ディトレーニングに注意
ディトレーニングとは、運動習慣やトレーニング習慣があった方が
それらを止めてしまったことで起こる体の変化(生理学的適応、パフォーマンスにおける適応)で
運動やトレーニングを始める前の状態に体が戻っていってしまう現象です
特に筋量が減少し、トレーニングによって起こった神経系の機能的変化
(運動単位の動員の増加、発火頻度の上昇、共収縮)が消失します
その結果、筋が弱化し、パワーも低下します
骨格筋の萎縮は、瞬発的に大きな力を発揮する速筋線維でより早く起こるとされています
しかしある研究では、長期間トレーニングや運動習慣のある人では
短期間(14日間)のトレーニングを行わなくても
筋力とパワーに対する影響はほとんどなかったそうです
長期間(32週間)のディトレーニングでは、筋力の著しい低下がみられたそうですが
それでも筋力レベルは、トレーニング前よりも高かったということです
これは普段から少しずつでも運動習慣やトレーニングを行っていれば
運動ができない期間があっても、身体が衰えにくいということを示しています
もし、時間に余裕がなくあまりトレーニングができない場合でも
週に1~2回行うだけで、ディトレーニングの影響は著しく低減することが分かっています
パワープレートトレーニングは、アクセラレーショントレーニング理論によって
非常に速い筋肉収縮を起こすことができるため、運動の効率を飛躍的に高めることができるため
15分でジムトレーニングの1時間に相当する運動量を確保することができます
忙しく運動する時間が減ってしまったり、無くなってしまった方は
ぜひパワープレートトレーニングを取り入れ、短時間で効率の良いトレーニングで
ディトレーニングを克服していただければと思います
2013年10月12日(土)
健康|
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