高尿酸血症について
高尿酸血症は、尿酸円沈着症(痛風関節炎、腎障害)の原因であり
内臓脂肪を効率よく燃焼させます
内臓脂肪を減らす理想のトレーニングは
先に筋力トレーニングによって全体のエネルギー消費を増やし
血中に脂肪が増えたところでウォーキングなどの有酸素運動を行うことです
パワープレートで血圧や内臓脂肪、コレステロールなどを適切にコントロールし
性や年齢を問わず、血清尿酸値が7.0㎎/dlを超えるものをいいます
女性では、血清尿酸値が7.0㎎/dl以下であっても
閉経と共に血清血清尿酸値の上昇しやすくなるため
生活習慣病のリスクが高くなるので注意が必要です
日本の成人男性における高尿酸血症の頻度は
30歳以降では、1%を超えていると推定されており、現在も増加傾向にあります
高尿酸血症、痛風は代表的な生活習慣病であり
生活習慣の改善が最も重要です
1.食事療法
2.飲酒制限
3.運動の推奨
1.食事療法
100gあたり、プリン体を200㎎以上含むものを高プリン食品と呼び
動物の内臓、魚の干物などが挙げられます
プリン体は、DNA、RNAを構成する核酸を構成する塩基の一つで
体内で利用されたあとは代謝されて、尿酸となります
したがって高尿酸血症の改善には、プリン体の摂取を抑える必要があるのです
入院患者を除くと、厳密な低プリン食を毎日取り続けることは不可能に近いため
高プリン食を極力控えなければなりません
プリン体含有量の低い食品が多く、また尿の中性化に有効であるアルカリ性食品は
尿酸の尿中での溶解度を高める効果からも大いに勧められます
さらに尿酸の尿中飽和度を減少させるためには、十分な水分摂取が推奨され
尿量を2000ml/日以上確保することが目標とされます
尿酸に限らず、一日の尿量が500ml以下では、体の代謝物を排泄しきれないと言われています
100gあたりのプリン体含有量が特に多い食品(300㎎以上)としては
鶏レバー、マイワシ干物、イサキ白子、アンコウ肝酒蒸しなどがあり
多い食品(200~300㎎)は、豚レバー、牛レバー、カツオ、大正エビ
サンマ干物、マアジ干物などがあります
少ない食品(50~100㎎)としては、ウナギ、カリフラワー、ベーコン、ワカサギ
ホウレンソウ、マトンなどがあり
特に少ない食品(50㎎以下)はカズノコ、スジコ、トウモロコシ、チーズ
牛乳、かまぼこ、ウィンナーソーセージ、豆腐、サツマイモ、パン、米、そば
などがあります
2.飲酒制限
最近の疫学調査によると、アルコール摂取量の増加に伴って
血清尿酸値の上昇や痛風の頻度が増加することが報告されており
特にビールが痛風とのリスクと最も強く関連していると言われています
アルコール飲料は、プリン体の有無に関わらず
それ自体の代謝によって血清尿酸値を上昇させるため
種類を問わず過剰摂取は控えるべきと言えます
特にビールはプリン体を多く含むばかりでなく
エタノール等量で比較するとほかの酒類よりも高エネルギー飲料であるため
肥満を助長する可能性があり、注意すべきです
血清尿酸値への影響を最低限に保つ目安量としては
一日、日本酒1合、ビール500ml、またはウィスキー60ml程度です
3.運動の重要性
過度の運動は運動、無酸素運動は血清尿酸値の上昇を招くため避け
適正な体重(BMI25以下)を目標にして
週3回程度の軽い運動を継続して行うことが勧められます
有酸素運動は血清尿酸値に影響せず、体脂肪の減少に伴ってインスリン抵抗性が改善し
血圧の低下、トリグリセリド値の低下、HDLコレステロールの上昇
耐糖能の改善など高尿酸血症、痛風患者に合併しやすいメタボリックシンドロームの
種々の病態を改善させます
パワープレートの振動は 内臓の筋肉を含めた深部の筋肉を動かすことができるので
内臓脂肪を効率よく燃焼させます
内臓脂肪を減らす理想のトレーニングは
先に筋力トレーニングによって全体のエネルギー消費を増やし
血中に脂肪が増えたところでウォーキングなどの有酸素運動を行うことです
パワープレートで血圧や内臓脂肪、コレステロールなどを適切にコントロールし
外堀から痛風などの疾患を予防していきましょう!
2013年5月18日(土)
疾患予防|
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