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2009年8月号

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INDEX

  秋の準備を始めましょう
  本館 カウンセラー 北出 初音
  夏場のダイエットについて
  新館 カウンセラー 矢部 絹江
  女性ホルモンについて
  新館 カウンセラー 佐和田 典子

from本館

「秋の準備を始めましょう」

本館 カウンセラー   北出 初音

エルクレスト 代々木公園店 本館

―葉月―
立秋とは名ばかりの暑さが続きますが、皆様いかがお過ごしですか?
夏休みを取られる方も多いと思われます。ギラギラの太陽をみると、ストレス発散の季節って感じですが、きっと秋の準備もちゃんとしなさいョという季節なんでしょうネ。

ご承知のとおり老化の80%は、紫外線や活性酸素による光老化ですが、たまには、ギラギラ太陽の中でも遊びたいですし、たまには暴飲暴食もあり、かなと感じています。思いきり楽しむことは、キレイに輝きを与えてくれますから。

ストレス発散したほうが、美肌作りにも、ダイエットにも、前向きに取り組めます。ただ最善を尽くしましょう。紫外線対策は、怠りませんように。外側だけでなく、からだの内側からも、紫外線対策として、食べ物やお茶(天然のビタミンCのほうが、吸収がよく、効果的)で、ビタミンCを摂取しましょう。レジャー予定の2週間前から、準備すると紫外線に対する抵抗力を高め紫外線によって作られる活性酸素を除去して、皮膚を守ってくれます。肌は内臓を写す鏡です。

便秘や寝不足、ストレスによる、からだの不調は肌に悪影響を及ぼします。肌荒れを感じたら、生活習慣を見直してみましょう。不規則な生活が続くと、肌が荒れますし、ストレスがたまれば、体内に活性酸素を発生させることになり、シワやタルミなど、肌の老化を促進させてしまいます。
質の良い睡眠、適度な運動、バランスの良い食事を心がけましょう。

季節的に、のどの渇きも大いに感じます。冷たい水を飲みすぎると、むくみを起こしたり、からだを冷やしてしまいます。その結果代謝が低下して肌のターンオーバーも乱れてしまいます。水分は、とりすぎても、足りなくても、からだに良くないのです。ブレイクタイムには美肌効果の中国茶&ハーブティーを取り入れてみましょう。

・はと麦茶⇒老廃物を排出しむくみに効果的。
・杜仲茶⇒利尿作用でむくみを緩和、肝機能を高め、解毒作用も。
・ジャスミン茶⇒血行を促進し、シミやくすみに効果的、リラックス効果も。
・ローズヒップティー⇒ビタミンC、ビタミンA、鉄分などを豊富に含む美肌のお茶。疲れ目や便秘にも効果的。
・ハイビスカスティー⇒ビタミンCが豊富で肌荒れに効く。むくみや二日酔いにも効果的。
・エキナセアティー⇒免疫力を高めるので疲れ気味の時にも効果大。

熱帯夜で、なかなか眠れないときも続くことでしょう。そんな夜は、ストレスをやわらげる香りで、リラックスしましょう。

・ペパーミント⇒神経をクールダウンさせ、眠気覚ましや気持ちをスッキリさせる作用。
・ラベンダー⇒緊張をほぐし、イライラを鎮め、催眠作用も。眠れないときにも効果大。
・イランイラン⇒不安や恐怖をやわらげ神経をリラックスさせる効果。全身の倦怠感にも効果大。
・ローズ⇒鬱や自己嫌悪感をやわらげ、幸せな気持ちを高めてくれる。

嗅覚の情報伝達ルートは考える脳(大脳新皮質)を経由せずに、感じる脳(大脳辺縁系)に、ダイレクトにアプローチするので、気分を瞬時に転換できます。お気に入りの香りを楽しみながらストレスを解消しましょう。

それでは、紫外線や活性酸素で、ダメージを受けてしまった方も、そうでない方も現状の肌を整えて、本格的な秋を迎えましょう。

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from新館

「夏場のダイエットについて」

新館 カウンセラー   矢部 絹江

エルクレスト 代々木公園店 新館

今年も夏本番の前に早くも30℃を越える日が続き、これから夏休みに入り、行楽や帰省などでライフスタイルが変わる季節でもあります。
そんな時に役立てて頂きたく今回は夏場に注意したいダイエットについてお話ししたいと思います。

夏はクーラーや冷たい飲み物、さっぱりとしたお食事等々、ただでさえ体温を下げることを繰り返してしまいます。
夏は気温も上がり汗もかくため、痩せるイメージを持つ方が多くいらっしゃいますが、実際には冬場の方が寒い中体温を保つ為、基礎代謝は高くなります。

夏は水分も慢性的に不足しがちです。脂肪を燃やす為に筋肉へ蓄えたい水分も汗として体外は排泄されてしまいます。お体から1時間に奪われる水分はなんと100ml。自然と蒸発してしまう水分をこまめに補給しましょう。
そしてお身体を冷やさない事が大切ですよね。

屋外から室内へ40℃~25℃の移動を1日に何度も繰り返す事で、血管も収縮と拡張を繰り返します。そして自律神経が混乱をきたし体温調節がしづらくなります。血管は内臓を中心とした深部体温を保つために収縮し、末端の手足の毛細血管の血流を弱くするため、冷えの症状が現れます。

一方お食事で気を付けたい事は栄養を考え東洋医学では身体を冷やす食べ物(陰性)として、そば、トマト、キュウリ、ナス、スイカ、ナシ、豆腐、白砂糖、牛乳、ビール。温める食べ物(陽性)では、もち米、ニラ、タマネギ、ショウガ、リンゴ、ウメ、黒砂糖、みそ、チーズ、赤ワインなどがあり、陰のものを食べる時は陽のものを食べると良いとされています。

もう一つ大切なことはカロリーについての意外な落とし穴です。ふだんダイエットに良いとされる豆腐やそうめんですが、豆腐一丁、そうめん1束100gでは、ごはん1杯よりカロリーが高いんですよ。

夏の食材は水分を除去してくれるものが多いですが、古来からの知恵として体を冷やす食材も多いのです。夏のダイエットだけに限らずその先の食欲の秋、そして体のしくみから代謝が上がる冬のダイエットに向けていったら差が出ることうけあいですよ!

ボディ館では栄養士がお食事のアドバイスもいたしますのでお気軽にお声をお掛け下さいね。

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from新館

「女性ホルモンについて」

新館 カウンセラー   佐和田 典子

エルクレスト 代々木公園店 新館(旧ボディ館)

当エルクレストサロンでは、毎月色々なお勉強をさせて頂ますがその中でも好きなテーマの1つが【ホルモン】についてです。

女性ホルモンは皆さんがご存知のとおり、「美肌」「整ったプロポーション」の他にムダ毛にも大きく関係しています。
私がエルクレストに入社した初めのころ、オーナーから「昔ある共産圏の国でオリンピック選手の女性に、栄養剤と称して男性ホルモンの入った薬を飲ませ、みるみる本当に男性みたいにがっしりとした体格になり、体毛が濃くなりヒゲも生え、異常な性欲がわいてきたって話があるんだ」という話を聞いたときにとっても衝撃を受けて、ホルモンについてすごく興味が沸きました。
今回はホルモンの中でも『女性ホルモン』についてお話いたします。

まず、性ホルモンには大きく『女性ホルモン』と『男性ホルモン』があります。
女性ホルモンと男性ホルモンは、女性と男性のそれぞれ特徴のある体格や体質をつくるものですが、男女とも自身の性別のホルモンだけではなく女性なら一生で作られる男性ホルモン量はスプーン1杯程度、男性の体内でつくられる女性ホルモンは、女性の約半分のスプーン半分位の量がつくられているそうです。

また、健康な男性が一日に作れる男性ホルモン量は、約7mgといわれ、女性の体内で作られる男性ホルモン量は、男性の約1/10の量、一日約0.7mg程度となります。
しかし、ホルモンの分泌については【感情】も大きく関係しているため、‘イラッ’とすると通常の3倍、“ムカーッ”とすると通常の約5倍もの男性ホルモンが分泌されてしまうらしいのです!
感情を穏やかに保つのも女性ホルモンのバランスを整える秘訣なんですね(*^^)v

もちろん、性ホルモンのバランスは、ムダ毛などの体毛にも影響があり、女性は男性の1/10の男性ホルモンがあり、男性ホルモンは男性の体毛を硬毛化させる働きがあります。 女性でも男性ホルモンが多くて影響を受けやすい方はムダ毛の硬毛化が進みます。
また、男性でも男性ホルモンが少なかったり影響を受けにくい方は、ムダ毛の硬毛化があまり進みません。女性で更年期などにムダ毛などの体毛が濃くなるのは、女性ホルモンの減少に対して男性ホルモンの減少が少なく、性ホルモンのバランスに変化が起きてムダ毛が硬毛化してしまうからなのです(>_<)

近年の問題点としてこの『女性ホルモンのバランス』をうまく保てない女性が増えています。
さまざまな原因がある中で主なものがストレスや偏った食生活、体の冷えです。
女性ホルモンの生成に【脂質】は重要で、ダイエットなどで脂質を摂らない方が多く見られますが、そうすると女性ホルモンの生成が滞り“女性らしいプロポーション”がつくれなくなってしまうんです。

そして重要なのが【 お腹を冷やさないこと】です。女性ホルモンを生成しているのが卵巣で、冷えによって卵巣の働きが鈍り女性ホルモンを正常に分泌してくれなくなってしまうのです。なので、女性が『お腹周りの下半身に脂肪がつきやすい』のは卵巣、子宮を冷やさない為の大事な機能ともいえるんですよ(*^。^*)

暑い季節で冷たいものばかりを食べたり飲んだりしてしまいがちですが、「冷え」を防ぐ為に腹巻の着用や生姜紅茶などの飲用もおススメいたします。

【ホルモンの分泌量を増やす為の3つの方法☆】
(1)「趣味や興味を持つこと。」 趣味に没頭すると、働きが鈍った大脳辺縁系が刺激され、女性ホルモンの分泌量を増やすのです。
(2)重要になるのが“嗅覚”です。アロマテラピーなどは、大脳辺縁系を直接刺激し活発に働らかせることができます。アロマの中でもアニスとフェンネルという精油は、女性ホルモンの働きを補うトランスアネトールという成分が含まれていてお勧めです。
(3)3つ目は“恋”です。恋をすると若返ると言われてるように、恋は女性ホルモンの分泌量を増やすのです。恋をしていない人でも好きな異性の芸能人がいるだけで違います。最近の「ヨン様ブーム」もその1つですね!(^^)!

後は、適度な運動や、規則正しい生活、そしてバランスのよい食事です。ぜひ女性ホルモンの分泌量を増やす法則を実行してみてくださいね☆

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