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2012年8月

2012年8月

生化学実習

今日は東邦大学医学部で生化学実習がありました


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今回の実習の目的は酵素についてです

酵素の役割、特徴、正常値、異常値を知ることです



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実験に用いた酵素はアルカリフォスファターゼです

アルカリフォスファターゼはリン酸化合物(リン酸モノエステル:リン酸が持つ3つの水素のうち

一つがアルコールと置き換わったものを言う)を分解する加水分解酵素の一つで

動物のあらゆる臓器や組織に存在します

最も活性が高まる至適pHは10前後のアルカリ側であることからその名が付いています

ヒトでは、肝臓や総胆管、腎尿細管などの細胞膜に多く存在します

例えば肝臓に障害が生じると、肝細胞膜のアルカリフォスファターゼが血液中に流出し

血中アルカリフォスファターゼの値は高くなります

アルカリフォスファターゼは肝疾患以外に骨生成疾患、悪性リンパ腫や

妊娠末期、高脂肪の食事を摂った後などにも上昇します


・高値の時に考えられる疾患

肝炎、薬剤性肝障害、肝がん、肝硬変、胆道がん、骨疾患(特に副甲状腺亢進症など)


・低値の時に考えられる疾患

前立腺肥大、甲状腺機能低下症、家族性低フォスファターゼ血症


アルカリフォスファターゼの活性の測定では、人工基質であるフェニルリン酸を用います

生成するフェノールをフェリシアン化カリウムの存在下で4-アミノアンチピリンと酸化縮合させ

生じた赤色のキノンを比色定量して、酵素活性量を求めました


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人間の体はほぼ37℃に保たれ、また細胞内のpHは常に中性に維持されています

このような条件下では、生命活動を行うための様々な化学反応が起こりにくいので

これらを効率よく行わせているのが酵素です

酵素なくしては生命はありえないと言われるほど、酵素は生命の維持にとって

重要なたんぱく質です

このような重要な酵素について学ぶことができて、とても有意義な実習になりました

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腹筋運動ができない方へ

パワープレートトレーニングを受けられる方からよく頂く質問として

「自分で腹筋ができないのに、より負荷の高いパワープレートで腹筋ができるんですか?」

というものです


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確かにパワープレートは普通に筋肉トレーニングをするよりも

はるかに効率よく筋肉を動かすことができるため必然的に負荷も高くなりますが

その強度は自由自在にコントロールすることができます

まったく腹筋ができない方は、まず腹筋への力の入れ方ができていないので

ドローインなどのお腹をへこませて自然に腹横筋などの深層筋を使わせて

パワープレートの振動を入れるといった方法を用いて

腹筋への意識を養っていくと、早い方ではわずか2,3回のレッスンで

通常の腹筋運動ができるようになります


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これはパワープレートが今まで使われていなかった筋肉を目覚めさせ

より筋肉への意識を高められるためだと考えられます!

一度意識ができるようになれば、あとはどんどん強度の高い運動ができるようになります

この進歩はお客様自身が驚かれるほどです

ですから腹筋ができないとあきらめずに

パワープレートトレーニングを始めてみてはいかがでしょうか?

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パラリンピック2012

いよいよパラリンピックが開催されますが

なんといっても注目は車いすテニスの国枝慎吾選手です!


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以前のブログで車椅子テニスの国枝慎吾選手がパワープレートを使い

17年ぶりに自分の脚で立てるようになったということをご紹介しましたが

その後も全米オープンテニスで4連覇を達成している実力者です!


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また2007年には、多くのテニスプレーヤーが一生の目標として掲げるグランドスラム(全米オープン優勝

全豪オープン優勝、ジャパンオープン優勝、全英オープン優勝)をなんと1年で達成するという

偉業を成し遂げ、2010年には車椅子テニス初のシングルス100連勝という大記録を打ち立てました!

国枝選手は9歳の時に脊髄腫瘍を発病して、下半身麻痺になり



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11歳の時に車椅子テニスに出会いました

野球好きであった国枝さんがテニスで並々ならぬ努力と強い気持ちで

北京のパラリンピックでも金メダルに輝いています

ぜひロンドンのパラリンピックでも金メダルを獲得してもらいたいと思います!

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パワープレートの腹部脂肪への効果

ベルギーのアントワープ大学で内臓脂肪に対するパワープレートの効果について

研究が行われました

内臓脂肪は肥満の人々にとって最大の健康問題であり

心臓病や高血圧、糖尿病といった心臓血管疾患発症率と

内臓脂肪との間には密接な相関関係があることから分かっています


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Vissersら2009年に行った研究では79名の肥満成人を無作為に

4群に振り分けました


・グループ1

低カロリー食のみのプログラムとした食事群

・グループ2

低カロリー食と運動(カーディオエクササイズとウェイトトレーニング)のプログラムとした運動群

・グループ3

低カロリー食と段階的パワープレートマシンのプログラムを行うパワープレート群

・グループ4

ライフスタイルを全く変えなかった対照群


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これらのプログラムを6ヶ月間行い、その後介入なしのフォローアップを6カ月間行いました

その中で3カ月、6カ月、12か月時点で身体測定データ、身体組成、代謝特性を測定し

内臓脂肪量について調べました

グループ1~3では全てにおいて体重が5~10%と優位に減少し

また、フォローアップ期間においても5%以上の減量を維持できたのは

運動群とパワープレート群のみでした


その中でパワープレート群は10%以上の減量を維持でき

パワープレート群の平均体重は95.2kgであったため

10%の減量は実に9.5kgの体重減少となります


パワープレート群と他群の主な違いは、内臓脂肪の現象です

パワープレート群は運動群及び食事群と比べて6ヶ月後に内臓脂肪が

2倍減少しました


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また12か月後もパワープレート群において内臓脂肪の減少は同レベルで持続し

食事群と運動群は12カ月でベースラインに戻りました

すなわちパワープレートでは脂肪燃焼能力と

その効果を維持する能力が高まることが分かります


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慢性痛とストレスの関係

かつての西洋医学ではデカルトの心身二元論が基礎にあったため

体の痛みに心は影響しないと言われていましたが

近年では東洋医学で言われているような心身一如という考え方が普及し

心理的ストレスと痛みとの関係の研究が盛んに行われるようになりました

その理由は、非常に多くの方が罹患する疾患である腰痛を例に挙げても

原因が分かっているものが約15%しか無いという現状があるためです

これだけ医療が進歩しても約85%は原因不明であるという現実は

今までよりも広い視野で患者を診る必要があることを示しています


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シカゴのノースウェスタン大学の研究では、急性の痛みと慢性の痛みについて

脳にどのような痛みの感じ方の変化があるかを調べたところ

急性の痛みでは痛みの信号が、神経伝達の中継点である視床から脳全体に放散するのに対し

慢性では高次の精神機能を司る前頭葉が緊張していることを突き止め

痛みの発生メカニズムがそれぞれ異なっていることを実証しました


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痛みが心理的なものにスイッチしてしまうことで

その時の精神状態によって痛みが長期化していると考えられるのです

最近では整形外科と心身医療科が連携して治療に当たっている病院も多く

心と体の繋がりが重要視されています


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パワープレートはトレーニングを行うだけで、ストレスホルモンであり、長期の分泌が

海馬を委縮させると言われるコルチゾールを減少させ

代わりに脊髄への痛みの抑制効果があるセロトニンやたんぱく質合成を高める

成長ホルモンやテストステロン、インスリン様成長因子などが分泌されることが分かっています

体を引き締めるだけでなく、ストレスを発散することもできるパワープレートは

一石二鳥のマシンなのです


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WCCS 5日目

今日はWCCS5日目です

この日は昼過ぎまでスケジュールがフリーだったので

朝、6時に起きて浜辺を散歩した後

日本メンバーでタクシーでパースシティに行って観光をすることにしました

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パースシティはビーチの穏やかさとは対照的に先進的な建物が立ち並び

大勢の人でにぎわっていて、日本人の観光客の方も多く見受けられました


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またこの日は、シティでマラソンが行われていたそうで走り終わった大勢の選手が

ゾロゾロと歩いていました


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天気がとてもよかったので、半袖でも動けるほどで本当に気持ちよかったです


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パースのシンボルにもなっているベルタワー

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そしてホテルに戻り、16:30に再びホテルを出て

開催校のマードック大学を見学するツワーに参加しました

マードック大学は、とにかくその規模と設備に本当に驚かされました!

大学に併設されているカイロプラクティッククリニックは個室の治療室が

20近くあり、病院のような印象でした

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IMG_2391.JPG付属のリハビリ設備

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IMG_2397.JPG画像診断学を学ぶ教室

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IMG_2404.JPGあらゆるスポーツの動作を6つのハイスピードカメラとセンサーで捉え

分析する施設

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IMG_2414.JPGテクニックを学ぶ実技室は、講師の頭上に二台のビデオカメラが設置されており

様々な角度から動作を学ぶことができます

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IMG_2402.JPG何から何まで驚きの連続でしたが、この経験は日本に帰って必ず役に立つと思いました!


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WCCS 4日目

今日はWCCS、4日目です

この日も7:00に朝食を取り、8:00より会議が始まりました

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午前中はWCCSの収支についてのプロポーザルが主に話し合われました

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そして12:00から昼食を日本のメンバーで食べていると

なにやら優しい声の男性が「お食事ご一緒してもいいですか」と尋ねてきました

私たちは「もちろん」と言って、食事の輪の中に入ってもらいました(左から2番目の方です)

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そこでお互いに自己紹介をしていると、とんでもないことが発覚しました!

この男性がなんとWFC(World Federation of Chiropractic:世界カイロプラクティック連合)の

副会長Dr.Dennis Richardsだったのです!

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彼は日本がとても好きな方で、私たちの大学の卒業式にも参加したことがあると話していました

文章で表現するのは難しいですが、とにかく慈愛に満ち溢れた方で

常に私たちのことを気遣ってくれる素晴らしい人格者です

このような方と私たちのような学生がゆっくりお話しできる機会はめったにないので

本当に素晴らしい経験ができました!

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午後はロバート議事法を適応しないラフなスタイルの話し合いが行われました

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そこでは、先ほどのDr.Dennisも患者さんのとの接し方について

講義をしてくださり、とても勉強になりました

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17:30からは学生間の交流を深めるために、グループに分かれて

開催校のマードック大学の学生の家でホームパーティーが行われました

私が行ったお家ではライトアップされたプールの横でタコスを食べて盛り上がりました

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WCCS 3日目

今日はWCCS3日目です

8:00から会議が始まるため、7:00からホテルのバイキングで朝食をとりました

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いよいよ会議が始まるので、緊張した面持ちで会議場に向かいます


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IMG_2172.JPG会議場は、各校2人ずつ座ってロバート議事法に則って行われます

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今回渡航していないメンバーのうちのロバートルールチームが

ロバートルールについて調べ、まとめてくれた資料

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実際はこれが英語で行われることを想定して、英語版の書籍も翻訳して使い

苦労して作ってくれました

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IMG_2463.JPGこの資料のおかげで会議の進行に慌てることなくついていくことができました

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皆、プレゼンテーションが非常に堂々としていて

ところどころにジョークをうまく入れて聞く人を話に引き込み、流れるように話しながら

キーポイントとなるワードで身振り手振りを使ったメリハリのある話し方が自然にできていて

平気で1時間話し続けてしまうあたりはさすが海外だなと痛感したとともに

非常に参考になりました


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昼食とは別に10:00~、15:30~それぞれ30分間mornig tea,afternoon teaの時間とともに

軽食が出るあたりがいかにも海外らしいなと感じました

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休憩スペースには大学の紹介をしているポースターが掲示されており

その学校の個性がわかりやすく表現されていました

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昼食をとって13:00からはDr.laurenceからのスピーチがあり

彼の生い立ちと開業するまでの経緯と心構えを話してくれました

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そして17:30まで再び会議が行われます

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英語の嵐で、頭が混乱するほどの情報量でしたが

皆のカイロプラクティックに対する情熱を直接感じることができて感動した

3日目でした!

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WCCS 2日目

今日は、WCCSの2日目です

朝8時にホテルの外で朝食を取った後

それぞれの大学の代表者で行われるHead Delegates Meetingが行われました



IMG_2105.JPGこの会議に私は参加できませんでしたが

会議のプログラムの確認と代表の自己紹介があったそうです


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今回参加する学校は15か国、23の大学で総勢約100人です

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17:00からはregistration(登録作業)があり

参加費の支払いとスポンサーであるCAA(Chiropractor's Association of Australia)から

ノベルティーを頂きました

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そして夜は19:30からオープニングセレモニーが行われ

それぞれの大学の顔合わせと開催国であるオーストラリアのマードック大学の学長からの

挨拶がありました

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セレモニーの間も慣れない英語で自己紹介とアンケートのお願いをしに

各大学のメンバーを回って大忙しでした

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なかなか重みのあるアンケートでしたが、皆快く引き受けてくれました

その後、ホテル内にあるバーに移動して

お酒を片手に、なぜカイロプラクティックの大学に入ることを決めたのかなどの

質問をし合って、交流を深めて2日目もあっという間でした

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WCCS 1日目

8月22~28日までWCCS

(World Congress of Chiropractic Students:カイロプラクティック大学国際会議)に

出席するためにオーストラリアのパースに行ってきました!

この会議は、世界中のカイロプラクティック大学の学生が集まり

自分たちの国の抱えるカイロプラクティックに関する問題や情報収集を行うことによって

カイロプラクティック業界全体の発展を目指すものです

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海外では医師と同等の信頼を得ている国も多くある中で

日本では、法制化がされていないため国際ライセンスを持たずにカイロプラクターを名乗って

経験と知識の不足から事故を起こす者がいたりするなど

十分にカイロプラクティックの哲学やその効果が浸透していないという現状があります

そのため私たちTCC(Tokyo College  of Chiropractic)では

独自にアンケートを作成し、海外と日本での考え方の違いや現状についての

情報収集を行ってフィードバックし、日本国内のカイロプラクティックの発展に貢献していくという

目標を立てて、この会議に臨むことにしました


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21日の夜中に出発し、バンコク経由で現地時間で22日の17:30にパースに入りました

バンコクまでのタイ航空の機内食


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バンコクの空港にて

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今回参加する6人のメンバー

IMG_1983.JPGパースまでの機内食

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パースの空港にて


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この時期のパースは真冬で最低気温が6℃くらいになることもあるため

覚悟はしていましたが、やはり寒かったです

その中でも、多くの自然が広がるパースの空気はとても澄んでいて気持ちよかったです!

宿泊と会議の会場は、パースのシティから車で50分ほどのScarborough Beachにある

RENDEZVOUS HOTELです


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私たちが宿泊した11階からの景色は本当に素晴らしく、いつまでも眺めていたいと思うような

風景でした

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この日は夕食を済ませて、明日からの会議に備えて最終準備を行いました



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姿勢制御とパワープレート

ヒトは直立二足歩行を行うようになったために、とても重い頭部を最も高い位置に置くようになり

身体は常に不安定な状態にさらされるようになりました


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この不安定さに対応するために私たちは神経系を発達させ

高度の姿勢制御機構を手に入れました

これらはセンサーとして常に姿勢をモニターしており

関節、筋、足底の触圧受容器などの

機械受容器からの情報は同時に求心性伝導路を通って

脳幹、小脳、大脳基底核、大脳に運ばれ、視覚、前庭器官からの情報と統合され

処理が行われています


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処理結果は遠心性伝導路を通って、運動神経ニューロンに指令を伝えます

この運動神経ニューロンには、他にも脳幹網様体から同側や体側の筋紡錘やゴルジ腱器官

からなど、複数の指令が集まります

指令の和が閾値を超えれば、ニューロンは興奮し、筋紡錘や筋に対し

インパルスを送り出します


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これによって瞬間の姿勢制御に必要な筋が働き、内力を発生させて外力に対応することによって

姿勢が保たれます

末梢からの情報が正しくなかったり、処理が遅れたり、命令に対して筋正しく動作しなかったりすると

姿勢を保つことができなくなります

身体中の固有受容器の中でも、足底、骨盤、頸部からの情報が姿勢制御に大きく関わっています

頸部の深層筋は、身体で最も多数の固有受容器を含んでいます



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パワープレートは一秒間に30~50回という3次元振動が

機械受容器に対してより多くのインパルスを送り、姿勢制御機構を活性化させます

姿勢制御機構が活性化することで、高齢者の転倒予防や不良姿勢によるゆがみの改善に

有効です


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私が担当しているお客様の中でも、多くの方で姿勢の改善が見られています!

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椎間板とパワープレート2

脊椎と脊椎の間のクッションと可動性の補助を担っているのが椎間板ですが

この椎間板に継続的に過剰な負担がかかることによって

中にある髄核が飛び出すと椎間板ヘルニアという状態になります

この髄核が脊髄神経を圧迫すると、しびれや痛みといった症状を引き起こし

車椅子が必要になるほどになることもあります

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椎間板にかかる負担は、姿勢に大きく左右されます

無重力状態を0%とすると、もっとも負担が少ないのは仰向けで寝ている時で約25%

立位では100%、正しい姿勢で座っている時は140%ですが

これが猫背の悪い姿勢で座っている時は180%になります

デスクワークでパソコンなど使っていると、画面を見るために自然と前かがみになってしまいがちで

腹筋がゆるみ、背筋は過度な緊張によってバランスが崩れ椎間板に負荷がかかりやすくなります

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パワープレートを使うと、3次元の振動が1秒間に30~50回という速さで筋肉を動かすため

短時間で
鍛えることが難しい体幹の筋肉を効率的に鍛えることがき

背骨のアライメントが整います



pp2.jpg体幹部分の筋肉が鍛えられると普段の姿勢が変わり、椎間板への負担が減ってくるのです

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アクチベーター講習会

今日はハンズオングループで代表を務める

小倉毅D.C、P.h.D.(ドクターオブカイロプラクティック、医学博士)の

アクチベーター講習会を受講させていただきました


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とてもいい天気だったので、会場からスカイツリーがばっちり見えました

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様々なカイロプラクティックテクニックの中で、最もベーシックなディバーシファイドテクニックに次いで

全米2位の利用率を誇るアクチベーターテクニックは

安全でどの年齢層の方でも受けることができます

足の長さの差からゆがみを見つけ出し、高速で低刺激なアクチベーターを用いて

矯正を行います



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小倉先生は、出産が近い、または産後一週間の妊婦さんまで治療されるそうで

産後の腰痛などの予防でもアクチベーターは大きな効果をもたらすそうです


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体の反射を利用する検査法は、先生が行うと流れるように進み

デモンストレーションでは治療も含めてわずか7分で完了させるスピード治療でした

短時間での治療は患者さんへの負担を減らす上で、非常に重要です

私も先生のようにスムーズな治療ができるよう努力していきたいと思います!


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椎間板とパワープレート

成人の背骨には頸椎、胸椎、腰椎の合わせて24個の椎骨があり

その間に23個の椎間板があります


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椎間板は線維軟骨でできており、外側の線維輪と内側の髄核によって形成されていて

クッションの役割と体重支持、脊椎の動きに関与しています

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髄核は非常に親水性が高く80%以上が水分で、年齢とともに水分含有量は減少し

老齢期には70%以下にまで低下します


一日の中でも重力の作用で同じような現象が起こっており

十分な睡眠をとった朝と一日活動を終えた夜を比較すると、身長差が生じます

髄核は、スポンジのように荷重がかかると圧迫によって水分が逃げ

数時間の睡眠により圧縮荷重が取り除かれると水分の再吸収が起こり、厚みが回復します

しかし、単に寝ていればいいというわけではなく

5週間に渡るベッド上での安静後に椎間板水分量を測る実験では

逆に水分が著しく低下していたというデータが出ています

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そのため、このような活動と睡眠が繰り返し行われることで水分が循環し

椎間板の機能が保たれており、このサイクルが乱れると椎間板の変性が生じます

ですから、睡眠不足、運動不足は椎間板の変性を早める大きな要因になるのです

パワープレートは3次元振動が人体に加速度を与えて

かかる重力を高めて筋肉を動かします

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そのため、普段あまり運動をしていない方にも

多く運動したのと同じような刺激を短時間で与えることができるため

15分のトレーニング週に2,3回行うだけでも十分な運動量を確保することができます



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小さい努力の積み重ねが老後を健康的に過ごせるかを左右するということを

考えると、運動の重要性が見えてくるのです

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症例発表会


今日はエルクレスト本店で症例発表会がありました

美顔部門と痩身部門で各店からの症例を発表していくものです


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美顔部門では、大きなシミがほぼ見えないくらい薄くなっていたり

赤みが取れて透明感のある肌になっていたりと驚きの変化がたくさん見られて

エンビロンスキンケアの力とお客様、スタッフの努力に感動しました


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痩身部門では、むくみやセルライトがキレイにとれている方や

20キロ近くのダイエットに成功された方もいらっしゃって

別人のようにスタイルが変わっていて驚きの連続でした


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私はパワープレートを使って、ゆがみが改善した方の症例を発表させていただきました



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症例の方は、振動を使うことで定着してしまったゆがみをリセットして

受容器を再教育することで、見違えるほど姿勢が良くなりました

初めてパワーポイントを使ったので、どうなることかと思いましたが

なんとか無事に終えることができました

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今回、私が発表した内容は10月のスキンケアレクチャーで

お客様にもお話したいと思っておりますので、ぜひご期待ください!



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ヒトの身体機能

地球は46億年前、生命は35億年前に誕生し、水中から陸上に移り住むために陸上生物は

地球の重力と地表の環境に適応しつつ進化しました

魚の脊柱は真っすぐですが、陸上4足動物は脊柱を水平に保ち、アーチ型にしました

400万年前に人類の祖先(猿人)は登場し、200万年前に直立歩行をしたと言われています

自由になった手を使い、知能を働かせて脳の容積を大きくしてきました


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また、2足歩行を完成させるために脊柱の頸、胸、腰部に

前額面上に3つのカーブと立位に適する骨盤が形成されました


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その後、4万年前にホモサピエンスが現れ、3万年前に全世界に広がり今日に至ります

1万年前に牧畜と農業が登場し、それ以前の399万年間が狩猟と採取でした

戦後60年、日本は近代西洋文化の影響を強く受け、栄養、食事面での変化

椅子での生活、機械化による脳神経を消耗する職種の普及が

人類の直立姿勢に大きな悪影響を与えます


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本来、直立していることに適したデザインになっている脊柱に対して

長時間の座位は力学的に大きな負担となります

また、体幹や下肢の筋力低下も進むため支持機能、運動機能の低下や

産熱能力の低下による免疫力、代謝の低下
が起こります


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パワープレートはアクセラレーショントレーニングによって神経、筋、骨格に

人体に最も最適と言われる振動刺激を、3次元に与えることによって

神経伝達能力の向上、筋力の向上、骨密度の上昇といった様々な効果が得られます

ヒトのあらゆる運動の基本になっている重力を増幅してトレーニングを行うことで

身体が本来持っている機能を発揮できるようになるのです


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便利な世界は知らず知らずのうちに、身体に備わっている素晴らしい機能を鈍化させてしまいます

機能がきちんと発揮されている状態を健康とすれば

ぜひパワープレートトレーニングで健康をつくってほしいと思います

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油と脂

・油、脂の違い

これらの構造は基本的には同じで、アルコールの一種であるグリセロールと

3つの脂肪酸が結合したものですが

この脂肪酸に違いがあります

油は常温で液体のもので、脂は常温で固体のものを指します

脂肪酸は、構成している炭素の数によって長鎖脂肪酸(炭素数13以上)

中鎖脂肪酸(炭素数5~12)短鎖脂肪酸(炭素数2~4)に分かれます

長鎖脂肪酸は小腸粘膜上皮細胞から吸収されて

アポたんぱくと結合してリンパ管を通り、左の鎖骨下静脈から心臓を通して

大循環系に入り、脂肪滴として脂肪細胞の中に蓄えられ、体脂肪や筋肉のエネルギーとして

使われます


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中鎖、短鎖脂肪酸は同じく小腸粘膜上皮細胞から吸収されますが

リンパ管ではなく上下の腸間膜静脈に入り、門脈から肝臓に運ばれます

ですから中鎖、短鎖脂肪酸の油を使うと身体に脂肪(体脂肪)が付きにくいと言われるのです


また、脂肪酸は、炭素がすべて一重の結合でつながっているも飽和脂肪酸と

炭素の結合の中に1か所以上の二重または三重結合がある不飽和脂肪酸に分かれます

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・必須脂肪酸

私たちの体内で合成できずに食物から摂取しなければいけないものを

必須脂肪酸と言います

ヒトの必須脂肪酸はすべて植物や魚の油の材料となる不飽和脂肪酸です

主なものは、リノール酸、アラキドン酸、α‐リノレン酸、エイコタペンタエン酸

ドコサヘキサエン酸があります


・脂、油の役割

細胞膜の材料になる

グリセロールと3つの脂肪酸のみでできている脂質を単純脂質

それ以外の物質も含まれているものを複合脂質と言い

複合脂質の中のリン脂質は私たちの細胞膜の材料になっています


脳、神経系の機能を保つ

脳は脂質が体内で最も多く、大脳の髄質には約55%

皮質には約30%は脂質でできています

また神経ネットワークの構築にもリン脂質が重要な役割をしています


体温を維持し臓器を守る

食物から摂取した栄養素の一部は肝臓で単純脂質である中性脂肪に合成され

この中性脂肪が脂肪細胞中に蓄えられたものが体脂肪です

体脂肪は、熱伝導が低く体温を保持する役割を果たすとともに

また弾力性があることから内臓を守る緩衝剤になります


肌、髪の健康を保つ

毛穴に付随している皮脂腺は皮脂を分泌して、汗と混じることで

クリーム状の皮脂膜となって外部の様々な刺激から肌や髪を守ります


血液、モルモンの材料になる

血液の成分である赤血球、白血球も細胞であるため、リン脂質からできています

また副腎皮質ホルモンや性腺ホルモンのようなステロイドホルモンは

脂質の一種であるコレステロールからできています



細胞を認識する標識になる

細胞膜の一部にはリン脂質と糖質が結合した糖脂質があり

それぞれの臓器の細胞によって微妙に異なるために

各々の細胞の標識の役割をしています

また生理活性物質のレセプターとしても機能します


エネルギー源になる

脂質は糖質、たんぱく質に比べてエネルギー効率が高く

1gで9kcalのエネルギーを蓄えることができます


脂質にはこれらの重要な役割がありますが、もちろんなんでも摂りすぎはよくありません

過剰な脂質が身体に及ぼす悪影響は多くの方がご存じだと思います

現在の欧米化した日本の食事は脂質を摂取しすぎる傾向がありますので

質の良い脂質の摂取と余分な体脂肪を燃やすパワープレートトレーニングを組み合わせて

健康な身体をつくっていきましょう

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肩、背中を引き締める

私がトレーニングを担当しているお客様の中に

肩や背中周りの脂肪を気にされている方が多くいらっしゃいますが

そのような肩のためのおススメのパワープレートトレーニングとしてご紹介したいのが

バックプレスウィズプロモーションです


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まず、パワープレートの上で膝立ちになりプロモーションを握り

胸を張って、上方に向けて腕を構えた状態がスタート姿勢になります

バックプレスウィズプロモーション.jpgそこから真上に向かって腕を伸ばします

伸びきったところでゆっくりスタート姿勢に戻し、これを繰り返し行っていきます

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このトレーニングでは、肩、腕だけでなく背部の筋肉も鍛えることができます

普段猫背になってしまいやすい方はこのトレーニングを行うことで

肩甲骨が後ろに引かれて姿勢の矯正になります

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注意して頂きたいポイントは腕がきちんと真上に上がっているかです

少し前に伸ばした方が楽なので、つい腕が下がってしまいがちなのですが

体の軸を意識して、それに沿って動かせるように意識してみてください

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動作の安定性を高める

どの種目のアスリートにも必要な能力として

静的な安定と動的な安定があります



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ある動作をする際に、身体の軸となる固定筋(スタビライザー)と

実際の動きに関わる主動筋(モビライザー)が協力し合って

なおかつタイミングを合わせて動くことで

効率よく大きな力が出せますが

その時には、静止している時の安定性と動いている時の安定性が必要です

パワープレートを使って

特に下半身と体幹の能力を高めるおススメのトレーニングとして

トリプルエクステンションをご紹介します

横からパワープレートに脚を置き、股関節、膝、足首を曲げながら

できるだけ深く腰を落とします

この状態から床をキックし、片足立ちのポジションに持っていき

3秒キープします

以上を繰り返し行っていきます

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ポイントは、腰を落とした時に膝とつま先の向きがきちんと揃って曲げられているかです

このアライメントが崩れてしまうと、関節を痛める原因になりますので

注意してください

このトレーニングでは、臀部や大腿部を中心に片足立ちでのバランス感覚の際に使われる

体幹部を鍛えることができます

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動的安定性と静的安定性を同時に養うことができるので

様々なスポーツのパフォーマンスアップに有効です

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マラソンの高速化にはミトコンドリア

8月10日の読売新聞に、現在行われているロンドンオリンピック

高速化が進むマラソンで勝つ鍵は

ミトコンドリアであるという記事が載っていました


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筋肉には、素早い動きで働く「速筋」と持久力を持つ「遅筋」があり

電気通信大の狩野豊教授によると

「高速化したマラソンでは速筋の役割が大きい

ただ、速筋内のミトコンドリアは分解しやすい糖をエネルギー源にしがちである

糖の量は体内に2000kcal分で、使いすぎると走行中に枯渇しかねない」

と述べており選手が終盤に失速する35kmの壁の原因と言われています


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エネルギー源として脂肪もありますが、分解されにくいですが

ミトコンドリアの送料を増やすことで脂肪利用量も増えて

糖を温存、終盤まで走り切れるというものです

ミトコンドリアは速筋線維に5%弱しかありませんが

パワープレートは、通常の運動では40%しか使わていないと言われる筋肉を

3次元の振動によって97%動かすことができ、今まで眠っていた筋肉と

そのエネルギーを生み出すミトコンドリアを活性化し

増加させるというデータが出ています



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WCCS

昨日は私が通っているTCC(東京カレッジオブカイロプラクティック)で

WCCS(World Congress of Chiropractic Students)サークルの壮行会がありました


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WCCSは、世界中のカイロプラクティック大学が集まって行われる会議で

今年はオーストラリアのパースで8月23日から31日まで開かれます

今回、渡航するチームは私を含めて6人で

世界のカイロプラクティックについてのデータを会議と学生へのアンケートで

集めて、日本国内にフィードバックできればと思っています

会議はもちろん英語で

ロバート議事法というルールに基づいて進められるため

実際を想定したロールプレイングも行いました


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不安もありますが、これを機会に世界的にカイロプラクティックの仲間をつくって

コミュニケーションが取れればと思っています

9月からはオーストラリアのRMIT大学から留学生がインターンとして

TCCに来るので、その方たちとも色々な話題が話せればと思います


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今は渡航へ向けた準備が大詰めを迎えていて

英語版の名刺をつくったりなど大忙しですが

30校近くの大学が集まるため、私たちの学校をより知ってもらえる良い機会なので

とても楽しみにしています

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姿勢ついて

日本語の姿勢という言葉には深い意味が込められています

「姿」は、生まれつきの姿かたちを表し、女性的、静、陰、外見、見えるといった意味があります

「勢」は、男性的、勢い、動、活動的、陽、エネルギー、見えないといった意味があります

すなわち、姿勢という言葉は陰陽のバランスを含んでいるということです


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そのため姿勢は動的なもの、静的なものという見方ができ

静的なものは垂直線、水平線から身体のバランス

動的なものは静的なものが時間的に連続して変化していくものと言えます

一生涯の生成には立つ、歩く、座る横臥位の基本姿勢があり

これらの体位の一つでも不都合があると身体の障害が疑われます


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また人の運動は2足歩行をベースにしており、さらに跳ぶ、登る、泳ぐ、潜るなどの運動があり

運動や労働は、特に足腰の丈夫さに影響を受けている面が多くなります

身体を支える、動かすという2つの機能を持った姿勢の正常化には

質の良い筋肉が不可欠です


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質の良さとは、柔軟性があり、偏りが無く、無駄な緊張が無いということです

パワープレートトレーニングは神経反射を利用しているため

柔軟性を高めながらトレーニングを行うことができると共に

良いフォームでトレーニングを行うことで、関節にあるセンサーを正常化し

脳に正しい情報が送られ、より理想的な姿勢をつくることができます


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鳥越俊太郎さんとパワープレート2

鳥越さんさんは自身が肉体改造を行ったトータルワークアウトのイベントで

 スクワットの重要性を述べられていました

鳥越さんの自分のお母様と同級生の森光子さんが90歳でも舞台を務めることができたのは

スクワットを習慣的に行っていたことによって筋肉が衰えなかっただけでなく

脳も活性化され若い人と同じように台詞等も覚えることができたのではないかと

おっしゃっており、ご自身も トータルワークアウトでは

パワープレートなどを使いスクワットを行って

膝に負担をかけずに太ももの筋肉を鍛えることができたそうです


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鳥越さんは全国で年に60回以上講演をしており

以前は90分の講演の中で立って話をしていると途中で腰が痛くなり

後半は椅子に座るということが多かったそうですが

トレーニングをするようになり、正しい筋肉の使い方ができるようになったこと

筋肉量が増えたことによって2、3時間の講演でも腰痛が出ることが無くなったそうです


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パワープレートはスクワットのような下半身のトレーニングを特に得意としており

立ち上がりや歩行などで重要な太ももの筋肉を容易に鍛えることができます


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また膝の可動域が減少しているかたでも、関節運動なしでトレーニングを行うことができるので

安心してトレーニングを行って頂けます

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鳥越俊太郎さんとパワープレート

鳥越さんは2005年に番組内で直腸癌であることを公表し、

両方の肺にも転移し、2年後には肝臓にも転移しましたが

治療をしながら2年前にトータルワークアウトのトレーナー、ケビン山崎氏と出会い

トレーニングを通じて72歳になった今でも精力的に仕事をされています



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トレーニングを始めたきっかけは2005年からの3年間、抗がん剤治療、肝臓の切除手術を行い

癌の治療が一区切りした時に70歳を前にして

仕事後に自宅のマンションの廊下に敷いてあるカーペットに脚ととられて躓くことが増え

これは意識と実際の体の動きにギャップができていることを認識したことが大きく

トータルワークアウトの門を叩くことになったそうです

 ・トレーニングを始めて変わったこととして鳥越さんが感じていることは

自分の体が思った通りにキレがある動きができるようになった

持久力が付き、階段や荷物を持って歩くなどの日常の様々な行動が楽になった

50代を過ぎると老化を実感するようになるが

トレーニングをすることによって、エイジングのスピードを緩やかにできることや

今まで考えていなかった新しいことに挑戦しようというチャレンジ精神が芽生えた

とおっしゃっています


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70代になっても正しい方法でトレーニングを行えば、しっかりと肉体改造ができます


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pp63.jpgトータルワークアウトにはパワープレートもメニューの中に組み込まれており

アンチエイジングで重要な役割をもつ成長ホルモンの分泌を増加させると共に

筋肉の反応性を高めて、思い通りに体が動くようにしていくことができます

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糖分の摂りすぎと骨粗鬆症

体は高血糖や疲労などで体が酸性に傾くことによって

それを補正し弱アルカリに戻すために骨からカルシウムを融解させ、血中pHを調整しています

正常では、再び骨に吸収されますが、持続的に酸性化するような状態が続いていると

再吸収される時間が無くなり、血管壁に沈着すると石灰化によって硬い血管になります


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この現象は本来定着すべきではない部分にカルシウムが存在していることから

異所性の石灰化と呼ばれています

私たちの体は、急激な変化を好まないため体内を一定に保とうとする

恒常性維持機構(ホメオスタシス)を持ち

血中にカルシウムが大量にある場合はそれを排出しようと腎臓に送ります

しかし、一方ではカルシウムを排出したことによって

再び体が酸性に傾くことから骨からカルシウムの融解が起こり、骨量が低下します

20代の女性の骨量は、約3分の1が平均以下しか無く

その原因の多くは甘い物の食べすぎによる体の酸化があります


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パワープレートは体に高速の振動をかけることで

体にかかる重力を増すことができます!



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これによって筋力と共に骨密度を高めることが可能です


これらの効果が評価されてパワープレートはNASAでも導入されているのです!



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糖分の過剰摂取を控えながらパワープレートで骨密度を高めて

骨粗鬆症を防ぎましょう!


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血管の柔軟性を高めてアンチエイジング

日本橋清州クリニックの佐藤義之先生

最も介護が必要な病気は血流に関する病気であり

免疫の観点から言うとガンも血流の病気に含まれるとおっしゃっており

血流を悪化させる動脈硬化が多くの病気の原因になっているのです


動脈硬化の原因

① 老化 :誰にでも起こる変化

② 血糖 :血管の内壁が砂糖漬けになり、古びた輪ゴムのように朽ちる

③ 高血圧  :血管内の圧に耐えるために血管壁が肥厚し、柔軟性が減少する

④ 高コレステロール :悪玉コレステロールが血管壁に付着し、血管を傷ませる

⑤ タバコ :タバコの成分の強力な血管収縮によって、あらゆる部分の血流が悪くなり、子宮の動脈さえも収縮させてしまい、胎児にも影響を与える

⑥ カルシウム :カルシウムの沈着により血管内が石灰化し柔軟性が失われる






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このような状態の血管の中を流れる血液量は当然少なくなり

細胞に供給される酸素、栄養分などの低下、さらに組織に運ばれるリンパ球の数も減少します

したがって体温を上げて免疫力を上げようとしても動脈硬化がある場合

血管は拡張しづらくなっているため、本当の意味で免疫力を高めるためには

自分の血管の柔軟性が保たれているのかを常に意識して

生活していくべきであると佐藤先生はおっしゃっています

パワープレートは、3次元の振動によってストレッチ、トレーニング、マッサージを行うことができ

振動刺激が血管を拡張し、効果的に血流を促進します



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定期的にパワープレートを使うことによって

血管の柔軟性が高まり、動脈硬化度が低下するというデータも出ていることから

ぜひ健康増進のためにパワープレートを習慣にしてみてはいかがでしょうか?

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仙腸関節と内臓下垂

腹横筋が弱ると、体の土台となる骨盤にゆがみが出てきます

腹横筋は骨盤の腸骨稜と言う縁に付いており、弱化によって

骨盤が前開きになるアウトフレア気味になっていきます


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骨盤は左右の寛骨(坐骨、恥骨、腸骨が癒合したもの)と仙骨が

仙腸関節でジョイントしており、可動性は1~2mmと僅かですが

前後の屈曲、伸展の動きに加えて、開く閉じるといった内旋、外旋という動きがあり

歩行などの動きで重要な役割をしています

腹横筋が緩み、骨盤が内旋状態(前開き)になると腹腔(腹横筋、横隔膜、骨盤底筋

多裂筋で囲まれた部分)に収まる内臓が下垂します


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腹腔には胃、小腸、大腸、肝臓、腎臓、脾臓などが入り

肝臓は約1.2kg、腎臓は約0.25kg 胃から大腸までの消化管の重さは約2.5kg で

合計約4kgにもなり、消化管に食塊が入ればさらに重たくなります


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これが下腹部のぽっこりおなかの原因なのです


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パワープレートを使った体幹トレーニングは、通常の筋力トレーニングと比べて

プレートの振動による不安定さが加わるため、インナーマッスルをはじめとする

多くの筋肉が刺激され、鍛えることができます


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また強度に応じて一秒間に30~50回という速さで筋肉が動かされるため

1分のトレーニングでも1800~3000回の筋収縮が起こります

ですから短時間で効率よく体を引き締めることができるのです!


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下屋さんを囲む会

昨日はエステティック モリマサ プロフェッショナル スクール

森柾秀美先生のマネージャーをしていらっしゃる下屋さんのご結婚を祝っての

食事会に参加させて頂きました

場所は銀座にあるしゃくしゃくです

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お二人の他、モバイルコンサルタントの佐藤康高社長と佐々木健之デザイナー

株式会社デジクロの三宅廣志社長もいらっしゃっていてとても豪華な集いでした


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下屋マネージャーのご結婚は森柾先生のフェイスブックで突如

結婚式の写真がアップされていて知りました(笑)

ビックリしましたが、沖縄で快晴の中の結婚式の写真はとてもキレイで

感動しました


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新婚旅行で行かれたシンガポールの有名ホテル、マリーナベイサンズでの

お話も聞けてとても楽しかったです


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お幸せにしてください!

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脳の細胞新生とパワープレート

かつて、脳細胞は3歳の時点をピークに後は死んでいくと考えられていましたが

現在、脳の特定の領域では生涯に渡って脳細胞が生み出されていることが分かっています

そしてそれらの日々新しくつくられる神経細胞が記憶や学習に深く関わっていることも

明らかになりました


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記憶や学習に関わる海馬などでは、神経細胞の種となる神経幹細胞が

一生涯存在し、分裂の際に片方は神経幹細胞に

もう片方は神経細胞になり、ラットの実験でその数は一日9000個と言われています

海馬の神経細胞は1個当たり220個のシナプスを持つと考えられているため

全体では99万個の神経結合が生み出されているのです

東北大学大学院医学系研究科の大隅典子教授は

脳の神経新生には睡眠、運動、栄養が重要だと述べており

脳の神経新生は、感染やストレスなどによって阻害されることが

動物実験で明らかになっています


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さらにラットやマウスに抗うつ剤を投与すると、神経新生向上効果があることから

うつ状態が神経新生の低下に関係あるのではないかと言われています

また他の心の病(統合失調症、双極性障害、心的外傷後ストレス障害)も

影響を与える可能性が指摘されています

うつの方に共通して見られるのが、脳におけるセロトニンという神経伝達物質の不足です

セロトニンは場所によって異なる作用を持ち

中枢神経では

①ノンレム睡眠の調整

②痛みの調節

③体温調節

④嘔吐

などに関わり、消化管では消化管運動亢進、血液では血漿板凝集

血管では血管平滑筋収縮といった役割があります

セロトニン作動性のニューロンは脳幹の縫線核に集中しており

そこから脳、脊髄に広く投射されます

数多くの受容体がある中で、5-HT1A受容体は抑制性で

抗不安作用(不足すると情緒不安定、うつ状態)があり

5-HT2A受容体は幻覚やうつ病に関係があると言われています


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パワープレートは独自の3次元振動によって

セロトニンの増加やストレスホルモンの減少が見られたという

研究結果が出ています


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またラットやマウスの実験で運動自体が

神経細胞新生の向上に効果があるとも言われているため

パワープレートは一石二鳥のトレーニングマシンであると言えるのです

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パワープレートでインナーユニットを強化する

インナーユニットとは

腹横筋

骨盤底筋群

多裂筋

横隔膜

からなる腹部の安定性を保つためのユニットです

腹横筋は側腹部から腹部前面を覆う筋肉で腹圧を保つために重要です


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骨盤底筋群は骨盤内の臓器を支えている筋肉の集まりです

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多裂筋は背骨に付く細かい筋肉です

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横隔膜は胸椎、肋骨、胸骨に張る筋肉で腹部と胸部の境目となり

これらが合わさって腹腔を形成しています



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インナーユニットが収縮すると、腹腔の容積が小さくなり

内部に加わる腹圧が高まります



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これにより内部では内臓の位置が保たれるほか

外部では腹部を引き締めてくれるのです

パワープレートは3次元振動が深部の筋肉を効率良く動かし

通常のトレーニングでは鍛えることが難しいインナーユニットを

強化することできます

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パワープレートで引き締まったお腹を手に入れてください!

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脳は大きく分けて大脳、小脳、間脳、脳幹(中脳、橋、延髄)に分けられています


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大脳は進化の過程の中で新しい脳で、人間では特に発達している部分で

秩序のある行動を可能にしています

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小脳は運動の細かな調整を行う部分で、筋緊張の調節、身体の平衡や姿勢の保持

運動の計画を修正して運動を微妙に調節するのに役立っています


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間脳は視床と視床下部から成り、視床は複数の大型の神経核の集まりで

感覚、意識、運動に重要な部分です

視床下部は自律神経の最高中枢であると共に、体温調節、ホルモン分泌、摂食行動、情動行動を

司っています

脳幹は生命維持に最も重要な多数の機能を司っている部分で

中脳は姿勢反射と目の運動反射(瞳孔の対光反射)に関わります

橋は脳神経の核と共に排尿の中枢があります

延髄は呼吸、循環、消化など生命維持に重要な中枢があります


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パワープレートトレーニングは緊張性振動反射によって

筋肉を動かします


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この反射は脊髄内で行われるため、高速の筋肉運動が脳で意識されることはありません

しかし、筋肉運動によって蓄積した乳酸は、血液の監視を行っている視床下部で認識され

大量の成長ホルモンの放出命令を下垂体に出すのです

成長ホルモンの作用は

体脂肪を減少させる

筋肉量を増加させる

コレステロール、血圧を低下させる

免疫力を回復させる

骨密度を高める

傷の治癒を促進する

ハリのある肌をつくる

髪を増やす

活動レベルを高く保つ

視力を回復させる

精力を増進させる

など多岐に渡ります


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筋肉、関節、骨から中枢神経まで全身に影響を与えるパワープレートの振動刺激は

あらゆる部分で体の機能を高める作用があるのです

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プロフィール

中込慶一
(ナカゴメケイイチ)
・出身地:東京都
・血液型:O型
・昭和61年4月7日
・日体柔整専門学校卒
・柔道整復師
・全国冷え症研究所に5年勤務ののち現在は、パワープレート東京にてインストラクターを務める
・特技:スポーツ全般 陸上
・趣味:音楽・バイクツーリング
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