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2014年6月

2014年6月

骨盤の役割とパワープレート

ヒトは直立二足歩行をする唯一の動物ですが

それを可能にしている大きな特徴が骨盤の形状です

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直立している場合、骨盤には上半身の重みが脊椎を通して伝わり

地面からの反力が脚を通して伝わるため

体の中で特に力が加わりやすい部分です

これらの力をうまく分散するために骨盤は非常に理にかなった形状をしています

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最下部の腰椎である第5腰椎にかかる体重は、要石である仙骨で

等しく分散して股関節に伝えられます

逆に地上からの反作用の力は大腿骨頭に向かい

一部の力は前面の恥骨結合に伝わって左右の力が合わさります

骨盤を上から見るとドーナツのような輪ができていて

この形状がうまく力を分散させているのです

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しかし悪い姿勢が続いたり、筋力が低下してくると

左右にある骨盤の関節が不均等になり、体全体のバランスが崩れていってしまい

腰痛や肩こりといった症状がでてくることもあります

解決策として骨盤周りの筋肉を鍛えることが有効ですが

骨盤は表層だけでなく、深層にもびっしりと筋肉が走っています

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これらをすべて鍛えていくことは容易ではありません

パワープレートを使うことで鍛えることが難しい深層の筋肉も

3次元の振動が一秒間に30~50回という速さで動かしてくれるため

簡単かつ短時間で筋力をアップさせることができます

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またパワープレートの上では、振動がかかっているという不安定な状態を利用して

バランストレーニングも行うことができます

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筋力がある程度ついてきたら、その筋肉を正しく使ってよい姿勢をつくり

体に覚え込ませるという目的でバランストレーニングを行っていけば

歪み知らずの体をつくることができるのです!


アスリートと成長ホルモン

皆さんは成長ホルモンと聞いてどんな作用があると思いますか?

何となく成長期に働きそうな気がしますよね

たしかに成長期には身長を伸ばすといった成長に関わる作用があります

しかし、成長期を過ぎてもこのホルモンは私たちが若々しくいるために

非常に重要な役割をしているのです

〈直接作用〉

脂肪分解作用

血糖上昇作用


〈間接作用〉

成長ホルモンを肝臓のレセプターが受け取ることによって

ソマトメジンという物質が産生され

細胞増殖

タンパク合成促進(筋肉量増加促進)

といった代謝促進作用があります


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したがって、アスリートはもちろんダイエットに励む方たちにとって

このホルモンは無視できない存在なのです!


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しかし成長ホルモンの基礎的な分泌量は年齢と共に低下してしまいます

また主に分泌される時間帯は10:00pm~2:00amでなおかつ睡眠中でなければなりません

したがって夜ふかしをしてしまうと分泌量はガクンと減ってしまいます

ここで大事なのは自分の努力でも量を増やせるということです

それが筋肉運動です

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最近の研究で大腿の筋肉量が多い人ほど長生きするということが分かってきました

特に前面にある大腿四頭筋という筋肉が重要で

人体の筋肉の中で非常に大きな体積を持っていることから

鍛えることでより多くの成長ホルモンを分泌させることができるためです


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3次元振動のアクセラレーショントレーニングによって

効率良く筋肉を動かせるため、分泌量が最大で4.6倍にもなります!


ダイエットやアスリートのトレーニングの効果をより高めるためにも

パワープレートはとても有効です

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若い方から高齢の方まで最先端のトレーニングでアンチエイジングホルモンを増やしましょう!

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パワープレートで体の安定性を高める

人の体には、バランスをとる為のセンサーが備わっており

それらの感覚を固有受容感覚を呼んでいます

パワープレートは、1秒間に30~40回という細かい振動が固有受容器に良い刺激を与えて

バランス能力を改善することが分かっています



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2008年1月に『The British Journal of  Sports and Medicine online』で発表されたデータでは

ACL(前十字靭帯)を損傷して、再建術を行ったアスリートについて

リハビリにおけるパワープレートの有効性が述べられています

この実験は、ACL再建術を受けた男性アスリート20名を

パワープレート群10名、従来型治療群10名に無作為に分け

両群とも一か月以内に12回(週3回)のトレーニングを行うというものです


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パワープレート群は、アクセラレーショントレーニングを行い

従来型治療群は従来型の筋力エクササイズ(股関節外転筋、内転筋、屈筋、伸筋、レッグプレス

レッグカール、スクワット)を行わせたところ

パワープレート群では、ACL損傷特有の膝の前後方向への安定性が

従来型トレーニングに比べて22倍も改善したそうです


しかも、一回のトレーニング時間が従来型エクササイズの60分に対して

パワープレート群は24分と非常に短く

アスリートへの負担も少なくリハビリができることが証明されました!


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このデータはACLについてですが、捻挫などでも同じように関節安定性のリハビリとして

用いることができると考えられます




筋力トレーニングの効果を高めるために

トレーニングなどによって一定以上の強度のストレスを筋肉に与えると

筋肉が一時的に損傷します

そのため筋肉の疼痛や不快感が生じるいわゆる筋肉痛(遅発性筋痛)が起こることがあります

以前は疲労物質である乳酸の蓄積によるものと考えられていましたが

最近の研究によると、結合組織と筋組織の損傷が同時に起こることによって

炎症反応が生じて痛覚の受容器が刺激されることが原因ではないかと考えられています


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損傷後、体は筋肉の修復を始めますが、これには約24~72時間がかかります

そして筋肉は損傷前よりも強くなって生まれ変わります

これを超回復といいます

この現象があるからこそ、筋力アップをさせるには

筋肉に負荷をかける必要があるのです

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はじめのうちは筋肉痛が長く続くこともありますが、徐々に体が慣れていきます

アスリートの方や普段から運動をされている方は

連続して同じ部位を行わなければ、週に5、6回でも構いません

今日は上半身、明日は下半身という風に一日でトレーニングする部位を分けることで

それぞれの部位に一日の超回復期間が設けられ、筋肉を効果的に増やすことができます!

パワープレートのアクセラレーショントレーニングは、通常4割しか動かせていない筋肉を

97%使うことができ、今まで使えてなかった筋肉が使えるようになるため

通常のトレーニングに比べて非常に速く筋力をアップさせることができます!
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また運動直後や就寝前、就寝後にプロテインやアミノ酸などのサプリメントを摂取すると

筋肉の修復・増加を助けることができるので、栄養面でのケアも重要です!

protein foods.jpgたんぱく質の摂取量は、身体活動レベルの低い健康な成人男女では

体重1㎏あたり0.8g(WHOでは安全摂取量として体重1㎏あたり0.83g)とされていますが

トレーニングをしている人やアスリートでは、競技やトレーニングの強度、総カロリー摂取量

健康状態によっても異なりますが、体重1㎏あたり1.2~2.0gとされています

しかし、腎機能障害、カルシウム摂取不足、水分摂取制限がある場合には

体重1㎏あたり4g以上の過剰摂取に注意が必要です


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ホルモンについて

・内分泌学

内分泌学は比較的新しい学問で

1902年にイギリスの生理学者によってホルモンという専門用語が使われるようになりました

ギリシャ語で、「ホルマオ=刺激する、興奮させる、動かす」という言葉が語源となっています

体の生理活動を正常に保つため、その働きをコンロトール(活性、抑制)する

神経系と内分泌系は、協調して働くことにより、日常のホメオスタシスの維持を行っています

たんぱく質を含む物質が血中に分泌され、微量で多大な効果を持つものも多くあります

ホルモンの届きやすさは、血液循環の良し悪しで、個体差があります

心臓から送り出された血液が再び戻ってくるまでにかかる時間は

血流が良い人も悪い人も約1分かかりますが

血流が良い人では毛細血管の隅々まで巡って1分

悪い人では、毛細血管にあまり血液が行かずに大動脈

細動脈を通って1分という違いがあります

血液検査の項目には、AI値(動脈硬化指数)というものがあり

正常値は2.6以下、20代では1.0以下です

この値は動脈硬化だけでなく、ホメオスタシスやホルモンの働きも反映していると言えます

ホルモンは、色々情報を伝達する生理活性物質で、主としてたんぱく質で構成されており

血液中に分泌されることから内分泌と呼ばれています

ホルモンが作用を及ぼす特定の器官を標的器官といい 

その細胞あるホルモンの受容体(鍵穴)をレセプター(2000~100000個/細胞)といいます

レセプターの数は、血液循環の良いところでは増え

血流が悪くホルモンが届かないところでは減少する傾向にあります

また意識している部分も血液に集まりやすくなるため、レセプターが増えます

ホルモンはここで栄養素のように分解してエネルギー源になるのではなく

その細胞の代謝活動のきっかけをつくる、または調節したりします 

特定の器官から分泌され、血管の中を移動し

遠隔の器官に作用するものを狭義のホルモンと捉えますが

最近では、ある種の細胞や組織から分泌され

比較的近傍で働く生理活性物質(サイトカイン、プロスタグランジンなど)も

広義のホルモンと捉えられています

ホルモンは単独では働かず、脳下垂体で制御されていますが

下垂体はその上の視床下部の制御も受けているため

ホルモンは自律神経の影響や感情、情動が大きく関わります

微量で多大な効果を持つものも多く

一生のうち耳かき1杯分しか分泌されないものもあります


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 ・ホルモン全体の働き 

① 平滑筋や心筋の活動を調節 

② 分泌腺の調節 

③ 代謝の変化 

④ 成長や発育を促す 

⑤ 生殖過程に影響を及ぼす 

⑥ サーカディアンリズムの調整 


 ・ホルモンの種類 

ペプチドホルモン(たんぱく質主体のホルモンで、期待する感情で分泌が影響を受けるホルモン) 

現在、発見されているホルモンの70%はペプチドホルモンで

水溶性で細胞膜にレセプターがあり、その信号が細胞内に伝達され

酵素活性が起きることにより、生理的反応を引き起こします


アミン型ホルモン(構造にアンモニア化合物の総称であるアミンを含むホルモン) 

水溶性で細胞膜にレセプターがあり、その信号が細胞内に伝達され酵素活性によって

生理的反応を引き起こします

ビタミンも全てアミンです(Vita-amin)


ステロイドホルモン(コレステロールを材料にするホルモン) 

脂溶性でレセプターが細胞内にあるため、直接細胞に侵入し、核の中の遺伝子に影響を与え

新たなたんぱく質や酵素の合成を促します 

細胞膜はたんぱく質と脂質の二重膜でできており

ステロイドホルモンも似た構造であるため、細胞内に入っていくことができます 

エストロゲン(女性ホルモン)、プロゲステロン(黄体ホルモン)

テストステロン(男性ホルモン)、コルチゾール(副腎皮質束状層ホルモン)

アルドステロン(副腎皮質球状層ホルモン)などがあります

ドーピングで使われるステロイドホルモンは

男性ホルモンで筋肉を増強させることを目的としています 

また抗炎症作用を持つものもあるため、傷口に塗布する軟膏の成分としても使われます



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 ・内分泌器官 

代表的な内分泌器官として、脳下垂体、甲状腺、副腎、膵臓、卵巣、精巣があり

ホルモンはこれらの器官で生産され、血液によって全身に運搬されます 

レセプターを持つ標的器官に働きかけることで、代謝を促進または抑制します 

肝臓はいくつかのホルモンを不活化し、腎臓はそれらを尿中に排泄する役割を持ちますが

冷えに弱い臓器であるため、冷え性ではホルモンの作用の調節がうまくいかず

様々な症状が出ることがある


・美容に関連の深いホルモン 

成長ホルモン:入眠1時間後に下垂体前葉より分泌し、眠りが深いほどたくさん分泌されます

深い睡眠(δ波)のためには、入眠前の30分のα波が必要です 

あらゆる細胞にレセプターがあり、代謝の促進、たんぱく質の合成を高めます

日々分泌量が異なり、日中の刺激量(肉体的、精神的)によって夜の分泌量が変化します

この分泌量の影響を受けて、睡眠中に代謝活動(エネルギー代謝、形態代謝、機能代謝

新陳代謝)が行われます 

すなわち、分泌量が高くても十分な睡眠時間が少ないと、作用が低下し

覚醒すると、代謝は抑制されます

また睡眠前のイメージデータに基づいて、その部位の対して働きかけますが

加齢とともに分泌量が低下します

分泌量が減少すると、体脂肪の増加、筋肉量や骨量の減少、基礎代謝低下

皮膚の乾燥、免疫系の衰退が起こります


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② 甲状腺ホルモン:新陳代謝を司るホルモンで基礎代謝率を上昇し、酸素消費量を上げます 

全身にレセプターがあり、神経系の成長を促進します
 

1. 代謝促進:たんぱく質、炭水化物、脂質 

2. 生体の発育、成長の促進 

3. 体温の上昇 4. 血液中のカルシウム量を調節する(精神安定)
 

カルシトニン(甲状腺傍濾胞細胞より分泌):血中カルシウム濃度を低下 

パラソルモン(上皮小体より分泌):血中カルシウム濃度を上昇 

視床下部からのTSH放出ホルモン(TRH)によって、下垂体から甲状腺刺激ホルモ ンが分泌され

血中経由で甲状腺に運ばれることで、甲状腺ホルモンが分泌されます

エネルギー代謝が増す状況(寒冷環境、低血糖、高地、妊娠)なども

甲状腺ホルモ ン分泌に影響を与えます


③ 性ホルモン:コレステロールが材料のステロイドホルモンで、生命力と美意識で活性

 ・男性ホルモン 

1. たんぱく質合成の促進(筋肉の形成) 

2. 皮脂の分泌促進 

3. キメが粗くなる 

4. 体温、血圧の上昇 

5. 精子の生成 


・卵胞ホルモン 

1. 皮下脂肪の発育促進 

2. 皮脂の分泌抑制 

3. キメ細やかな肌にする

4. 思春期に女性生殖器の発育 


・黄体ホルモン 

1. 内膜を膨潤し、妊娠可能にする 

2. 組織内に水分を滞留させる 

3. 皮脂分泌の促進と角質肥厚(男性ホルモンに類似) 


④ 副腎皮質ホルモン:ストレスに対して体を守るため、抵抗するホルモン 

1. たんぱく質、脂肪を糖質に変える

(糖新生:グルコース、アミノ酸、乳酸からグルコースを生成する) 

2. 抗炎症作用 

3. 体液の濃度を一定に保つ 

4. メラノサイトをコントロールする 

5. 性ホルモンの分泌 ・ホルモンの分泌を促進するには 


 ①分泌器官が正常であること 身体機能は鍛えれば、より活性化しますが

使わなければ退化します

3か月使わないと退化が特に進行します

また、脳と男性の精巣以外の内分泌器官は温めると機能が高まります

女性でかかとが冷えている場合は、骨盤内の臓器が冷えていることの指標となります

かかとを温めるには、動脈が体表の表面を走っている足首を温めることが有効です 

②ホルモンをつくる材料が身体にあること 食事の重要性(46種類の栄養素摂取、1日30品目) 

たんぱく質:ペプチド 脂質:コレステロールはステロイドホルモンの材料 

ミネラル:代謝時に必要、ブレインコードの伝達に関与 

*ブレインコード:脳内言語のことで、ホルモンの前駆体などの刺激は

右脳の前頭葉で起こる感情によってブレインコードが作られ、生成がコントロールされます

大脳新皮質でブレインコードが作られ、その刺激が旧皮質に伝達されることで

そこからホルモンを含むケミカルコードが全身に作用します 

糖質:脳のエネルギー源はブドウ糖のみ、脳で消費しないと脂肪として体内に貯蔵 

水:ホルモンの代謝(形成、分解)に必須


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1.加水分解 

2.ペプチド結合 

 ③体温環境と体循環の活性 ホルモンは血液によって運搬されます

④湧き上がる情熱とイメージ力 イメージは脳内では予定となり

身体反応が起こることで自律神経、ホルモンに影響を与えます

⑤ ストレスフリー ストレス(ディストレス)は

視床下部に伝達されホルモンのアンバランスを引き起こし

ストレスによって血管が収縮することで、ホルモンの運搬が隅々までスムーズにいかなくなります

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パワープレートは3次元振動を用いたアクセラレーショントレーニングによって

成長ホルモンの分泌量を最大で通常の4.6倍にすることができます!



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それは通常約30%しか使われていないと言われる筋肉を

緊張性振動反射によって97%動かし、より多くの成長ホルモン分泌刺激を

脳に与えることができるためです

パワープレートで一日15分のアンチエイジングを始めてみてはいかがですか?


偏平足が全身のゆがみに及ぼす影響

足部骨格の全体の配列は上方凸の湾曲をしており、これを足底アーチ(いわゆる土踏まず)と言います


足底アーチには

内側縦アーチ

外側縦アーチ

前横アーチ

後横アーチ

の4種類があり、力学的に合理的な荷重支持に役立っています

骨、関節、靭帯、筋肉の要素が巧みに組み合わさって接地時の衝撃を吸収し

力を分散することを可能にします


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安静立位では、左右の距骨に体重の50%が分散され

その後、踵骨に25%強、母指球と小指球に25%弱の比率で分散されます


しかし、運動不足や座っていることが多いと足にかかる荷重が減少し、アーチをつくっている

筋肉が衰えアーチの低下が起こります

これが扁平足です


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扁平足になると足が疲れやすくなるだけなく、アーチの低下に伴って

足首の骨が傾き、脚全体が歪んでいきます

その歪みは骨盤、背骨、頭と伝わっていき、頭痛や肩こりなど

思わぬ症状を引き起こすこともあります


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私は扁平足が強いお客様にはスクワットなどのトレーニングの際に

同時に足の指を曲げて踏ん張ってもらい、足の裏の筋肉も同時に鍛えています

その他、アーチ形成のためのエクササイズであるスモールフットトレーニングも行っています

スモールフットトレーニングとは、踵と指の付け根部分を近づけるエクササイズのことで

足のアーチを高めるために必要な筋肉を使う意識を高めることが可能です

偏平足の人は、このような筋肉の使い方が分からず、うまく働いていないことが

とても多くなっているのです


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このような問題で生じたゆがみは、加齢で筋肉が衰えてくると

筋肉だけでは体を支えきれなくなり

骨の変形に繋がることから早めに対処しておくことが重要です

パワープレートでは振動を介して全身の連動した動きを鍛えることができることから

とても機能的で実用的なトレーニングだと言えます


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睡眠負債とパワープレート

寝食を忘れて働く人は、体に深刻な負債がのしかかっており

これを睡眠負債と言います

国立精神・神経センター老人精神保健研究所の白川修一氏は

ほとんどの人は、6時間半から8時間の睡眠が必要で、6時間半以下で済む人は

遺伝的な体質によることが多く、人口の1%未満」と述べています

日本人の平均睡眠時間は、この40年間で50分短縮し、7時間23分になりました

そのため、起床時に体の疲れが取れないと売ってる人が増えており

日本人の半数が軽い時差ボケ状態になっているそうです

市場モニターニールセンが28か国で行った調査によると

日本人は睡眠時間6時間以下の睡眠負債者の比率が41%を占め

最も多かったそうです

睡眠不足は血圧や血糖値を上昇させ、生活習慣病を悪化させます

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・気持ちよく起きられない理由

1.ちょうど、目覚めた時がノンレム睡眠の深い睡眠であった場合

2.十分にメラトニンが分泌されていない場合(質の悪い睡眠)

たまに早寝、早起きをしようと思っても、それは間違いで

私たちの起床時間は、眠りについた時間で決まるものではなく

起きた時間で寝る時間が決まる仕組みになっています

目覚めてから15~16時間後に眠くなるメカニズムがあります

また気持ちの良い起床のためには遮光カーテンは使わないほうがよく

本来ならカーテンのない部屋では、外が徐々に明るくなると

自然と部屋に入る光の量が増えるため

スムーズな良い目覚めに結びつくのです

起床に低血圧は関係ありません

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眠気のサイクル

1.疲れると眠くなる(疲労物質、体液、組織の酸性化)

2.夜になると眠くなる(光の関係、メラトニン分泌)

3.体温が下がると、眠くなる

(代謝を落として深部体温低下、これについては日々のメカニズムは主として

自律神経支配で長期的には日照時間が関わります)

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パワープレートは精神安定に関わるセロトニンの分泌を促進するため

その量に比例して分泌される睡眠ホルモンであるメラトニンの分泌量が高まり

より質の良い睡眠をとることができます

良い睡眠は酸化した身体を元に戻す作用があるため、疲労回復が高まります


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そして成長ホルモンの分泌も高まるため、筋肉の発達、骨密度の上昇

体脂肪の燃焼促進といった効果も得られます

運動でダイエットと体質改善もできるのがパワープレートトレーニングの特徴だと思います


ELLE

エルクレストパワープレートスタジオ代々木公園店が

雑誌「ELLE」に掲載されました!

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雑誌の中で、パワープレートがマドンナさんやジョージクルーニーといった超有名セレブ達からも

最先端トレーニングマシンとして大きな信頼を得ていることが紹介されており

パワープレートと美容を組み合わせたスタジオとして

エルクレスト代々木公園店が選ばれました


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50代にして驚きの体力とボディラインを持つマドンナさんが

パワープレートを生活の一部に取り入れるまでの

ダイエットに対する考え方の変化をご紹介したいと思います

彼女は、29歳の時からランニングとワークアウトと徹底した菜食によるダイエットを始め


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38歳の時には出産で太くなってしまったウエストを

空腹時にノンオイルのポップコーンをコーヒーカップ一杯分食べて空腹感を紛らわすという

決して健康的ではないダイエットを行っていたそうです

39歳の時にヨガとピラティスに目覚め、よりしなやかな体づくりを始めます


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42歳の時から玄米と野菜を中心にした陰陽論に基づく食事方法であるマクロビオティックから

できるだけ非加熱のままの食材を食べ、食物内の酵素を効率的に取り入れ

細胞の新陳代謝を促進するローフード生活を取り入れ、アンチエイジングを意識し始めました


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そして49歳の時にパワープレートに出会い、短時間でトレーニング効果を上げられる上に

アンチエイジングホルモンである成長ホルモンの分泌量を飛躍的に高められることから

50歳を超えた現在でも美しいスタイルと運動機能を発揮できるマドンナさんの

大きな武器となったのです

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また首と肩が前に出ており、肩の関節可動域も減少していました

筋力的なバランスとしては、腹直筋(特に下部)、腹斜筋、菱形筋、中下部僧帽筋

大殿筋といった筋肉に弱化がみられました


〈トレーニング内容〉

まずは体の芯となる体幹を中心にスタビリティを高め、走る際のキック力がしっかりと

地面に伝わるような土台作りと肩と胸郭の可動性改善から始めました


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体幹が安定してきたところで、バランストレーニングを行い

体のセンサーである固有受容器を活性化し

ケガの予防と体のブレが最小限になるようにしていきました

同時に推進力に関わるハムストリングや大殿筋といった筋力の強化と

実際の動きに近づけたジャンプ動作などを加えていきました


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さらに接地や腕ふりのタイミングや膝の屈伸運動を抑えた理想的なキック動作といった

細かな技術トレーニングを行いました


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その結果、初回来店時のフルマラソンのベストタイムが5時間5分であったのに対し

2年後には4時間12分という驚異的な記録更新を果たすことができました

通常、体力が大きく低下していく50代の後半でこのような結果を残すことができたのは

紛れもなくこの方の努力の結晶ですが

パワープレートが大きくそのアシストをしてくれたことも間違いなく言えることだと思います

スポーツパフォーマンスにおけるパワープレートの魅力は

1.短時間でトレーニングを効果を得られること(15分で一般的なジムトレーニング1時間の運動量)


2.1秒間に30~50回という高速の振動刺激が筋肉のセンサーをを刺激し

神経機能が向上し、より素早く大きな力を出せるようになること


3.今まで身についてしまっていたフォームの悪い癖などをより早く修正することができること


4.プレートの上でその人の体に必要な3次元の自由自在なトレーニングができること

などが挙げられます

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姿勢や筋力、可動域には個人差があるため

全てのケースで同じようにトレーニングを行えばよいといったことはありません

良い結果を残すためには、まずきちんとしたアセスメントが必要です

そこで方針が定まればパワープレートが間違いなくその方のポテンシャルを引き出し

今回の症例のような結果が期待できると思います!



日本人に多いスウェイバック姿勢とは?

姿勢と腰痛の関係は直立姿勢をとる人類の宿命とも言われていますが

今回は最近多く見られる姿勢であるスウェイバックについてお話したいと思います






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皆さんは上の写真のような姿勢で立っている人をよく見かけませんか?

これがスウェイバック姿勢です


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これは体幹部分の筋肉の弱化と継続的な不良姿勢によって

骨盤が後傾し、後方荷重になっている状態です

そのままでは後ろに倒れてしまうため、首と腰を前に突き出すようにしているのが特徴です

座った姿勢をとった時に、坐骨(脚の付け根の出っ張り)が椅子に面しているのが正常ですが

スウェイバックでは仙骨(腰の下部)で浅く座っているという特徴があり

この方が楽な場合は要注意です



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                      坐骨が面した座り方 ↑


                  

                           
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                     浅く座り骨盤が寝てしまっている座り方 ↑


このような姿勢では、腰椎の前弯が失われるために背骨が衝撃をうまく吸収できなくなると共に

背筋が緊張して腰痛が起こりやすくなります

また首が前に出ているため肩こり、首こりも生じやすくなります

二次的には腹筋が弛緩し、お腹が出やすくなったり、筋力低下による深部体温の低下から

冷え症にもなります


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パワープレートを使い、正しい姿勢でトレーニングを行っていくと

筋力の強化と共に今まで身についてしまっていた悪い姿勢がリセットされ

健康的で機能的な姿勢をつくることができます


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これはパワープレートが単に筋力をアップさせるためのマシンではなく

緊張性振動反射による振動刺激が神経系に対してアプローチをしていくことから可能になるものです

不良姿勢は最終的に骨を変形させて様々な症状を起こすため

早めに良い姿勢を身につけることが大切です


風邪を引きにくい体をつくる

梅雨や連日の猛暑で、体調を崩しやすい今の時期に

気を付けなければいけないのが夏風邪です

私が普段治療をしていても、この時期は風邪気味の方が非常に多くなっています

風邪症候群は一年を通して最も罹りやすい病気であり

日本人は年間で平均6回かかると言われています 

症状は鼻、喉、気管、気管支、肺などの呼吸器とその周辺の炎症で始まり

これが原因で鼻の乾き、くしゃみ、鼻水、鼻づまりなどが起こります 

炎症が広がると喉の激しい痛み、咳、痰などが出て、こじらすと呼吸器系全体に炎症が広がり

発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛、下痢、吐き気、腹痛、全身倦怠感などの症状が起こります


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一般的に典型的な風邪と診断されるものは

鼻水、喉の痛み、咳が同時期に出ているという条件があります


原因となる病原微生物の80~90%は

ウィルス(ライノウィルスが最も多く、その次にコロナウィルス)で

飛沫感染により広がり、疲労やストレスの蓄積、睡眠不足、他の病気による抵抗力の低下

不規則でバランスの悪い食事、喫煙習慣、寒さや乾燥などの誘発因子があると発症しやすくなります 

治療は薬による対症療法が中心で、安静、保温、栄養を心がけ

栄養としてはビタミンB1、B2、Cを水分とともに補給することが大切です

これらに加えて重要なのが自分の体で風邪のウィルスと戦う免疫力の強さです

免疫細胞の働きは、深部体温にかなり左右されます 

夏で冷たいものを飲んだり、食べたり、薄着になったりと

無意識のうちに深部の温度が冷えやすい状況がつくられているのです

体温が1℃下がると免疫力は40%も下がってしまい

逆に1℃上がると5倍になると言われています!

なぜ深部体温なのかと言うと、免疫細胞の70%は腸に集まっているからで

37度~38度で最も良く働きます(深部温度は直腸温度とも言います)



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すなわち腸の温度を上げることが丈夫な体を作る上で必要不可欠なのです! 

ではどうすれば腸の温度を上げられるのでしょう? 

体でつくる熱の約4割は筋肉から出るものです


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すなわち、腸に近いところにある筋肉(主に腸腰筋などの腹筋群)を鍛えることで

そこから出る熱を増やし深部温度を上げれば、免疫細胞が活性化し

丈夫な体になるのです!

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パワープレートは振動が筋肉を動かしてくれるため

鍛えることが難しい深層の筋肉まで刺激することができ、簡単に鍛えることができます!

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私が担当しているお客様の中でも、ここ何年も汗をかいたことがないという方が

一回のレッスンで汗だくになるほどの筋肉運動と

血管拡張効果がパワープレートにはあるのです!


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内股姿勢はゆがみの原因!?

近年、日本人の女性は、内股の人が非常に増えているそうです 

内股姿勢は可愛く見える、脚が細く見えると言われていますが

生体力学的には決して良いものとは言えません


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始めのうちは、見た目を変えるために内股にしていても

その姿勢を続けているうちに体を支える筋肉が弱くなっていき

最終的には内股でないとうまく立っていられなくなってしまうのです


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内股姿勢は股関節や膝関節が内側に捻られる内旋という動きが続いている状態です

内旋をつくるには内旋筋が使われますが、内旋筋が使われている状態では

逆に外向きに捻る外旋筋群はリラックスしていなければいけません

したがって内旋の状態が続けば外旋筋群は使われにくくなるため弱化していってしまうのです

musculo2.jpgまた、股関節を支えている強力な靭帯は外旋方向にテンションがかかるようになっているため

無理に内旋位にもっていくことは

靭帯を弛緩させてしまうため安定性を失わせる原因になってしまいます

またこのような状態が続くと関節にねじれが生じ、半月板に負担がかかり痛みが出たり

骨の変形が起こったりしてくるため、注意が必要です

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パワープレートはトレーニングによって弱った外旋筋を鍛えられるだけでなく

正しいアライメントを意識してトレーニングことで、関節の固有受容器を刺激して

ねじれの無い状態を体に覚えさせることができます

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将来膝や股関節の痛みで苦しまないように

体に負担の少ない正しいアライメントにしていくことをおすすめします

カルシウムが動脈硬化を起こす!?

日本橋清州クリニックの佐藤義之院長が免疫講座で血流についてお話してくださったときに

動脈硬化の重要な原因としてカルシウムがあるとおっしゃっていました

これは過剰摂取によるものではなく

動脈硬化の原因になるカルシウムは、骨に貯蔵してあるものが血液中に溶けだし

血管内壁に沈着することで起こります



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体が酸性に傾くとリンパ球の能力が低下し

カルシウムにはその血液を弱酸性に戻す中和作用がありますが

血糖レベルが高い、中性脂肪コレステロールが高い、肥満、疲労などの酸性体質では

過剰にカルシウムが骨から溶解し、血中濃度が高まってしまいます

通常、役目を終えたカルシウムは再び骨に戻りますが、動物性たんぱく

脂質、糖質が多い食生活では常に血液が酸性に傾き

カルシウムが大量に必要となることから骨に戻ることができなくなり

血管壁に沈着する異所性の石灰化という現象が起こるのです



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生命活動の基本は全て酵素の働きにあり

体内の数千の酵素の作用メカニズムの誘発に微量のカルシウムが必要ですが

血中カルシウム濃度が上昇しすぎると、逆に酵素作用のメカニズムに支障をきたします 

そのため、血液中のカルシウム濃度が急激に上昇すると

体は恒常性を維持するために急速にカルシウムを排泄しようとすることで

体は酸性になると共に骨量が減少するという悪循環が生じます



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このような状態の血管の中を流れる血液量は当然少なくなり

細胞に供給される酸素、栄養分などの低下、さらに組織に運ばれるリンパ球の数も減少します

したがって体温を上げて免疫力を上げようとしても動脈硬化がある場合

血管は拡張しづらくなっているため、本当の意味で免疫力を高めるためには

自分の血管の柔軟性が保たれているのかを常に意識して

生活していくべきであると佐藤先生はおっしゃっています

パワープレートは、3次元の振動によってストレッチ、トレーニング、マッサージを行うことができ

振動刺激が血管を拡張し、効果的に血流を促進します



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定期的にパワープレートを使うことによって

血管の柔軟性が高まり、動脈硬化度が低下するというデータも出ていることから

ぜひ健康増進のためにパワープレートを習慣にしてみてはいかがでしょうか?

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パワープレートによる腹部脂肪の減少

ベルギーのアントワープ大学で内臓脂肪に対するパワープレートの効果について

研究が行われました

内臓脂肪は肥満の人々にとって最大の健康問題であり

心臓病や高血圧、糖尿病といった心臓血管疾患発症率と

内臓脂肪との間には密接な相関関係があることから分かっています


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Vissersら2009年に行った研究では79名の肥満成人を無作為に

4群に振り分けました


・グループ1

低カロリー食のみのプログラムとした食事群

・グループ2

低カロリー食と運動(カーディオエクササイズとウェイトトレーニング)のプログラムとした運動群

・グループ3

低カロリー食と段階的パワープレートマシンのプログラムを行うパワープレート群

・グループ4

ライフスタイルを全く変えなかった対照群


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これらのプログラムを6ヶ月間行い、その後介入なしのフォローアップを6カ月間行いました

その中で3カ月、6カ月、12か月時点で身体測定データ、身体組成、代謝特性を測定し

内臓脂肪量について調べました

グループ1~3では全てにおいて体重が5~10%と優位に減少し

また、フォローアップ期間においても5%以上の減量を維持できたのは

運動群とパワープレート群のみでした


その中でパワープレート群は10%以上の減量を維持でき

パワープレート群の平均体重は95.2kgであったため

10%の減量は実に9.5kgの体重減少となります


パワープレート群と他群の主な違いは、内臓脂肪の現象です

パワープレート群は運動群及び食事群と比べて6ヶ月後に内臓脂肪が

2倍減少しました


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また12か月後もパワープレート群において内臓脂肪の減少は同レベルで持続し

食事群と運動群は12カ月でベースラインに戻りました

すなわちパワープレートでは脂肪燃焼能力と

その効果を維持する能力が高まることが分かります


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甘い食べ物が体を酸化させる!?

私たちの体は、高血糖や疲労などで体が酸性に傾くことによって

それを補正し弱アルカリに戻すために骨からカルシウムを融解させ、血中pHを調整しています

正常では、再び骨に吸収されますが、持続的に酸性化するような状態が続いていると

再吸収される時間が無くなり、血管壁に沈着すると石灰化によって硬い血管になります


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この現象は、本来定着すべきではない部分にカルシウムが存在していることから

異所性の石灰化と呼ばれています

私たちの体は、急激な変化を好まないため体内を一定に保とうとする

恒常性維持機構(ホメオスタシス)を持ち

血中にカルシウムが大量にある場合はそれを排出しようと腎臓に送ります

しかし、一方ではカルシウムを排出したことによって

再び体が酸性に傾くことから骨からカルシウムの融解が起こり、骨量が低下します 

20代の女性の骨量は、約3分の1が平均以下しか無く

その原因の多くは甘い物の食べすぎによる体の酸化があります


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パワープレートは体に高速の振動をかけることで

体にかかる重力を増すことができます!



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これによって筋力と共に骨密度を高めることが可能です


これらの効果が評価されてパワープレートはNASAでも導入されているのです!



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糖分の過剰摂取を控えながらパワープレートで骨密度を高めて

骨粗鬆症を防ぎましょう!

カイロプラクティックについて

・カイロプラクティックとは

カイロプラクティックはWHO(世界保健機関)が認める3つの医療(西洋医学、鍼灸

カイロプラクティック)のうちの一つで、背骨を矯正することによって

体のあらゆる部分をコントロールしている神経の流れを正常にすることを目的とした専門職です

身体には元々、ケガを治したり、風邪を治したりといった

自分で自分の体を修復する自然治癒力が備わっており

それは神経を介して、全ての司令塔である脳と体の器官が正確に情報を交換することで

発揮されます

私たちの体は、寒い場所に行けば、意識しなくても毛穴が閉じて

熱の放散を防ぐといった反応が起こり

細菌やウィルスが体内入れば

数えきれない種類があるにもかかわらず、瞬間的に判断して対応しています

これは脳が体内や外界からのあらゆる情報を、神経を介して受け取り

適切に反応できる能力を持っているために可能なことなのです

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しかし、神経の流れが悪くなっている部分があると

体は、悪くなっている部分の情報を100%脳に伝えられなくなります

もし50%しか伝わっていなければ、脳はその反応として50%の治癒力しか

発揮しないということです


subluxation pin2.jpg例えば、人には毎日3000~5000個のガン細胞ができていると言われており

免疫細胞であるリンパ球がそのガンを叩いてくれているために発症せずに済んでいますが

もし、ガン細胞が身体に3000個あった時に

その場所に分布している神経の機能が低下していると

3000個のガン細胞があるという情報が100%伝わらずに

2000個とか2500個という数で脳に伝わってしまいます

そうすると、脳はその数に見合った分の免疫細胞を送り込んで、ガンを叩こうとしますが

それでは3000個のガンには対応できないためにガンを発症してしまうのです

一般的に言われているような身体を冷やさないようにする

バランスの良い食生活を心がけるといった生活習慣の改善による免疫力の向上だけでなく

私たちの体のすべてをコントロールしている神経の機能を正常にしておくことが

自分で自分の体を守る一番の健康法なのです

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身近な例で言えば、私たちの関節には、関節の位置を感じるセンサー(固有受容器)があり

このセンサーが脳に常に情報を送ってくれているおかげで

眼をつぶっていても、指がどれくらい曲がっているか

腕がどの位置にあるかが分かるのです

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しかし、治療を受けるときなどにまっすぐ寝ているつもりが

これがまっすぐですといって正しい位置に直されると

逆に曲がっている感じがして、違和感があるといった場面は

多くの方が経験したことがあると思います

これはそのセンサーからの情報が正しく脳に伝わっていないために

頭で思っている関節の位置と実際の位置にズレが生じてしまっているのです

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・サブラクセーションとは

サブラクセーションは、カイロプラクティックでは神経の流れを悪くしている部分を指す言葉で

直訳すると骨の亜脱臼(完全に脱臼しているわけではなく、骨がわずかにズレている状態)

意味します

背骨の中を神経の束である脊髄が通っており、そこから枝分かれした神経が

全身に分布しています


したがってサブラクセーションがある部分は、そこから出ていく神経が支配する

器官に悪影響が出てくるのです

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第1~3頸椎:頭痛、偏頭痛、耳の痛み、風邪、喉の痛み、副鼻腔炎、めまい

不安感、アレルギー、視力、聴力の低下など


第4~7頸椎:体重の増加、風邪、不眠症、頭痛、めまい、手、腕の痺れ、麻痺、甲状腺など


第1~4胸椎:心臓の問題、呼吸器の問題(喘息、気管支炎、消化不良、咳、呼吸が浅い)

消化器の問題(消化不良、吐き気、胃の張り)、頭痛など


第5~8胸椎:消化器の問題(胃炎、潰瘍、消化不良、中毒症、発疹、糖尿病、低血糖症)など


第9~12胸椎:ストレス、腸の過敏性、蕁麻疹、アトピー性皮膚炎、腸の張りなど


第1~5腰椎、仙椎:便秘、下痢、生理不順、更年期障害、不妊、更年期障害、痔、排尿時の痛み

下肢の痺れ、坐骨神経痛、夜尿症、腸の張り、腸の過敏性、膀胱の感染症など


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その他、サブラクセーションは生体力学的にも悪影響を及ぼすため

荷重のバランスが崩れて、重力の負荷が分散できなくなることによって

肩こりや腰痛変形性膝関節症といった様々な障害にも繋がります


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運動神経や感覚神経の流れが悪くなっていれば

筋力低下やしびれなどの感覚異常が出てきます


・サブラクセーションの原因

1.姿勢、外傷(trauma)

ヒトの体は長時間同じ姿勢をすることに適していない構造であるため、

デスクワークや足を組むクセなどの悪い姿勢が続くと、筋肉や骨格にストレスがかかり

サブラクセーションが生じ、肩こりや腰痛などを引き起こします

その他、転んでどこかをぶつけたり、交通事故といた外傷があれば

もちろんサブラクセーションとなります

人生で最初のサブラクセーションは、出産時に頭を強く引かれるところから

始まっていると言われています

したがってサブラクセーションは生きているからこそ生じるものであり

程度あるものの誰もが持っているのです

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2.毒素(chemical)

一般的に考えられているものとしては、加工食品、化学調味料、防腐剤、食品添加物などの

過剰摂取がからだにストレスをストレスを与えて、サブラクセーションを生じさせます

その他、医薬品の長期使用による副作用なども挙げられます

環境汚染もこのカテゴリーに入り、空気、水、土壌汚染なども現代では大きな問題です


3.精神面(emotion)

東洋医学で心身一如(心と体は密接につながっていること)という言葉があるように

ネガティブな考え方、精神的ストレスもまたサブラクセーションの原因となります

このようなストレスを常に感じることによって

自律神経の交感神経、副交感神経のバランスが乱れ、常に筋肉を硬直させます

この状態が長期間続いてしまうと、サブラクセーションが生じてしまいます


悪い姿勢や外傷によるサブラクセーションは、肩こりや腰痛といった症状を伴うことが多いため

自覚しやすいですが、そのほかの毒素や精神面のストレスによるものは

多くの人が気づいていません

私たちは何かしらの症状が無ければ健康だと思いがちですが

サブラクセーションを放置しているということは、いわば半健康といった状態で

病気やぎっくり腰など様々な障害の種を持っているようなものなのです

このように日常生活において様々なことがサブラクセーションの原因となるため

定期的にカイロプラクティック治療を受け、神経の流れを正常にしておくことが

健康な体をつくるために必要なのです

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・カイロプラクティックの治療

カイロプラクティックchiropracticはchiro(手)、practic(技術)から生まれた言葉で

薬や手術をせずに手技で治療をしていくのが特徴です

カイロプラクターは、サブラクセーションを症状と検査から探し出し

背骨を正確に矯正(アジャストメント)することによって、背骨を介して

神経の流れを正常化します


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これにより、身体の器官から脳への情報、または脳から器官への情報が正確に伝わることで

本来持っている自然治癒力が向上し、最近できたものから長年滞っていた問題箇所の

修復が始まるのです

サブラクセーションに対する治療は、カイロプラクティック独特のアプローチであるため

サブラクセーションを見つけたり、治療することはカイロプラクターにしかできません

それ以外の骨を動かしてしまうことは

逆にサブラクセーションをつくってしまうことになりかねないため

十分な知識と技術が必要なのです


老化とパワープレート

老化はなぜ起こるのか?に関しては多くの学説がありますが

大きく分けると、遺伝子によってあらかじめ決められた過程であるという説と

様々な環境因子によってうけた障害や、老廃物の蓄積によって起こるという2つの説があります

老化に影響を与える環境因子として酸素、栄養、放射線、温度、運動、ストレスなどが含まれます

65歳以上を高齢者とすると、その生理機能の特徴として


①種々の機能の加齢変化


高齢者の様々な生r機能は加齢に伴い、一般に低下する傾向がありますが

各機能の加齢変化が同じ速さで一様に進むのではなく

各機能ごとに異なる速度で進んでいきます

80歳における種々の生理機能の30代に対する低下の度合いは

神経の活動電位の伝導速度が85%低下し、腎血流量や最大呼吸量(最大換気能力)は

それぞれ50,60%と著しい機能低下が認められます

筋肉量は30代から減少し始め、筋の質も低下していくことが明らかになっています

側に閾値の高い運動単位である速筋線維の顕著に現れます(*サイズの原理による)

したがって、一定の筋量あたりの発揮筋力が低下するだけでなく

力を素早く発揮する能力が低下してしまうのです

このような筋量の減少のことをサルコペニアといいます



*サイズの原理:小さい力を発揮する際には、小さな運動単位(運動を活性化するための閾値が

低い筋肉)である遅筋線維が動員され、大きな力を発揮する際には、閾値が高く

より大きな力を発揮する速筋線維が動員されること


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②個体間のばらつきの増大

おのおのの生理機能には個体差がありますが、そのばらつきの範囲は高齢者になるほど増大します

生理機能の多くは20代前半にピークに達し、その後徐々に機能が低下します

しかし、同じ80代でも生理機能が非常に低下した人もいれば

60代とほぼ同様に保たれている場合もあります


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③ホメオスタシス機構の低下


高齢者では、環境の激変や激しい運動に対する適応能力の低下が著しくなります

成人の場合は心拍数は激しい運動時には著しく高まって

必要な臓器に十分な血流を送ることができます

高齢者の場合、軽度の運動によって心拍数はある程度高まりますが

そこで頭打ちになり、それ以上の運動に対し心臓は必要な血流を臓器に送ることができなくなります



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パワープレートのは高齢者の方でも安全に運動をすることができます

その理由は特許技術の3次元振動です

前後、上下、左右にプレートが揺れることで3次元構造の人体に対して

最も適した刺激が伝わります

また、一秒間に30~50回という非常に速く、2~6mmという細かい振幅で振動するため

関節への負担がなくトレーニングを行うことができるとともに

高齢者で特に減少が著しい速筋線維を鍛えることができ

立ち上がりやバランスを崩した時に踏ん張る時など大きな力が必要な場面で

強いサポートとなります



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振動刺激が平衡感覚に関わる固有受容器を刺激し、神経の回路が活性化するため

バランス感覚や動きの速度が改善します

また骨密度の上昇やアンチエイジングホルモンである成長ホルモンの分泌が高まることが

研究により証明されています

パワープレートで老化に負けない体をつくりましょう




筋紡錘について

パワープレートの特徴は、特許技術である3次元振動を人体に加えることによって

反射的に筋肉を動かしてトレーニングをしていく緊張性振動反射(Tonic Vibration Reflex)

を用いていることです

緊張性振動反射とは、振動刺激を受けた筋肉の持続的な収縮のことで

筋肉には関節を動かす筋線維である錘外筋と

筋肉の長さや収縮の速度、重力を感知するセンサーである筋紡錘の感度を調節する

錘内筋があり、パワープレートはこの筋紡錘を刺激します


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筋肉に対して振動がかかると、筋紡錘は長さの変化を感知し

その刺激が求心性神経を通して脊髄に伝わり

すぐにニューロンを入れ替えて対象となる筋肉を収縮させます


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この反射経路は脊髄内のみで行われているため

脳には上らないことから、意識とは関係なく筋肉が動いていることになります



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パワープレートは30~50Hzという振動を用いているため

一秒間に30~50回の筋収縮が起こります

これにより、神経回路が活性化し

体のセンサーをより鋭敏にすることが可能になり

バランス感覚や筋の発火力を高めることができるのです


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また、トレーニングの効率化にも寄与しているため

パワープレートトレーニング15分でジムトレーニング1時間相当の

運動量を確保できるのです!


パワープレートでコアトレーニング

Core(コア)という言葉には、核心、芯、中心といった意味があり

筋肉のトレーニングにおけるコアは、文字通り体の芯をつくる上で必要な筋肉を指し

あらゆる動きでまず最初に起動して体を安定させる役割を持っています

コアの筋肉が弱っていたり、うまく働かないと体幹から生み出された力が手足に

うまく伝わらずに、パワー不足になるだけでなく、ケガの原因にもなってしまいます


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コアの中には、腹圧を高めて体を支えるインナーユニットというものがあります

インナーユニットは

腹横筋

骨盤底筋群

多裂筋

横隔膜

からなる腹部の安定性を保つためのユニットです

腹横筋は側腹部から腹部前面を覆う筋肉で腹圧を保つために重要です


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骨盤底筋群は骨盤内の臓器を支えている筋肉の集まりです

骨盤底は骨盤隔膜(腸骨尾骨筋、恥骨尾骨筋、恥骨直腸筋という3つの尾骨筋

肛門挙筋、梨状筋)と尿生殖隔膜(上尿生殖隔膜筋膜、深会陰横筋、会陰膜または

下尿生殖隔膜筋膜)によって骨盤下口を閉鎖している部分を言います

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多裂筋は背骨に付く細かい筋肉です

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横隔膜は胸椎、肋骨、胸骨に張る筋肉で腹部と胸部の境目となり

これらが合わさって腹腔を形成しています



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インナーユニットが収縮すると、腹腔の容積が小さくなり

内部に加わる腹圧が高まります



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これにより内部では内臓の位置が保たれるほか

腰椎が安定し、素早く力強い動きが可能になるのです

パワープレートは3次元振動が深部の筋肉を効率良く動かし

通常のトレーニングでは鍛えることが難しいインナーユニットを

強化することできます

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ダイエットとしての腹部の引き締めはもちろん

これからスポーツを始めようと考えている方からアスリートまで

コアトレーニングは有効ですので

パワープレートで効率良く、機能的な体の軸を作りましょう!

筋肉の種類とトレーニング

筋線維には種類があり、エネルギー供給源と性質が異なります



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Ⅰ型線維 :遅筋とも言われており、収縮スピードが遅く爆発的な収縮力に乏しい代わりに


酸素をエネルギーとしているため高い持久性を持っています


Ⅱa型解糖系線維 :速筋に属し、急速な力の発揮が可能で


高低いずれのレベルの筋力発揮でも動員されます


Ⅱb型解糖系線維 :速筋線維で非常に速い収縮速度と力発揮が可能ですが

疲れやすいという欠点があります


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遅筋線維は持久性に優れているため、姿勢の維持で使われていて

速筋線維は瞬発的な動きで使われています

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通常の筋力トレーニングでは重量負荷をかけて行うため

どうしてもスピードが低下しがちで、遅筋線維が使われる割合が高くなります

しかしスポーツは瞬発的に、しかも大きな力を出すものがほとんどです


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パワープレートはアクセラレーショントレーニングの理論に基づいて設計されており

一秒間に30~50回という速さで筋肉を動かして、負荷をかけているため

遅筋線維はもちろん、鍛えることが難しい速筋線維にも刺激を与えることができます

これにより、遅筋線維の姿勢維持による安定性や軸形成(スタビリティ)と

速筋線維の機能的な動きの活性化(モビリティ)を同時に高めることができ

トレーニング時間の短縮も可能になります


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サッカー、バレー、陸上、卓球など多くの日本代表チームが愛用している理由はここにあるのです!

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背骨のカーブを考える

ヒトの脊柱には生理的弯曲があり、それぞれ頸椎は前弯、胸椎は後弯

腰椎は前弯、仙骨、尾骨は後弯という形状になっており、横から見ると緩やかなS字を描いています



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ではなぜこのような湾曲があるのでしょうか

例えば人間に近い哺乳類であるゴリラは4足歩行であることから

弯曲はほとんどありません



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ヒトは直立二足歩行をするため、スイカの大玉ほど重さのある頭部を

最も高い位置に置かなければならず、背骨は常にそれを支えなければなりません

また、走ったり、とび跳ねたりすることでその負荷は数倍にもなります

しかし、脊柱に生理的弯曲があることでその負荷に耐えることができるのです!


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その公式は、弯曲の数をXとすると

N(力、負荷)=X二乗+1で表されます

ヒトの体には正常では3つの弯曲があることから、Xに3をあてはめると

N=10となり10の負荷に耐えることができます

しかし、現代人はストレートネックと言われる

頸椎の弯曲が減少してしまっている人が多く見られます

またぎっくり腰を繰り返す人の腰椎の弯曲も減少しています

このような状態では、弯曲の数は3から2に減ってしまい

2を先程の公式のXに代入してみると、答えは5と耐えられる負荷は正常の半分

なってしまい、組織を傷めやすくなったり、コリなどを感じやすくなってしまうのです


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このような弯曲の原因は様々ですが

先天的なものを除いて、考えられるのは日常生活における姿勢です

パソコンや読書などの姿勢が首を前に出すような状態になっていると

筋肉の緊張によってその状態が固定され弯曲が減少していきます

下の絵のように背中がCの字のような猫背姿勢では、彎曲はわずか1つになり

重力などの負荷に対して、正常の5分の1の抵抗力しかなくなってしまうのです


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そして姿勢による脊柱への負担は、椎間板にかかる負担も増加させます

無重力状態を0%とすると、もっとも負担が少ないのは仰向けで寝ている時で約25%

立位では100%、正しい姿勢で座っている時は140%ですが

これが猫背の悪い姿勢で座っている時は180%になります

デスクワークでパソコンなど使っていると、画面を見るために自然と前かがみになってしまいがちで

腹筋がゆるみ、背筋は過度な緊張によってバランスが崩れ椎間板に負荷がかかりやすくなります


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椎間板は、一日の重力負荷で内部に含まれる水分量が低下し、厚みが減少しますが

睡眠によってその厚みを回復させています

四足から直立二足歩行になったヒトは、他の動物に比べ脊柱にかかる負荷が高いため

より長い時間の臥位が必要と言われており、理想では約8時間の睡眠が必要とされています

もし一日の睡眠時間が4時間で、それを14年続けたとすると椎間板は厚みを回復できずに

100%ヘルニアになると言われています



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また、身体への負荷は運動不足による弯曲をつくる筋肉の弱体化も原因の一つです

パワープレートはトレーニングだけでなくストレッチ、マッサージといった効果もあることから

緊張した筋肉の緩和、足りない部分の筋力強化を行うことができ

しなやかな脊柱をつくるサポートをしてくれます!



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体中の組織に指令を出している脊髄が収まっている脊柱を正しくすることは

スタイルが良く見えるだけでなく、健康をでいるために非常に重要なことなのです
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腕に痺れというと、頸椎の椎間板ヘルニアなどが有名ですが

椎間板以外にも神経を圧迫する疾患は多くあり

その中でも、発症している人が多いのがこの胸郭出口症候群です

主な原因は以下の4つです

1.斜角筋の緊張:斜角筋は、首の側方にある筋肉で、前斜角筋、中斜角筋

後斜角筋に分かれています

この中で、前斜角筋と中斜角筋の間(斜角筋隙)から、腕や肩の筋肉を動かしたり、感覚を伝える

神経の束である腕神経叢が通過していきます

従って、首が前に出てしまっているような姿勢やストレス、悪い呼吸法が習慣になっていると

これらの筋肉が過剰に緊張し、神経の通り道を狭めてしまうことで

胸郭出口症候群の症状が出てきてしまうのです

これを胸郭出口症候群の中の斜角筋症候群と言います


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2.小胸筋の緊張:小胸筋は、その名の通り胸の所にある筋肉で

肋骨と肩甲骨を繋いでいます

この筋肉の下方を神経、血管が通過しており、斜角筋症候群と同じく

不良姿勢(デスクワークなどで肩が前に出ているような姿勢)や

肩甲帯の機能が低下しているとこの筋肉が過緊張し

特に腕を挙げた時に症状が強くなります

これを小胸筋症候群と言います

斜角筋症候群では圧迫を受ける血管は鎖骨下動脈ですが

鎖骨下静脈も圧迫される可能性があります


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3.肋骨と鎖骨での圧迫

第一肋骨の上には、鎖骨があり、その間を血管、神経が通過していきますが

第1肋骨に変形がある、なで肩、平坦な背中、重い荷物を運ぶ人などでは

鎖骨が下方や後方に引かれ、肋骨との間隙が狭くなってしまうことがあり

それによって神経血管束が圧迫され、症状が出てくるものを

肋鎖症候群と言います

小胸筋症候群と同じく鎖骨下静脈も圧迫される可能性があります

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4.頚肋:稀に人口の1%程の頻度で、本来胸椎にしか無いはずの肋骨が

頸椎の7番にもある先天的な異常があり、これを頚肋と呼んでいます

頚肋骨は、第1肋骨と癒合していたり、癒合していない場合でも

結合組織で占められていることがあり、これによって斜角筋隙が狭くなり

症状が出てきます


これらの原因の中で頚肋以外の三つに共通するリスクファクターは姿勢です

近年多くの人が持っている特徴的な姿勢として

頭が前にせり出し、肩が前に入った上部交差症候群(Upper Cross Syndrome)という

状態があります


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このような姿勢が引き金となって胸郭出口症候群が引き起こされていることが非常に多く

以前は肩こりや頭痛だけだった症状が、腕に痺れが出てきたという場合は

要注意です

パワープレートを使うことで、緊張してしまっている筋肉はストレッチをかけることで抑制し

普段うまく使えずに弱化してしまっている筋肉はトレーニングをして

意識的に使わせることで、互いの筋肉の緊張度や強さのバランスをとることができます

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デスクワークでは、同じ姿勢を長時間していることが多いため

筋肉の使い方に偏りが出てきます

筋肉と命令を出している神経の間には相反抑制というシステムがあり

例えば肘を曲げるときに、肘を曲げるときに使われる上腕二頭筋や上腕筋が働くと

反対側にある肘を伸ばすための上腕三頭筋はスムーズな肘の屈曲のために

神経的な抑制がかかっています

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同じ姿勢を長時間していると、この相反抑制が持続的に働き

常に緊張している筋肉と抑制されて弛緩している筋肉が出てきてしまうのです

このアンバランスが体のゆがみや肩こり頭痛など様々な問題を起こし

ひどい場合は胸郭出口症候群といった状態へと進行していきます

パワープレートと自分にはどのような体のアンバランスがあるのかを

見極めるトレーナーがついていれば

美しい姿勢と肩こりなどが出にくい状態をつくっていけると思います


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正しい姿勢とは?

みなさんは普段の生活で自分の姿勢がどのようになっているかを考えたことがありますか?

仕事をしている時の姿勢やテレビを見る時、バッグを持っている時

立ち方であればいつも片足に体重がかかっていませんか?

座り方では横座り、あぐらをかく、脚を組む

寝るときは決まった向きばかりで寝ていませんか?

実はこのような姿勢の癖が、体のゆがみの形成に大きく関わっています

そもそも正しい姿勢とはどのような状態なのでしょうか?

姿勢を見るときには、体の指標となる部位のアライメント(配列)が揃っているのが理想的です

前から見た時には、

1.左右の足首の中間点

2.左右の膝関節の中間点

3.臀部の中心

4.第2仙結節棘突起

5.第2胸椎棘突起

6.後頭骨の中央

一直線上に並び重力線が通過していると、左右への組織の負荷が均等になり

負担が少ないとされています

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横から見た時には

1.足の外くるぶしのやや前方

2.膝のやや前方

3.大転子

4.肩の中心(肩峰)

5.耳の穴(外耳孔)

を重力線が通るのが理想的です

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今回は立位の状態で特徴的な姿勢についてご紹介します


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猫背タイプ(round back)

デスクワークやテレビゲームの時間が長い人に見られる姿勢で

胸椎の上部の猫背、中部の猫背、下部の猫背、胸椎全体の猫背

隠れ猫背(見過ごされやすい猫背)、胸腰移行部の猫背などがあり

両肩が前に出やすく、胃腸などの内臓下垂や心肺機能の低下

背筋のトーン(緊張度)が減少(機能低下)を起こしており

腰や膝への負担が増加する傾向があります


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平らな腰タイプ(flat back)

通常腰椎は前弯していますが、その弯曲が減少し、腰椎の可動性も低下しています

日本人に多い姿勢です

寝るときの姿勢に癖があることが多く、消化器系や泌尿器系に影響が出やすくなるとともに

ぎっくり腰を起こしやすくなります


また大退後面のハムストリングが緊張し短縮している傾向があります


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出腹タイプ(hyper lordosis)

腰椎の前弯が強く、椎間関節に体重の負荷がかかりやすくなるため

腰痛を起こしやすくなります

体の柔軟性が高い人に多く、遺伝的な要素も関係します

肥満や妊婦、ハイヒールでもなりやすい姿勢です


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反り返りタイプ(sway back)

腰椎の前弯が減少し、腰部と仙骨部の角度が強く、体が後ろに引かれるため

重心が後方にきてしまうこともあります

バランスをとるために上部の猫背が見られることが多く

これが隠れ猫背です


この姿勢も内蔵や消化器系に影響を与えます

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パワープレートを使い、正しい姿勢でトレーニングを行っていくと

筋力の強化と共に今まで身についてしまっていた悪い姿勢がリセットされ

健康的で機能的な姿勢をつくることができます


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これはパワープレートが単に筋力をアップさせるためのマシンではなく

緊張性振動反射による振動刺激が神経系に対してアプローチをしていくことから可能になるものです

不良姿勢は最終的に骨を変形させて様々な症状を起こすため

早めに良い姿勢を身につけることが大切です


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食事で発熱を高めてダイエット!?

今回は食事誘発性体熱産生(Diet Induced Thermogenesis DIT)についてお話したいと思います

これは、食事を摂ると体内に吸収された栄養素が分解され、その一部が体熱となるというもので

食事をした後は安静にしていても代謝量(消費カロリー)が増えます

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食事誘発性熱産生でどれくらいエネルギーを消費するかは栄養素の種類によって異なります

たんぱく質のみを摂取したときは摂取エネルギーの約30%、糖質のみの場合は約6%

脂質のみの場合は約4%で、通常の食事はこれらの混合なので約10%程度が

エネルギーとして使われます

食事をした後、身体が暖かくなるのはこの食事誘発性熱産生によるものです

ダイエットを考えると、たんぱく質を重視した食事を摂ることで

より多くのエネルギーが使われ、代謝が高まるため痩せやすい状態になります


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単に栄養素によるものだけではなく

食事の摂り方としてよく噛まずに飲み込んだり、流動食だけを摂る場合に比べると

よく噛んで食べる方が食事誘発性熱産生は高くなるといわれています

また、腹部内臓脂肪量の多い人ほど、DITが低かったという報告もあるそうです
 
そして、加齢や運動不足で筋肉が衰えると、基礎代謝が低下するだけでなく

食事誘発性熱産生も低下します

逆にトレーニングで筋肉を増やすと食事誘発性熱産生は高くなるとされています

パワープレートは振動が筋肉を動かすため

通常鍛えることが難しいとされる体の深いところにある深層筋まで動かすことができ

内臓脂肪が燃焼されやすいのです!

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運動によるエネルギー消費量の例として

体重60㎏の人が、150kcalの消費に必要な時間を示したいと思います

〈スポーツ〉

散歩             54分

歩行(分速60m)      47分

歩行(分速80m)      33分

歩行(分速100m)     23分

ジョギング(軽い)     18分

体操(軽い)        45分

水泳(クロール)      7分

水泳(平泳ぎ)       15分

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〈日常生活〉

階段(上り)         19分

階段(下り)         38分

入浴             41分

掃除             37分

買い物            52分

このように160kcalのエネルギーを消費するだけでも

かなりの運動量が必要なことがわかります

パワープレートは、3次元振動を使ったアクセラレーショントレーニング

で効果的に筋肉を鍛え、脂肪が燃えやすい体をつくり

血行を改善して、体温を上昇させ代謝を上げます







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このように食事とパワープレートのように運動の両面から工夫していくと

効率よく痩せやすい体をつくれます!

食事のポイントとして、食事誘発性体熱産生は朝が最も高く、時間が経つにつれて低くなるため

夜はあまり食べすぎない方が良いでしょう

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そしてよく噛んで食べることで、ヒスタミンというホルモンが分泌されて満腹中枢を刺激し

食欲を抑えてくれる効果があります!




powerplate1.jpgパワープレートにもホルモンバランスを整える作用があるため

食事の工夫とパワープレートを組み合わせることで

食べることを楽しみながら効率よくダイエットができるのです!

ダイエット中に不足しがちな栄養素

パワープレートで効率よく筋肉を動かしても、筋肉の元となる栄養補給を怠っては

筋肉は強くなれず、うまく体は引き締まりません

そこで重要な栄養素がたんぱく質です

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たんぱく質は細胞の主要な構成成分であると同時に、物質代謝に必要な酵素や

生体機能の調節に必要なホルモンの材料としても重要です

一日の摂取基準は男性で70g、女性で60gとなっていますが

なかなかこの量を摂取できていないのが現状です

また、トレーニングを行って筋肉を増やそうとしている場合は

基準より多くの摂取が必要です

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パワープレートトレーニングは今まで使えていなかった筋肉も同時に動かすため

効率が良いのですが、その分栄養素もきちんと取る必要があります

たんぱく質は100gあたり牛乳で約3.5g、肉類で約20g、魚で約25g含まれていて

特に多い食材がシラス干しで約40g摂取することができます

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これらの食材と併用してプロテインを飲むことも非常に有効で

最近ではたんぱく質以外にもビタミンなど栄養素が添加されたものが

売られているので、炭水化物の変わりにプロテインを飲むことで

カロリーを抑えながらたんぱく質を取ることができ

トレーニングの成果を早めることができます

ダイエットは安全に行わなければ意味がありません

ですから、必要な栄養素はきちんと取って、余分なカロリー摂取は抑えることが重要なのです


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脂質異常症に対する運動療法と食事療法

・脂質異常症の原因

1.食生活や運動不足、喫煙などの生活習慣によるもの

2.遺伝的な異常によるもの

3.ほかの病気などによるもの

4.加齢によるもの

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脂質異常症の原因のうちで最も多いのが

食生活や運動習慣などのライフスタイルの乱れが引き金となって

引き起こされるケースです

高カロリー食事、コレステロール、飽和脂肪酸、糖質などを多く含む食品

アルコールの摂りすぎは、コレステロールや中性脂肪を増加させます

また運動不足は脂質の代謝能力を低下させて中性脂肪の蓄積

すなわち肥満の原因になります


・脂質異常症に対する食事療法

第1段階

1.総摂取エネルギーの適正化

適正エネルギー摂取量=標準体重×25~30(kcal)

標準体重=身長(m)×身長(m)×22


2.栄養素配分の適正化

炭水化物60%

たんぱく質15~20%:獣鳥肉より魚肉、大豆たんぱくを多くする

脂質20~25%:獣鳥性脂肪を少なくし、植物性、魚肉性脂肪を多くする

コレステロール:一日300㎎以下

食物繊維:25g以上

アルコール:25g以下

その他:ビタミン(C、E、B6、B12、葉酸など)やポリフェノールの含有量が多い野菜

果物などの食品を多く摂る


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第2段階

1.高LDLコレステロール血症(高コレステロール血症)が持続する場合

脂質制限の強化:脂肪由来エネルギーを総摂取エネルギーの20%以下

コレステロール摂取量の制限:一日200㎎以下

飽和脂肪酸、一過不飽和脂肪酸(オメガ9)、多価不飽和脂肪酸(オメガ6、オメガ3)

の割合が3:4:3程度になるようにする


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・脂質異常症に対する運動療法

運動によるエネルギー消費量の例として

体重60㎏の人が、150kcalの消費に必要な時間を示したいと思います

〈スポーツ〉

散歩             54分

歩行(分速60m)      47分

歩行(分速80m)      33分

歩行(分速100m)     23分

ジョギング(軽い)     18分

体操(軽い)        45分

水泳(クロール)      7分

水泳(平泳ぎ)       15分

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〈日常生活〉

階段(上り)         19分

階段(下り)         38分

入浴             41分

掃除             37分

買い物            52分

このように160kcalのエネルギーを消費するだけでも

かなりの運動量が必要なことがわかります

パワープレートは、3次元振動を使ったアクセラレーショントレーニング

で効果的に筋肉を鍛え、脂肪が燃えやすい体をつくり

血行を改善して、体温を上昇させ代謝を上げます


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普段約30%しか使われていないと言われている筋肉を

97%刺激することによって15分で一般的なジムトレーニングの1時間分の運動量を

確保することができます



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脂肪吸引や急激なダイエットは、ホルモンバランスを崩しかねないため

安全とは言えません


やはり、きちんとした食事制限と効果的な運動を行って

過剰な脂肪の蓄積を抑えることが健康でいるために重要です!

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食物繊維は、糖質やタンパク質のように

一定の構造を持った物質に対して与えられた名称ではなく

脂質と同じようにある共通の性質を持つ物質に与えられた言葉です

定義としては、人の消化酵素では加水分解されない食品中の難消化性成分の総体

ということになります

代表的なものとしては、植物に含まれるセルロース、ペクチン、動物に含まれるキチンなどがあります

食物繊維には2つのタイプがあり、水に溶けにくいタイプと溶けるタイプに分かれます


1. 不溶性食物繊維(IDF:water Insolble Dietray Fiber)

食物の細胞壁を作っている成分で、主に穀物ではリグニン、セルロース、ヘミセルロース

など糖がたくさんつながった構造で水に溶けません


2.水溶性食物繊維(SDF:water Soluble Dietary Fiber)


食物の細胞の中に貯蔵され、食物が分泌する成分にも含まれます

果物やニンジンなどの野菜に多く含まれるペクチンやこんにゃくに含まれるマンナン

海藻類に含まれるアルギン酸などが知られています

やはり糖がたくさんつながっていますが、構造の違いで水溶性という特徴があります


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・SDFはIDFよりも効果が大きい


IDFは、水分を吸収して便を柔らかくし、消化管を通過する時間を短くします

SDFはIDFよりさらに水を吸収して膨らむうえ

保水力がすぐれているためより強い効果を示します

また、SDFは胃内滞留時間が長く、耐糖能の改善、インシュリン分泌の節約

コレステロール吸収の低下、体内コレステロール濃度の正常化をもたらす作用があるため

IDFよりもさらに多く摂ることが望ましいとされています


・日本人の摂取量は減少傾向

食物繊維とは、つまりは消化されないものであるため

消化されないものを多く食べるというのは非効率と考えてしまいがちですが

実はそうではありません

食物繊維を摂ると、適度な水分に富んだ便が大量にできます

腸の中で不必要に滞留することなく、食べたものは約24時間で体外に排出されます

この間にコレステロールや余分な糖、発がん物質などを吸収し

体内に吸収されるのを防ぐとされています

従って、ダイエットや生活習慣病の予防には理想的な役割を果たしているのです

しかし、最近では食生活の欧米化で肉や乳製品の摂取が増え

食物繊維の摂取量は減ってきています

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ちなみに日本人の1日当たりの食物繊維摂取量は

昭和30年(1955年)に22g、昭和60年には17.3gと23%も減少し

現在では15g程度まで減っていると報告されています


・食物繊維の目標摂取量

目標摂取量は一日当たり20~25g、カロリーで言うと1000kcalあたり10gという計算になります

ただ、年齢や摂取する食物繊維の種類、ほかの食物の種類と量

排便習慣、生活習慣の違いによっても摂取量は変わってきます

アメリカでは便量や消化管通過時間を正しく保つために

1000kcalあたり10~18g、1日当たり20~30gが望ましいとされています

私たちが良く口にする食べ物で考えると

ひじき、ごぼう、ホウレンソウ、グリンピース、リンゴなどに線維が多く含まれています


・食物繊維の不足は便で分かる

食物を体内で消化していった残りが便として排出されます

この残りのもととなるのが、消化液で分解されない食物繊維なのです

そのため、繊維分を多く含んだ食物を摂ると、便の量も増えることになります

また食物繊維には保水性とゲル形成能という特性があり

これが便の量を増やし、便の硬さを正常にし、便の形が大きく柔らかくなります

逆に繊維の少ない便は保水力がないために、硬いものになってしまいます

そのため大腸でもスムーズに便を押し出せず、停滞が起こって便秘になってしまうのです


このように食物繊維には、消化されにくいがゆえに私たちの体に様々なメリットがあるのです

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15分で一般的なジムトレーニング1時間に相当する運動量を確保できるパワープレート

このような食生活の改善を行うことで、忙しい方でも健康にダイエットを行うことができます


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パワープレートのアクセラレーショントレーニングとは

筋肉量を増やすためには、筋肉に負荷を与えて

より大きな負荷に耐えられるように訓練していくことが必要です

ですから筋力トレーニングのマシンというと

重りをつけて筋肉に負荷を与えて鍛えていくものが一般的です




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このようなトレーニングはレジスタンストレーニング(抵抗トレーニング)と言われており

現在でも多くのジムがこのトレーニング方法で行われています


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これに対してパワープレートはアクセラレーショントレーニング加速度トレーニング

という方法で筋力を強化します

これはニュートンの運動方程式第2法則(力=質量×加速度)にのっとって

従来は、力を高めるために質量(ウエイト)を上げていたものが

プラットホームを振動で加速させることによって重力を高めることが可能となり

ウエイトを持たなくても負荷を与えることが可能なのです



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加速度を与えると筋肉への負荷が高まる理由は

次のように捉えると分かりやすいと思います
例えば、地面に向かって物を落として
より大きな力を加えるにはどうするべきかと考えたときに

より重たいものを使って地面にかかる力を増やそうとするのが

レジスタンストレーニング

重さはそれほどなくても、り高いところから物を落として加速させることで
地面に与える力を高めるのがアクセラレーショントレーニングです

この地面を筋肉と考えるとどちらの方法でも
筋肉に負荷がかかっていることが分かります



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私たちの体には1Gという重力が働いており

加速度が加わると重力は増していくという働きがあります

高層ビルで高速エレベーターに乗って、上に行く(重力に逆らう方向に行く)と

体が下にぐっと押さえつけられるような感覚があると思います

これが加速に伴って重力が増した状態です



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パワープレート上では、一番弱い負荷でも

1.8G (体重の1.8倍の物を持っているのと同じ状態)の

負荷をかけることができ、最大で6.3Gまで負荷を高めることができます


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レジスタンストレーニングでは

重りを持っているため速い動きを鍛えることが難しいのですが

アクセラレーショントレーニングでは高速の振動により緊張性振動反射が起こり

1秒間に30~50回という速さで筋肉が動くことで、反射能力が高まり

速い動きが必要なアスリートや高齢者の転倒予防などにも対応できると共に

トレーニングの効率化による時間の短縮が可能になりました

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パワープレートトレーニング15分で

ジムトレーニング1時間相当の運動量になるのです


脂質異常症について

脂質異常症(高脂血症)とは、血液中の脂質、特にコレステロールと

中性脂肪(トリグリセライド)が増えた状態を言います

脂質異常症は、痛くもかゆくもなく、全く自覚症状が無いのが特徴で

総理府の調査によると、脂質異常症についての感じ方は

糖尿病や高血圧症などの生活習慣病に比べ、怖い病気という感じ方を持つ人が少なく

分からないという人も多いという結果が出ています

しかし、もし自覚症状が出た時には、すでに心臓や脳、または下肢の動脈硬化が

進んでおり、突然、脳梗塞のような脳動脈疾患や狭心症

心筋梗塞などの冠動脈疾患を引き起こすため、高血圧と同様に

サイレントキラー(沈黙の殺人者)とも呼ばれている病気です



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厚生労働省発表の「平成18年国民健康・栄養調査」によると

脂質異常症が疑われる人は約1410万人でしたが

この数字はHDLコレステロール値と服薬状況の実を用いたデータで

動脈硬化疾患予防ガイドラインの基準に基づいており

中性脂肪、LDLコレステロール、HDLコレステロールを用いた判定では

約4220万人となりました


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・脂質異常症の原因

1.食生活や運動不足、喫煙などの生活習慣によるもの

2.遺伝的な異常によるもの

3.ほかの病気などによるもの

4.加齢によるもの


脂質異常症の原因のうちで最も多いのが

食生活や運動習慣などのライフスタイルの乱れが引き金となって

引き起こされるケースです

高カロリー食事、コレステロール、飽和脂肪酸、糖質などを多く含む食品

アルコールの摂りすぎは、コレステロールや中性脂肪を増加させます

また運動不足は脂質の代謝能力を低下させて中性脂肪の蓄積

すなわち肥満の原因になります


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また煙草は善玉コレステロールを減らして

悪玉コレステロールをより悪玉にすると言われています

これに元々持っている遺伝的に脂質異常症になりやすい体質が重なれば

高い頻度で脂質異常症が発症します

遺伝性の強い高脂血症に家族性高コレステロール血症があります

500人に1人とうい高い割合でみられるので

この病気を持つ親族のいる人は注意が必要です

家族性高コレステロール血症は、リポタンパクの一つであるLDLコレステロールを

細胞内に取り込むLDL受容体に先天的な異常があるため

血液中にLDLが蓄積してしまうものです

子供の頃からコレステロール値が高く、動脈硬化も進みやすくなります

他の症状としては、まぶた、関節、アキレス腱などに

黄色種と呼ばれるコレステロールの塊ができたりすることがあります

遺伝的な要因に食生活などの要因が加われば

家族性高コレステロール血症は一層悪化するので、注意が必要です

また中性脂肪を分解するリポタンパクリパーゼに遺伝的な異常があると

(リポタンパクリパーゼ欠損症)、著名な高トリグリセリド血症になることがあります

リポタンパクリパーゼ欠損症の症状としては

黄色種、急性膵炎などがあります

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また、何らかの病気が原因となって脂質異常症が引き起こされるケースがあり

これを続発性脂質異常症と言います

原因となる主な病気としては、甲状腺ホルモンの分泌が減る甲状腺機能低下症や

副腎皮質の機能が亢進して起こるクッシング症候群などの内分泌性のもの

ネフローゼ症候群や腎硬化症などの腎臓病

肝臓や胆道の病気、糖尿病、肥満などが挙げられます

その他、薬の副作用が原因となって、脂質異常症になることもあるので

他の病気を治療中の人は医師にしっかりと伝える必要があります

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女性は40歳くらいまでは、男性に比べて脂質異常症になる頻度が低いですが

更年期を迎える50歳前後からコレステロールが急に増えていき

脂質異常症と診断されるケースがあります

これは女性ホルモンの1つであるエストロゲンの分泌量が

閉経によって減少するために起こります

エストロゲンは肝臓でのLDL受容体を増やす働きがあり

それによってLDLコレステロールの処理が十分に行えるようにしていますが

閉経によってエストロゲンが減少すると、LDLコレステロールの処理能力が低下します

そのため血液中にコレステロールが増えてしまい

高コレステロール血症になります

また、中性脂肪値も閉経期前後から上昇していきます


・脂質異常症の合併症

1.腎硬化症

2.大動脈瘤

3.胆石

4.高尿酸血症(痛風)

5.脂肪肝

6.急性膵炎

7.腎不全

など

パワープレートは、独自の3次元振動を使ったアクセラレーショントレーニングによって

15分で一般的なジムトレーニング1時間に相当する運動量を確保し

脂質代謝を促進します

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また、トレーニングに伴って分泌が促進される成長ホルモンが

さらに脂肪の燃焼を促進するため、効果的に脂質異常を予防、改善できるのです

生活習慣の中にパワープレートをぜひ取り入れて

健康づくりに役立てていただければと思います


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Upper Cross Syndrome(上部交差症候群)について

近年デスクワークやスマートフォンの普及によって

肩や首が前方に変位してしまっている人が非常に多くなっています

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このような姿勢では、見た目が格好悪いだけでなく

身体の前後の筋肉バランスが崩れ

関節や筋肉に負担がかかり、肩こりや首こり、頭痛など様々な症状の原因となります

本来正しいアライメントでは、骨格で身体を支えられているため

筋肉の負担は最小限になっています

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脊柱の支持は筋肉や靭帯があらゆる部位に存在し

独特の静的支持と動的機能を持っています

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それは機能単位によって成り立っており

最小機能単位は2つの脊椎と1つの椎間板です

不良姿勢では、このような機能単位がうまく働かなくなり

それを補うために一定の筋肉や靭帯に負担がかかるようになります

これが上半身で特徴的な場合に起こるのが

Upper cross syndrome(上部交差症候群)

緊張、短縮筋している姿勢筋として

①斜角筋

②胸筋

③僧帽筋上部線維

④胸鎖乳突筋

⑤後頭下筋群

機能低下筋群として

①僧帽筋中、下部線維

②菱形筋

③深部頸椎屈筋群


などがあり、その対角線を結んでできる線がクロスしているためにそのような名前が付いています


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頭部の前方変位によって斜角筋の起始と停止の位置が変化することで
本来頚椎屈筋の斜角筋が上部頚椎の伸筋になり
上部頚椎は過度伸展位に、下部頚椎は屈曲位になります

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このような姿勢では関節に過剰な負荷が加わり続けるため
頚椎の前弯の減少などから骨棘が形成され
椎間板の脱水と弾性の消失によって退行性関節 症の原因となります

パワープレートは独自の3次元振動によって以下のようなトータルなアプローチができます

①関節への固有振動刺激によるアライメントの改善

人体のあらゆる器官は運動しているため、それぞれの周波数をもっています 

・全身 5 Hz  

・脊髄 8 Hz  

・頭部 18 Hz 

・内臓 20 Hz 

・眼球 20 Hz  

その中で関節は約35Hzが固有振動数となり、この振動を与えることで

関節は最も反応し、動きやすくなるのです

この環境下で関節に対するモビリゼーションを行うことで

今まで可動性が失われていた部分の機能を高め

アライメントの改善と神経伝達を促進します

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②緊張、短縮筋のストレッチ

パワープレートでのトレーニングは 緊張性振動反射 と共に多シナプス反射によって

ゴルジ腱器官等に作用して筋を弛緩させ、筋の柔軟性を高めます


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③弱化筋の筋力強化による再発予防

15分でジムトレーニング1時間相当の運動量を確保でき

通常40%程度しか使えていない筋肉を不随意的に97%動員させ

効率的に筋力強化を行うことができます

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肩こり、首こりなどの根本原因には、このような姿勢によるゆがみが関わっている可能性

が必ずあると言っても過言ではありません

ぜひパワープレートでゆがみを正して健康な体をつくりましょう!


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プロフィール

中込慶一
(ナカゴメケイイチ)
・出身地:東京都
・血液型:O型
・昭和61年4月7日
・日体柔整専門学校卒
・柔道整復師
・全国冷え症研究所に5年勤務ののち現在は、パワープレート東京にてインストラクターを務める
・特技:スポーツ全般 陸上
・趣味:音楽・バイクツーリング
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