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サルコぺニア肥満とは

サルコぺニア肥満とは

日本人の体型において2009年の国民健康・栄養調査ではこのような結果が出ています

2000年以降、男性では肥満者の増加傾向が鈍化

女性では肥満者の割合が減少し一方、若い女性のやせ型の割合は横ばいになっています

肥満者の割合も男性の20~60歳代では

肥満者の増加傾向がそれ以前の5年間に比べ鈍化しているそうです

また、女性の40~60歳代では、肥満者の割合が減少しています

このデータから男性はまだ肥満者が増加しているものの

女性では肥満者は幅広い年齢層で減少していると言えます



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しかし、最近新たに注目されている肥満としてサルコぺニア肥満があります

サルコぺニアは、ギリシャ語のサルコ(筋肉)、ぺニア(低下)を合わせた言葉で

体重は変わっていないにも関わらず、筋肉がやせ細り、代わりに脂肪が蓄積してしまうタイプの

肥満です

サルコぺニア肥満は生活習慣病になるリスクが、普通の肥満の2倍で

その対処法も、単に脂肪を落とすだけでは解消されません

根本的な解決の為には体重に占める筋肉の割合である筋肉率を高める必要があります

通常、筋肉率は性ホルモンや生活環境の変化により、20代をピークに減少していくため

若いうちから適度な筋肉量を維持する努力をしていく必要があるのです

筋肉率の標準値は、男性が31~34.9%、女性が26~27.9%で

この値を下回ると、サルコぺニア肥満のリスクが高まります

筋肉率の計算方法は、体脂肪計で体脂肪を測り、体重×体脂肪率÷100で体脂肪量(㎏)を出します

そして体重‐体脂肪量で除脂肪体重(脂肪以外の骨、筋肉、内臓などの重さ)を計算した後に

除脂肪体重(㎏)÷2=筋肉量が出るため、筋肉量÷体重×100で筋肉率が求められます

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少し前までは、肥満が虚血性心疾患や脳血管疾患、糖尿病などの生活習慣病を引き起こす

メカニズムについてはあまりはっきりしていませんでした 


しかし、脂肪組織を構成する脂肪細胞がホルモンを分泌することが発見され

体脂肪は人体で最大の内分泌器官であるということが分かってからは

多くのメカニズムが解明されました

 

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糖尿病については、脂肪細胞が分泌するレジスチンというホルモンが 

インスリン抵抗性を持っているため、インスリンが分泌されても血糖値が下がりにくくなり

発症のリスクが高まります

また、インターロイキン1やTNF-α、PAI-1といったサイトカインも分泌され

これらが、心筋梗塞を引き起こすということも分かってきました

インターロイキン1やTNF-αは本来、炎症反応に関わる因子で

動脈の内壁に過酸化脂質を沈着させ、動脈硬化の原因になります


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PAI-1は血液凝固を促進し、血栓をつくりやすくします

以上のことからも過剰な脂肪の蓄積は十分に健康を脅かすことがわかります


パワープレートは、3次元振動で効果的に筋肉を鍛え、脂肪が燃えやすい体をつくり

血行を改善して、体温を上昇させ代謝を上げます

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脂肪吸引や急激なダイエットは、ホルモンバランスを崩しかねないため

安全とは言えません

やはり、きちんとした食事制限と効果的な運動を行って

筋肉量を維持し、過剰な脂肪の蓄積を抑えることが健康でいるために重要なのです!


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プロフィール

中込慶一
(ナカゴメケイイチ)
・出身地:東京都
・血液型:O型
・昭和61年4月7日
・日体柔整専門学校卒
・柔道整復師
・全国冷え症研究所に5年勤務ののち現在は、パワープレート東京にてインストラクターを務める
・特技:スポーツ全般 陸上
・趣味:音楽・バイクツーリング
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