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2023年7月号
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- 入眠時間とホルモンの関係
- 店長 小野 恵子
「入眠時間とホルモンの関係」
店長 小野 恵子
睡眠の種類は、ノンレム睡眠(深い眠り)とレム睡眠(少し浅い眠りで脳波は覚醒時に近いパターン)の2種類があります。
睡眠は、ノンレム睡眠から始まり、1時間半から2時間続き、その次にレム睡眠で10〜30分続きます。
一晩の睡眠中に平均して4回のノンレム・レム睡眠を繰り返します。
入眠して15分後から始まる第一回目のノンレム睡眠の時に成長ホルモンが一気に分泌され、その後午前3時以降にはどんなに長く眠っても分泌されません。
成長ホルモンは、大人の場合、体の細胞の再生・活性化の役目を果たし、タンパク合成を促進して、免疫関連物質を合成する大切なホルモンです。
その成長ホルモンは、15才でピークを迎え20才で半減する為、40才を越えたら分泌させる機会を減らしてはいけないホルモンです。
そのため、どんなに遅くても午前0時までには入眠することがオススメです。
また、メラトニン(ホルモン)は、通常日没頃から分泌開始し、午後7時頃から血中濃度が上昇し、午前2〜3時がピークで午後4時には殆ど分泌を停止します。
メラトニンは、睡眠を誘発・確保、生物のリズム調整、感情・情動の調達(ストレスの緩和)、免疫・リンパ球に影響力が大きく、このホルモンの分泌量の多い少ないで質の良い睡眠かどうかが決まります。
やはり、午前0時までには入眠することがオススメです。
成長ホルモンとメラトニンは夜間にしか分泌されない、私たちにとって大切なホルモンです。
入眠中に成長ホルモン・メラトニンが出るように入眠時間を意識して生活リズムを整え、質の良い睡眠をしましょう。
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