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西洋医学と東洋医学

西洋医学と東洋医学

皆さんは西洋医学と東洋医学の違いはなんだと思いますか?

それは「心身二元論」と「心身一如」という考え方の違いに象徴されています

心身二元論」は近代医学の父と言われたデカルト(1561~1626)が提唱したもので

中世まで魂(心)と身体は一体で区別されていませんでしたが

彼は人間の統一体は「身体」と「精神」の2つから成るという仮説を唱えました


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これは言いかえると、身体と精神を分けてもよいという考え方で

医学の発展においてとても画期的なものでした

これによって病気を身体の異常と限定することによって

主観的な「心」の部分を省くことで、客観的にその人の状態を判断できるようになり

症状や病名をカテゴリー分けし

それぞれに対して決まった治療法を行うシステムが作られていきました

したがって西洋医学では科学的な数値化できるもののみが扱われ

検査は心が反映されない機械を使って行われ

規定値と比べてその値がどうかで異常かどうかを判断します




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それに対して東洋医学では古くから「心身一如」という考え方があります

これは「身体」と「心」は分けることができないというものです

東洋医学でのエネルギーは「気」で現され、日本語でも気持ち、気分、気楽、気休めなど

心を反映させたものが多くあり、死は「気が作用していない身体」と表現されます


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気は全世界を構成しているもので、人も気からなるという考え方です

そのため東洋医学の診断では西洋医学のように検査で

この値を超えたら病気であるといった境をつくるのではなく

生活環境や心の状態などによってできる個人差を重視します


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薬でいえば、風邪なら誰でも決まった薬で症状を抑えるというわけではなく

その人の弱くなった部分を補う薬を処方するといった発想をもっています

西洋医学と東洋医学のそれぞれメリットやデメリットを知っておくことは

健康を考える上で非常な重要です

次回はこれらについてより詳しいお話をしたいと思います


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プロフィール

中込慶一
(ナカゴメケイイチ)
・出身地:東京都
・血液型:O型
・昭和61年4月7日
・日体柔整専門学校卒
・柔道整復師
・全国冷え症研究所に5年勤務ののち現在は、パワープレート東京にてインストラクターを務める
・特技:スポーツ全般 陸上
・趣味:音楽・バイクツーリング
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