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動物学では、人間は食べ過ぎ!?

動物学では、人間は食べ過ぎ!?

日本橋清州クリニックの佐藤義之先生が、秋田の玉川温泉で毎月行っている講習の中から

動物学の重要性について

お話してくださった内容を元に、現代人の食事を考えてみたいと思います

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動物学においては、動物が変われば、時間も変わる」ことが既に証明されています 

私たち人間は、時間は唯一、絶対不変のものと頭から信じてきました 

ところが、時間は唯一絶対不変のものではないのです

動物には、動物のサイズによって変わるそれぞれの時計があり

我々の時計では、他の動物の時間を単純にはかることができないことを動物学は証明しています

動物には、基本的な設計図が進化の歴史の中で出来上がっており

その設計の原理の1つが「動物のサイズと時間」です

ゾウはゾウの時間、犬には犬の時間、ネズミにはネズミの時間と

それぞれの体のサイズに応じて、違う時間の単位が存在しているのです

確かにゾウに比べて、ネズミの寿命は人間が見本とする物理的な寿命は短くなります

しかし一生を生き切った感覚は同じなのです

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まずは、寿命を心臓の鼓動時間で割ってみると、哺乳類では

どの動物でも一生の間に約20億回打つことになります

寿命を呼吸する時間で割れば、一生の間に約5億回呼吸することになり

これもまた哺乳類では、どの動物でも同じ値となります

ネズミの寿命は数年、ゾウは100年近くの寿命を持ちますが

もし心臓の鼓動を時間と考えるならゾウもネズミも全く同じ長さだけ生きて死ぬことになります

ちなみに、人間の20億回の鼓動は、平均的な鼓動数(1分間に72回)として

何年になるのか計算すると、答えは53.6年です

人間も所詮、動物です

人間の考え方や行動もヒトという生物のサイズ抜きにしては、本来、考えられないものなのです

ヒトが己のサイズを知る、これは人間にとって最も基本的な教養なのです


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 ・サイズとエネルギー消費量 

我々動物にとって「食べる」ということは、基本的、且つ、最大の関心事です

動物のサイズと食事量は、どんな関係にあるのでしょう

食事量はエネルギーの消費量と関連します

昭和61年のエネルギー白書によれば、日本の1次エネルギー使用料は一日当たり

5729億ワットで、それを1億2000万人で割ると、一人一日あたり4274ワットになります

そこに昭和60年の食料需給表に記載されている一日一人当たり127ワットを加えると

4401ワットとなります。 これだけのエネルギーを使う生き物を逆計算すると

4.3トン、正にゾウのサイズになるのです!

エネルギー消費量からみると

現代人はかくも巨大な生物になってしまったことになるのです!


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本来動物は、飢餓状態が当たり前で、現代人のように

毎日決まった時間に好きな量を食べることができるということはありえないのです

したがって、このような事実を踏まえて、動物学から学んで生活するようにしていけば

自然とあるべき体型や感性が身に付きます

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本質をどのように捉えるかによってダイエットの考え方は大きく変わるのです!


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プロフィール

中込慶一
(ナカゴメケイイチ)
・出身地:東京都
・血液型:O型
・昭和61年4月7日
・日体柔整専門学校卒
・柔道整復師
・全国冷え症研究所に5年勤務ののち現在は、パワープレート東京にてインストラクターを務める
・特技:スポーツ全般 陸上
・趣味:音楽・バイクツーリング
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