありません


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同じ脳出血の一種で、死亡率の高いもいのにくも膜下出血があります

これは脳を包む細い血管に動脈瘤ができ、それが破裂して起こるもので

やはり高血圧が原因の一つとされています

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このような脳血管障害を防ぐには、やはり運動と食事が重要です


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パワープレートは、3次元の振動によってストレッチ、トレーニング、マッサージを行うことができ

振動刺激が血管を拡張し、血液がよどむのを防ぐと共に

ストレスホルモンを減少させて、血管を収縮させる交感神経が優位な生活を

改善させることが可能です





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定期的にパワープレートを使うことによって

血管の柔軟性が高まり、動脈硬化度が低下するというデータも出ていることから

ぜひ健康増進のためにパワープレートを取り入れて、血管年齢を若く保ち

血管障害を防ぎましょう!






パワープレートで筋力と柔軟性を同時に高める

パワープレートでトレーニングをすると緊張性振動反射という反射が起こり

筋肉を素早く動かすことによって、30分のトレーニングでも

従来のジムトレーニング2時間分という効率の良さで鍛えることができます

しかし素晴らしいのはこれだけではありません

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Cardinaleという方の研究で、パワープレートの上でトレーニングを行うことによって

多シナプス経路の発達によって筋力、筋パワーと同時に

柔軟性を同時に高められることが明らかになりました!



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人の体には神経の中継地点(シナプス)が1つの単シナプス経路と

2つ以上の多シナプス経路があります


例えばパワープレートでスクワットを行ったとすると、緊張する大腿四頭筋に対しては

より一層の収縮を促して鍛えていきますが

拮抗筋であるハムストリングスに対しては、神経刺激が減少し収縮を抑制します

すなわちパワープレートでスクワットをした後は

前屈が柔らかくなるということです!



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pp6.jpg



ham stretch.jpg


通常、柔軟性を高めるためのストレッチとトレーニングは分けて行うものですが

パワープレートではトレーニングをしない部分や

特に緊張が強いなどの場合以外はその必要がありません

もちろんパワープレートでのも非常に効果的なので

私がお客様のトレーニングを行うときには、疲れが出やすい筋肉や

特に柔軟性が落ちやすい筋肉のストレッチを3つほどチョイスして行っています

パワープレート使うことで

体が硬くトレーニングをするとケガが心配だという方も安心して

柔軟性を高めながら筋肉量を増やすことができるため

まさに一石二鳥のマシンなのです!パワープレートでトレーニングをすると緊張性振動反射という反射が起こり

筋肉を素早く動かすことによって、30分のトレーニングでも

従来のジムトレーニング2時間分という効率の良さで鍛えることができます

しかし素晴らしいのはこれだけではありません



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Cardinaleという方の研究で、パワープレートの上でトレーニングを行うことによって

多シナプス経路の発達によって筋力、筋パワーと同時に

柔軟性を同時に高められることが明らかになりました!



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人の体には神経の中継地点(シナプス)が1つの単シナプス経路と

2つ以上の多シナプス経路があります


例えばパワープレートでスクワットを行ったとすると、緊張する大腿四頭筋に対しては

より一層の収縮を促して鍛えていきますが

拮抗筋であるハムストリングスに対しては、神経刺激が減少し収縮を抑制します

すなわちパワープレートでスクワットをした後は、前屈が柔らかくなるということです!



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通常、柔軟性を高めるためのストレッチとトレーニングは分けて行うものですが

パワープレートではトレーニングをしない部分や

特に緊張が強いなどの場合以外はその必要がありません

もちろんパワープレートでのも非常に効果的なので

私がお客様のトレーニングを行うときには、疲れが出やすい筋肉や

特に柔軟性が落ちやすい筋肉のストレッチを3つほどチョイスして行っています

パワープレート使うことで

体が硬くトレーニングをするとケガが心配だという方も安心して

柔軟性を高めながら筋肉量を増やすことができるため一石二鳥なのです!パワープレートでトレーニングをすると緊張性振動反射という反射が起こり

筋肉を素早く動かすことによって、30分のトレーニングでも

従来のジムトレーニング2時間分という効率の良さで鍛えることができます

しかし素晴らしいのはこれだけではありません



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Cardinaleという方の研究で、パワープレートの上でトレーニングを行うことによって

多シナプス経路の発達によって筋力、筋パワーと同時に

柔軟性を同時に高められることが明らかになりました!



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人の体には神経の中継地点(シナプス)が1つの単シナプス経路と

2つ以上の多シナプス経路があります


例えばパワープレートでスクワットを行ったとすると、緊張する大腿四頭筋に対しては

より一層の収縮を促して鍛えていきますが

拮抗筋であるハムストリングスに対しては、神経刺激が減少し収縮を抑制します

すなわちパワープレートでスクワットをした後は、前屈が柔らかくなるということです!



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通常、柔軟性を高めるためのストレッチとトレーニングは分けて行うものですが

パワープレートではトレーニングをしない部分や

特に緊張が強いなどの場合以外はその必要がありません

もちろんパワープレートでのも非常に効果的なので

私がお客様のトレーニングを行うときには、疲れが出やすい筋肉や

特に柔軟性が落ちやすい筋肉のストレッチを3つほどチョイスして行っています


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パワープレート使うことで

体が硬くトレーニングをするとケガが心配だという方も安心して

柔軟性を高めながら筋肉量を増やすことができるため一石二鳥なのです!



パワープレートでパワーとスピードを鍛える

筋線維には種類があり、エネルギー供給源と性質が異なります


①Ⅰ型線維 :遅筋とも言われており、収縮スピードが遅く爆発的な収縮力に乏しい代わりに


酸素をエネルギーとしているため高い持久性を持っています


②Ⅱa型解糖系線維 :速筋に属し、急速な力の発揮が可能で


高低いずれのレベルの筋力発揮でも動員されます


③Ⅱb型解糖系線維 :速筋線維で非常に速い収縮速度と力発揮が可能ですが

疲れやすいという欠点があります


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遅筋線維は持久性に優れているため、姿勢の維持で使われていて

速筋線維は瞬発的な動きで使われています

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通常の筋力トレーニングでは重量負荷をかけて行うため

どうしてもスピードが低下しがちで、遅筋線維が使われる割合が高くなります

しかしスポーツは瞬発的に、しかも大きな力を出すものがほとんどです


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パワープレートはアクセラレーショントレーニングの理論に基づいて設計されており

一秒間に30~50回という速さで筋肉を動かして、負荷をかけているため

遅筋線維はもちろん、鍛えることが難しい速筋線維にも刺激を与えることができます

これにより、遅筋線維の姿勢維持による安定性や軸形成(スタビリティ)と

速筋線維の機能的な動きの活性化(モビリティ)を同時に高めることができ

トレーニング時間の短縮も可能になります


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サッカー、バレー、陸上、卓球など多くの日本代表チームが愛用している理由はここにあるのです!

パワープレート導入店はこちら




冷えと自律神経の関係

基本的に自律神経が支配する組織や器官には、交感神経と副交感神経が両方走っていて

唾液腺を除いて、促進(アクセル)と抑制(ブレーキ)という役割を持って

それらをコントロールしていますが、その中で交感神経だけが分布している部分があります

それは汗腺、血管、立毛筋です


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神経にはトーヌス(自発性活動)というものがあり、一般に安静の状態でも

常時、自発的に活動しているのです

トーヌスは自律神経中枢の支配を受けて増えたり、減ったりして機能が調節されています

ですから多くの血管は通常、交感神経である血管収縮神経のトーヌス下で

軽度の収縮状態にあり、交感神経の活動が高まると血管はさらに収縮し

その部分の血流は減少します


一方、交感神経の活動が低くなると、その部分の血管は拡張して血流は増加します



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そのため、ストレスや低温にさらされやすい環境(冷える食事、筋力不足、冷えやすい服装)など

交感神経のトーヌスが高い状態が続く環境下では、血管は拡張しないことから

常に血行不良に陥り、冷えが悪化していくのです

このような冷えの改善には交感神経の緊張を緩めることと

体で作られる熱の量を増やす必要があります

交感神経の緊張をとるにはWブロック療法によって交感神経節に刺激を与え

神経のマッサージをしていくことが有効です

そして産熱に有効なのがパワープレートです

体で作られる熱の実に40%が筋肉から作られており

パワープレートは振動が筋肉を動かしてくれるため 

鍛えることが難しい深層の筋肉まで刺激することができ、簡単に鍛えることができます!


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深層の筋肉量が増えれば深部体温である直腸の温度が高まり

体全体の温度も上昇し、冷えにくい体をつくることができるのです!


特に女性は男性に比べ、筋肉量が少なく冷えやすいので

積極的にトレーニングしていく必要があるのです



低たんぱく、高リン食の恐ろしさ

最近の日本人の食事は高リン低タンパク食になっているそうです

高リン食品には、乳製品、豆類、ナッツ類、チョコレート、レバー、雑穀類、アボカド、ピーナツバター

コーラ、ビール、とうもろこし、グリンピース、マッ シュルームなどがあります

クリームソース、チーズソース、一部の焼き菓子などにはリンが多く含まれていますが

料理に潜んでいて見逃してしまうことも多 いのです
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次に低たんぱく食です

ダイエットのために筋肉量を増やすことは非常に重要ですが

多くの方が筋肉の元となるたんぱく質を充分に摂れていないのが現状です

 トレーニングを行うと一時的に筋肉が壊され

栄養と休養をとることで以前よりも強くなって回復しますが

肝心のたんぱく質が不足していると筋肉の分解ばかりが進んでしまい

結果的に筋肉量が減ってしまうこともあります 

したがってたんぱく質の一日摂取量は、最低でも体重1㎏あたり0.8gで

運動習慣がある方やアスリートでは1㎏あたり1.2~2.0gにもなります




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また体の免疫や消化に関わる酵素もすべてたんぱく質でできています 

ですから高リン低タンパク食は美容だけでなく健康の面からも決して良いこととは言えません !

正しく安全にダイエットをしていくために、食事は最も重要といっていいでしょう


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そして、美しいボディラインと、アンチエイジングホルモン分泌のためのパワープレートもお忘れなく!

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パワープレートで風邪を引きにくい体づくり

このところ朝と夜の温度差が非常に大きく

一日で20度以上も気温が変化する地域もあるほどです

このような時期は、身体への負担がかかりやすく

風邪をひきやすい状態になっています


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風邪症候群は一年を通して最も罹りやすい病気であり


日本人は年間で平均6回かかると言われています 

症状は鼻、喉、気管、気管支、肺などの呼吸器とその周辺の炎症で始まり

これが原因で鼻の乾き、くしゃみ、鼻水、鼻づまりなどが起こります 

炎症が広がると喉の激しい痛み、咳、痰などが出て

こじらすと呼吸器系全体に炎症が広がり

発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛、下痢、吐き気、腹痛、全身倦怠感などの

症状が起こります


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原因となる病原微生物の80~90%は

ウィルス(ライノウィルスが最も多く、その次にコロナウィルス)で

飛沫感染により広がり、疲労やストレスの蓄積、睡眠不足

他の病気による抵抗力の低下

不規則でバランスの悪い食事、喫煙習慣、寒さや乾燥などの誘発因子があると

発症しやすくなります 

治療は薬による対症療法が中心で、安静、保温、栄養を心がけ

栄養としてはビタミンB1、B2、Cを水分とともに補給することが大切です

これらに加えて重要なのが自分の体で風邪のウィルスと戦う免疫力の強さです


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免疫細胞の働きは、深部体温にかなり左右されます 

深部体温が1℃下がると免疫力は40%も下がってしまい

逆に1℃上がると5倍になると言われています!

なぜ深部体温なのかと言うと、免疫細胞の70%は腸に集まっているからで

37度~38度で最も良く働きます(深部温度は直腸温度とも言います)



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すなわち腸の温度を上げることが丈夫な体を作る上で必要不可欠なのです! 

ではどうすれば腸の温度を上げられるのでしょう? 

体でつくる熱の約4割は筋肉から出るものです




fever 265.jpgすなわち、腸に近いところにある筋肉(主に腸腰筋などの腹筋群)を鍛えることで

そこから出る熱を増やし深部温度を上げれば、免疫細胞が活性化し

丈夫な体になるのです!

パワープレートは振動が筋肉を動かしてくれるため

鍛えることが難しい深層の筋肉まで刺激することができ、簡単に鍛えることができます!

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私が担当しているお客様の中でも、ここ何年も汗をかいたことがないという方が

一回のレッスンで汗だくになるほどの筋肉運動と

血管拡張効果がパワープレートにはあるのです!

慢性の痛みとストレスの関係

かつての西洋医学では体の痛みに心は影響しないと言われていましたが

近年では心理的ストレスと痛みとの関係の研究が盛んに行われるようになりました

その理由は、非常に多くの方が罹患する疾患である腰痛を例に挙げても

原因が分かっているものが約15%しか無いという現状があるためです

これだけ医療が進歩しても約85%は原因不明であるという現実は

今までよりも広い視野で患者を診る必要があることを示しています


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シカゴのノースウェスタン大学の研究では、急性の痛みと慢性の痛みについて

脳にどのような痛みの感じ方の変化があるかを調べたところ

急性の痛みでは痛みの信号が、神経伝達の中継点である視床から脳全体に放散するのに対し

慢性では高次の精神機能を司る前頭葉が緊張していることを突き止め

痛みの発生メカニズムがそれぞれ異なっていることを実証しました


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痛みが心理的なものにスイッチしてしまうことで

その時の精神状態によって痛みが長期化していると考えられるのです

最近では整形外科と心身医療科が連携して治療に当たっている病院も多く

心と体の繋がりが重要視されています


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パワープレートはトレーニングを行うだけで、ストレスホルモンであり、長期の分泌が

海馬を委縮させると言われるコルチゾールを減少させ

代わりに脊髄への痛みの抑制効果があるセロトニンやたんぱく質合成を高める

成長ホルモンやテストステロン、インスリン様成長因子などが分泌されることが分かっています

体を引き締めるだけでなく、ストレスを発散することもできるパワープレートは

一石二鳥のマシンなのです


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パワープレート導入店はこちら


筋緊張性頭痛とパワープレート

頭痛には大きく分けて3つの種類があり

1.緊張性頭痛 tension type headache

2.片頭痛 migraine headache

3.頸椎原性頭痛 cervicogenic headache

に分けることができます


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緊張性頭痛は、筋肉の緊張によって起こる頭痛でデスクワークなどで

不良姿勢が続くと起こりやすい頭痛です


片頭痛は詳しい原因はまだ分かっていませんが、遺伝や自律神経の乱れによって

血管の太さの調節がうまくできなくなることによって起こります

頸椎原性頭痛は頸椎の歪みによって機能障害が生じることで起こります


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片頭痛はパワープレートの禁忌ですが

この中で緊張性頭痛はパワープレートで十分改善させることができます

筋肉の緊張による頭痛と言うと首や肩の筋肉に目が行きがちですが

実は頭部の筋肉が原因となって起こっていることもしばしばあります

今回はその中で側頭筋という筋肉が与える頭痛を改善するパワープレート使用法をご紹介します

側頭筋は噛むときに使われる咀嚼筋の一つで

その名の通り側頭部を覆う筋肉です



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噛み合わせが悪かったり、片側咀嚼が多いとこの筋肉に負担がかかり

過緊張を起こして痛みを出します

痛みの出る部位は側頭部だけでなく、耳や口のあたりに放散することもあります

パワープレートの上で側頭筋に指を当て3次元振動によるマッサージを行うことで

1秒間に40~50回と言う速さでマッサージをして筋肉が短時間でほぐれていきます

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そのマッサージ効果はJリーグをはじめとした多くのプロスポーツチームでも評価されているほどです

精神状態が姿勢に及ぼす影響

東洋医学の考え方に心身一如というものがあります

これは人の心(精神)と身体は繋がっていて、互いに影響し合っているということを示しています


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私たちが普段それを実感できるのが、姿勢や表情などです

顔は心を映す鏡とも言われており、心の喜怒哀楽が体を通して客観的に表現されているのです

姿勢も同じです

南カリフォルニア大学教授で人体の構造について様々な著書があるRカリエ氏は

姿勢は体の内部感情の身体的表現」と述べています

落ち込んでいたり、悩み事があるときの姿勢は自然と前かがみになりますが

この姿勢には名前が付いており"Slumped posture"(うなだれた姿勢)と呼ばれています

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逆にほめられた時や自信に満ちている時には自然と胸を張っているものです

人は直立二足歩行をするため、正しい姿勢では頭から足まで

重力線がまっすぐ落ちるように骨格で体を支えることができますが

このアライメントが崩れるような悪い姿勢が続くと

体には機械的なストレスがかかり脊柱の歪みを生じるのです



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見た目が格好悪くなってしまうのはもちろんですが

体中の筋肉や内臓をコントロールする神経の働きを低下させてしまう可能性があります

逆にいえば姿勢を正しく保つことは、体の様々な組織の健康を保つ上で非常に重要だということです


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パワープレートは姿勢の維持に欠かせない筋肉を鍛えると共に

マッサージで不良姿勢で緊張した筋肉をほぐし、ストレスホルモンを減少させ

心と体の両面から健康をつくっていくことができるのです!


良い姿勢が健康のもと

姿勢は1947年に米国整形外科医アカデミーの姿勢委員会による報告の中で

次のように定義されています

「姿勢は通常、身体各部の相対的位置関係である」


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良い姿勢は、筋と骨格のバランスがとれた状態であり身体の支持構造が働いていても

安静になっていてもいかなる姿勢にも関わらず

身体の支持構造を損傷から進行性変形から守っています

良い姿勢においては胸郭や腹部臓器が最適な位置になるように

筋は効果的に機能しています


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不良姿勢は身体各部が悪い位置関係になっており、支持構造に無理が生じ

緊張が高まっています


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姿勢をつくっている筋、関節、骨格構造は主に脊柱と骨盤から成ります

脊柱の機能として連動性、安定性が重要で、連動性とは背骨一つ一つが歯車のように

繋がりを持って関連し合っている状態で、安定性は重力や外力に打ち勝ち

平衡を保持しようとする性質を表します


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これに関わる反射として、姿勢保持反射と防御反射があり

脳幹に中枢があります

脊髄における運動調節には、上位中枢からの指令による調節と脊髄固有性の調節があります

パワープレートは3次元振動によってこれらの反射を活性化し

姿勢保持能力を改善することができます


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筋力トレーニングだけでなく、スポーツをされる方の軸づくりや

高齢者の転倒予防といった目的に対しても非常に有効なマシンなのです


血流を改善し、冷えやむくみを防ぐ

パワープレートの効果でリンパ、血液の流れを改善するというものがあります


pp21.jpg・リンパとは

全身を循環する動脈血の血漿の一部は間質液として、毛細血管の壁を通って

組織中に漏出し、そこで組織の細胞に栄養を与え、代謝産物を取り込んだあとに

再び静脈の毛細血管壁を通って静脈に戻りますが

その一部がリンパ経を通って静脈系に戻ります

リンパ系はもう最リンパ管に始まり

集合リンパ管を経て左右の右リンパ本幹と胸管をなって

鎖骨下静脈につながります



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下肢、腹部、左上半身からのリンパ系は全て体の左側にある胸管に入り

右上半身からのリンパ系は、右リンパ本幹に入ります

毛細リンパ管の透過性は毛細血管より高いため、体内に侵入した異物の大部分は

リンパ系に取り込まれ、途中にあるリンパ節(全身に約300~800個存在)でリンパ球や

マクロファージによって取り除かれます


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・リンパ系の機能

①体内の組織中に存在する過剰な間質液を吸収する

②体外から間質液に侵入した異物を取り除く

③間質液にある過剰なタンパク質を取り込んで循環血液に戻すことによって

間質液の浸透圧を調節する

④小腸内のリンパは消化された脂肪を吸収する


・リンパの流れ

毛細リンパ管以外のリンパ管は周りを平滑筋が覆っており

それによって若干ながら自発的に収縮します(一分間に2~6回)

また、リンパ管には多数の弁があり、リンパ管が収縮すると一定方向に流れるようになっています

このようなリンパの流れには

骨格筋の収縮、呼吸運動、消化管運動、動脈の拍動など

リンパ管の外からの力も重要な役割をしています


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パワープレートは3次元振動によって骨格筋を素早く収縮させ

5分間で95%の人の血流が改善するため

冷えやむくみに悩まれている方にも非常に有効なのです



固有受容器と姿勢の安定

ヒトは直立二足歩行を行うようになったために、とても重い頭部を最も高い位置に置くようになり

身体は常に不安定な状態にさらされるようになりました


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この不安定さに対応するために私たちは神経系を発達させ

高度の姿勢制御機構を手に入れました

それを可能にしているのが関節、筋、足底の触圧受容器などの

固有受容器です

これらは身体の状態を常にモニターしており、その情報は同時に求心性伝導路を通って

脳幹、小脳、大脳基底核、大脳に運ばれ、視覚、前庭器官からの情報と統合され

処理が行われています


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処理結果は遠心性伝導路を通って、運動神経ニューロンに指令を伝えます

この運動神経ニューロンには、他にも脳幹網様体から同側や体側の筋紡錘やゴルジ腱器官

からなど、複数の指令が集まります

指令の和が閾値を超えれば、ニューロンは興奮し、筋紡錘や筋に対し

インパルスを送り出します


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これによって瞬間の姿勢制御に必要な筋が働き、内力を発生させて外力に対応することによって

姿勢が保たれます

末梢からの情報が正しくなかったり、処理が遅れたり、命令に対して筋正しく動作しなかったりすると

姿勢を保つことができなくなります

身体中の固有受容器の中でも

足底、骨盤、頸部からの情報が姿勢制御に大きく関わっています

頸部の深層筋は、身体で最も多数の固有受容器を含んでいます




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パワープレートは一秒間に30~50回という3次元振動が

機械受容器に対してより多くのインパルスを送り、姿勢制御機構を活性化させます

姿勢制御機構が活性化することで、高齢者の転倒予防や不良姿勢によるゆがみの改善に

有効です

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私が担当しているお客様の中でも、多くの方で姿勢の改善が見られています!

脂質異常症

脂質異常症(高脂血症)とは、血液中の脂質、特にコレステロールと

中性脂肪(トリグリセライド)が増えた状態を言います

脂質異常症は、痛くもかゆくもなく、全く自覚症状が無いのが特徴で

総理府の調査によると、脂質異常症についての感じ方は

糖尿病や高血圧症などの生活習慣病に比べ、怖い病気という感じ方を持つ人が少なく

分からないという人も多いという結果が出ています

しかし、もし自覚症状が出た時には、すでに心臓や脳、または下肢の動脈硬化が

進んでおり、突然、脳梗塞のような脳動脈疾患や狭心症

心筋梗塞などの冠動脈疾患を引き起こすため、高血圧と同様に

サイレントキラー(沈黙の殺人者)とも呼ばれている病気です



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厚生労働省発表の「平成18年国民健康・栄養調査」によると

脂質異常症が疑われる人は約1410万人でしたが

この数字はHDLコレステロール値と服薬状況の実を用いたデータで

動脈硬化疾患予防ガイドラインの基準に基づいており

中性脂肪、LDLコレステロール、HDLコレステロールを用いた判定では

約4220万人となりました


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・脂質異常症の原因

1.食生活や運動不足、喫煙などの生活習慣によるもの

2.遺伝的な異常によるもの

3.ほかの病気などによるもの

4.加齢によるもの


脂質異常症の原因のうちで最も多いのが

食生活や運動習慣などのライフスタイルの乱れが引き金となって

引き起こされるケースです

高カロリー食事、コレステロール、飽和脂肪酸、糖質などを多く含む食品

アルコールの摂りすぎは、コレステロールや中性脂肪を増加させます

また運動不足は脂質の代謝能力を低下させて中性脂肪の蓄積

すなわち肥満の原因になります


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また煙草は善玉コレステロールを減らして

悪玉コレステロールをより悪玉にすると言われています

これに元々持っている遺伝的に脂質異常症になりやすい体質が重なれば

高い頻度で脂質異常症が発症します

遺伝性の強い高脂血症に家族性高コレステロール血症があります

500人に1人とうい高い割合でみられるので

この病気を持つ親族のいる人は注意が必要です

家族性高コレステロール血症は、リポタンパクの一つであるLDLコレステロールを

細胞内に取り込むLDL受容体に先天的な異常があるため

血液中にLDLが蓄積してしまうものです

子供の頃からコレステロール値が高く、動脈硬化も進みやすくなります

他の症状としては、まぶた、関節、アキレス腱などに

黄色種と呼ばれるコレステロールの塊ができたりすることがあります

遺伝的な要因に食生活などの要因が加われば

家族性高コレステロール血症は一層悪化するので、注意が必要です

また中性脂肪を分解するリポタンパクリパーゼに遺伝的な異常があると

(リポタンパクリパーゼ欠損症)、著名な高トリグリセリド血症になることがあります

リポタンパクリパーゼ欠損症の症状としては

黄色種、急性膵炎などがあります

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また、何らかの病気が原因となって脂質異常症が引き起こされるケースがあり

これを続発性脂質異常症と言います

原因となる主な病気としては、甲状腺ホルモンの分泌が減る甲状腺機能低下症や

副腎皮質の機能が亢進して起こるクッシング症候群などの内分泌性のもの

ネフローゼ症候群や腎硬化症などの腎臓病

肝臓や胆道の病気、糖尿病、肥満などが挙げられます

その他、薬の副作用が原因となって、脂質異常症になることもあるので

他の病気を治療中の人は医師にしっかりと伝える必要があります

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女性は40歳くらいまでは、男性に比べて脂質異常症になる頻度が低いですが

更年期を迎える50歳前後からコレステロールが急に増えていき

脂質異常症と診断されるケースがあります

これは女性ホルモンの1つであるエストロゲンの分泌量が

閉経によって減少するために起こります

エストロゲンは肝臓でのLDL受容体を増やす働きがあり

それによってLDLコレステロールの処理が十分に行えるようにしていますが

閉経によってエストロゲンが減少すると、LDLコレステロールの処理能力が低下します

そのため血液中にコレステロールが増えてしまい

高コレステロール血症になります

また、中性脂肪値も閉経期前後から上昇していきます


・脂質異常症の合併症

1.腎硬化症

2.大動脈瘤

3.胆石

4.高尿酸血症(痛風)

5.脂肪肝

6.急性膵炎

7.腎不全

など

パワープレートは、独自の3次元振動を使ったアクセラレーショントレーニングによって

15分で一般的なジムトレーニング1時間に相当する運動量を確保し

脂質代謝を促進します

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また、トレーニングに伴って分泌が促進される成長ホルモンが

さらに脂肪の燃焼を促進するため、効果的に脂質異常を予防、改善できるのです

生活習慣の中にパワープレートをぜひ取り入れて

健康づくりに役立てていただければと思います


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プロフィール

中込慶一
(ナカゴメケイイチ)
・出身地:東京都
・血液型:O型
・昭和61年4月7日
・日体柔整専門学校卒
・柔道整復師
・全国冷え症研究所に5年勤務ののち現在は、パワープレート東京にてインストラクターを務める
・特技:スポーツ全般 陸上
・趣味:音楽・バイクツーリング
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