スポーツ心臓とは
スポーツ心臓とは運動トレーニングの継続によって
1秒間に30~50回という速さで筋肉が動くことで、反射能力が高まり
速い動きが必要なアスリートの敏捷性を高めることも同時に可能です
形態や機能に変化が生じた心臓のことで
徐脈(脈が一分間に60以下)と心肥大が体表的な状態です
心臓には4つの部屋があり、全身の血液が静脈として心臓に還ってきたものを
受け入れる右心房と、その血液をガス交換のために肺に送るために
ポンプとして筋肉が発達した右心室
そして肺からガス交換によって酸素が豊富になった血液を受け取る左心房
その血液を全身に送り出すためのポンプとして最も筋層が厚い左心室に分けられます
この心肥大はスポーツの種類によって様式が異なります
無酸素運動(重量挙げなど)のような瞬間的に力を発揮するスポーツでは
左心室の壁が厚くなり、壁圧と内径の比が増大することで
左室の収縮期壁応力が軽減します
それに対して有酸素運動では左心室の内径が増大して
心臓の一回拍出量が増えます
これらの変化によって、循環機能が高まり、酸素の運搬能力の向上や
疲労物質の蓄積を抑えるといったメリットがあります
スポーツ心臓は可逆的な変化のため
しばらく運動を控えていると、再び元の状態に戻っていきます
パワープレートはトレーニングのメニュー次第で、有酸素的なもの
無酸素的なものを使い分けることで、効果的に心機能を高めることができます
またパワープレートの特徴であるアクセラレーショントレーニングでは
1秒間に30~50回という速さで筋肉が動くことで、反射能力が高まり
速い動きが必要なアスリートの敏捷性を高めることも同時に可能です
2013年12月 7日(土)
アスリート|
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