EBMとはEvidece-Based Medicine:科学的根拠に基づく医療という考え方で
この概念が誕生したのは1991年、カナダのマクマスター大学のGordon Guyattが提唱した
「現時点で最も信頼のおける科学的根拠に基づいて診療する」という論文が
きっかけになっています
科学的根拠とは、エビデンスレベルを意味し、その高さは下記の段階があります
レベルが高いほど科学的根拠があるとされ、一般に無作為対照試験以上(レベル1~3)の
研究が望ましいとされています
レベル1 メタ分析(Meta-Analysis)
ある特定のテーマに関して行われた過去の研究データを収集
し、様々な角度から批判的に検討する方法で、複数の研究の結果を
一つの重みを付けられた評価に要約する際の統計的手法
大規模な研究であればあるほど重み付けは大きくなります
レベル2 二重盲検法を用いた無作為対照試験
①二重盲検法(Double Blind Test)
ある治療法の効果を調べる際、患者が受ける治療が本物なのか、あるいは効果のないプラシーボ
あるいはシャム・トリートメント(見せかけの治療)なのか、治療者も患者にも分からないようにして
行う臨床試験
②無作為対照試験(RCT:Randomizid Controlled Trial)
患者を本物の治療を行った群(介入群)とプラシーボや従来の治療群(対照群)とに
無作為に振り分け、治療成績を比較調査する方法
無作為に割り付けるのは、サンプルの偏りを防ぐためです
①、②を組み合わせることでより純粋な実験結果を得ることができます
レベル3 無作為対照試験
レベル4 コホート研究(Cohort Study)
多数の集団(数千人から数十万人)を対象に、ある因子が体に与える影響を長期間
(数年から数十年)にわたって追跡調査し、その因子と健康や病気との因果関係を分析する方法
このように、ある印紙が将来どんな結果を生むのかを調べる研究を「前向き研究」と言い
前向きコホート研究は、後ろ向きコホート研究(参加者を時間的に後ろ向きに振り返って問題を確認
する)よりも信頼性が高くなります
レベル5 二重盲検法を用いた非無作為対照試験
非無作為対照試験(CCT:Controlled Clinical Trial)
無作為割り付けが完璧に行われていない臨床試験で、患者を本物の治療を加えた群(介入群)と
プラシーボや従来の治療群(対照群)等に分け、各群の治療成績を比較調査する方法
レベル6 非無作為対照試験
レベル7 症例対照研究(Case Controll Study)
「後ろ向き研究」と呼ばれ、すでに病気にかかった患者と年齢や性別などが同じ健常者を対象に
病気の原因と考えられる因子を過去にさかのぼって比較調査する研究
レベル8 複数の症例報告(Case Report)
個々の症例の報告で珍しいケースや失敗例などの臨床経験を紹介することによって
今後の研究や診療に役立てる
レベル9 症例報告
レベル10 治療者の個人的な知識や研究
レベル11 動物実験
レベル12 患者の個人的な体験
以上のような分類になっています
世界各国で行われているパワープレートの研究報告の中で
非常にエビデンスレベルの高いマシンであることが
医療だけでなく美容、スポーツなどの分野でも証明されています
従来のトレーニングを安全性と効率で凌駕しているパワープレートは
今後より大きな広がりを見せていくと思います!
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2013年10月 2日(水)
パワープレートについて|
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