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熱中症に強い体に

熱中症に強い体に

梅雨明けでこれから猛暑日が増えてくると言われている中で

注意しなければならないのが熱中症です

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私たちの体は視床下部の体温調節中枢によって体温を一定に保つために

産熱と放熱とがバランスをとっていますが

熱中症では、高温に長時間さらされたり、暑い環境で長時間運動をした際に

産熱と放熱のバランスが異常になっている状態をいいます

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症状は熱痙攣(手足の痙攣、筋肉痛)、熱疲労(倦怠感、嘔吐)

熱射病(意識障害)の順に重くなっていきます

体温調節中枢が障害されているため、発汗や皮膚血管の拡張も見られなくなり

体温が40℃以上に上昇し、解熱剤も効きません


意識障害が長引く例では死に至ることもあります

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そのため熱中症にならないようにするためには体温調節中枢を正常に働かせるため

暑さに体をうまく慣らしていくことが重要です

これが暑熱順化です

世界を見渡すと地球の北と南では、かなりの温度差がありますが

長くそれらの地域に住んでいるとその環境に適した体になっていくのです

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例えば、暑いところで住んでいる熱帯地方の人はあまり汗をかきません

これは「長期暑熱順化」と言う現象です


つまり、長年暑いところで生活していると基礎代謝が低くなり熱の産生が少なくなったり


皮膚の血流量が増して皮膚温が上がり、熱の放出が盛んになるため


汗そのものをかく必要性が少なくなるのです


しかも、熱いところで生活していると自然に汗腺が訓練されて


より塩分の少ない、少量の発汗でも体温の調節ができるように汗腺機能が高まるのです


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この現象は私たちの夏の汗対策にも応用でき


「短期暑熱順化」という汗腺の機能訓練をすればいいのです


半身浴などで水分補給をしながら約30分汗をかくようにしたり


短時間の運動で汗をかく習慣をつけておくことです

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約10分ほどのウォーキングを数回行うことなども有効です


しかし、外での運動は直射日光によって思っている以上に体力や


水分を奪われていることがあるため注意が必要です


パワープレートは短時間で血液循環を活性化させて体温を上げ


体温調節中枢を刺激できるため、私の今までの経験では


今まで汗がかけなかった方もほぼ全員が汗をかけるようになります


運動時間は15~30分で十分の為、とても気軽に行うことができ


高齢者の方でも安心して行えます



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これを習慣づけていくことで質のいい汗をかけるようになり

体温調節能力が格段に上がるのです

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プロフィール

中込慶一
(ナカゴメケイイチ)
・出身地:東京都
・血液型:O型
・昭和61年4月7日
・日体柔整専門学校卒
・柔道整復師
・全国冷え症研究所に5年勤務ののち現在は、パワープレート東京にてインストラクターを務める
・特技:スポーツ全般 陸上
・趣味:音楽・バイクツーリング
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