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2013年7月

2013年7月

筋肉の種類とトレーニング

筋線維には種類があり、エネルギー供給源と性質が異なります



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①Ⅰ型線維 :遅筋とも言われており、収縮スピードが遅く爆発的な収縮力に乏しい代わりに


酸素をエネルギーとしているため高い持久性を持っています


②Ⅱa型解糖系線維 :速筋に属し、急速な力の発揮が可能で


高低いずれのレベルの筋力発揮でも動員されます


③Ⅱb型解糖系線維 :速筋線維で非常に速い収縮速度と力発揮が可能ですが

疲れやすいという欠点があります


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遅筋線維は持久性に優れているため、姿勢の維持で使われていて

速筋線維は瞬発的な動きで使われています

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通常の筋力トレーニングでは重量負荷をかけて行うため

どうしてもスピードが低下しがちで、遅筋線維が使われる割合が高くなります

しかしスポーツは瞬発的に、しかも大きな力を出すものがほとんどです


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パワープレートはアクセラレーショントレーニングの理論に基づいて設計されており

一秒間に30~50回という速さで筋肉を動かして、負荷をかけているため

遅筋線維はもちろん、鍛えることが難しい速筋線維にも刺激を与えることができます

これにより、遅筋線維の姿勢維持による安定性や軸形成(スタビリティ)と

速筋線維の機能的な動きの活性化(モビリティ)を同時に高めることができ

トレーニング時間の短縮も可能になります


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サッカー、バレー、陸上、卓球など多くの日本代表チームが愛用している理由はここにあるのです!

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姿勢と精神状態の意外な関係

東洋医学の考え方に心身一如というものがあります

これは人の心(精神)と身体は繋がっていて、互いに影響し合っているということを示しています


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私たちが普段それを実感できるのが、姿勢や表情などです

顔は心を映す鏡とも言われており、心の喜怒哀楽が体を通して客観的に表現されているのです

姿勢も同じです

南カリフォルニア大学教授で人体の構造について様々な著書があるRカリエ氏は

姿勢は体の内部感情の身体的表現」と述べています

落ち込んでいたり、悩み事があるときの姿勢は自然と前かがみになりますが

この姿勢には名前が付いており"Slumped posture"(うなだれた姿勢)と呼ばれています

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逆にほめられた時や自信に満ちている時には自然と胸を張っているものです

人は直立二足歩行をするため、正しい姿勢では頭から足まで

重力線がまっすぐ落ちるように骨格で体を支えることができますが

このアライメントが崩れるような悪い姿勢が続くと

体には機械的なストレスがかかり脊柱の歪みを生じるのです



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見た目が格好悪くなってしまうのはもちろんですが

体中の筋肉や内臓をコントロールする神経の働きを低下させてしまう可能性があります

逆にいえば姿勢を正しく保つことは、体の様々な組織の健康を保つ上で非常に重要だということです


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パワープレートは姿勢の維持に欠かせない筋肉を鍛えると共に

マッサージで不良姿勢で緊張した筋肉をほぐし、ストレスホルモンを減少させ

心と体の両面から健康をつくっていくことができるのです!


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歩き方を正して美しく健康に!

歩くという行為は、普段当たり前に行っているため

自分の歩き方がどうなっているかということを気にする機会はほとんどありませんが

歩行は正しく行われていれば、美しいボディラインをつくりますが

間違った歩行パターンが身についてしまっていると

腰痛や膝痛、足の疲れやすさ、いらないところに筋肉が付いて

スタイルを悪くしてしまうなどの弊害も起こす可能性があります


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正しい歩行で重要になるポイントは

体幹部の安定

可動域の正常化 

アライメイントの調整 

歩行の各局面における筋力発揮の学習 

です 

パワープレートを使うことでこれらを非常に効率良く行うことができます


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①に対して三次元振動は、神経系に対して良い刺激を与えるので、神経伝達を促進して姿勢維持の基本になる体幹部を安定させます 

②は振動が腱に作用してストレッチ効果を生むため、疲れにくい歩行に必要な可動域を確保します 

③アライメイントの調整には、通常正しい動きを3000~5000回やらなければ身につかないと言われていますが、パワープレートは1秒間に30~50回筋肉を動かすので非常に短時間で正しい動きを身につけることができます 

④私は歩行の一連の動きを分解してトレーニングをおこなっています
膝を上げる動作、脚を後ろに運ぶ、足首を使って蹴るなどです これらを行った後に歩いてもらうと、ほとんどの方で脚の運びがかなり改善します


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最後に腕を振るなどの上半身の動きを指導することで歩幅が広がり疲れにくくなります

このような目的別のトレーニングを行うことで、普段の姿勢はもちろん

歩き方が美しくなり、より健康的な体をつくることができるのです!



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パワープレートによる振動と重力が身体の健康をつくる

骨折後の骨に特定の振動をかけると骨癒合が高まることや 

振動によって血行が促進され、マッサージ効果があるなど 

特定の振動は人体の組織の回復を早めたり、また機能を高めたりするということが 

科学的に証明されており、とても相性が良いのです 

99年には、振動や重力で活性化するたんぱく質であるペリオスチンが発見され

東京工業大の工藤明教授(細胞生物学)によって発見されました

重力や荷重による刺激を受けると骨を再生する仕組みで

重要な役割を果たすと考えられているたんぱく質です!

動物実験では、歯根膜という歯と骨の間の部分でペリオスチンが歯の再生に関与していることが

分かっており、人間の場合でも歯周病予防に効果的なんだそうです


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また最近では、このたんぱく質がもっと素晴らしい役割を持っていることが分かってきました!


 『ペリオスチンは、がんの増殖抑制にも関与しているとみられる。

工藤教授のチームが、ペリオスチン欠如マウスに、がん細胞を移植したところ

普通のマウス と比べ、がん細胞が大量に増殖した。

ペリオスチンがあると、がんが正常細胞を圧迫する時の刺激で、線維芽細胞が被膜を作るため、がんの

成長を抑制するとみ られる。』



といった報告や



『研究チームは、ペリオスチンが体内で作られないように遺伝子操作したマウスに

冠動脈を結び人工的に心筋梗塞を起こさせた。

その結果、心破裂を起こして 91匹中62匹(約68%)が死んだ。

普通のマウスで死んだのは80匹中25匹(約31%)で、30ポイント以上も差が開いた。

さらに、梗塞を起こした部位を詳細に調べたところ、ペリオスチン欠如マウスは

心筋細胞修復に重要なコラーゲンを作る線維芽細胞の数が少ないことを突き止めた。

ペリオスチンを作る遺伝子を欠如マウスに入れると

心破裂率が普通のマウスとほぼ同じ割合にまで低下した。

工藤教授は「急性心筋梗塞後の心筋修復のメカニズムを知ることで

新しい治療法の開発につながる可能性がある」と期待する。』

といった効果も出ています!


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骨の再生メカニズムとの関係は

人間の長期宇宙滞在の可能性や寝たきり状態の改善などから注目されていますが

慶応大の須田年生教授(幹細胞生物学)は

重力など 機械的な刺激が少ないと、人間は骨量が減り、骨が細くなってしまう。ペリオスチンは骨の再

生に関係している可能性が大きく、ペリオスチン研究による骨の再 生メカニズムの解明が、こうした課


題の克服に役立つと考えられる」と期待するとコメントしています

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人に3次元の振動をかけることで、加速度を与えて重力を増加させるパワープレートは

ペリオスチンを活性化させ、様々な細胞に働きかけ、健康に導いてくれるマシンなのです!



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ドイツのSanaderm Clinicが行ったパワープレートのセルライトにおける研究データでは

1回8~13分のエクササイズを週に2~3回行ったところ

6か月で大腿部及び臀部のセルライトが25.7%も減少
したそうで

その中で、8~13分のエクササイズに24~48分のカーディオトレーニング

(心拍数を管理して行う有酸素運動)を加えたものでは

大腿部、臀部のセルライトは32.3%減少したそうです

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この結果から、パワープレートはセルライト減少においての変化率がカーディオと比べて非常に高く

短期間で効果が現れるということが分かります

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その要因は、パワープレート一台でトレーニングとマッサージができるところにあると思います



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3次元振動によるマッサージを行うことでコラーゲン線維から閉じ込められた脂肪細胞を絞り出し

エネルギーとして使える状態にしてから

持っている筋肉の97%を使うことができるパワープレートトレーニング(通常の運動では40%と言われて

います)を行うことでより効率よく脂肪を燃焼させることができるのです!


睡眠の重要性とパワープレート

睡眠には、ノンレム睡眠と呼ばれる通常の睡眠の他に

眼球運動を伴うレム睡眠があります

レム睡眠の段階では、眼球運動の他に、心拍数、血圧、呼吸数の著しい変動

陰部の充血、筋肉の弛緩が起こり、夢を見るのはレム睡眠の時です

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レム睡眠は、新生児では全体の50%を占めますが

その割合は成長と共に減少し、成人では20~30%となり

身体の眠りが中心となっていきます


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ノンレム睡眠では、脳波上、徐波(α波よりも周波数が低い波)が多く

脳自体が眠っています

心拍数、呼吸数はやや減少しており、成人では約70~80%を占めています

眠りは通常、ノンレム睡眠から始まり、次第に眠りの深度が増していきますが

1時間前後を経過するとレム睡眠に移行します

これが約20分続いたのち、再びノンレム睡眠となり

その後はノンレム睡眠とレム睡眠を繰り返していきます

ノンレム睡眠とレム睡眠の組み合わせは健康保持に重要で

ノンレム睡眠のうち第3段階が除去されると、身体的不快感、感覚異常

自殺思考が現れます


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また、過剰に睡眠薬服用すると、レム睡眠が短縮してしまいます

レム睡眠が除去されると、情緒不安定に陥りやすくなります

一方、睡眠薬の連用を中止すると、抑制されていたレム睡眠が反動的に増加し

悪夢の出現率が高くなります


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パワープレートでトレーニングをすることで

成長ホルモンやセロトニンをはじめとした 

様々な体に良いホルモンの分泌を促すことが知られていますが

セロトニンは、脳の活性化物質であるノルアドレナリンやドーパミンなどの

過剰分泌を調整して

気分を落ち着かせる作用があります




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最近では、うつ病患者数の増加や、自殺者数の増加

キレる未成年の増加はセロトニンの不足との関わりが指摘されています 

また、高齢による身体機能の衰えもセロトニン不足に繋がると言われています


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パワープレートは若い方はもちろんお年寄りの方でも、安心して乗って頂けますので

アクセラレーショントレーニングを運動習慣として取り入れて頂くことで

体の調子を整えてくれるホルモンを増やし

逆にストレス時に放出されるホルモンを減少させます


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また、セロトニンが日中多く分泌されると、夜間にはそれを原料にして

睡眠を促すメラトニンが合成されて

睡眠に入りやすく、かつ深い眠りに入ることができます!



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このセロトニンとメラトニンのバランスが、良好な精神状態と睡眠をつくってくれるのです


自分で健康をつくっていくアクティブケア

一般にドクターから治療を受けるといった受動的なケアの方法をパッシブケア

自分自身が健康のために体操や運動などを行うことをアクティブケアと言います

アメリカでは以前から自分で健康をつくるという意識が高いことから

常識の考え方になっていますが、近年、日本でもアクティブケアが非常に注目されており

QOL(Quality Of Life:生活の質)の早期改善に重要な役割をしています

アクティブケアは非常に広い意味合いを持っており

単純で簡単な再活動アドバイスから、総合的なリハビリまですべてを含み

目標は機能の回復です


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アクティブケアは急性期、亜急性期、慢性期すべての時期で有効です

急性期では、

①ADL(Activity of Daily Living:日常生活動作)の修正

②筋力低下の防止

③痛みの緩和


亜急性期では

①ADL修正

②筋力低下防止

③ディコンディショニング防止

④柔軟性維持


慢性期では

リハビリとして筋力の回復、コンディショニング、筋バランスの改善

をそれぞれの目的として行います

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パワープレートは急性期では筋力低下の予防、痛みの軽減

亜急性期ではさらにストレッチ効果による柔軟性の維持

慢性期では、さらなる筋力の強化と、骨密度の上昇

固有受容器の活性化によるコーディネーション能力の改善といった様々な場面での

有効性が証明されています


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また、アクティブケアは肩こりや腰痛といった身近な症状を予防、改善するために

取り組むことも含まれます

その一例としてBrugger's法をご紹介します

Brugger's法は、長時間座ることの多い人に適したホームケアアドバイスで

姿勢を矯正する手順を示す方法です

典型的な前かがみのデスクワーク姿勢を続けると

前方で胸郭(肋骨、胸骨、胸椎で構成される)が圧迫され

呼吸時に動かなくなることで呼吸が浅くなり、疲れやすくなります


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また、首や背中、腰の関節、筋肉にも過剰な負担がかかります

同じ姿勢を20分以上続けると関節の安定に関わる靭帯が引き伸ばされ

元に戻らなくなるヒステリシスが起こります


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(20分間同じ姿勢をするのと、瞬間的に捻挫をしたのでは

靭帯の引き伸ばされ方が同じという研究結果もあります)


Brugger's法 (座っている場合)

①椅子の端に座る

②両足を少し開き、軽く外向きにする

③両手を脚の上に置き、手のひらは天井に向ける

④腹部の筋肉をリラックスさせる

⑤頭のてっぺんから天井に吊るされているようなイメージで

背筋を伸ばし、あごを軽く引く

⑥もう一つの糸が胸から斜め上45度で引っ張っているイメージで

腰の前弯をつくる

⑦肩甲骨は骨盤に向かって下方に引き下げ、肩をリラックスさせる

⑧呼吸を忘れず、腹式呼吸を心掛ける

この姿勢を10秒(またはそれ以上)続け、20分に1回行うことで

立ち上がる時や、物を持つときなどに体に負担が少ない姿勢をつくるときに応用することができます

適切に行うことができれば、数週間のうちに意識をしなくても

この姿勢を保つことができるようになります



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パワープレートによる身体機能の向上と

日常生活での姿勢のチェックとケアをきちんとしていくことで

健康的な体に大きく近づくことができると思います!

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過剰な食欲を抑えてくれるホルモン

真夏日を超える日も増え、いよいよ夏本番ですが

暑くなると冷たいビールやアイスなどがおいしくなり

つい飲みすぎてしまったり、食べすぎてしまったりして

ダイエットをしていたはずなのに気づくと太っていたなんてことはありませんか?


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そんな時に知っておくと良いホルモンがあります

食欲を抑えるホルモンとしては、コレシストキニン(CCK)、ペプチドYY(PYY)

グルカゴン様ペプチドI(GLP-I)があります

コレシストキニンは胃の出口にある幽門括約筋を収縮させることにより

胃からの食物の移動を遅らせます

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また摂食(食欲)を強力に抑制することで知られています

ペプチドYYは、小腸で分泌され胃酸、膵臓の外分泌や胆嚢の収縮を抑制して

蠕動運動を調節することによって、摂食を抑制します

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グルカゴン様ペプチドIも、食物の消化に応じて小腸から分泌され、摂食抑制に働きます

膵臓から分泌されるエンテロスタチンも摂食抑制に働きます

これらは空腹時や摂食後すぐに起こる調節であるため

短期的な調節と言われています

長期的な調節としては、脂肪細胞から分泌されるレプチンがあります

レプチンは167個のアミノ酸からなるたんぱく質で

レプチンはエネルギーの取り込みと消費の制御に重要な役割を果たすペプチドホルモンで

食欲と代謝の調節を行っています

血液中にレプチンが流れ出して

血中のレプチン濃度が上がると、脳に対して「お腹いっぱい」という満腹信号を発信します

体脂肪の減少により、レプチンの分泌量が減ると

NPY(Neuroprptide Y)、AgRP(Agouti-rerated transcript)神経が興奮して

摂食を抑制します






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レプチンは、脂肪組織自体にも働きかけて

エネルギー代謝の増大、つまり「カロリーをエネルギーとして燃やしなさい」という指示も出すという

ダイエットに励む方には夢のようなホルモンです


ちなみにレプチンの満腹信号は、食事を始めて20~30分経ってから分泌されるため

早食いをしてしまうと効果が半減します

体内に脂肪が増えていくと、レプチンは「役割が終わった」といって減っていくのではなく

脂肪と一緒になって増えていきます


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これは、一見すると良いことのようですが、レプチンが働きかける脳の容量は変わらないので

レプチンは飽和状態になっていきます

そして、レプチンが多くなりすぎて、脳が麻痺をしてしまい

レプチンが効かなくなった状態、いわゆるレプチン抵抗性という状態になってしまうのです


満腹信号が出なくなってしまうので、いくら食べても満腹にならず

いつまでも食べてしまうことになり、次々と脂肪が溜め込まれていってしまうという

悪循環になっていくのです

slide3.JPGレプチン抵抗性による肥満の人が、減量に取り組み、脂肪が2~3%減ったとすると

レプチンの量は20%も減ってしまいます


ところが脳は、いままでレプチンが飽和状態だったのですから、急にレプチンが減ってしまうと

ものすごい空腹感に襲われることになるのです


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そして、ついに我慢が出来ずに、大食に戻ってしまうという

いわゆるリバウンドと呼ばれる状態を引き起こしてしまうのです

ですからせっかく分泌されているレプチンと上手に付き合うためにも

食事制限だけのダイエットではなく、パワープレートのような筋肉量を増やして

代謝を高めるようなものを組み込んで

内分泌器官である脂肪細胞に負担をかけるような急激なダイエットは控えて

ダイエットに取り組むことが重要です


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汗をかける体が熱中症を防ぐ

いよいよ夏本番で毎日、真夏日や猛暑日の連続で 

毎日数百人の人が熱中症の症状を訴えているそうです 


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熱中症は体の中の熱をうまく発散できないことで生じる体温調節機能の異常です

私たちの体は視床下部の体温調節中枢によって体温を一定に保つために

産熱(熱をつくる)と放熱(熱を発散する)とがバランスをとっていますが

熱中症では、高温に長時間さらされたり、暑い環境で長時間運動をした際に

産熱と放熱のバランスが異常になっている状態をいいます


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症状は熱痙攣(手足の痙攣、筋肉痛)、熱疲労(倦怠感、嘔吐)

熱射病(意識障害)の順に重くなっていきます

体温調節中枢が障害されているため、発汗や皮膚血管の拡張も見られなくなり

体温が40℃以上に上昇し、解熱剤も効きません


意識障害が長引く例では死に至ることもあります

このような状態を防ぐには、まずきちんと身体の冷却水である汗を出して

体温を下げるという調節ができていることが重要です

私が担当しているお客様でも汗が出ないという方が非常に多くいらっしゃいます

汗が出るようになる最も良い方法は、運動です


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また、立っていたり、座っている状態では、身体の血流の約70%が

心臓より下に来ているため、脚を中心とした筋肉を鍛え

ポンプ作用を高めて、身体の司令塔である脳にしっかりと血液を送ることも重要になります



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パワープレートは全身に振動を伝えて、一秒間に30~50回という速さで

筋肉を動かし、効果的に筋力をアップでき、ポンプ作用が高まります

ポンプ作用が高まればむくみの解消にも非常に有効です

また、振動によって筋肉だけではなく皮膚なども刺激されて

自律神経の働きが活発になり、発汗が促されます




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今のうちから体温調節機能を高めて、思いきり夏を楽しめる状態にしていきましょう!




肥満が健康を損ねる理由

日本人の体型において2009年の国民健康・栄養調査ではこのような結果が出ています

2000年以降、男性では肥満者の増加傾向が鈍化

女性では肥満者の割合が減少し一方、若い女性のやせ型の割合は横ばいになっています

肥満者の割合も男性の20~60歳代では

肥満者の増加傾向がそれ以前の5年間に比べ鈍化しているそうです

また、女性の40~60歳代では、肥満者の割合が減少しています

このデータから男性はまだ肥満者が増加しているものの

女性では肥満者は幅広い年齢層で減少していると言えます



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では、肥満はなぜ健康を脅かすと言われるのでしょう 

少し前までは、肥満が虚血性心疾患や脳血管疾患、糖尿病などの生活習慣病を引き起こす

メカニズムについてはあまりはっきりしていませんでした 


しかし、脂肪組織を構成する脂肪細胞がホルモンを分泌することが発見され

体脂肪は人体で最大の内分泌器官であるということが分かってからは

多くのメカニズムが解明されました

 

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糖尿病については、脂肪細胞が分泌するレジスチンというホルモンが 

インスリン抵抗性を持っているため、インスリンが分泌されても血糖値が下がりにくくなり

発症のリスクが高まります

また、インターロイキン1やTNF-α、PAI-1といったサイトカインも分泌され

これらが、心筋梗塞を引き起こすということも分かってきました

インターロイキン1やTNF-αは本来、炎症反応に関わる因子で

動脈の内壁に過酸化脂質を沈着させ、動脈硬化の原因になります


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PAI-1は血液凝固を促進し、血栓をつくりやすくします

以上のことからも過剰な脂肪の蓄積は十分に健康を脅かすことがわかります


パワープレートは、3次元振動で効果的に筋肉を鍛え、脂肪が燃えやすい体をつくり

血行を改善して、体温を上昇させ代謝を上げます

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脂肪吸引や急激なダイエットは、ホルモンバランスを崩しかねないため

安全とは言えません

やはり、きちんとした食事制限と効果的な運動を行って

過剰な脂肪の蓄積を抑えることが健康でいるために重要です!


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スマホネック!?

みなさんスマホネックという言葉をご存知ですか?

近年スマートホンの普及によって、若者を中心に

頸椎椎間板ヘルニアになる人が増えているというのです

スマートホンを見るときのうつむく姿勢が、長時間続くことで

頸椎の前弯が無くなり、頸椎の椎間板に負担がかかってしまうのです


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この状態を通称スマホネックと呼んでいるのです

このような現状があることで頸椎椎間板ヘルニアは年平均8%ずつ増加しているそうで

現在では10人に1人が発症しているということです

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・椎間板について

椎間板は線維性軟骨で成人では通常23個あり、24の脊椎を分割しており

その厚みの合計は、脊柱の長さの約4分の1を占めます

後頭骨、環椎(第一頸椎)、軸椎(第二頸椎)の間には椎間板は存在しません

仙椎と尾椎の椎間板は成長とともに骨化します

構造としては、外側の線維輪と内側の髄核で構成されており

線維輪は輪状構造で、外側に向けて凸状を呈しています


cervical IVD.jpg


その構造は機能的で、動きに伴って変形し復元する能力を備えています

椎間板全体としての役割は

①椎体間のクッション

体重支持

脊椎の動き

です

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・線維輪

線維組織は同心性の層帯から成り、外見上約30度の角度を成して

互いに斜めに交差しています

線維の走行は周辺部で垂直、中心部に近づくにつれて斜めになっており

このような構造によって髄核の脱出(ヘルニア)を防いでいるのです

線維輪の機能は

髄核の囲みと保持

圧縮荷重の吸収

脊椎の動きの制限、促進

若年層ほど弾性に富み、加齢や外傷によって低下していきます

線維輪の椎体接合部は軟骨終板と呼ばれており

椎間板と椎体を分離及び接合を助けています

また線維輪の外側3分の1の層には、多様な種類の自由神経終末と複合神経終末が存在し

後方から反回硬膜神経(脊椎洞神経)、側方から灰白交通枝(交感神経節でニューロンを交代した

無髄の節後線維)によって支配されています


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椎間板は固有感覚受容器も備えているため

生体力学的には椎間板の動きをモニターする機能があることから

姿勢制御にも関わっていると考えられています

変性した椎間板では、様々な神経線維(特に痛覚線維)が肉芽組織と共に

角に近い深部にまで伸びていたという報告もあり、深部の鈍痛を引き起こしていると考えらています


・髄核

髄核は椎間板のほぼ中央部に位置し、透明なゼリー状をした

非常に親水性の高い組織(ムコ多糖類)です

若い時には約80%以上が水分で年齢とともに水分の許容量が減少し

成長が止まる頃から80%を切ります

老年期には70%以下にまで低下してしまいます

髄核には血管や神経は入り込まず、内圧は一定に保たれており

どの方向から力が加わっても形を変え、力を均等に周囲に分散させます

何らかの原因によって線維輪に亀裂が生じるとそこから髄核が流出することがあり

これを椎間板ヘルニアと言います


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緊張性振動反射によって1秒間に30~50回という速さで筋肉を動かすため

そのポンプ作用によって、リンパ拡散も促進されます


ぜひパワープレートを取り入れていただきたいと思います


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現代の食生活の傾向

最近の日本人の食事は高リン低タンパク食になっているそうです

高リン食品には、乳製品、豆類、ナッツ類、チョコレート、レバー、雑穀類、

アボカド、ピーナツバター

コーラ、ビール、とうもろこし、グリンピース、マッ シュルームなどがあります

クリームソース、チーズソース、一部の焼き菓子などにはリンが多く含まれていますが

料理に潜んでいて見逃してしまうことも多いのです
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次に低たんぱく食です

ダイエットのために筋肉量を増やすことは非常に重要ですが

多くの方が筋肉の元となるたんぱく質を充分に摂れていないのが現状です

 トレーニングを行うと一時的に筋肉が壊され

栄養と休養をとることで以前よりも強くなって回復しますが

肝心のたんぱく質が不足していると筋肉の分解ばかりが進んでしまい

結果的に筋肉量が減ってしまうこともあります 

したがってたんぱく質の一日摂取量は、最低でも体重1㎏あたり0.8gで

運動習慣がある方やアスリートでは1㎏あたり1.2~2.0gにもなります




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また体の免疫や消化に関わる酵素もすべてたんぱく質でできています 

ですから高リン低タンパク食は美容だけでなく健康の面からも決して良いこととは言えません !

正しく安全にダイエットをしていくために、食事は最も重要といっていいでしょう


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そして、美しいボディラインと、アンチエイジングホルモン分泌のためのパワープレートもお忘れなく!

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筋バランスを整えて良い姿勢をつくる

デスクワークで不良姿勢が続き、体がゆがんでしまう人が非常に多く

普段の生活で正しい姿勢を身につけるとともに

その姿勢を維持するために筋肉のバランスを整えることが必要です

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このような体のゆがみは、様々な不定愁訴(頭痛、肩こり、冷えなど)の原因となります

人間工学の観点からパソコンに向かう時の理想の状態として

以下のようなものがあります

1.スクリーンの高さ:スクリーンから目までを38~45㎝にする

2.肘掛もその人の体格に合わせて調整する

3.セルフストレッチ:上部僧帽筋、大胸筋

4.適度な休み


具体的なものとして、できれば1、2時間おきに2~3分歩く

Brugger's呼吸法などがあります

Brugger's法は、長時間座ることの多い人に適したホームケアアドバイスで

姿勢を矯正する手順を示す方法です

典型的な前かがみのデスクワーク姿勢を続けると

前方で胸郭(肋骨、胸骨、胸椎で構成される)が圧迫され

呼吸時に動かなくなることで呼吸が浅くなり、疲れやすくなります


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また、首や背中、腰の関節、筋肉にも過剰な負担がかかります

同じ姿勢を20分以上続けると関節の安定に関わる靭帯が引き伸ばされ

元に戻らなくなるヒステリシスが起こります


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(20分間同じ姿勢をするのと、瞬間的に捻挫をしたのでは

靭帯の引き伸ばされ方が同じという研究結果もあります)


Brugger's法 (座っている場合)

①椅子の端に座る

②両足を少し開き、軽く外向きにする

③両手を脚の上に置き、手のひらは天井に向ける

④腹部の筋肉をリラックスさせる

⑤頭のてっぺんから天井に吊るされているようなイメージで

背筋を伸ばし、あごを軽く引く

⑥もう一つの糸が胸から斜め上45度で引っ張っているイメージで

腰の前弯をつくる

⑦肩甲骨は骨盤に向かって下方に引き下げ、肩をリラックスさせる

⑧呼吸を忘れず、腹式呼吸を心掛ける

この姿勢を10秒(またはそれ以上)続け、20分に1回行うことで

立ち上がる時や、物を持つときなどに体に負担が少ない姿勢をつくるときに応用することができます

適切に行うことができれば、数週間のうちに意識をしなくても

この姿勢を保つことができるようになります

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このような普段の姿勢のつくり方を身につけると同時に

パワープレートで弱化した筋肉を意識的にトレーニングしていくことで

より健康的な体をつくることができます


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パワープレートによる身体機能の向上と

日常生活での姿勢のチェックとケアをきちんとしていくことで

健康的な体に大きく近づくことができると思います!

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体の柱である椎間板を健康的に保つには

成人の背骨には頸椎、胸椎、腰椎の合わせて24個の椎骨があり

その間に23個の椎間板があります


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椎間板は線維軟骨でできており、外側の線維輪と内側の髄核によって形成されていて

クッションの役割と体重支持、脊椎の動きに関与しています

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髄核は非常に親水性が高く80%以上が水分で、年齢とともに水分含有量は減少し

老齢期には70%以下にまで低下します


一日の中でも重力の作用で同じような現象が起こっており

十分な睡眠をとった朝と一日活動を終えた夜を比較すると、身長差が生じます

髄核は、スポンジのように荷重がかかると圧迫によって水分が逃げ

数時間の睡眠により圧縮荷重が取り除かれると水分の再吸収が起こり、厚みが回復します

しかし、単に寝ていればいいというわけではなく

5週間に渡るベッド上での安静後に椎間板水分量を測る実験では

逆に水分が著しく低下していたというデータが出ています

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そのため、このような活動と睡眠が繰り返し行われることで水分が循環し

椎間板の機能が保たれており、このサイクルが乱れると椎間板の変性が生じます

椎間板は20代を過ぎると血管による栄養補給が断たれ

30代では完全に無血管になってしまいます

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そのため、普段あまり運動をしていない方にも

多く運動したのと同じような刺激を短時間で与えることができるため

15分のトレーニング週に2,3回行うだけでも十分な運動量を確保することができます


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椎間板の外壁をつくっている線維輪と呼ばれる部分は

線維の走行が斜めになっているため、パワープレートのような3次元の振動刺激

の中で回旋運動を行うことで効率よく栄養と老廃物の代謝を行うことができるのです!

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小さい努力の積み重ねが老後を健康的に過ごせるかを左右するということを

考えると、運動の重要性が見えてくるのです



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筋肉量を増やして熱中症予防

最近は気温の変動が激しく、一日で15℃近く最高気温が変化する日も珍しくありません

このような気候では今まで冬の寒かった状態に体が慣れているため

体は暑さに弱くなっており発汗などの体温を下げるための調節が鈍っていることから

熱中症にかかりやすくなっているのです

ここで重要なのが実は運動なのです


パワープレートのように日差しを受けずに

室内で環境の下で汗をかけるような運動を続けると、安全に運動能力が改善され

暑さに強くなり、これを暑熱馴化といいます

暑熱馴化は、暑い環境での運動を1週間から10日間続けると完成すると言われており

4~5日で約80%は完成します

暑熱馴化が達成されるとからだの水分量、及び血液量が増加し

その結果、皮膚への血液量が増加し、熱はからだの深部から表面に運ばれ

放熱されやすくなります

また筋肉には水分を蓄えることができるため、筋肉量が増えることで

脱水予防にもなります

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さらに、体温が著しく上昇する前に発汗量が増加して

蒸発による体温調節が効果的に行われます

また分泌される汗も水分量の増加によって薄められ

血液中の塩分の損失が少なくなることから浸透圧の変動も少なくなります

パワープレートを使ったトレーニングを行っていくことで

通常約40%しか使えていないと言われる筋肉を振動によって97%動かし

効果的に筋血流量を増大させ、体温調節中枢を刺激して発汗を促します


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ですからトレーニング中はしっかりと水分補給を行ってくことで

暑さに強い体をつくることができるのです!

また、室内で運動ができるため、特に女性にとって

紫外線を気にせずに汗を流すことができることも魅力だと思います


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産後の腰痛を防ぐには

産後の女性に多い悩みとして、骨盤のゆるみによる容姿の変化や

歪みによる腰痛などがあります

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その大きな原因となっているのが仙腸関節です

骨盤は寛骨と仙骨という骨で形成されており

この骨同士をつないでいるのが仙腸関節です

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かつて解剖学的には、この関節は不動関節と呼ばれており

線維軟骨結合によって可動性のない関節とみなされていましたが

神経筋骨格系の専門家であるカイロプラクティック世界では

この関節の微妙なサブラクセーション(歪み)が

腰痛をはじめとした多くの症状を引き起こすという多くの患者の症例から

この関節をアジャストメント(矯正)することの重要性を訴えていました

現在では、線維性の結合は加齢による退行性変性であることが認められ

可動性が認識されるようになりました

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したがって、仙腸関節の可動性は年齢とともに徐々に減少しますが

女性では、月経や妊娠の際に分泌されるリラキシンというホルモンよって

胎児が産道を通りやすくするために関節を支える靭帯が弛緩します

リラキシンは男女共につくられており

女性では非妊娠時にも排卵期と黄体期で子宮内膜で見られます

男性では、精液中に存在し、精子の運動に関与しています

妊娠時では、妊娠3か月目が滑翔濃度のピークで

主な作用は、恥骨結合や仙腸関節の弛緩、子宮頸部の弛緩

子宮収縮の抑制です


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妊娠初期には子宮の安静を確保して、流産を防ぎ

妊娠後期では仙腸関節の可動性が増加し、特に仙骨のうなずき運動が過剰になります

それにより、子宮化の娩出が容易になります

また初産より、二回目以降の方が弛緩が顕著になります


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したがって、このホルモンの分泌の度合いが過剰になると

ゆるみや歪みが起こりやすくなります

ホルモンが分泌されることは生理現象のため仕方のないことですが

自分でできるゆるみや歪みの克服法が骨盤の筋力アップです

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パワープレートは3次元の振動が筋肉を動かすため

力強く骨盤をサポートしている大きい筋肉から

深層にある細かな補助をしている小さい筋肉まで容易に鍛えることができます

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またこれらの筋肉に力が入るポージングをとれば、自分自身は動く必要がないので

しばらく運動をしていなかった方にも負担が少なくトレーニングを行うことができます

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もちろん産後の女性に限らず、同じような症状が出ている方にもおススメなので

ぜひ体験してみてください



酵素の働きを助ける補酵素

人間の体はほぼ37℃に保たれ、また細胞内のpHは常に中性に維持されています

このような条件下では、生命活動を行うための様々な化学反応が起こりにくいので

これらを効率よく行わせているのが酵素です

酵素なくしては生命はありえないと言われるほど、酵素は生命の維持にとって

重要なたんぱく質です



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酵素の中にはたんぱく質だけで酵素活性を示すタイプと

低分子の有機化合物が結合して初めて酵素活性を示すタイプがあります

この低分子化合物を補酵素と呼び、多くはビタミンB群に由来します

結合していない酵素の状態をアポ酵素、補酵素が結合した酵素をホロ酵素と言います


補酵素の特徴

①補酵素だけでは活性が無い

②アポ酵素は弱い結合なので、容易に結合し離れることができる

③基質と結合する部位はアポ酵素の部分にあるが、触媒反応は補酵素が担う



補酵素はカロリーが無く、エネルギー源にはなりませんが生命に必要な有機物で

生体内で生命現象そのものを担っている酵素の活性を発揮するための補酵素として働くことから

非常に重要な栄養素です


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一部の例外を除いてビタミンは体内で産生、合成できないので

食品から摂取する必要があります

運動によるトレーニングを行う上でのビタミンの摂取で特に重要なものとして挙げられるのが

ビタミンB群です



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豚肉、牛肉、豆類、胚芽米、オレンジ、ゴマ、レバーなどに含まれるB1は

運動の肉体疲労や神経の疲労を緩和する作用があります

鶏肉、魚肉、牛乳、ヨーグルト、チーズ、納豆、のり、卵、ブロッコリー

ほうれん草などに含まれるB2はエネルギー代謝に関わります


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鮭、サバ、イワシ、大豆、玄米、レバー、ニラなどに含まれるB6は細胞の新陳代謝に関わります



アサリ、牡蠣、ニシン、レバー、マグロ、カニなどに含まれるB12は

貧血を予防し肩こりや手足のしびれなど末梢神経の回復や健康維持に関わります

特にビタミンB2は代謝が上げる作用に加えて、健康的な肌、爪、髪の保持

皮脂分泌の抑制といった作用を持つことから

運動を始めた場合には

今まで以上にこのような栄養素摂らなければ美容を維持できなくなってしまします

B群には相乗効果があり、ここに摂った時よりも、全部一緒に摂った方が効果が大きくなります


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パワープレートトレーニングによるダイエットは

ヒトの持つ機能を最大限に発揮して運動させることができることから

非常に健康な方法ですが、通常のトレーニングの約3倍の筋肉を動かすため

効率が良い分、神経やエネルギーの消費も多くなるため

しっかりとした栄養補給が必要です


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最先端の筋力トレーニングとバランスのとれた栄養摂取が

美しい体を作る上での柱になります

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疲労について考える3


人間が直立姿勢を維持し、2足歩行をするためには

筋骨格系の(運動器)系の働きが必ず必要で

筋骨格系の体積は体重の半分以上を占め、人体で最大のエネルギーを消費します

そのため人類は人生の3分の1を睡眠に当てています


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疲れは健康のためのサインで、疲労感はブレーキの役割を果たしています

疲労とは、交感神経が活発に働き、体の活動によって生体エネルギーが減少し

疲労物質が蓄積された状態で、エネルギーの蓄積(疲労回復)には

副交感神経を優位にさせる必要があります

副交感神経は食事の消化、吸収、排泄などをつかさどり、エネルギーを体内に蓄えます

通常は食事中や夕方から夜にかけてリラックスすることで交感神経と交代し

休息時に最も活動が活発になります

外分泌が働きが高まり消化液が分泌されると共に内分泌細胞も活発になり

疲労回復に関わる成長ホルモンなどが分泌されます



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またリンパ球が増えて免疫力が高まりますが

ストレスで交感神経が過緊張している場合はこの切り替えがうまくいかず

うまくエネルギー回復ができません

運動不足やデスクワークで筋肉運動が少ないと、脳は疲れていても

筋肉の疲労が無いために成長ホルモンの分泌量が低下してしまいます

パワープレートは3次元振動を用いたアクセラレーショントレーニングによって

成長ホルモンの分泌量を最大で通常の4.6倍にすることができます!



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それは通常約30%しか使われていないと言われる筋肉を

緊張性振動反射によって97%動かし、より多くの成長ホルモン分泌刺激を

脳に与えることができるためです

またストレスホルモンを減少させる働きもあるため、気分のリフレッシュにも最適です

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疲労について考える2


2000年のデータでは、15~65歳までの3015人に向けたアンケートで

その時点で疲労を感じている人が1781人

中でも6カ月以上疲れが続いている慢性疲労と答えた人が1078人と

全体の36%を占めています


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慢性疲労には

①病気によるもの

②過労など明らかな原因があるもの

③思い当たる原因が見つからないもの

が考えられる言われており、原因不明の慢性疲労の中には

強い倦怠感や微熱などを伴い、社会生活を送ることも難しくなる

「慢性疲労症候群」と呼ばれる病気が潜んでいることもあります


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疲労の回復には

①睡眠

②休養

③栄養

を十分にとることが重要です

また疲労を分析すると、必ず姿勢によって生じるものがあります

疲労回復には使った筋肉を休ませ、使わなかった筋肉を使って

血液循環を良くすること、立ち仕事の方は横になって休むことが効果的で

座り仕事の方は立って歩くことが有効です



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パワープレートは今まで使えていなかった筋肉を動かすことで

疲労回復ホルモンである成長ホルモンの分泌量を増やし

血行を促進することができます

トレーニングだけではなく、ストレッチ、マッサージでも

大きな効果を発揮するパワープレートで疲れ知らずの身体をつくりましょう!

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疲労について考える

疲労を科学的に測ることは難しく、エネルギー消費量を測っても

疲労そのものとは言えません

したがって「疲れている」「疲れていない」といった認知の差も

必ずしも生理学的なデータとは一致しないのです


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疲労しているかどうかは、身体各部から集まる膨大な情報をもとに

会議されて決められるそうで、まずは自律神経中枢である視床下部

感情の中枢である大脳辺縁系で補正されます

またこの時点では、疲労は明確に意識にはのぼっておらず

気分としての疲労の状態です

これがさらに進むと疲労として認知され、大脳皮質が休息を命じるのです


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・疲労の症状

①主観的に認識できるもの、ただし個人差が大きい

倦怠感、やる気の低下、消耗感、興奮や緊張ができない

慢性化すると意志力、判断力、記憶力、推理力などが全て低下します


②客観的なもの

顔の表情、態度、姿勢に現れます

全ての動作が不活発で音響の識別力、皮膚感覚、反射機能の低下

胃腸の働き、消化液の分泌抑制、自律神経のアンバランスなどが生じます


しかし疲労は生きている証であり

「疲れるからこそ生きられる」「日々の疲れは元気の源」とも言われており

適度な疲労は、休息時にそれを回復させるために備わっている身体の機能が存分に使われ

身体の細胞を活性化させます


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パワープレートは緊張性振動反射が起こす筋肉運動によって

身体の回復を強力にサポートする成長ホルモンの分泌量を

最大で通常の4.6倍に高めることができ

血流量も大幅に上昇するため、老廃物を除去し、コリ感やだるさの改善にも

役立ちます


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パワープレートはトレーニングだけではなくストレッチマッサージのマシンとしても優秀で

サッカー、バレー、卓球などの日本代表がパワープレートを世界大会に持ち込んで

疲労回復に使用しているという事実からも、その効果の高さが証明されているのです


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痛みを抑えて回復を早める

gate.jpg痛みとは組織の損傷があることを知らせるための警告として非常に重要です

しかし、炎症反応が治まっていても残ってしまう痛みもあります

五十肩や変形性の関節症などで見られる関節の拘縮(関節運動が制限された状態)は

運動時に痛みを発し、リハビリの大きな障害となります

痛みがあるので動かさない → 一層拘縮が進み、可動域が減少する

という悪循環になってしまうからです



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このような慢性的な痛みは脳が痛みを記憶しているため

痛みを出さずに可動域を広げていくことはとても困難で時間がかかります

また重大な損傷があった場合、痛みを抑制することができると

激しい痛みがある場合と比べて回復速度が最大で3倍速くなるというデータもあるそうです

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パワープレートの全身振動は2つの方法で痛みを軽減します


①セロトニンによる下行性疼痛抑制系

パワープレートの振動刺激は

神経伝達物質であるセロトニンの脳内における分泌を促進させます


セロトニンは体の各部位でそれぞれ異なった働きをしますが

脳内では精神の安定作用があり、セロトニンレベルが低下すると鬱になると言われています

この伝達物質が脊髄に降りかかると、痛みの刺激が脳に伝わるのをブロックするため

痛みを感じにくくなります


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②ゲートコントロール

私たちは打撲などをしたときに無意識に患部を押さえますが

これには科学的に証明された理由があり、それがゲートコントロールです

私たちの体を取り巻く神経はそれぞれ太さが異なり、太いほど伝達速度が速いという特徴があります

痛みの神経よりも触覚の神経は太く速度が速いため

押さえることで一時的に痛覚刺激をブロックすることができ、痛みを軽減させているのです

パワープレートの振動は一秒間に30~50回という速さで筋肉を動かすため

最も太い太い神経である運動神経に多くの刺激を与えることができます

それにより刺激をある程度ブロックすることができるのです

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私自身もパワープレートのこの能力を生かして五十肩変形性膝関節症などのお客様に対して

とても良い結果が出ていることを実感しています


パワープレートでコアを強化

Core(コア)という言葉には、核心、芯、中心といった意味があり

筋肉のトレーニングにおけるコアは、文字通り体の芯をつくる上で必要な筋肉を指し

あらゆる動きでまず最初に起動して体を安定させる役割を持っています

コアの筋肉が弱っていたり、うまく働かないと体幹から生み出された力が手足に

うまく伝わらずに、パワー不足になるだけでなく、ケガの原因にもなってしまいます


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コアの中には、腹圧を高めて体を支えるインナーユニットというものがあります

インナーユニットは

腹横筋

骨盤底筋群

多裂筋

横隔膜

からなる腹部の安定性を保つためのユニットです

腹横筋は側腹部から腹部前面を覆う筋肉で腹圧を保つために重要です


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骨盤底筋群は骨盤内の臓器を支えている筋肉の集まりです

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多裂筋は背骨に付く細かい筋肉です

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横隔膜は胸椎、肋骨、胸骨に張る筋肉で腹部と胸部の境目となり

これらが合わさって腹腔を形成しています



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インナーユニットが収縮すると、腹腔の容積が小さくなり

内部に加わる腹圧が高まります



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これにより内部では内臓の位置が保たれるほか

腰椎が安定し、素早く力強い動きが可能になるのです

パワープレートは3次元振動が深部の筋肉を効率良く動かし

通常のトレーニングでは鍛えることが難しいインナーユニットを

強化することできます

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ダイエットとしての腹部の引き締めはもちろん

これからスポーツを始めようと考えている方からアスリートまで

コアトレーニングは有効ですので

パワープレートで効率良く、機能的な体の軸を作りましょう!


食物繊維の重要性

ダイエットでは運動はもちろん、食生活の改善が重要なことが良く知られていますが

一般的なものでは、糖質や脂質を減らすということに重点が置かれています

しかし、あまり何でも制限されてしまうと逆にそれがストレスとなって

食べ過ぎてしまうといったこともよく聞かれます

そういったものの中で食物繊維は、現代人に不足している成分の一つで

摂取することで満腹感を高めるとともに余分なものを排出させやすくしてくれるため

積極的に摂るといいとされています


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食物繊維は、糖質やタンパク質のように

一定の構造を持った物質に対して与えられた名称ではなく

脂質と同じようにある共通の性質を持つ物質に与えられた言葉です

定義としては、人の消化酵素では加水分解されない食品中の難消化性成分の総体

ということになります

代表的なものとしては、植物に含まれるセルロース、ペクチン、動物に含まれるキチンなどがあります

食物繊維には2つのタイプがあり、水に溶けにくいタイプと溶けるタイプに分かれます

1. 不溶性食物繊維(IDF:water Insolble Dietray Fiber)

食物の細胞壁を作っている成分で、主に穀物ではリグニン、セルロース、ヘミセルロース

など糖がたくさんつながった構造で水に溶けません


2.水溶性食物繊維(SDF:water Soluble Dietary Fiber)


食物の細胞の中に貯蔵され、食物が分泌する成分にも含まれます

果物やニンジンなどの野菜に多く含まれるペクチンやこんにゃくに含まれるマンナン

海藻類に含まれるアルギン酸などが知られています

やはり糖がたくさんつながっていますが、構造の違いで水溶性という特徴があります


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・SDFはIDFよりも効果が大きい


IDFは、水分を吸収して便を柔らかくし、消化管を通過する時間を短くします

SDFはIDFよりさらに水を吸収して膨らむうえ

保水力がすぐれているためより強い効果を示します

また、SDF胃内滞留時間が長く、耐糖能の改善、インシュリン分泌の節約

コレステロール吸収の低下、体内コレステロール濃度の正常化をもたらす作用があるため

IDFよりもさらに多く摂ることが望ましいとされています


・日本人の摂取量は減少傾向

食物繊維とは、つまりは消化されないものであるため

消化されないものを多く食べるというのは非効率と考えてしまいがちですが

実はそうではありません

食物繊維を摂ると、適度な水分に富んだ便が大量にできます

腸の中で不必要に滞留することなく、食べたものは約24時間で体外に排出されます

この間にコレステロールや余分な糖、発がん物質などを吸収し

体内に吸収されるのを防ぐとされています

従って、ダイエットや生活習慣病の予防には理想的な役割を果たしているのです

しかし、最近では食生活の欧米化で肉や乳製品の摂取が増え

食物繊維の摂取量は減ってきています

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ちなみに日本人の1日当たりの食物繊維摂取量は

昭和30年(1955年)に22g、昭和60年には17.3gと23%も減少し

現在では15g程度まで減っていると報告されています


・食物繊維の目標摂取量

目標摂取量は一日当たり20~25g、カロリーで言うと1000kcalあたり10gという計算になります

ただ、年齢や摂取する食物繊維の種類、ほかの食物の種類と量

排便習慣、生活習慣の違いによっても摂取量は変わってきます

アメリカでは便量や消化管通過時間を正しく保つために

1000kcalあたり10~18g、1日当たり20~30gが望ましいとされています

私たちが良く口にする食べ物で考えると

ひじき、ごぼう、ホウレンソウ、グリンピース、リンゴなどに線維が多く含まれています


・食物繊維の不足は便で分かる

食物を体内で消化していった残りが便として排出されます

この残りのもととなるのが、消化液で分解されない食物繊維なのです

そのため、繊維分を多く含んだ食物を摂ると、便の量も増えることになります

また食物繊維には保水性とゲル形成能という特性があり

これが便の量を増やし、便の硬さを正常にし、便の形が大きく柔らかくなります

逆に繊維の少ない便は保水力がないために、硬いものになってしまいます

そのため大腸でもスムーズに便を押し出せず、停滞が起こって便秘になってしまうのです


このように食物繊維には、消化されにくいがゆえに私たちの体に様々なメリットがあるのです

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15分で一般的なジムトレーニング1時間に相当する運動量を確保できるパワープレート

このような食生活の改善を行うことで、忙しい方でも健康にダイエットを行うことができます


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ストレスとユーストレス

ストレスを最初に定義したハンス・セリエは

ストレスの原因となる環境のストレッサーが一過性ならばいいものの 

それが長期にわたると、体に備わった適応反応の能力が使い尽くされてしまうと考え 

そのプロセスを3つの時期に区分しました 

警告期 

抵抗期 

疲廃期 

さらに、この現象は全身だけでなく局所にも生じることを説明し 

前者を全身適応症候群、後者を局所適応症候群と名付けました 

また適応症候群の3つの時期に一致した変化として 

副腎皮質の肥大、胸線にリンパの委縮、胃の内壁、心筋の点状出血を

 「ストレスの顔」と表現しました

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ストレッサーには4種類あると言われ 

①物理的因子(重力、外傷、寒冷、騒音など)

②科学的因子(タバコ、アルコール、飢餓、飽食、薬物など)

③生物的因子(有害な微生物、花粉など) 

④精神的因子(怒りや不安、緊張など情動の変化など) があります

精神を使う仕事も、身体を酷使する身体的ストレスと同様に 

あるいはそれ以上にストレスの原因となるのです 

ストレスもストレッサーも、それ自体には良い、悪いという判断はできません


 
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例えばカラオケで初めて人前で歌う時には緊張しますが 

慣れた人とではストレス発散になります 


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ストレッサーが人体に良い影響を与えるか、悪い影響を与えるかは

個人の受け止め方や性格、体調、経験などに左右されるため 

これらを意識することでストレスとうまく付き合うことができます 

セリエは目的達成感や感謝、祈りなど

身体に良い影響を及ぼすストレスがあることも強調しており

それらをユーストレス(eustress) その逆をディストレス(distress)と呼んでいます

ストレッサーの①にある重力も身体のゆがみが少ない姿勢であれば

筋や骨格に対して、良いストレス(ユーストレス)を与え

身体をより強いものにしてくれます


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これは宇宙飛行士たちの身体が重力の無い世界で過ごした後では

身体のあらゆる機能が低下し老化と同じような変化をもたらすことからも明らかです

パワープレートはこの重力に着目し、アクセラレーショントレーニングによって

身体に3次元の刺激を与えることによって、重力を増加さします


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私たちが元来持っている受容器を活性化することによって

神経伝達を高め、筋肉量、骨密度などを上昇させます

NASAも、このパワープレートを導入して

宇宙飛行士たちの訓練に使用しているという点も

効果の高さを物語っています

ぜひ身体にパワープレートでユーストレスを与えて、美しい体をつくりましょう!


健康について考える

皆さんは健康とはなんですかと聞かれてすぐに答えることができますか?

WHO(世界保健機関)が定める健康の定義は 

「健康とは病気でない、弱っていないということではなく身体的、精神的、社会的に良好な状態」 と

されています 

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 また江戸時代の日本では、貝原益軒が中国の養生思想を影響を受けて 

養生訓を記しました 養生訓における健康は

天地、父母の恩に報いる儒教的な道徳論と 長寿のための生活方法論から成り

「生まれながらの自然な生の状態を健康な状態と考え、欲望を畏れ我慢することが大切」 と

説いています 

 昔から日本では健康のことを「まめ」と言っていたそうです 

これはまめがコロコロと転がるように心と体が何の引っかかりもなく一つになって動くことで 

これこそが真の健康な姿だそうです 

普段「まめ」というと、良く働くことという意味で使うことが多いですが 

 その意味を辞書で引くと 

①まごころがあること。まじめ。誠実。本気。 

②苦労をいとわずよく勤め働くこと 

 ③生活の役に立つこと。実用的。 

 ④身体の丈夫なこと。達者。息災。 

 と書かれています 

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すなわち、健康とは与えられた能力や機能に感謝する心をもって 

それをきちんと維持する努力をしていくこと必要があるということです 

私たちは階段とエスカレーターがあると、無意識に楽だからという思考が働いて

エスカレーターを 使ってしまいますが、それは与えられた能力や機能といった面からみれば 

非常にもったいないことです 

何かしら痛みなどの症状がある場合はもちろん仕方ないことですが

私たちの体は使わなければ必要ないと判断され、弱化し機能が低下していきます 


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痛みなどの問題が無ければ、その機能を維持または高めていくことが 

後々の自分に還ってくるのです 

 現代の仕事の多くはパソコンをはじめ、動く機会が少なくなっています 


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パワープレートは元々、宇宙飛行士が無重力空間に

体の様々な部分が機能低下を起こすことを防ぐために開発されました 

このことからも私たちは重力の恩恵の中で初めて 

その機能が発揮されているということがわかります 


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その恩恵をどう活かすかが健康でいるために非常に重要なのです 

パワープレートのアクセラレーショントレーニニングは

体にかかる重力を強化することで負荷を与え 

 神経筋骨格系の機能を効率よく高めます 

ぜひ普段から健康について考え、今ある状態に感謝して 機能を高めていただきたいと思います!

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プロフィール

中込慶一
(ナカゴメケイイチ)
・出身地:東京都
・血液型:O型
・昭和61年4月7日
・日体柔整専門学校卒
・柔道整復師
・全国冷え症研究所に5年勤務ののち現在は、パワープレート東京にてインストラクターを務める
・特技:スポーツ全般 陸上
・趣味:音楽・バイクツーリング
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