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ミトコンドリアとダイエット

ミトコンドリアとダイエット

〈ミトコンドリアはエネルギーの発電所〉

ヒトの活動にはエネルギーが必要で、
そのエネルギーには細胞質で作られるものと

独自のDNAを持つミトコンドリアで作られるものがあり

体は必要に応じてこれらを使い分けています



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ミトコンドリアは、内外2枚の膜から成る細胞内の小器官で

内膜は所々で内側に向かって、クリステ(内板)と呼ばれるヒダをつくっています




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細胞質で行われるエネルギー産生方法を解糖系と呼び

ブドウ糖のみが材料となります

ミトコンドリア系は三大栄養素や酸素、日光などを組み入れてエネルギーをつくり

身体のATP(人体のエネルギー)の90%以上を産生していることから

エネルギーの発電所と言われいます

・ミトコンドリアとダイエットの関係

私たちの体でエネルギーとなるのはATP(アデノシン三リン酸)という物質です

このATPにはその名の通り、3つのリンが結合していますが

そこからリンが一つ外れてADP(アデノシンニリン酸)になる時にエネルギーが発生します

ATPは再生可能なエネルギーで

エネルギー発生後のADPを脂肪と糖を使って再生します

この過程を行っているのがミトコンドリアなのです

ですからミトコンドリアが減ってしまっていたり、機能が低下していると

体脂肪が消費されにくくなり、メタボリック症候群などを引き起こしやすくなるのです

ミトコンドリアは酸素を使って体脂肪を燃やしてエネルギーを作っている器官なので

その数が増えれば内臓脂肪などが燃えやすくなるのです

ミトコンドリアの約80%は筋肉の中にあります

・ミトコンドリアの機能

ミトコンドリアでのATP再生には2つのステップがあります

1.TCA回路(TCA:tricarboxylic acid cycle

またはクエン酸回路、クレブス回路などの名称もあります)

糖質はグルコースまで分解された後、ピルビン酸を経て、脂肪は直接アセチルCoA

という物質になり、TCA回路に入ります

その後、いくつもの酵素で連続的に代謝されながら、電子(水素イオン)を貯めていきます


2.電子伝達系

電子伝達系では、貯めた水素イオンを勢いよく放出し、その力でADPからATPを再生します

この電子伝達系でATPを作るときに必要なのが、酸素です

酸素は血液中の赤血球で運ばれて、ミトコンドリアで利用されますが

ミトコンドリアに十分な酸素を届けるためには、ミトコンドリアの体積に対して

およそ3倍の体積の毛細血管が必要と言われています

動脈硬化や冷え性などで血流が悪くなると、ミトコンドリアに届く酸素の量が減少し

体脂肪が消費されてにくくなり、肥満が進行しやすくなります

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ミトコンドリアは速筋線維に5%弱しかありませんが

パワープレートは、通常の運動では40%しか使わていないと言われる筋肉を

3次元の振動によって97%動かすことができ、優れた血流改善効果があることから

今まで眠っていた筋肉とそのエネルギーを生み出すミトコンドリアを活性化し

増加させるというデータが出ています



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プロフィール

中込慶一
(ナカゴメケイイチ)
・出身地:東京都
・血液型:O型
・昭和61年4月7日
・日体柔整専門学校卒
・柔道整復師
・全国冷え症研究所に5年勤務ののち現在は、パワープレート東京にてインストラクターを務める
・特技:スポーツ全般 陸上
・趣味:音楽・バイクツーリング
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