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症例 23 変形性膝関節症と痛み

症例 23 変形性膝関節症と痛み

健康づくりで通われている80代の女性の症例です

軽度の変形性膝関節症をお持ちで、階段昇降時に右の膝の裏に痛みが出ていました

右膝は可動域が多少減少しており、立位の状態でも少し膝が曲がっている状態でした


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メニューは、パワープレートで下半身を中心に筋力強化を行い

加えて関節のモビライぜーションと下肢後面のマッサージを行いました


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このメニューでを週に1回約半年行って、痛みのレベルは約半分に減りましたが

その後は、頭打ちにになっていました

そこで、歩行を念入りに見させていただいたところ

荷重が若干、患側に傾いており、骨盤の高さも右側が下がっていました

このことから左足の臀筋の弱化と体の中心軸の意識がずれていると予測し

左足にうまく体重がかけられずに

患側である右足への負荷が増しているのではないかと考えました

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これを踏まえバランストレーニングを取り入れることにしました

この方は体力レベルが高く、下肢の筋力も十分にあったため

きちんとした補助の中でシングルレッグバランスを行い

左足にうまく体重をかける感覚を覚えてもらうとともに

姿勢に関わる深層筋を鍛えていきました

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このトレーニングを行い始めてからの歩行の改善は素晴らしく

1ヶ月で膝の痛みは完全に無くなりました!

筋力強化やダイエットの効果が特にクローズアップされるパワープレートですが

このようにアライメントやバランスの改善効果も素晴らしいということを

改めて感じることができた症例でした!



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プロフィール

中込慶一
(ナカゴメケイイチ)
・出身地:東京都
・血液型:O型
・昭和61年4月7日
・日体柔整専門学校卒
・柔道整復師
・全国冷え症研究所に5年勤務ののち現在は、パワープレート東京にてインストラクターを務める
・特技:スポーツ全般 陸上
・趣味:音楽・バイクツーリング
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