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身体機能とlower cross syndrome

身体機能とlower cross syndrome

ヒトの体重における筋骨格系の割合は約60%にもなり

その機能が十分に発揮できなくなると様々な症状が出てきます

その中で、特に脊椎、骨盤、大腿骨は体を支え、神経系を守る大黒柱です


gravity line.jpg近年、運動不足とデスクワークでの長時間の座位姿勢で

下肢や体幹の筋力が低下することによって

身体のアライメントが崩れて様々な障害が出てきます

例えば、腹筋が弱くなってしまうと正常な背骨のSカーブを保てなくなり

腰椎の前弯が増加していきます

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このような人の姿勢を横から見てみると

機能亢進した筋肉と、機能低下した筋肉が対角線上に位置して

これらを線で結ぶと、大きなクロスができるため

このような状態を下部交差症候群(Lower Cross Syndrome)といいます

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腰椎後部と大腿前面の姿勢を保つための筋肉(大腰筋、脊柱起立筋)が緊張、短縮し

腰椎前部と大腿後面の相動筋が弛緩して機能低下を起こします

腰椎前弯の亢進によって椎間関節の垂直荷重が増大し、関節がぶつかり合うように押される

ジャミングという現象が起こり、後部椎間関節症候群を発症します

また、椎間板に前方への剪断力が増すことによって椎間板の変形

下肢への神経症状などを引き起こす原因なります

これは単に運動不足の人だけの問題ではなく

強靭な体を持つアスリートでも起こりえます

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カイロプラクティックの考え方では、このように背骨のアライメントが崩れていると

神経系が影響を受け、筋肉への収縮命令がうまく伝達されなくなることで

反応が遅れたり、筋力が低下するといったことが生じるのです

このような状態を防ぐには、緊張した筋肉のストレッチや関節の動きを正常化し

アライメントを整えたうえで、弱化した筋肉を強化していくことが有効です


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パワープレートは一台で筋力トレーニング、ストレッチ、マッサージができるので

短縮してしまった筋肉のストレッチと

弱化してしまった筋肉をトレーニングによって目覚めさせ

正しいアライメントにしていくことができます!


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神経系を正常化して、自分の持っているパフォーマンスを最大限発揮できるように

していくことはアスリートにとって非常に重要なことです

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プロフィール

中込慶一
(ナカゴメケイイチ)
・出身地:東京都
・血液型:O型
・昭和61年4月7日
・日体柔整専門学校卒
・柔道整復師
・全国冷え症研究所に5年勤務ののち現在は、パワープレート東京にてインストラクターを務める
・特技:スポーツ全般 陸上
・趣味:音楽・バイクツーリング
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