HOME > パワープレートWEB講座 > 

パワープレート症例 -マラソンのパフォーマンスアップ-

パワープレート症例 -マラソンのパフォーマンスアップ-


50代女性の方の症例です

〈ご来店の目的〉

健康維持とマラソンのパフォーマンスアップ


〈アセスメント〉

姿勢検査では、体が後ろにもたれるようなスウェイバック姿勢になっており

体重が後ろに偏っている状態でした


typical posture].jpg
また首と肩が前に出ており、肩の関節可動域も減少していました

筋力的なバランスとしては、腹直筋(特に下部)、腹斜筋、菱形筋、中下部僧帽筋

大殿筋といった筋肉に弱化がみられました


〈トレーニング内容〉

まずは体の芯となる体幹を中心にスタビリティを高め、走る際のキック力がしっかりと

地面に伝わるような土台作りと肩と胸郭の可動性改善から始めました


pp3.jpg

体幹が安定してきたところで、バランストレーニングを行い

体のセンサーである固有受容器を活性化し

ケガの予防と体のブレが最小限になるようにしていきました

同時に推進力に関わるハムストリングや大殿筋といった筋力の強化と

実際の動きに近づけたジャンプ動作などを加えていきました


pp51.jpg

さらに接地や腕ふりのタイミングや膝の屈伸運動を抑えた理想的なキック動作といった

細かな技術トレーニングを行いました


pp46.jpg

その結果、初回来店時のフルマラソンのベストタイムが5時間5分であったのに対し

2年後には4時間12分という驚異的な記録更新を果たすことができました

通常、体力が大きく低下していく50代の後半でこのような結果を残すことができたのは

紛れもなくこの方の努力の結晶ですが

パワープレートが大きくそのアシストをしてくれたことも間違いなく言えることだと思います

スポーツパフォーマンスにおけるパワープレートの魅力は

1.短時間でトレーニングを効果を得られること(15分で一般的なジムトレーニング1時間の運動量)


2.1秒間に30~50回という高速の振動刺激が筋肉のセンサーをを刺激し

神経機能が向上し、より素早く大きな力を出せるようになること


3.今まで身についてしまっていたフォームの悪い癖などをより早く修正することができること


4.プレートの上でその人の体に必要な3次元の自由自在なトレーニングができること

などが挙げられます

IMG_1459.JPG

姿勢や筋力、可動域には個人差があるため

全てのケースで同じようにトレーニングを行えばよいといったことはありません

良い結果を残すためには、まずきちんとしたアセスメントが必要です

そこで方針が定まればパワープレートが間違いなくその方のポテンシャルを引き出し

今回の症例のような結果が期待できると思います!



ページトップ

プロフィール

中込慶一
(ナカゴメケイイチ)
・出身地:東京都
・血液型:O型
・昭和61年4月7日
・日体柔整専門学校卒
・柔道整復師
・全国冷え症研究所に5年勤務ののち現在は、パワープレート東京にてインストラクターを務める
・特技:スポーツ全般 陸上
・趣味:音楽・バイクツーリング
» パワープレート東京トレーナー紹介へ

ケータイ版QRコード

  1. QRコード