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2013年12月

2013年12月

超回復と筋肉痛

トレーニングなどによって一定以上の強度のストレスを筋肉に与えると

筋肉が一時的に損傷します

そのため筋肉の疼痛や不快感が生じるいわゆる筋肉痛(遅発性筋痛)が起こることがあります

以前は疲労物質である乳酸の蓄積によるものと考えられていましたが

最近の研究によると、結合組織と筋組織の損傷が同時に起こることによって

炎症反応が生じて痛覚の受容器が刺激されることが原因ではないかと考えられています

損傷後、体は筋肉の修復を始めますが、これには約24~72時間がかかります

そして筋肉は損傷前よりも強くなって生まれ変わります

これを超回復といいます

この現象があるからこそ、筋力アップをさせるには

筋肉に負荷をかける必要があるのです

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はじめのうちは筋肉痛が長く続くこともありますが、徐々に体が慣れていきます

アスリートの方や普段から運動をされている方は

連続して同じ部位を行わなければ、週に5、6回でも構いません

今日は上半身、明日は下半身という風に一日でトレーニングする部位を分けることで

それぞれの部位に一日の超回復期間が設けられ、筋肉を効果的に増やすことができます!

パワープレートのアクセラレーショントレーニングは、通常4割しか動かせていない筋肉を

97%使うことができ、今まで使えてなかった筋肉が使えるようになるため

通常のトレーニングに比べて非常に速く筋力をアップさせることができます!
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また運動直後や就寝前、就寝後にプロテインやアミノ酸などのサプリメントを摂取すると

筋肉の修復・増加を助けることができるので、栄養面でのケアも重要です!

protein foods.jpgたんぱく質の摂取量は、身体活動レベルの低い健康な成人男女では

体重1㎏あたり0.8g(WHOでは安全摂取量として体重1㎏あたり0.83g)とされていますが

トレーニングをしている人やアスリートでは、競技やトレーニングの強度、総カロリー摂取量

健康状態によっても異なりますが、体重1㎏あたり1.2~2.0gとされています

しかし、腎機能障害、カルシウム摂取不足、水分摂取制限がある場合には

体重1㎏あたり4g以上の過剰摂取に注意が必要です


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精神状態が痛みに与える影響

かつての西洋医学ではデカルトの心身二元論が基礎にあったため

体の痛みに心は影響しないと言われていましたが

近年では東洋医学で言われているような心身一如という考え方が普及し

心理的ストレスと痛みとの関係の研究が盛んに行われるようになりました


その理由は、非常に多くの方が罹患する疾患である腰痛を例に挙げても

原因が分かっているものが約15%しか無いという現状があるためです

これだけ医療が進歩しても約85%は原因不明であるという現実は

今までよりも広い視野で患者を診る必要があることを示しています


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シカゴのノースウェスタン大学の研究では、急性の痛みと慢性の痛みについて

脳にどのような痛みの感じ方の変化があるかを調べたところ

急性の痛みでは痛みの信号が、神経伝達の中継点である視床から脳全体に放散するのに対し

慢性では高次の精神機能を司る前頭葉が緊張していることを突き止め

痛みの発生メカニズムがそれぞれ異なっていることを実証しました


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痛みが心理的なものにスイッチしてしまうことで

その時の精神状態によって痛みが長期化していると考えられるのです

最近では整形外科と心身医療科が連携して治療に当たっている病院も多く

心と体の繋がりが重要視されています


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パワープレートはトレーニングを行うだけで、ストレスホルモンであり、長期の分泌が

記憶において重要な海馬を委縮させると言われるコルチゾールを減少させ

代わりに脊髄への痛みの抑制効果があるセロトニンやたんぱく質合成を高める

成長ホルモンやテストステロン、インスリン様成長因子などが分泌されることが

分かっています

体を引き締めるだけでなく、ストレスを発散することもできるパワープレートは

一石二鳥のマシンなのです


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お酒を飲みすぎるとトレーニング効果が薄れる!?

パワープレートを使うことで、15分でジムトレーニング1時間相当の運動量を確保でき

効率よく筋肉量を増やし、基礎代謝を高められるため

スピーディーで安全にダイエットを進めることができます!

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しかしいくらトレーニングを行っても

新たに筋肉をつくる為に必要なたんぱく質が不足していれば無駄になってしまいます

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また、意識をしてたんぱく質を摂っていても

飲酒量がを多いとたんぱく質が吸収されにくくなってしまいます

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アルコールの摂取量が多いと、栄養を吸収する腸管粘膜が障害されてしまうのです

小腸の粘膜上皮は2~3日でつくりかわるデリケートなもので

アルコールを多飲すると、よく下痢、軟便になることがありますが

これは、水分がきちんと吸収されなかったことであり

その水分の中に溶け込んでいるたんぱく質まで一緒に排出されてしまいます

また長期的な飲酒は、筋力強化や健康増進に効果がある成長ホルモンや

インスリン様成長因子(IGF-1)の分泌低下を起こします


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ラットにアルコールを含んだ餌を16週間与える実験では

血中インスリン様成長因子濃度と骨格筋のタンパク合成量が共に

約40%も低下したというデータがあります


ですからトレーニングと正しい食生活をセットにしてダイエットに取り組むことが

健康に痩せるための王道なのです!


パワープレートの優れた血流改善効果

パワープレートの効果でリンパ、血液の流れを改善するというものがあります


pp21.jpg・リンパとは

全身を循環する動脈血の血漿の一部は間質液として、毛細血管の壁を通って

組織中に漏出し、そこで組織の細胞に栄養を与え、代謝産物を取り込んだあとに

再び静脈の毛細血管壁を通って静脈に戻りますが

その一部がリンパ経を通って静脈系に戻ります

リンパ系はもう最リンパ管に始まり

集合リンパ管を経て左右の右リンパ本幹と胸管をなって

鎖骨下静脈につながります



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下肢、腹部、左上半身からのリンパ系は全て体の左側にある胸管に入り

右上半身からのリンパ系は、右リンパ本幹に入ります

毛細リンパ管の透過性は毛細血管より高いため、体内に侵入した異物の大部分は

リンパ系に取り込まれ、途中にあるリンパ節(全身に約300~800個存在)でリンパ球や

マクロファージによって取り除かれます


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・リンパ系の機能

①体内の組織中に存在する過剰な間質液を吸収する

②体外から間質液に侵入した異物を取り除く

③間質液にある過剰なタンパク質を取り込んで循環血液に戻すことによって

間質液の浸透圧を調節する

④小腸内のリンパは消化された脂肪を吸収する


・リンパの流れ

毛細リンパ管以外のリンパ管は周りを平滑筋が覆っており

それによって若干ながら自発的に収縮します(一分間に2~6回)

また、リンパ管には多数の弁があり、リンパ管が収縮すると一定方向に流れるようになっています

このようなリンパの流れには

骨格筋の収縮、呼吸運動、消化管運動、動脈の拍動など

リンパ管の外からの力も重要な役割をしています


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パワープレートは3次元振動によって骨格筋を素早く収縮させ

5分間で95%の人の血流が改善するため

冷えやむくみに悩まれている方にも非常に有効なのです



呼吸の重要性

リハビリテーションの分野で多大な功績を残した医師のKarel Lewitは

「呼吸が正常化されなければ、他の動作も正常化できない」

と話しているように呼吸という運動は、私たちの体にあらゆる影響を与えているのです




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・呼吸システムを傷害するもの

1.肺を膨らませるために必要な胸椎と肋骨の可動性の減少や

筋肉バランスの不均衡といった生体力学的因子


2.アレルギー、感染、栄養不良、ホルモンの影響、腎機能障害などの

体の微妙なpHバランスに影響を与えるような生化学的因子


3.慢性的な不安や怒り、抑うつのような心理社会的因子



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パワープレートは、関節に分布する固有受容器を刺激して呼吸に関わる脊柱の柔軟性の向上や

横隔膜をはじめとした深層筋を効果的にトレーニングできるため

理想的な呼吸パターンへの教育が可能です

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ウォーミングアップを大切に!

スポーツを行う上でウォーミングアップは欠かせません 

ある研究では、深部体温(直腸の温度)が約38.7℃に上昇したときに

最も身体のパフォーマンスが良くなり

通常体温のときの約30%増しになるというデータもあります


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・ウォーミングアップで組織温が上昇する理由

①ウォーミングアップ中に動員されている部位の筋温は

筋のフィラメントの滑走による摩擦、エネルギー基質の代謝

筋肉の血管拡張によって上昇します

温められた筋肉はより力強く収縮し

より速く弛緩するようになります


②活動している筋を通過する血液の温度は上昇します

血液の温度が上昇するにつれて、より多くの酸素が活動している筋の負担を軽減します


・ウォーミングアップによる体温上昇がもたらす効果

①筋への血流量の増加

②神経受容体の感受性の向上

③ヘモグロビンとミオグロビンにおける酸素解離の促進(ヘモグロビンが

組織に酸素を渡しやすくなり、息が上がりにくくなる) 

④神経伝達速度の向上

⑤筋粘性の低下

⑥代謝の化学反応におけるエネルギー消費率の低下

⑦関節可動域の増大


など多岐に渡ります


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パワープレートがワールドカップ日本代表やJリーグでも使用されているのは

非常に短時間でこのウォーミングアップができる点が大きな理由の一つです 

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パワープレートは乗ってから4分で9割以上の人の血流が改善し

振動に対して体が反応し、神経系を活性化します!

研究によってパワープレートのアクセラレーショントレーニングは

筋肉の柔軟性と関節可動域を改善することが分かっています

筋肉は腱となって骨に付着していますが

筋肉には筋紡錘、腱にはゴルジ腱器官というセンサーがあります



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ストレッチを行うと、筋が伸長されゴルジ腱器官がこの筋肉の緊張を感知し

過度な収縮から組織を守るため、筋に対して反射的な弛緩を誘発します

パワープレートは30~50Hzという振動が神経に対してより多くの刺激を与えるため

この反射的な弛緩が強く起こり、素早く柔軟性を高めることができるのです!

2013年を振り返って

2013年も残すところあとわずかとなりましたが、みなさんにとってどのような一年だったでしょうか?

エルクレストパワープレートルームも早いもので、オープンから2年半を迎えました

おかげさまで、今年はラジオや2冊の雑誌に取り上げて頂き

私にとっては、パワープレートの素晴らしさを少しずつではありますが

伝えられた一年だったと思います


・中央FM ラジオ番組

・「10歳以上若返る50のキーワード」 ギャップジャパン

・「ビジネスヒットチャート」 ミスターパートナー





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来年は今年の経験を生かして

自分にしかできないオリジナリティのあるレッスンをつくっていけるように

頑張っていきたいと思います

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動物学では、人間は食べ過ぎ!?

日本橋清州クリニックの佐藤義之先生が、秋田の玉川温泉で毎月行っている講習の中から

動物学の重要性について

お話してくださった内容を元に、現代人の食事を考えてみたいと思います

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動物学においては、動物が変われば、時間も変わる」ことが既に証明されています 

私たち人間は、時間は唯一、絶対不変のものと頭から信じてきました 

ところが、時間は唯一絶対不変のものではないのです

動物には、動物のサイズによって変わるそれぞれの時計があり

我々の時計では、他の動物の時間を単純にはかることができないことを動物学は証明しています

動物には、基本的な設計図が進化の歴史の中で出来上がっており

その設計の原理の1つが「動物のサイズと時間」です

ゾウはゾウの時間、犬には犬の時間、ネズミにはネズミの時間と

それぞれの体のサイズに応じて、違う時間の単位が存在しているのです

確かにゾウに比べて、ネズミの寿命は人間が見本とする物理的な寿命は短くなります

しかし一生を生き切った感覚は同じなのです

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まずは、寿命を心臓の鼓動時間で割ってみると、哺乳類では

どの動物でも一生の間に約20億回打つことになります

寿命を呼吸する時間で割れば、一生の間に約5億回呼吸することになり

これもまた哺乳類では、どの動物でも同じ値となります

ネズミの寿命は数年、ゾウは100年近くの寿命を持ちますが

もし心臓の鼓動を時間と考えるならゾウもネズミも全く同じ長さだけ生きて死ぬことになります

ちなみに、人間の20億回の鼓動は、平均的な鼓動数(1分間に72回)として

何年になるのか計算すると、答えは53.6年です

人間も所詮、動物です

人間の考え方や行動もヒトという生物のサイズ抜きにしては、本来、考えられないものなのです

ヒトが己のサイズを知る、これは人間にとって最も基本的な教養なのです


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 ・サイズとエネルギー消費量 

我々動物にとって「食べる」ということは、基本的、且つ、最大の関心事です

動物のサイズと食事量は、どんな関係にあるのでしょう

食事量はエネルギーの消費量と関連します

昭和61年のエネルギー白書によれば、日本の1次エネルギー使用料は一日当たり

5729億ワットで、それを1億2000万人で割ると、一人一日あたり4274ワットになります

そこに昭和60年の食料需給表に記載されている一日一人当たり127ワットを加えると

4401ワットとなります。 これだけのエネルギーを使う生き物を逆計算すると

4.3トン、正にゾウのサイズになるのです!

エネルギー消費量からみると

現代人はかくも巨大な生物になってしまったことになるのです!


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本来動物は、飢餓状態が当たり前で、現代人のように

毎日決まった時間に好きな量を食べることができるということはありえないのです

したがって、このような事実を踏まえて、動物学から学んで生活するようにしていけば

自然とあるべき体型や感性が身に付きます

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本質をどのように捉えるかによってダイエットの考え方は大きく変わるのです!


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重力と健康2

今回は「重力と健康1」に続き、重力が健康に与える影響をお話したいと思います

ヒトの体重における筋骨格系の割合は約60%にもなり

その機能が十分に発揮できなくなると様々な症状が出てくるというお話をしましたが

その中で、特に脊椎、骨盤、大腿骨は体を支え、神経系を守る大黒柱です


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しかもここで大切なことは、これらの骨には体重の支持と自由な運動を行うという相反する作用が

必要になるということです

支持というのは、体を安定させるための固定力であり、動きが大きくなれば

どうしても固定力は低下してしまいます

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これらのバランスをきちんと保ち、健全な筋骨格系を維持していくには

重力の存在   ②運動

が非常に重要です

重力の存在によってヒトは体を安定させるために、骨や姿勢筋を使って骨格を支持します

運動は関節をうごかすことによって、その機能を活性化し自由な動きを可能にします

子供のように一日中動き回っている頃に腰痛や肩こりはありません



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ヒトも動物であり動くことをメインに進化してきているため

デスクワークのように一日中座っている状態というのは筋骨格系に対して

十分な重力も運動もないため、かなりのストレスがかかります

長時間同一姿勢をしていたことによって

その姿勢を維持するために必要な一定の筋肉ばかりを酷使してしまい

体がゆがんでしまうことで、ぶつけたり、切ったりという直接的な損傷がないにもかかわらず

痛みを出してしまうのです



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しかし、時間を見つけてきちんと体に重力を与え、運動をすることでバランスが取れてきます

パワープレートは加速度振動を体にかけることで体にかかる重力を増し

より多くの筋肉に刺激を与え、体重支持や微調整に必要な筋肉であるインナーマッスル

動きに必要なアウターマッスルを鍛えると同時に骨密度を高めることができます



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運動不足による体の機能低下は気付かないうちに進むため

なるべくこのような効率の良い運動を習慣にして頂きたいと思います

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重力と健康

姿勢と密接な関係を持つ重力についてお話したいと思います

ヒトは地球上で唯一直立二足歩行をする動物ですが

その代償として体の中で最も重い頭部(成人で約5~6㎏)を一番高い位置に置くことになり

常に不安定さを背負うことになりました


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しかし、その弱点を脊椎、骨盤を中心とする筋骨格系で支えると共に

手が自由になったことによる脳などの神経系が発達したことによって

克服してきました

直立二足歩行には重力の影響を最も受けやすいことから

ヒトの体重における筋骨格系の割合は約60%にもなり

背骨をS字に弯曲させ、負荷を分散し筋肉によってその骨格を支えていますが

その機能が十分に発揮できなくなると様々な症状が出てきます


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その影響は太古の人類にもあり、8000年前に同時に発見された700体の人骨のうち

約30%が頸椎や腰椎に変形性の関節症があり

背骨一つ一つの関節である椎間関節と椎体の骨棘(変形によって生じるトゲ)の形成が

類人猿やサルと比べてはるかに強かったそうです



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これまでのお話ではヒトにとって重力は悪者のように感じられるかもしれませんが

決してそんなことはありません

重力があるからこそ私たちの体は正常に機能し運動することができるのです

体には多くのセンサーがあり、重力や運動によって刺激が伝達され

骨や筋肉、脳が活性化するのです

しかし現代人はデスクワークなどの動きの少ない仕事が多く

昔の人類に比べて運動量が減った(重力に抵抗する機会が減った)ことによって

筋骨格系が弱体化して痛みやコリの原因になっています


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日本人女性で最初の宇宙飛行士である向井千秋さんも地球に帰還した時の

重力の影響を強く感じており、夫の万起男さんの著書である「君について行こう」(講談社)では

万起男さんが「宇宙飛行で一番感動したことは?」という問いに対して千秋さんは

宇宙から見た地球の美しさではなく「重力」と答えたそうです

またヒューストンの自宅では、にぎり寿司をつまみ上げては落とし

雑誌のページをパラパラとめくるのを飽きもせずに見ていたそうです

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重力の恩恵を受ける機会が減ってしまった私たちにとって

パワープレートのアクセラレーショントレーニングは体に適度な重力を与えホルモン分泌や

神経、筋肉、骨格の働きを高め、負担の少ない姿勢をつくることで体を健康に導く

画期的なトレーニングだと思います





高齢者に多い骨折

大腿骨の長軸と頚部の間には120~130°の角度が付いており

これを頚体角と言います


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この角度は、年齢を重ねると重力や筋力の低下によって減少していき

骨にかかる負荷もそれに伴って増えていきます

高齢者の方で特に注意が必要なのは、大腿骨頚部の骨折です



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外側部骨折と内側部骨折があり、閉経後でエストロジェンが減少した女性に多く見られます





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男女の最大骨量は20~40代で

女性は閉経とともに急激に低下していき、年に3~5%減少すると言われています 

2002年のデータでは、男女で寿命は延びているものの、骨折者も増えており

女性では男性の3倍に当たる年間10万人に上っています

日本ではBMIが25以上で肥満、アメリカでは30以上で肥満とされていますが

肥満の人の方が大腿骨頸部骨折の頻度が低いというデータもありあます 

これは肥満の人の方が骨量や筋量が高いためであり

極端に痩せている人はその5倍のリスクがあると言われています 

有名な老年学者の先生は、「老いを受容しよう」と述べており

高齢になって体力を増やすことは難しくても、維持していくことが重要だとしています 

この大腿骨頸部骨折が原因で長期の臥床を余儀なくされ、腓骨神経の麻痺や

老人性認知症、持病の悪化、沈下性肺炎

全身衰弱による歩行不能などの症状に陥ってしまうこともあるため

なるべく早いうちから、支えとなる筋肉バランス能力を鍛えておく必要があります


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パワープレートはこれらの3つの要素を同時に向上させることができ

Verschuerenらの研究では、閉経後の女性における6カ月間のパワープレートトレーニングによって

股関節周辺の骨密度が1.5%増加したことに加えて、筋力や姿勢制御の改善

体脂肪の減少にも効果的であると報告しています


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日々のトレーニングの積み重ねが、年齢を重ねても若々しさを保つことができる秘訣ですので

ぜひパワープレートを生活に取り入れていただきたいと思います

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メディカル発毛モニター

姿勢が悪くなると筋肉のバランスも悪くなる!?

みなさんは姿勢と筋肉バランスが密接に関わっていることをご存知ですか?

良い姿勢を定義するとすれば、それは

最小のエネルギー消費で苦痛の無い運動が可能で

なおかつ身体各部位ぶ及ぼす影響が最小で、調和がとれた状態

といえます

簡単に言えば、疲れにくく痛みやコリを極力感じない姿勢ということになります



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正しい姿勢であれば、ほとんど筋力を使わずに脊椎だけで立位のバランスを保てますが

無理な姿勢、悪い姿勢の持続は筋肉に不均衡をもたらし

体のある部分ばかりに過剰な負担(ディストレス)がかかるようになることから

局所に痛みやコリを感じるようになってしまいます

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上の図では、4種類の姿勢の中で、過剰に働いている(緊張している)筋肉を赤

逆にうまく働いていない(弱化している)筋肉を青で示したものです

このようにそれぞれの姿勢で筋バランスが崩れていることがわかると思います


筋肉弱化のタイプ

1.緊張タイプの弱化

筋肉を伸縮できなくなった、または無酸素状態のため慢性的に短くなった状態

2.ストレッチタイプの弱化

慢性的に伸びきってしまった状態は同時に無感覚状態にもなる

3.関節系障害による弱化

関節、靭帯からの侵害受容の求心性刺激を受け続けると

反射的に抑制が起こる

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〈姿勢筋(活動が過剰傾向にある筋肉)〉

・下腿三頭筋

・ハムストリングス

・内転筋

・大腿直筋

・大腿筋膜張筋

・腰筋

・脊柱起立筋

・腰方形筋

・胸筋

・上部僧帽筋

・胸鎖乳突筋

・後頭下筋群

・咀嚼筋


〈フェージック筋(活動が低下傾向にある筋肉)〉

・前脛骨筋

・大殿筋

・中殿筋

・腹直筋

・中、下部僧帽筋

・頭長筋、頚長筋

・三角筋

・顎二腹筋


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・筋肉不均衡の結果

1.関節メカニズムの変化、不規則な圧力、力の配分

筋肉のバランスが崩れると、筋肉が付着している骨を正しい位置に保つことができなくなり

関節のゆがみや機能低下の原因になります


2.制限された可動域と代償的な過可動性

ゆがみやズレを生じた関節は、可動性が減少してしまいますが

それでも全体として一定の動きを保つために

付近の関節は代償作用が生じ、過剰な動きをするようになります

こうなると、関節は不安定になり

安定させるためにさらなる筋肉の緊張が強くなるという悪循環に陥ります

3.固有受容器のインプットの変化

関節には、曲がり具合などをモニターするセンサーがあり

その情報を常に脳に送っていますが

関節のズレが生じると、その位置感覚に狂いが生じてしまいます

それによって脳からのフィードバック情報もおかしくなってしまうため

筋肉の使い方、バランス感覚に影響が出てきます

4.動作パターンのプログラミング変化

ある動作をする時には、どの局面でどの筋肉を使うのが効率的かということを

体は知っていますが、筋肉に不均衡が生じるとその運動パターンが崩れて

様々な障害の原因となります


・筋肉不均衡の検査方法

1.姿勢検査

2.歩行検査

3.動作パターン


などがあります

私がパワープレートを使ったトレーニングを指導させていただくときには

このような検査を行い、その人の筋肉バランスや動きの癖はどうなっているのかを

踏まえてメニューを組み立てています

パワープレートは全身への振動が、関節の受容器や筋肉を刺激することができるので

間違って身についてしまった姿勢や動きを正常化してくことが

より短期間で可能になります

単にダイエットするだけでなく、姿勢から美しくなることが大切だと思います!


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二足歩行と感覚受容器の重要性

地球上で唯一直立二足歩行をする人類は、重力の影響を最も受け


重力と不安定という宿命を背負うことになりました



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そこで重力の負荷を、脊椎骨盤を中心とする筋骨格系で支え


重たい頭部を最も高いところに置いたことによる不安定性は


神経系の発達によって克服しました



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立位での重心は通常、体軸が垂直ではなく地面に対してやや前方にあります


これは人体の筋骨格系の構造によるもので、歩行の際に前に進みやすくなっています


また、ヒトの立位は非常に効率の良い姿勢で

本来は、やや前方にある体のバランスをとるためにヒラメ筋という筋肉を使うだけで

あとは骨格で体を支えることができます


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そしてその立位の維持には様々な感覚受容器が働き


体の傾きなどに対してバランスをとっています


足底の触圧受容器


下肢の筋紡錘(固有受容器)


関節の機械受容器(関節包、靭帯)


これらのセンサーで感じ取った情報は、神経系を通して脳幹の中脳に受け取られ


補正信号が脊髄運動中枢から運動器に送られて調整されます


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体のゆがみは本来軽度なものであれば、このような神経系の働きで調整されていますが


不良姿勢や筋力不足が長期にわたると、その姿勢に体が慣れてしまい

うまく調整機能が働かなくなってしまいます


これがゆがみなのです


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ゆがみのある状態では、正しい神経伝達がされないために

運動器をはじめ、内臓の働きにも影響を与えてしまうこともあり

様々な体の不調の原因となります


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パワープレートは独自の3次元振動によって緊張性振動反射を起こし

感覚受容器に非常に多い情報を送り、活性化させます



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従って、パワープレートで正しい姿勢でトレーニングを行うことで

ゆがみを調整することが可能なのです


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近年増えている姿勢

近年デスクワークやスマートフォンの普及によって
肩や首が前方に変位してしまっている人が非常に多くなっています

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このような姿勢では、見た目が格好悪いだけでなく

身体の前後の筋肉バランスが崩れ

関節や筋肉に負担がかかり、肩こりや首こり、頭痛など様々な症状の原因となります

本来正しいアライメントでは、骨格で身体を支えられているため

筋肉の負担は最小限になっています

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脊柱の支持は筋肉や靭帯があらゆる部位に存在し
独特の静的支持と動的機能を持っています

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それは機能単位によって成り立っており
最小機能単位は2つの脊椎と1つの椎間板です

不良姿勢では、このような機能単位がうまく働かなくなり
それを補うために一定の筋肉や靭帯に負担がかかるようになります

これが上半身で特徴的な場合に起こるのが

Upper cross syndrome(上部交差症候群)で

緊張、短縮筋している姿勢筋として

①斜角筋

②胸筋

③僧帽筋上部線維

④胸鎖乳突筋

⑤後頭下筋群

機能低下筋群として

①僧帽筋中、下部線維

②菱形筋

③深部頸椎屈筋群


などがあり、その対角線を結んでできる線がクロスしているためにそのような名前が付いています


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頭部の前方変位によって斜角筋の起始と停止の位置が変化することで
本来頚椎屈筋の斜角筋が上部頚椎の伸筋になり
上部頚椎は過度伸展位に、下部頚椎は屈曲位になります

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このような姿勢では関節に過剰な負荷が加わり続けるため
頚椎の前弯の減少などから骨棘が形成され
椎間板の脱水と弾性の消失によって退行性関節 症の原因となります

上部交差症候群に特徴的な症状として以下のようなものがあります

・頭痛
・顎関節;の機能障害
・頸椎の損傷
・腕の痛み


パワープレートは独自の3次元振動によって以下のようなトータルなアプローチができます

①関節への固有振動刺激によるアライメントの改善

人体のあらゆる器官は運動しているため、それぞれの周波数をもっています 

・全身 5 Hz  

・脊髄 8 Hz  

・頭部 18 Hz 

・内臓 20 Hz 

・眼球 20 Hz  

その中で関節は約35Hzが固有振動数となり、この振動を与えることで

関節は最も反応し、動きやすくなるのです

この環境下で関節に対するモビリゼーションを行うことで

今まで可動性が失われていた部分の機能を高め

アライメントの改善と神経伝達を促進します

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②緊張、短縮筋のストレッチ

パワープレートでのトレーニングは 緊張性振動反射 と共に多シナプス反射によって

ゴルジ腱器官等に作用して筋を弛緩させ、筋の柔軟性を高めます


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③弱化筋の筋力強化による再発予防

15分でジムトレーニング1時間相当の運動量を確保でき

通常40%程度しか使えていない筋肉を不随意的に97%動員させ

効率的に筋力強化を行うことができます

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肩こり、首こりなどの根本原因には、このような姿勢によるゆがみが関わっている可能性

が必ずあると言っても過言ではありません

ぜひパワープレートでゆがみを正して健康な体をつくりましょう!



パワープレートで歩行の癖を改善

歩行とは「移動運動のうち、四肢の交代性の伸展、屈曲とによって 

身体全体を前方に推進させる律動的な運動」と定義されます

歩行はヒトの特徴的な動作のひとつです


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正しく筋肉が使われていれば、疲れにくく身体の循環を高めることができますが

筋肉のアンバランスや姿勢が悪い状態では、身体のゆがみの原因になってしまいます

ここでいくつかの歩き方の癖をご紹介したいと思います


①船乗り歩行:腰椎の前弯が強いと、左右の足の幅を広く取り

骨盤、肩が左右に大きく動揺する歩き方

女性は男性に比べて腹筋が弱く、腰椎の前弯が強くなりやすいためよく見られます


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②スイング歩行:臀部の筋肉である中殿筋が弱かったり、収縮がうまくいかないと

骨盤は大きく下降して臀部の振りが大きい歩き方になります


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③前かがみ歩行:肩をすぼめ、腰の反りが強く、膝を曲げて小さい歩幅の歩き方

ヒールを履いた時に骨盤や体幹の筋肉をうまく使えていないときによく見られます


④老人に見られる歩行:歩き癖ではありませんが

若年者と比べて老人の歩行では年齢の増加に伴って、速度の低下や

歩幅の短縮が顕著になり、体の前後動揺や前傾角度が大きくなります

若い人でも筋力が弱かったり、バランス力が低下していると

このような歩行になりやすいため、注意が必要です

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この①~④の歩き方に共通して言えることは「筋肉」です

ある程度の筋力と、正しい筋力の発揮ができれば外見的にも機能的にも

優れた歩行になります

しかし、あまりに当たり前に行っていることなので意識することが難しく

鍛えるにも工夫が必要です

パワープレートは鍛えたい筋肉に刺激が行くようなポージングを取ることで

3次元の振動がその筋肉に集まり、意識しやすい中でトレーニングを行うことができます

また、一秒間に30~50回も筋肉を収縮させることができるため

効率よく筋力をアップさせることができます!


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そして、トレーニング後にトレーナーに歩行をチェックしてもらい

動きを定着させていけば普段から美しい歩き方にしていくことができます

私が担当させて頂いたお客様の中で、歩行時に膝が痛むとおっしゃっていた方も

筋力を増やして歩き方を改善していくことで痛みがなくなったというケースがよくあります

トレーナーから自分の癖をしてきしてもらい、パワープレートで効率よく体を鍛えていけば

思いがけない結果を出せると思います!

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パワープレートが受容器に与える影響

関節包に包まれ、中に滑液を容れる関節は滑膜関節と呼ばれており

滑膜関節には3~4種類の神経受容器が存在し

各受容器は多様なニューロンの支配を受けています

ニューロンには厚い髄膜で覆われた最も太いAα線維から髄鞘の無い線維まで

幅広い種類があります


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全ての神経線維は、各分節の脊髄神経の後枝と前枝

脊髄洞神経(反回硬膜神経)から分かれたものです

受容器に伝わった情報は複数の分節レベルを上行または下行する1次求心性線維を介して

多数の分節レベルに伝わります

受容器は神経組織学的性質によって4種類に分類され

そのうち3種類が関節節神経小体の機械的受容器、1種類が侵害受容器です


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①Ⅰ型受容器は関節包の外層のみに存在し、関節の自動や多動運動によって刺激されます

この受容器が脱分極(神経の発火)を起こす速度は関節端が接近することによって減少しますが

脱分極の閾値が低いので、運動に対して極めて敏感に反応します

Ⅰ型受容器の中には閾値が動いていない時でも脱分極し続けるものがあり

これらは安定受容器と考えられています

Ⅰ型受容器は順応が遅いため、運動の作用が長時間持続します

この型の受容器は以下のような機能に関わってます


1.関節外面の緊張を継続的にモニターすることによって

姿勢や運動を反射的に調節する、すなわち運動感覚としての機能


2.姿勢と運動の感受

3.エンケファリン・シナプスの介在ニューロン伝達物質を介して

痛覚受容器からの情報伝達阻害する

4.首、四肢、顎および眼の筋に含まれる下位運動ニューロン群に対する緊張作用


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②Ⅱ型機械的受容器は、関節包の深層に存在し

Ⅰ型と同様に閾値が低く、関節内部のわずかな緊張の変化でも、刺激として感じ取ります

Ⅰ型とⅡ型の相違は、Ⅱ型受容器の方が早く順応するので

関節運動が停止するとすぐに脱分極が消失します

不動化した関節ではⅡ型受容器が完全に不活化しています

Ⅱ型受容器には、次のような役割があると考えられています

1.反射行動を起こしたり、おそらくは感覚を認知したりするために運動をモニターする

2.エンケファリン・シナプスの介在ニューロン伝達物質を介して

痛覚受容器からの情報伝達阻害する

3.首、四肢、顎および眼の筋に含まれる下位運動ニューロン群に対する位相性作用

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機械的受容器のⅢ型は末梢関節の内在靭帯と外在靭帯に存在します

太い有髄線維の神経支配を受けているために順応が極めて遅く

閾値が非常に高いのが特徴です

また、運動ニューロンに治して制御的に作用することから

関節のゴルジ腱器官とも呼ばれています

Ⅲ型受容器の役割は十分には分かっていませんが

次のような機能を持つと考えられています

1.運動方向のモニター

2.反射的に各分節の筋を緊張させることにより、関節を過剰に変位させる運動に対して

ブレーキをかける

3.害を及ぼす可能性のある運動を認識する


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Ⅳ型受容器は自由神経終末のネットワークと無髄線維で構成されています

この受容器は痛覚を始め、かゆみやこそばゆさといった多種多様な感覚に関与しています

Ⅳ型受容器は機械的受容器と物理的に密接な関係があり、関節包や靭帯の線維部分に

広く分布しています

また、滑膜ひだの部分には存在しますが、滑膜の内壁部分や関節軟骨には存在しません

Ⅳ型受容器の閾値は非常に高いので、生理的状態にある関節では全く活性化されません

しかし、関節包への圧力や椎間板の狭窄、椎体骨折、椎間関節の変位

科学的刺激、あるいは急性、慢性の炎症に伴う間質浮腫などは

すべて侵害受容器を活性化させる可能性があります

侵害受容器の基本的な役割は次のようなものがあります

1.かゆみの喚起

2.首、四肢、顎および眼の筋に対する緊張作用

3.痛みを制御するために中枢反射の連係

4.種々の自律反応を可能にするための中枢反射の連係


パワープレートの3次元振動は、関節の持つ固有振動数である35Hzを発生させることができ

上記の関節受容器を効率的に刺激し、運動感覚を高めます


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これは体のゆがみを認識し、改善させるように働くため

美容はもちろん、高齢者の転倒予防、アスリートのコアの軸づくりにも

非常に有効なのです



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トレーニングを工夫すれば無限のバリエーションがあるパワープレートには

まだまだ多くの可能性があると私は考えています



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アクセラレーショントレーニングの歴史

パワープレートはアクセラレーショントレーニングの理論に基づいて

特許技術である3次元の振動を使い、人体に加速度を与えて様々な効果を発揮しますが

人体の能力を高めるために振動が使われた歴史は、古代ギリシャにさかのぼります




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この時代から医師は振動が人体の障害に有効であることを知っており

刺激を必要とする体の部位に振動を伝えるために

綿で覆ったノコギリを使用していたという記述が残っています


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そして1960年代に旧東ドイツのW ・ビーアマン教授は

体温、代謝機能、筋力といった身体機能が振動に反応する様子を研究し

振動を神経筋系の生理機能を説明のツールとして説明していました


その後、この振動をトレーニングに応用したのが、旧ソ連です

1970年代のはじめに、宇宙飛行士が宇宙空間の無重力状態によって

体力が低下するのを防ぐためにアクセラレーショントレーニングが生まれ

1970年代には、この画期的なトレーニングにより

同じく宇宙開発競争をしていたアメリカが120日の宇宙滞在だったのに対し

ロシアの宇宙飛行士は420日という長期滞在を可能としました


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後年、振動に関する科学が幅広く研究されるようになり、アクセラレーショントレーニングが

筋力、柔軟性、筋パワー、骨密度、循環及び回復に対して有効であることが

示されるようになりました

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1999年には、オランダのオリンピックコーチであるグース氏がCarmelo Bosco博士とともに

今までの振動技術を進歩させたパワープレートを開発し

2003年にアメリカの宇宙事業を管轄しているNASAがパワープレートを導入

再び宇宙計画に採用されるようになりました



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現在パワープレートは90か国以上の国で紹介され

医学、美容、スポーツといった幅広い分野で使用されていますが

アクセラレーショントレーニングがこのような多くの分野に応用されるのは

私たちが常に受けている重力を利用しているからで、全ての動作には重力関わっています

この力をうまく利用するパワープレートは、私たちの体に素晴らしい恩恵を与えてくれるのです


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・酵素について

酵素には2種類あり、消化酵素と代謝酵素があり、その上に潜在酵素があります

潜在酵素は消化酵素にも代謝酵素にも作用できる能力を持っていますが

食事量が多いと消化酵素ばかりが増え

代謝酵素が作れず、代謝機能(解毒、排泄)が低下しやすくなります

 

動物学の生理に「吸収は排泄を阻害する」という概念があり

腸は身体が吸収に傾いている時には排泄が抑制されています

夜は代謝が主で、明け方から排泄の準備に入り

老廃物の処理過程は夜から始まっているため

起床時には目やにが溜まっていたり

口の中への分泌物排泄また直腸付近までの便の送り出しも行われています

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消化、吸収の際は胃、十二指腸、小腸など上部消化管に血液が集中し

排泄臓器の腎臓、大腸への血流は低下しますそのため

夜間に排泄臓器への血流の増加を図り、老廃物を処理し血液を浄化しています

したがって夜遅くに食事をとることは、身体の代謝

排泄メカニズムを阻害させる要因になってしまうのです





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酵素の中にはたんぱく質だけで酵素活性を示すタイプと

低分子の有機化合物が結合して初めて酵素活性を示すタイプがあります

この低分子化合物を補酵素と呼び、多くはビタミンB群に由来します


結合していない酵素の状態をアポ酵素、補酵素が結合した酵素をホロ酵素と言います


補酵素の特徴

①補酵素だけでは活性が無い

②アポ酵素は弱い結合なので、容易に結合し離れることができる

③基質と結合する部位はアポ酵素の部分にあるが、触媒反応は補酵素が担う



補酵素はカロリーが無く、エネルギー源にはなりませんが生命に必要な有機物で

生体内で生命現象そのものを担っている酵素の活性を発揮するために働くことから

非常に重要な栄養素です


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一部の例外を除いてビタミンは体内で産生、合成できないので

食品から摂取する必要があります

運動によるトレーニングを行う上でのビタミンの摂取で特に重要なものとして挙げられるのが

ビタミンB群です



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豚肉、牛肉、豆類、胚芽米、オレンジ、ゴマ、レバーなどに含まれるB1は

運動の肉体疲労や神経の疲労を緩和する作用があります

鶏肉、魚肉、牛乳、ヨーグルト、チーズ、納豆、のり、卵、ブロッコリー

ほうれん草などに含まれるB2はエネルギー代謝に関わります


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鮭、サバ、イワシ、大豆、玄米、レバー、ニラなどに含まれるB6は細胞の新陳代謝に関わります



アサリ、牡蠣、ニシン、レバー、マグロ、カニなどに含まれるB12は

貧血を予防し肩こりや手足のしびれなど末梢神経の回復や健康維持に関わります

特にビタミンB2は代謝が上げる作用に加えて、健康的な肌、爪、髪の保持

皮脂分泌の抑制といった作用を持つことから

運動を始めた場合には

今まで以上にこのような栄養素摂らなければ美容を維持できなくなってしまします

B群には相乗効果があり、ここに摂った時よりも、全部一緒に摂った方が効果が大きくなります


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パワープレートトレーニングによるダイエットは

ヒトの持つ機能を最大限に発揮して運動させることができることから

非常に健康な方法ですが、通常のトレーニングの約3倍の筋肉を動かすため

効率が良い分、神経やエネルギーの消費も多くなるため

しっかりとした栄養補給が必要です


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最先端の筋力トレーニングとバランスのとれた栄養摂取が

美しい体を作る上での柱になります

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断食と陰陽食品

・断食の効果

人間の三大本能(食欲、集団欲、性欲)で最も強いのが食欲で

一生の間、ほぼ毎日食べ続けます

病気になっても、食べないと元気が出ないという説明で

少しでも食べさせようとします

本当にそれで良いのでしょうか?

食欲が落ちる場合、体が拒否しているとも言えるのです

元気な人には大食漢が多いと言いますが、大食漢が元気とは言えません

健康な時こそ勇気を出して、断食を試してみるのもいいかもしれません

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断食の効用として

1.体内の毒素排出、免疫力を高める役目

2.余分な脂肪を燃焼させ減らす役目(体重減)

3.集中力がつき、五感(内臓への意識)

4.人間としての食生活の反省ができる

5.食物がなくてもある程度生きられるという自信を得る

などがあります

断食をすると、食べ過ぎて処理しきれずに残っている老廃物を排泄させて

自然治癒力を増進させることができます

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期間の目安としては、健康断食で1週間、その他体調を崩している人は

舌苔(ぜったい)ができるまでが妥当です

断食後は、本当の意味での食餌療法ダイエットを心掛けて持続させていくことが必要です

しかし、我流には危険も伴うので注意が必要です

過剰摂取をやめるために、食事制限も代用できます

3週間以上平均25%減のカロリー制限、肉類、油ものを減らし

穀物、根菜類を含めた食事に切り替えるだけで

サーチュイン遺伝子(長寿遺伝子)のスイッチをオンにすることができると言います


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・漢方医学から学ぶ食物の選び方

漢方では、陰陽説に基づいた分類法があります

陰性食品(体を冷やす食べ物)は、陽性体質(暑がり)の人に良く

陽性食品(体を温める食べ物)は、陰性体質(寒がり)の人に良いと言われています

ただし、現代では暑い夏に冷房、冷えた飲食物という例外状況があることを忘れてはいけません

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陰陽食品は、健康維持、病気治療への参考になります

食べ物の組み合わせで中性となる例は、ウィスキー(陰性)とチーズ(陽性)があります

このようにすることで一方に偏らずに済みます

陽性食品の例(赤、黒、橙、黄色)

塩、梅干し、味噌、醤油、魚介類、根菜類(ごぼう、ニンジン、レンコン、山芋)

ネギ、玉ねぎ、ショウガ、ニラ、ニンニク、卵、チーズ、肉類、黒ビール、日本酒、焼酎、赤ワイン

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陰性食品の例(青、白、緑、藍色)

葉菜類(レタスなど)、豆腐、豆乳、もやし、スイカ、ウリ、牛乳、清涼飲料水、精白砂糖

菓子、ケーキ、果物(バナナ、パイナップル、マンゴー、トマト、キウイ、レモン、柿)

マヨネーズ、化学薬品、胡椒、カレー、唐辛子、コーヒー、ビール、ウィスキー、白ワイン

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間性(中性)食品の例(黄色~薄茶色)

玄米、黒パン、そば、あわ、ひえ、きび、大豆、納豆、小豆、かぼちゃ、サツマイモ

里芋、こんにゃく、ごま、りんご、いちご


等があります

現在の自分の体質を知り、体が求めている食物を摂るように心がけることで

動物が本能的に行っている本来の健康を取り戻すことができます

パワープレートによる運動習慣にぜひ加えて頂ければと思います


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背骨と内臓の繋がり

身体のゆがみが美容と健康を損なうことは広く知られていますが

今回はゆがみと内臓の関係についてお話ししたいと思います

身体の柱になっている背骨には内臓や筋肉

あらゆる感覚などの情報をまとめる中枢神経である脊髄が通っています


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したがって、背骨のゆがみはこれらの神経の機能を低下させてしまうのです

多くの臓器が集まる胸椎レベルと内臓機能について

カイロプラクティックとオステオパシーの世界には

メリックシステムと呼ばれる経験則に基づく関連があります


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・第3胸椎

古くからこの部位は、肺、気管支、胸膜、胸郭、胸と関係があるとされています

この部位のアジャスト(調整)は交感神経に効果を表します

心臓を支配する遠心性交感神経節前線維はここから始まり

ガンステッドテクニックの創始者であるガンステッドはこのレベルを

高血圧と関連付けました

オステオパシーでは、このレベルと胸部内臓との関係を指摘し

心臓血管障害の患者108人を対象にした研究では

第2、3胸椎の左側に関節可動性と手触りに所見がみられ

第3分節は器官や気管支への交感神経の経路であることから

喘息、慢性的閉塞性肺障害、気管支炎に関係があると考えられています


・第4胸椎

古くからこの部位は胆嚢と総胆管と関係があるとされており

第4胸椎分節は胆嚢への神経経路であり、胆石の組成を促す可能性があると言われています

オステオパシーでは、第4胸椎の可動性異常は冠状動脈の異常を示唆しています


・第5胸椎

古くからこの部位は肝臓と太陽神経叢と関係があるとされてきました

また第5胸椎分節は、食道と胃への交感神経経路であり

胃潰瘍との関係を示唆しています



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・第6胸椎

この部位は、膵臓への神経経路から膵炎との関連を示唆しています


・第7胸椎

古くからこの部位は十二指腸との関係が指摘されています

第7胸椎を脾臓への交感神経経路と考え、免疫低下障害と関連付けました


・第8胸椎

古くからこの部位も脾臓との関係が指摘されています


・第9胸椎

古くからこの部位は副腎との関係が指摘されてきました

ストレスでは副腎からホルモンが過剰に分泌され、精神バランスや

ホメオスターシス機構が破綻し、ストレス病の原因となります


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パワープレートはストレッチ、トレーニング、マッサージを独自の3次元振動で行うことができ

血流を良くして、ゆがみの原因となっている深部にある傍脊柱筋を緩め

身体の軸をつくる筋肉を鍛えるといった一連のことが一台でできてしまいます



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私が担当させて頂いているお客様の中にも、姿勢の改善がみられた方が非常に多くいて

その効果を実感しています


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見た目だけではなく、内臓にも影響を与えてしまう身体のゆがみを正して

美しく、健康な身体を手に入れましょう!



肥満はなぜいけないのか

日本人の体型において2009年の国民健康・栄養調査ではこのような結果が出ています

2000年以降、男性では肥満者の増加傾向が鈍化

女性では肥満者の割合が減少し一方、若い女性のやせ型の割合は横ばいになっています

肥満者の割合も男性の20~60歳代では

肥満者の増加傾向がそれ以前の5年間に比べ鈍化しているそうです

また、女性の40~60歳代では、肥満者の割合が減少しています

このデータから男性はまだ肥満者が増加しているものの

女性では肥満者は幅広い年齢層で減少していると言えます



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では、肥満はなぜ健康を脅かすと言われるのでしょう 

少し前までは、肥満が虚血性心疾患や脳血管疾患、糖尿病などの生活習慣病を引き起こす

メカニズムについてはあまりはっきりしていませんでした 


しかし、脂肪組織を構成する脂肪細胞がホルモンを分泌することが発見され

体脂肪は人体で最大の内分泌器官であるということが分かってからは

多くのメカニズムが解明されました

 

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糖尿病については、脂肪細胞が分泌するレジスチンというホルモンが 

インスリン抵抗性を持っているため、インスリンが分泌されても血糖値が下がりにくくなり

発症のリスクが高まります

また、インターロイキン1やTNF-α、PAI-1といったサイトカインも分泌され

これらが、心筋梗塞を引き起こすということも分かってきました

インターロイキン1やTNF-αは本来、炎症反応に関わる因子で

動脈の内壁に過酸化脂質を沈着させ、動脈硬化の原因になります


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PAI-1は血液凝固を促進し、血栓をつくりやすくします

以上のことからも過剰な脂肪の蓄積は十分に健康を脅かすことがわかります


パワープレートは、3次元振動で効果的に筋肉を鍛え、脂肪が燃えやすい体をつくり

血行を改善して、体温を上昇させ代謝を上げます

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脂肪吸引や急激なダイエットは、ホルモンバランスを崩しかねないため

安全とは言えません

やはり、きちんとした食事制限と効果的な運動を行って

過剰な脂肪の蓄積を抑えることが健康でいるために重要です!


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あなたの運動機能は大丈夫?

いきなりですが以下の項目について該当するものにチェックをしてみてください!


①片足立ちで靴下が履けない

②家の中でつまずいたり、滑ったりする

③横断歩道を青信号で渡りきれない

④階段を上るのに手すりが必要である

⑤15分くらい続けて歩けない

⑥2kg程度の買い物をして持ち帰るのが困難である

⑦掃除機の使用や布団の上げ下ろしなどのやや重い仕事が困難である


いかがでしたでしょうか?

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これは今、新たな国民病として認知されてきているロコモティブシンドロームのチェック表です


このうち一つでも当てはまればロコモティブシンドロームの可能性があります!



ロコモティブシンドロームとは運動器機能低下症候群と訳され


 運動不足によって骨、筋肉が弱り、骨粗鬆症や変形性の関節症


骨折などを引き起こしやすくなる状態です


先ほどの項目に完全には当てはまらなくても


ちょっと怪しいいうような場合は、その予備軍なので若い方でも注意が必要です




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現在の日本の推計患者数は変形性関節症と、骨粗鬆症に限っても

4700万人(男性2100万人、女性2600万人)にのぼると言われています

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そもそも人は、重力という負荷があるからこそ筋肉や骨などを維持することができるのですが

今のように便利な世の中は自分の脚で歩く機会を減らし

あえて恩恵である重力から逃げるかのようになっています


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重力の無い宇宙空間から帰ってきた宇宙飛行士たちは


筋肉や骨が弱り内臓の機能も低下していて、老化現象とほぼ同じ状態になります


パワープレートは体に高速の振動をかけることで、体にかかる重力を増すことができます!


しかも人体の構造と同じ3次元(前後、左右、上下)方向に振動が加わるため


関節に負担がかかりません!


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また深層筋まで刺激できるため姿勢やバランス感覚も鍛えることができます


これらの効果が評価されてパワープレートはNASAでも導入されているのです!



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長寿国の日本で少しでも多くの方がいつまでも自分の脚で歩けるように


この最新のトレーニングを生活の中に取り入れていってほしいと思います!


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メディカルフィットネスとパワープレート

・少子高齢化社会に対応したメディカルフィットネスへの期待 

日本における100歳以上の人口は、1963年には153名、18年で1000名

さらに17年で10000名と爆発的に増えています


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そして2012年では5万人を超え、そのうち87%を女性が占めています 

それに対して、心筋梗塞、脳梗塞、自殺など8つ主要な死因は

全て女性を男性が2~3倍上回っているという実状があります 

その中で不慮の事故を除く死亡率は

運動療法を行うことで減少することが、疫学的なエビデンスとして証明されているます


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転倒、失禁が怖いため外に出ない、メタボを気にしすぎるあまり

食べずに低栄養になるといった悪循環による生活機能の低下を総称して

老人症候群と呼んでいます 

病気を持っていても、薬を処方されていても、日々生活機能を維持する必要があり

これらの解決策としてメディカルフィットネスが注目されています 

子供の時には、得意不得意はあっても運動で個人差はそれほど大きくないですが

高齢になればなるほど、日々スポーツを楽しむ人もいれば

寝たきりになってしまっている人もいるという個人差が大きくなってきます

したがって、なるべく早い時期から運動習慣を持つ

または高齢になってからも安全で効率的な運動を始めるということが重要です




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運動が苦手な方、膝や腰に痛みを抱えている方などに対してパワープレートは

ベストなマシンであるといえます

パワープレートは3次元の振動(上下、左右、前後)が身体に不安定性を与えることによって

人体はそれに対してバランスを取るために、反射的に高頻度の筋収縮が持続されます

さらにニュートンの運動方程式第2法則(力=質量×加速度)にのっとって

従来は力を高めるために質量(ウエイト)を上げていたものが

プラットホームを振動で加速させることによって重力を高めることが可能となり

ウエイトを持たなくても負荷を与えることが可能なのです


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したがって膝などが痛い、運動が苦手だという方に対しても

重い負荷をかけずにトレーニングできるため

運動中のケガなどがほとんどないという利点があります

筑波大学の田中先生が行った実験では

一般の高齢者に対して30Hz、振幅Lowでスクワット、カーフレイズ、プランクを

30秒2セットずつ行ったところ

筋活動が、大殿筋や中殿筋は30%、大腿四頭筋では60%

下腿三頭筋では200~250%増加したという結果が出たそうです 

これは同じトレーニングを行っても

パワープレートではより多くの筋肉を使えるということを表しており

緊張した筋肉に振動刺激が加わることで緊張性振動反射が起こり

レジスタンストレーニングと同等の効果があるとされています 


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また筋力だけでなく、瞬発力、骨量にも良い影響を与えることができます 

メディカルフィットネスにおけるパワープレートの適応は

ロコモティブシンドローム、サルコペニア、脳卒中、片麻痺、パーキンソン病

膝痛、虚血性心疾患など多岐に渡ります(程度によっては禁忌になります)



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パワープレートを始めとしたメディカルフィットネスが広がり

多くの方が健康で年を重ねていけるようになればと願っています


パワープレートについてはこちら

スポーツ心臓とは

スポーツ心臓とは運動トレーニングの継続によって

形態や機能に変化が生じた心臓のことで

徐脈(脈が一分間に60以下)と心肥大が体表的な状態です

心臓には4つの部屋があり、全身の血液が静脈として心臓に還ってきたものを

受け入れる右心房と、その血液をガス交換のために肺に送るために

ポンプとして筋肉が発達した右心室

そして肺からガス交換によって酸素が豊富になった血液を受け取る左心房

その血液を全身に送り出すためのポンプとして最も筋層が厚い左心室に分けられます

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この心肥大はスポーツの種類によって様式が異なります

無酸素運動(重量挙げなど)のような瞬間的に力を発揮するスポーツでは

左心室の壁が厚くなり、壁圧と内径の比が増大することで

左室の収縮期壁応力が軽減します

それに対して有酸素運動では左心室の内径が増大して

心臓の一回拍出量が増えます

これらの変化によって、循環機能が高まり、酸素の運搬能力の向上や

疲労物質の蓄積を抑えるといったメリットがあります


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スポーツ心臓は可逆的な変化のため

しばらく運動を控えていると、再び元の状態に戻っていきます

パワープレートはトレーニングのメニュー次第で、有酸素的なもの

無酸素的なものを使い分けることで、効果的に心機能を高めることができます


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またパワープレートの特徴であるアクセラレーショントレーニングでは

高速の振動により緊張性振動反射が起こり

1秒間に30~50回という速さで筋肉が動くことで、反射能力が高まり

速い動きが必要なアスリートの敏捷性を高めることも同時に可能です


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骨盤の役割

ヒトは直立二足歩行をする唯一の動物ですが

それを可能にしている大きな特徴が骨盤の形状です

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直立している場合、骨盤には上半身の重みが脊椎を通して伝わり

地面からの反力が脚を通して伝わるため

体の中で特に力が加わりやすい部分です

これらの力をうまく分散するために骨盤は非常に理にかなった形状をしています

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最下部の腰椎である第5腰椎にかかる体重は、仙骨で等しく分散して股関節に伝えられます

逆に地上からの反作用の力は大腿骨頭に向かい

一部の力は前面の恥骨結合に伝わって左右の力が合わさります

骨盤を上から見るとドーナツのような輪ができていて

この形状がうまく力を分散させているのです

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しかし悪い姿勢が続いたり、筋力が低下してくると

左右にある骨盤の関節が不均等になり、体全体のバランスが崩れていってしまい

腰痛や肩こりといった症状がでてくることもあります

解決策として骨盤周りの筋肉を鍛えることが有効ですが

骨盤は表層だけでなく、深層にもびっしりと筋肉が走っています

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これらをすべて鍛えていくことは容易ではありません

パワープレートを使うことで鍛えることが難しい深層の筋肉も

3次元の振動が一秒間に30~50回という速さで動かしてくれるため

簡単かつ短時間で筋力をアップさせることができます

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またパワープレートの上では、振動がかかっているという不安定な状態を利用して

バランストレーニングも行うことができます

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筋力がある程度ついてきたら、その筋肉を正しく使ってよい姿勢をつくり

体に覚え込ませるという目的でバランストレーニングを行っていけば

歪み知らずの体をつくることができるのです!


コアトレーニングにはパワープレート

Core(コア)という言葉には、核心、芯、中心といった意味があり

筋肉のトレーニングにおけるコアは、文字通り体の芯をつくる上で必要な筋肉を指し

あらゆる動きでまず最初に起動して体を安定させる役割を持っています

コアの筋肉が弱っていたり、うまく働かないと体幹から生み出された力が手足に

うまく伝わらずに、パワー不足になるだけでなく、ケガの原因にもなってしまいます


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コアの中には、腹圧を高めて体を支えるインナーユニットというものがあります

インナーユニットは

腹横筋

骨盤底筋群

多裂筋

横隔膜

からなる腹部の安定性を保つためのユニットです

腹横筋は側腹部から腹部前面を覆う筋肉で腹圧を保つために重要です


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骨盤底筋群は骨盤内の臓器を支えている筋肉の集まりです

骨盤底は骨盤隔膜(腸骨尾骨筋、恥骨尾骨筋、恥骨直腸筋という3つの尾骨筋

肛門挙筋、梨状筋)と尿生殖隔膜(上尿生殖隔膜筋膜、深会陰横筋、会陰膜または

下尿生殖隔膜筋膜)によって骨盤下口を閉鎖している部分を言います

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多裂筋は背骨に付く細かい筋肉です

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横隔膜は胸椎、肋骨、胸骨に張る筋肉で腹部と胸部の境目となり

これらが合わさって腹腔を形成しています



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インナーユニットが収縮すると、腹腔の容積が小さくなり

内部に加わる腹圧が高まります



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これにより内部では内臓の位置が保たれるほか

腰椎が安定し、素早く力強い動きが可能になるのです

パワープレートは3次元振動が深部の筋肉を効率良く動かし

通常のトレーニングでは鍛えることが難しいインナーユニットを

強化することできます

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ダイエットとしての腹部の引き締めはもちろん

これからスポーツを始めようと考えている方からアスリートまで

コアトレーニングは有効ですので

パワープレートで効率良く、機能的な体の軸を作りましょう!

脊柱の彎曲の重要性

ヒトの脊柱には生理的弯曲があり、それぞれ頸椎は前弯、胸椎は後弯

腰椎は前弯、仙骨、尾骨は後弯という形状になっており、横から見ると緩やかなS字を描いています



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ではなぜこのような湾曲があるのでしょうか

例えば人間に近い哺乳類であるゴリラは4足歩行であることから

弯曲はほとんどありません



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ヒトは直立二足歩行をするため、スイカの大玉ほど重さのある頭部を

最も高い位置に置かなければならず、背骨は常にそれを支えなければなりません

また、走ったり、とび跳ねたりすることでその負荷は数倍にもなります

しかし、脊柱に生理的弯曲があることでその負荷に耐えることができるのです!


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その公式は、弯曲の数をXとすると

N(力、負荷)=X二乗+1で表されます

ヒトの体には正常では3つの弯曲があることから、Xに3をあてはめると

N=10となり10の負荷に耐えることができます

しかし、現代人はストレートネックと言われる

頸椎の弯曲が減少してしまっている人が多く見られます

またぎっくり腰を繰り返す人の腰椎の弯曲も減少しています

このような状態では、弯曲の数は3から2に減ってしまい

2を先程の公式のXに代入してみると、答えは5と耐えられる負荷は正常の半分

なってしまい、組織を傷めやすくなったり、コリなどを感じやすくなってしまうのです


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このような弯曲の原因は様々ですが

先天的なものを除いて、考えられるのは日常生活における姿勢です

パソコンや読書などの姿勢が首を前に出すような状態になっていると

筋肉の緊張によってその状態が固定され弯曲が減少していきます


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そして姿勢による脊柱への負担は、椎間板にかかる負担も増加させます

無重力状態を0%とすると、もっとも負担が少ないのは仰向けで寝ている時で約25%

立位では100%、正しい姿勢で座っている時は140%ですが

これが猫背の悪い姿勢で座っている時は180%になります

デスクワークでパソコンなど使っていると、画面を見るために自然と前かがみになってしまいがちで

腹筋がゆるみ、背筋は過度な緊張によってバランスが崩れ椎間板に負荷がかかりやすくなります


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椎間板は、一日の重力負荷で内部に含まれる水分量が低下し、厚みが減少しますが

睡眠によってその厚みを回復させています

四足から直立二足歩行になったヒトは、他の動物に比べ脊柱にかかる負荷が高いため

より長い時間の臥位が必要と言われており、理想では約8時間の睡眠が必要とされています

もし一日の睡眠時間が4時間で、それを14年続けたとすると椎間板は厚みを回復できずに

100%ヘルニアになると言われています



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また、身体への負荷は運動不足による弯曲をつくる筋肉の弱体化も原因の一つです

パワープレートはトレーニングだけでなくストレッチ、マッサージといった効果もあることから

緊張した筋肉の緩和、足りない部分の筋力強化を行うことができ

しなやかな脊柱をつくるサポートをしてくれます!



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体中の組織に指令を出している脊髄が収まっている脊柱を正しくすることは

スタイルが良く見えるだけでなく、健康をでいるために非常に重要なことなのです
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この現象は本来定着すべきではない部分にカルシウムが存在していることから

異所性の石灰化と呼ばれています

私たちの体は、急激な変化を好まないため体内を一定に保とうとする

恒常性維持機構(ホメオスタシス)を持ち

血中にカルシウムが大量にある場合はそれを排出しようと腎臓に送ります

しかし、一方ではカルシウムを排出したことによって

再び体が酸性に傾くことから骨からカルシウムの融解が起こり、骨量が低下します 

20代の女性の骨量は、約3分の1が平均以下しか無く

その原因の多くは甘い物の食べすぎによる体の酸化があります


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パワープレートは体に高速の振動をかけることで

体にかかる重力を増すことができます!



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これによって筋力と共に骨密度を高めることが可能です


これらの効果が評価されてパワープレートはNASAでも導入されているのです!



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糖分の過剰摂取を控えながらパワープレートで骨密度を高めて

骨粗鬆症を防ぎましょう!

姿勢の意味

日本語の姿勢という言葉には深い意味が込められています

「姿」は、生まれつきの姿かたちを表し

女性的、静、陰、外見、見えるといった意味があります

「勢」は、男性的、勢い、動、活動的、陽、エネルギー、見えないといった意味があります

すなわち、姿勢という言葉は陰陽のバランスを含んでいるということです


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そのため姿勢は動的なもの、静的なものという見方ができ

静的なものは垂直線、水平線から身体のバランス

動的なものは静的なものが時間的に連続して変化していくものと言えます

一生涯の生成には立つ、歩く、座る横臥位の基本姿勢があり

これらの体位の一つでも不都合があると身体の障害が疑われます


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また人の運動は二足歩行をベースにしており、さらに跳ぶ、登る、泳ぐ、潜るなどの運動があり

運動や労働は、特に足腰の丈夫さに影響を受けている面が多くなります

身体を支える、動かすという2つの機能を持った姿勢の正常化には

質の良い筋肉が不可欠です


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質の良さとは、柔軟性があり、偏りが無く、無駄な緊張が無いということです

パワープレートの3次元振動は、関節の持つ固有振動数である35Hzを発生させることができ

上記の関節受容器を効率的に刺激し、運動感覚を高めます


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これは体のゆがみを認識し、改善させるように働くため

美容はもちろん、高齢者の転倒予防、アスリートのコアの軸づくりにも

非常に有効なのです



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トレーニングを工夫すれば無限のバリエーションがあるパワープレートには

まだまだ多くの可能性があると私は考えています



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プロフィール

中込慶一
(ナカゴメケイイチ)
・出身地:東京都
・血液型:O型
・昭和61年4月7日
・日体柔整専門学校卒
・柔道整復師
・全国冷え症研究所に5年勤務ののち現在は、パワープレート東京にてインストラクターを務める
・特技:スポーツ全般 陸上
・趣味:音楽・バイクツーリング
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