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2023年2月号

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「タンパク質の摂取を意識しましょう!」

店長   小野恵子

エルクレスト 代々木公園店 本館

普段からタンパク質の摂取を意識されていますか?

私達の細胞の乾燥重量の2/3はタンパク質からできています。
細胞の中には生命現象そのものを担っている酵素が含まれており、その全てがタンパク質です。
酵素のほかにもホルモンや、抗体などの生命活動の中心的役割をタンパク質が行っています。

皮膚の主成分もタンパク質であり、皮膚のハリをつかさどるコラーゲンや、弾力に関与するエラスチン、皮膚表面の角質を構成するケラチンなどさまざまなタンパク質で構成されています。

このためタンパク質の摂取や代謝は、皮膚機能の正常化と美しい皮膚の維持の点から非常に重要です。

女性が健康な体や美しい肌のために、1日にタンパク質推奨摂取量は60gです。
欠乏すると、皮膚のハリ不足、弾力不足、シワのトラブルだけでなく、体重損失・筋肉消耗(疲れやすい、体温低下)・成長阻害・浮腫・免疫低下のような影響があります。

タンパク質の摂取量を増やすために、以下の食品がおすすめです。

《動物性タンパク質》(成長・体格を形成)
◯肉
身体や筋肉、血液などをつくるための大切なタンパク質を含む。
うるおいのある肌や髪のツヤのためにも欠かせない。
・豚肉:ビタミンB1(糖質をエネルギーに・疲労回復)
・鶏肉:ビタミンB2(美肌のビタミン・脂肪燃焼)
・牛肉:ビタミンB群全般豊富
◯魚
良質なタンパク質とともに骨をつくるためのカルシウムも豊富。青魚はコレステロールを減少させるEPAを含む。
◯卵
9つの必須アミノ酸を含んでいて、美容や老化防止に効果的。
◯乳製品
良質なタンパク質で、カルシウムにビタミンA、ビタミンB2を含む。

《植物性タンパク質》
(体力・持久力・抵抗力・回復力)
肉体の機能を高める
◯豆類・豆製品
植物性のタンパク質で、ビタミンB群やビタミンE、鉄分、カリウムやカルシウムも多い。
◯ゴマ
タンパク質、ビタミンB1、B2、ナイアシン、カルシウム、マグネシウム、鉄、セレンを含む。

毎日のお食事に、タンパク質を含む食品と摂取量を意識して、美しい肌と健康な体づくりをしましょう。

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