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パワープレートと骨密度2

パワープレートと骨密度2

前回のブログでご紹介したパワープレートと骨密度の関係について

今回は、実際のデータを交えてお話したいと思います

パワープレートの理論のベースになっているアクセラレーショントレーニングは

元々、1960年代の宇宙開発時代に宇宙の無重力状態が人体に与える悪影響を克服するために

開発されたものです



トレーニング.jpg


その悪影響とは、重力という負荷がかからなくなったことによる骨密度や筋力の低下です

無重力状態では筋や腱、骨が機能しないため

宇宙飛行士の骨密度は深刻なスピードで減少していきます

そして、この現象は動く機会が少なくなった老人や寝たきりの人と同じであることが分かったのです

すなわち、骨や筋の機能低下は老化現象そのものであるということです

骨折が起こりやすくなる、動きが遅くなる、ホルモン分泌が低下する

心血管系の構造の変化による心臓委縮、肺などの呼吸器系の機能低下
など

挙げればキリがありません


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骨密度の低下によって骨粗鬆症になると女性の約2分1

男性の4分の1が骨折すると言われています


高齢者の骨折で最も注意しなければならないのが、大腿骨頚部骨折です

これは閉経後の女性に特に多く、骨頭に近い部分での骨折では

血管の分布の特異性や骨折面に剪力が加わりやすいなどの理由で難治性であり

長期間の臥床が必要となり、それが原因で寝たきりになってしまうことが多いのです




osteo.jpg


Verschuerenらの研究によると、閉経後の女性において

6カ月間のパワープレートトレーニングを行ったところ

股関節周辺の骨密度が1.5%増加したことに加え、筋力や姿勢の改善

体脂肪の減少にも効果があったと報告しています





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これは、骨密度の上昇だけでなく、骨折の受傷起点で最も多い転倒のリスクを

バランス能力の改善によって防ぐことができるということです

NASAでも使われているパワープレートで老化に負けない体をつくりましょう!

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プロフィール

中込慶一
(ナカゴメケイイチ)
・出身地:東京都
・血液型:O型
・昭和61年4月7日
・日体柔整専門学校卒
・柔道整復師
・全国冷え症研究所に5年勤務ののち現在は、パワープレート東京にてインストラクターを務める
・特技:スポーツ全般 陸上
・趣味:音楽・バイクツーリング
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