糖質について
健康的なダイエットには、パワープレートなどの運動による筋力強化や脂肪燃焼の他に
体に必要な栄養を確保した上での食事のマネジメントが欠かせません
今回はその中でエネルギー源となる三大栄養素の糖質についてお話したいと思います
糖は炭水化物とも呼ばれ、通常の食生活ではエネルギー摂取量の半分以上を占めている
重要な栄養素です
〈糖の種類と特徴〉
-単糖類-
①五炭糖(ペントース)
・リボース:RNAの構成要素
・デオキシリボース:DNAの構造の一部
・キシロース(木糖)
キシリトールはキシロースから合成された糖アルコールで
合成甘味料として虫歯予防のガムに含まれており
虫歯菌内にキシリトールリン酸として取り込まれたキシリトールを
虫歯菌ミュータンス菌は代謝できず、菌体内に蓄積し死滅してしまいます
②六炭糖(ヘキソース)
・グルコース(ブドウ糖)
エネルギー源として第一に用いられ、血中のグルコースを 血糖と言います
グルコースはリン酸化され細胞内に取り込まれて利用されます
・ガラクトース
乳に含まれる二糖類の乳糖(ラクトース)の構成担当の一つで
名前はギリシャ語で乳を意味する(Gala)に由来します
・フルクトース
糖の中で最も甘く、温度により甘みが変化します
-二糖類-
①マルトース(麦芽糖)
でんぷんがαアミラーゼ(マルターゼ)によって分解されてできた
グルコース2分子で構成されるニ単糖です
②ラクトース(乳糖)
乳に含まれるニ単糖で、グルコースやガラクトースで構成され
βガラクトシダーゼで分解されます
③スクロース(ショ糖)
サトウキビなどに含まれるニ単糖で、いわゆる砂糖です
グルコースとフルクトースで構成されます
-多糖類-
①ホモ多糖
・でんぷん
植物の光合成で、二酸化炭素と水と光からつくり出されます
体内では唾液や小腸に分泌されるアミラーゼでマルトースやグルコースに分解され
血糖として吸収されます
・グリコーゲン
肝臓や筋肉でグルコースからエネルギー貯蔵源として合成されます
脳などの神経細胞の唯一のエネルギー源はグルコースで
生体は常に一定の血糖値を保つために調節を行っています
・セルロース
植物繊維成分で、人はセルロース分解酵素であるセルラーゼを持っていないため
セルロースを分解できません
しかし、便通を良くしたり、コレステロールを吸着、排泄することで
血中コレステロールの増加を抑え、動脈硬化予防に働きます
また大腸がん予防にも働くと言われています
②ヘテロ多糖(複数の種類の単糖から構成される多糖)
・ムコ多糖
動物の細胞、線維、組織、器官の間を結びつけ
細胞間の水分の保持、細胞間の支持、保護、栄養、補給の役目をする組織を結合組織と言い
その主要成分はムコ多糖体と呼ばれる粘性物質です
構造にはアミノ酸を含み、コンドロイチン硫酸、ヒアルロン酸、ヘパリンが代表的なヘテロ多糖です
生体内ではたんぱく質を結合しムコ多糖たんぱくとして存在しています
ムコ多糖の生理的役割には以下のものがあります
①結合組織を構成し、体細胞が正常に生存できる基盤となる
②組織に保水性、潤滑性、弾力性を与え、栄養分の消化吸収、運搬、新陳代謝を促進する
③カルシウムの代謝に深く関与して、骨の成長、骨折の回復、骨粗鬆症の防止
④血液中のコレステロールや過酸化脂質を除去し、動脈硬化や高血圧を予防する
⑤関節軟骨の成分の27~43%を占め、関節、靭帯、腱の弾力性、円滑性を保つ
⑥目の角膜や水晶体の透明性や弾力性を保持する
⑦細胞の増殖を促進し、精子を増殖する
以上のように糖質は生体内で非常に重要な働きをしていますが
摂りすぎると膵臓に負担をかけてしまったり、余分な物は脂肪に変換されてしまうため
ダイエットを行う上では、自分の基礎代謝量に合わせて摂取量を調節する必要があります
パワープレート導入店はこちら
体に必要な栄養を確保した上での食事のマネジメントが欠かせません
今回はその中でエネルギー源となる三大栄養素の糖質についてお話したいと思います
糖は炭水化物とも呼ばれ、通常の食生活ではエネルギー摂取量の半分以上を占めている
重要な栄養素です
〈糖の種類と特徴〉
-単糖類-
①五炭糖(ペントース)
・リボース:RNAの構成要素
・デオキシリボース:DNAの構造の一部
・キシロース(木糖)
キシリトールはキシロースから合成された糖アルコールで
合成甘味料として虫歯予防のガムに含まれており
虫歯菌内にキシリトールリン酸として取り込まれたキシリトールを
虫歯菌ミュータンス菌は代謝できず、菌体内に蓄積し死滅してしまいます
②六炭糖(ヘキソース)
・グルコース(ブドウ糖)
エネルギー源として第一に用いられ、血中のグルコースを 血糖と言います
グルコースはリン酸化され細胞内に取り込まれて利用されます
・ガラクトース
乳に含まれる二糖類の乳糖(ラクトース)の構成担当の一つで
名前はギリシャ語で乳を意味する(Gala)に由来します
・フルクトース
糖の中で最も甘く、温度により甘みが変化します
-二糖類-
①マルトース(麦芽糖)
でんぷんがαアミラーゼ(マルターゼ)によって分解されてできた
グルコース2分子で構成されるニ単糖です
②ラクトース(乳糖)
乳に含まれるニ単糖で、グルコースやガラクトースで構成され
βガラクトシダーゼで分解されます
③スクロース(ショ糖)
サトウキビなどに含まれるニ単糖で、いわゆる砂糖です
グルコースとフルクトースで構成されます
-多糖類-
①ホモ多糖
・でんぷん
植物の光合成で、二酸化炭素と水と光からつくり出されます
体内では唾液や小腸に分泌されるアミラーゼでマルトースやグルコースに分解され
血糖として吸収されます
・グリコーゲン
肝臓や筋肉でグルコースからエネルギー貯蔵源として合成されます
脳などの神経細胞の唯一のエネルギー源はグルコースで
生体は常に一定の血糖値を保つために調節を行っています
・セルロース
植物繊維成分で、人はセルロース分解酵素であるセルラーゼを持っていないため
セルロースを分解できません
しかし、便通を良くしたり、コレステロールを吸着、排泄することで
血中コレステロールの増加を抑え、動脈硬化予防に働きます
また大腸がん予防にも働くと言われています
②ヘテロ多糖(複数の種類の単糖から構成される多糖)
・ムコ多糖
動物の細胞、線維、組織、器官の間を結びつけ
細胞間の水分の保持、細胞間の支持、保護、栄養、補給の役目をする組織を結合組織と言い
その主要成分はムコ多糖体と呼ばれる粘性物質です
構造にはアミノ酸を含み、コンドロイチン硫酸、ヒアルロン酸、ヘパリンが代表的なヘテロ多糖です
生体内ではたんぱく質を結合しムコ多糖たんぱくとして存在しています
ムコ多糖の生理的役割には以下のものがあります
①結合組織を構成し、体細胞が正常に生存できる基盤となる
②組織に保水性、潤滑性、弾力性を与え、栄養分の消化吸収、運搬、新陳代謝を促進する
③カルシウムの代謝に深く関与して、骨の成長、骨折の回復、骨粗鬆症の防止
④血液中のコレステロールや過酸化脂質を除去し、動脈硬化や高血圧を予防する
⑤関節軟骨の成分の27~43%を占め、関節、靭帯、腱の弾力性、円滑性を保つ
⑥目の角膜や水晶体の透明性や弾力性を保持する
⑦細胞の増殖を促進し、精子を増殖する
以上のように糖質は生体内で非常に重要な働きをしていますが
摂りすぎると膵臓に負担をかけてしまったり、余分な物は脂肪に変換されてしまうため
ダイエットを行う上では、自分の基礎代謝量に合わせて摂取量を調節する必要があります
パワープレート導入店はこちら
2012年4月16日(月)
食事について|
コメント(0)|
トラックバック(0)