第3回エルクレスト特別講習 ② 冷えの改善で得るもの(2)
代々木公園店美顔店元店長の木村です。
今回もH.18.11.8に、エステティックサロンであるエルクレストで行われました山口勝利先生の第三回特別研修の内容をお伝えしていきます。
前回冷えを治すとどういう事が起きるか、という事で1つ目は血流が良くなり、血流量が増える事で肌に効果をもたらすという話をしました。
その続きをお伝えしていきます。
2つ目は、「痩身」。
冷えと痩身というのは非常に密接な関係があると言いました。
深部体温が1℃上がれば代謝が13%程度上がります。
どんなに痩身に良いと言われる事をするよりも、お腹の温度を上げてしまった方が非常に効率が良いのです。
通販TV番組で、30分乗るだけで痩せるとか、そんな痩身用マシーンが沢山出ていますが、それで身体を痛めてしまう人が多いのです。
効果が出る人がいる一方で、身体をお
かしくしている人も沢山いるのが事実だと思います。
痩身に関しては、深部体温が密接な関係がある、と言ったのは山口先生が最初です。
お腹の温度が下がると太りやすくなるという事です。
山口先生がデータを元に調べた結果です。
それまでは誰も言っていなかった事です。
今、本当にお腹の温度が下がっている人が増えてきました。
だから、体質的に太りやすい人が多いのではないかと山口先生はお話されています。
3つ目として、冷えを改善する事で「むくみ」が非常に効果が出ます。
少し難しい事を言うと、股関節の位置であったり膝関節や足関節の問題もあります。
立ち仕事で、立ち位置が前のめりになってしまう人の場合、大腿部の動脈をすごく圧迫してしまい足がむくみます。
また、膝の形がハンチョウひざと言って、立った時に比較的真っ直ぐになってしまうような場合も、器質的にむくみやすくなります。
足関節が固くてもむくみの原因になったりします。
そういった原因が無くても、深部体温が下がるとむくみやすくもなるのです。
むくんで来ると、どうしてもセルライトが出来易くなります。
むくみをある程度ケアしないと、セルライトが取れません。
体水分量のコントロールが必要になってきますが、水分を飲む、飲まない、といったコントロールだけでは無理があります。
体水分量の多い人は、確かにしょっちゅう水分を摂らないといられない、という人もいますが、そうでない人もいます。
ほとんど水分は摂らない、という人もいるのです。
水分は摂らないけど、体内の余分な水分が出ない。
要は代謝が悪くて出すことが上手く出来ないのです。
深部体温を上げて代謝を良くして水分を出し易い環境を作ってあげないと解決しないのです。
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Written by Keiko Kimura