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セロトニンとパワープレート

セロトニンとパワープレート

・セロトニンとその機能(Wikipediaより引用)

「セロトニンは正式名称を5-ヒドロキシトリプタミンと言い

必須アミノ酸であるトリプトファンから5-ヒドロキシトリプトファンを経て

セロトニンとなります

人体には約10㎎存在し、そのうちの約90%が小腸粘膜、血小板に8%

脳内の中枢神経系に約2%存在しています

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体内では主に小腸にある腸クロム親和性細胞、および腸クロム親和性細胞様細胞が産生し

腸の蠕動亢進に働くため

消化管のセロトニンが過剰に分泌されると下痢になり、分泌が少ないと便秘になります

消化管で生成されたセロトニンの一部は血小板中に取り込まれ、血液凝固

血管収縮、疼痛閾値の調節(下行性抑制)、脳血管の収縮調節などに働きます

一方、脳内の神経伝達物質として働くセロトニン(以下、脳内セロトニン)は

脳幹の縫線核ということころで合成されます

腸で生成されたセロトニンは血液脳関門(脳の血管にあるバリア)を通れないため

脳のニューロンに直接作用することはありません

前駆体である5-ヒドロキシトリプトファンは血液脳関門を通過しますが

種々の副作用を示すため、脳内セロトニンを増やすためには

栄養学的にトリプトファンの摂取が重要となります

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また、Diksicらの研究によると、健常男性は女性より約52%脳内セロトニンを産生する能力が高く

セロトニンの前駆物質であるトリプトファンが欠乏すると

女性では脳内セロトニン合成が男性の4倍減少するというデータがあります

脳内セロトニンを生成する縫線核群は、大脳皮質、大脳辺縁系、視床下部、脳幹、脊髄など

広汎な脳領域に投射しているため、脳内セロトニンが関与する生理機能は多岐にわたります

・生体リズム

・神経内分泌

・睡眠

・体温調節

・疼痛閾値の調節(下行性抑制

などの生理機能と

・気分障害

・統合失調症

・薬物依存

などの病態に関与しているほか

ドーパミンやノルアドレナリンなどの感情的な情報をコントロールし

精神を安定させる働きがあります

ホルモンとしても働き、消化器系や気分、睡眠覚醒周期、心血管系、痛みの認知

食欲などを制御しています 

セロトニン神経(5-HT神経)の活動特性は

覚醒時に抵頻度発射(規則的な 3-5 Hz の発射活動)を継続して

標的細胞のシナプス間隙に一定のセロトニンを分泌させ、覚醒状態を維持することにあります

痛みやストレスなどの内外環境からの覚醒・ストレス刺激には影響されません

徐波睡眠に移行するとその活動が減弱、レム睡眠になると、完全に消失します

脳内のパターン形成機構によるリズム性運動

(歩行運動、咀嚼運動、呼吸運動など)で興奮し

覚醒状態における種々な活動に適度な緊張

(抗重力筋の緊張や交感神経の緊張など)を与える役割があります

覚醒時の5-HT神経系の活動が抑制された状態は

うつ病や慢性疲労症候群などの症状を惹起するとされています」

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これらを見ていくと、パワープレートの振動という一定の周波数を用いたリズム運動が

脳内セロトニンの合成を高める上で非常に重要になってくることが分かります

ぜひパワープレートで健康の元であるセロトニンを増やして行きましょう!

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プロフィール

中込慶一
(ナカゴメケイイチ)
・出身地:東京都
・血液型:O型
・昭和61年4月7日
・日体柔整専門学校卒
・柔道整復師
・全国冷え症研究所に5年勤務ののち現在は、パワープレート東京にてインストラクターを務める
・特技:スポーツ全般 陸上
・趣味:音楽・バイクツーリング
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