Upper Cross Syndrome(上部交差症候群)について
近年デスクワークやスマートフォンの普及によって
肩や首が前方に変位してしまっている人が非常に多くなっています
このような姿勢では、見た目が格好悪いだけでなく
身体の前後の筋肉バランスが崩れ
関節や筋肉に負担がかかり、肩こりや首こり、頭痛など様々な症状の原因となります
本来正しいアライメントでは、骨格で身体を支えられているため
筋肉の負担は最小限になっています
脊柱の支持は筋肉や靭帯があらゆる部位に存在し
独特の静的支持と動的機能を持っています
それは機能単位によって成り立っており
最小機能単位は2つの脊椎と1つの椎間板です
不良姿勢では、このような機能単位がうまく働かなくなり
それを補うために一定の筋肉や靭帯に負担がかかるようになります
これが上半身で特徴的な場合に起こるのが
Upper cross syndrome(上部交差症候群)で
緊張、短縮筋している姿勢筋として
①斜角筋
②胸筋
③僧帽筋上部線維
④胸鎖乳突筋
⑤後頭下筋群
機能低下筋群として
①僧帽筋中、下部線維
②菱形筋
③深部頸椎屈筋群
などがあり、その対角線を結んでできる線がクロスしているためにそのような名前が付いています
頭部の前方変位によって斜角筋の起始と停止の位置が変化することで
本来頚椎屈筋の斜角筋が上部頚椎の伸筋になり
上部頚椎は過度伸展位に、下部頚椎は屈曲位になります
このような姿勢では関節に過剰な負荷が加わり続けるため
頚椎の前弯の減少などから骨棘が形成され
椎間板の脱水と弾性の消失によって退行性関節 症の原因となります
パワープレートは独自の3次元振動によって以下のようなトータルなアプローチができます
①関節への固有振動刺激によるアライメントの改善
人体のあらゆる器官は運動しているため、それぞれの周波数をもっています
・全身 5 Hz
・脊髄 8 Hz
・頭部 18 Hz
・内臓 20 Hz
・眼球 20 Hz
・全身 5 Hz
・脊髄 8 Hz
・頭部 18 Hz
・内臓 20 Hz
・眼球 20 Hz
その中で関節は約35Hzが固有振動数となり、この振動を与えることで
関節は最も反応し、動きやすくなるのです
この環境下で関節に対するモビリゼーションを行うことで
今まで可動性が失われていた部分の機能を高め
アライメントの改善と神経伝達を促進します
②緊張、短縮筋のストレッチ
ゴルジ腱器官等に作用して筋を弛緩させ、筋の柔軟性を高めます
③弱化筋の筋力強化による再発予防
15分でジムトレーニング1時間相当の運動量を確保でき
通常40%程度しか使えていない筋肉を不随意的に97%動員させ
効率的に筋力強化を行うことができます
肩こり、首こりなどの根本原因には、このような姿勢によるゆがみが関わっている可能性
が必ずあると言っても過言ではありません
ぜひパワープレートでゆがみを正して健康な体をつくりましょう!
2014年10月24日(金)
ゆがみ、姿勢|
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