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2011年8月号
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INDEX
「お肌の機能を大切にしましょう~①皮脂膜について」
本館 カウンセラー 翁田弘美
私たちの体はたくさんの臓器でできています。その中でも皮膚=お肌は面積の大きさから『最大の臓器』と呼ばれています。
皮膚にはいろいろな機能があります。
◆知覚作用
◆保護作用
◆保湿作用
◆体温調節作用
◆分泌・排泄作用
これらの機能が正常に働くことが、健康で美しいお肌に繋がります。
そして、これらの機能を衰えさせてしまう最大の敵が紫外線です。1年で最も紫外線が強いのは7~8月。そしてエアコンや扇風機の使用だったり、冷たい食品の摂取や薄着で体温低下を招いたり、日焼け止めの使用や汗など…お肌の機能が低下する原因が最も多い時期が、まさに今だといえます。
お肌の機能の中で、この時期特にダメージを受けるのが「保護作用」です。
私たちのお肌を保護してくれているのは、皮脂膜、角質層、細胞間脂質、メラニン色素などです。今回はこの中から皮脂膜についてお伝えしてまいります。
皮脂膜は汗腺から分泌される汗(水分)と、皮脂腺から分泌された皮脂(脂)がお肌表面で混ざることで作られます。「天然のクリーム」と称され、角質層の水分蒸散を防ぎ、潤いをキープする役割があります。健康な皮脂膜はpH4.5~6.0の弱酸性です。多くの細菌やカビ類は酸に弱い性質があるので、異物や雑菌が侵入するのを防いでくれます。
汗のpHも通常は弱酸性ですが、真夏にたくさんの汗をかくと体内のミネラル成分が流出することによりアルカリ性に傾いてしまいます。さらにその汗を放置すると水分が蒸発し、更に強いアルカリ性になります。アルカリ性に傾いたお肌はバリア機能がもろくなり、水分が蒸発し乾燥したり、刺激に対して敏感になり赤みが出たり、化粧品等がしみたり、掻き壊して傷が残ったりしやすくなります。また雑菌が侵入しやすくなるのでアトピーやニキビの悪化などがみられます。
皮脂膜を守るために必要なことは、まずは正しい洗顔です。洗顔料はしっかり泡立てること、流水で洗浄成分をしっかり洗い流すこと、洗い過ぎないことも大切です。
そして最も大切なのがトーニングです。エンビロンαトーナーの成分であるグリコール酸はお肌のpHを弱酸性に保つ働きがあります。バリア機能が弱ったお肌ほどトーナーがしみると思いますが、しみる箇所こそがバリアが弱っているサインです。コットンをお水で湿らせてからトーナーを含ませることで濃度が薄まり、刺激が弱まります。バリア機能が弱っている方にこそ、しっかり使いこなして頂きたいです。
体の一番外側で、私たちの体を守ってくれている皮脂膜。それを守るのは私たちの毎日のスキンケアです。ひとつひとつのアイテムの役割をイメージすると、スキンケアがグンと楽しくなります。トーナーを上手に使いこなして、健康で美しいお肌づくりをしていきましょう。
「自律神経とダイエット」
新館 サブ店長 脇本佳津子
夏本番!みなさん夏を楽しんでいらっしゃいますか?!
ダイエットのラストスパートをされている方も多いのではないでしょうか?
今回はダイエットと深く係わる自律神経のことを書かせていただきます!
「あまり食べていないのに痩せない...」という言葉を聞いて
「またまた(笑)!」「どうせ食べてるんでしょ(笑)!」と思われるかと思いますが、
本当に食べていないケースも多々あるんですよ!!!
原因は自律神経の乱れ・・・
交感神経系の働きが低下してしまっているからです。
太ったり痩せたりするのは代謝反応によるもので、この代謝を司るのが
自律神経やホルモンです。
自律神経のひとつである交感神経の働きが低下すると、体内での脂肪代謝がスムーズに行われなくなり、痩せにくく太りやすい体質になってしまうのです。
さらに満腹感を感じる食欲中枢にも影響が起こりやすく、食べても食べても満腹感のない状況に陥ってしまいやすくなります。
また体温のコントロールを行っているのも自律神経!!
内臓の温度が1℃下がるだけで代謝は13パーセント下がってしまいます。
自律神経とダイエットは切っても切れない関係です!!!!
いかに自律神経を整える事がダイエットのポイントになってきます☆
・半身浴・ウォーキング
・質の良い睡眠
・適度な運動
・バランスの摂れた食事
・心身のリラックス(アロマなど)
などなど
逆にこの反対の
・睡眠不足
・ストレスが多い
・いつもイライラ
・栄養過多
・運動不足
・過度な冷暖房
などは自律神経を乱しますのでお気を付け下さい!
簡単なことからライフスタイルに取り入れて頂ければ幸いです。
上手に自律神経を整えて、さらに美しい身体を手に入れてください☆
「夏の自己処理に!」
新館 サブ店長 鈴木登美子
夏本番!暑い日が続いておりますが、皆様お元気ですか?
今年は節電の中での薄着の季節。いつも以上にムダ毛の処理に手が抜けません!(>_<)
体毛は約140万本。そのうち、約10万本が髪の毛。平均、1日約90本の毛が自然に抜け落ちます。残りの毛は毛周期もあり、目に見える毛は3分の1位だとしてもムダ毛が目につきます。
男性の髭の処理に関しては個人差はありますが、1日平均5分として年間約30時間。一生では約1650時間だそうです。女性の場合は、ワキや手足…と考えれば範囲も広くかなりの時間を自己処理に使います。
皮膚の表皮は上皮細胞群10~20層の積み重ねを絶えず維持しています。最深部での分裂増殖と最上層の死滅脱落です。1番私達の目で見える最上層のお肌は角質を構成していますが、これには硬角質と軟角質があります。軟角質は体表全体を覆うような薄い保護シートを維持する役割を果たしていて、自然の状態ではこの部分が次々と垢として剥がれ落ちています。有毛の部分の厚さは0.1~0.2mmで、この厚さが体内と体外との隔壁をなすという重要な役割をになっています。
人の体は複雑な曲面で構成されていて、カミソリでの自己処理ではどんなに気を付けていても、この重要な部分の表面を削ぎ落とす事になります。剃る時の強度によっては、シミや黒ずみの原因にもなります。除毛後のお肌の回復は体調にも左右される上に夏の強い紫外線。自己処理後の保湿やUVケアをどれだけするかがお肌を守るカギに!
紫外線対策としてのメディカルハーブは、シミやシワの防止や皮膚の炎症を和らげるジャーマンカモミール。炎症で失われたビタミンC補給やお肌の乾燥を防ぐローズヒップ。免疫力アップにはエキナセア。紫外線で障害を受けた目にはハイビスカスやコモンマロウ。栄養不足の時のかすみ目にはクコ。
体の内側も外側もケアして、夏を乗り切りましょうね!☆ヽ(▽⌒*)
- 自宅で簡単!たるみ改善リフトアップのオススメ
- 店長 小野恵子