冷えと免疫








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〈ストレッサーの分類〉
・物理化学的ストレッサー
環境によるもので花粉、騒音など
・生理的ストレッサー
暑い、寒い、過労といったものなど
・心理的、社会的ストレッサー
心に対する家庭的、社会的なストレッサー
〈ストレスに対する反応〉
・警告期
ストレッサーへの反応の第一段階として疲れる、体調不良、肩こり
イライラが症状として起こります
・抵抗期
ストレスに対する抵抗によって血圧の変調、内臓の異常、血糖値の上昇
交感神経の過緊張
・疲弊期
抵抗期の持続によって人体が疲労し、集中力の低下、物忘れ
ストレス性の潰瘍、うつが生じてきます
〈ストレス病〉
・うつ
抑うつ状態を主体とした感情の病気で
気分の落ち込みや意欲の低下に伴って様々な自律神経症状を引き起こします
・心身症
心因性のストレッサーによって身体に消化性潰瘍、本態性高血圧
過敏性腸症候群などの症状が出てくるもの
・神経症
心因性のストレッサーによって心に不安神経症、恐怖症
脅迫神経症といった症状が出てくるもの
〈ストレス対処の方法〉
ストレッサーは、人が成長していく中で必要不可欠なもので
有名なストレス研究者が「ストレスは人生のスパイスである」と語っているように
そのストレスに対してどう対処していくかという
ストレスコーピング(ストレス管理)の概念が重要です
・運動、会話、軽度の飲酒
・旅行、趣味
・友人、家族、上司の指示を受ける
・くつろぎ、リラクゼーションとしてヨガなど
・価値観の変化、自己改革、宗教
〈ストレスとハーブ〉
覆いかぶさってくるような不安感や、居ても立っても居られないような緊張感を解きほぐすには
鎮静作用の高いハーブのティーを時間をかけて楽しむのが一番です
お茶を入れて飲む時間をつくるだけでも、ストレスの緩和に繋がります。
手浴も予想外に効果が大きいものです。ハーブがオフィスなどで簡単にできるのも利点です。
・ジャーマンカモミールとパッションフラワーのティー
カモミールはリラックス効果によって入眠しやすくし
ペパーミント、レモンバームは爽快感で目が覚めやすく
組み合わせることで一日のリズムをつくっていき
自律神経の安定につながります
パッションフラワーはアルカロイドの作用で脳に直接働きかけて気持ちを落ち着けます。
・ジャーマンカモミールの手浴
手は緊張で発汗が過剰になったりと感情を表しやすい部分であると言えます
そういった部分を温めることで精神を安定させます。
〈不眠〉
不眠とは、「適切なタイミング、環境下で睡眠をとっているにもかかわらず
何らかの症状によって眠りが妨げられ、日中の活動に悪影響を及ぼすもの」
・入眠障害
2時間近く眠りに入れない
・中途覚醒
睡眠中に何度も目が覚めてしまう
・熟眠障害・多夢
深く眠れない、夢を見すぎて眠りが妨げられる
・早期覚醒
早い時間に目が覚めてしまい、そのまま眠れない
・睡眠時無呼吸症候群
40~50代に多く男性に圧倒的に多いですが、
女性も更年期が安定する50代以降になると黄体ホルモンが減少してくるのに伴って
気道の筋肉にハリをつくる作用が弱くなり気道が狭くなることによって起こります
・ムズムズ脚症候群
感覚異常によって脚を動かしたくなる欲求にかられて睡眠が妨げられる
遺伝、鉄不足によるドーパミン生成不全が原因とされる
〈不眠の対処法〉
・寝室に光が差し込まない工夫をする
・睡眠時間を遅くする
・起床時に日光を浴びることで体内時計をリセットする
過剰なストレスは自律神経を狂わせ、冷えや不眠の原因となります
メディカルハーブを生活に取り入れて、自律神経を安定させましょう!
このブログはエルクレストで
メディカルハーブや漢方の講師をしてくださっている渡辺 肇子 先生のお話を
元に作成しています
エンビロンフェイシャルモニター
エンダモロジー痩身モニター
サーモシェイプダイエットモニター
メディカル発毛モニター
安全なダイエット方法の王道はやはり、食事と運動です
運動を行う理由は大きく分けて2つあると考えています
1.有酸素運動によって、直接中性脂肪をエネルギーとして使って
体脂肪を減少させる
2.筋力トレーニングを行って筋肉量を増やして
基礎代謝量を増やす、引き締め効果によって美しいボディラインをつくる
そしてもう一つ重要なのが栄養です
せっかく筋肉をトレーニングしたとしても、筋肉の元となる栄養補給を怠っては
筋肉は強くなれず、うまく体は引き締まりません
そこで重要な栄養素がたんぱく質です
たんぱく質は細胞の主要な構成成分であると同時に、物質代謝に必要な酵素や
生体機能の調節に必要なホルモンの材料としても重要です
一日の摂取基準は男性で70g、女性で60gとなっていますが
なかなかこの量を摂取できていないのが現状です
また、トレーニングを行って筋肉を増やそうとしている場合は
基準より多くの摂取が必要です
たんぱく質は100gあたり牛乳で約3.5g、肉類で約20g、魚で約25g含まれていて
特に多い食材がシラス干しで約40g摂取することができます
栄養素の種類によって食事誘導性熱代謝のエネルギー消費は変わります
タンパク質のみ:摂取エネルギーの約30%
糖質のみ:摂取エネルギーの約6%
脂質のみ:摂取エネルギーの約4%
通常の食事(混合):摂取エネルギーの約10%
がエネルギーとして消費されます
従って、タンパク質が多い食事はより多くがエネルギー(熱)に変わるため
脂肪として蓄積されにくいということなのです
ダイエットは安全に行わなければ意味がありません
ですから、必要な栄養素はきちんと取って
余分なカロリー摂取は抑えることが重要なのです
・ダイエットとメディカルハーブ
前述のように筋肉を増やして基礎代謝を上げる食事の他に
メディカルハーブの中には脂肪の燃焼を促進するものがあります
1.マルベリーのティー
2.マテのティー
マルベリーとは、桑の葉のことで
DNJ(デオキシノジリマイシン)という成分が含まれており
これを食前に飲むことで摂取した食品からの糖の吸収を抑えるという働きがあります
(小腸で糖の分解酵素であるα-グルコシダーゼに結合して、その活性を阻害します)
糖尿病の薬でも同じような作用を持つものがあります
マテは、コーヒーよりも多くのカフェインを多く含んでおり
代謝を高めて脂肪の燃焼を促進します。
ダイエットには様々な手段がありますが
早急な結果を求めるような無理な方法には
必ずリスクがあります。いくら体重を減らせても、肌荒れ、貧血、月経不順など
他のトラブルを抱えたら意味がありません
腸からの糖分の吸収を抑える
脂肪の燃焼を助けるハーブを利用して健康なダイエットに取り組みましょう
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〈紫外線の脅威について〉
・夏の肌のダメージの脅威:炎症後色素沈着
細胞が傷つき、炎症が起きることでできるシミで
海水浴スポーツなどで急激に日焼けすると出てきます
なかなか治りにくい厄介な式を異常症です
1. ニキビや外的刺激(日焼け、かぶれ、虫刺されなど)によるダメージ
2. 皮膚細胞が傷つき炎症を起こす(表皮から真皮まで)
3. 傷ついたところに多量のメラニンが送られる(表皮だけでなく、真皮まで送られることもある)
→メラニンの塊がシミとなる
・炎症後色素沈着に対する有効成分
1. ビタミンA:ダメージを受けた皮膚細胞を補修(ケラチノサイトを正常化)
2.ティーツリー葉油、ビタミンB3(ナイアシンアミド):抗炎症
3.ビタミンC、乳酸、ビタミンB3、リノール酸、リノレン酸、アルブチン
ウンデシレノイルフェニルアラニン:美白
・有効なメディカルハーブ
シミの正体は体内で作られたメラニン色素で
無防備に浴びてしまった紫外線などが原因で、老化現象の一つです
メディカルハーブのケアでは、老化を遅らせるために
ハーブが持つ抗酸化作用を
シミ、色素沈着の予防にアプローチします
ジャーマンカモミールの外用チンキ:アルコールで2週間ほど漬けたものを
水やグリセリンで希釈して、パッティングします
マルベリーのフェイスパック:マルベリーとカオリンなどのクレイを
混ぜて使います
柔らかい成分が入っていないので、完全に乾く前に洗い流してください
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・漢方とは
三大伝統医学として中医学、インドのアーユルベーダー、イスラム圏のユナニー学があり、アーユルベーダーはサンスクリット語で「生命の知恵」という意味があります
ユナニー学の元になっているのは、古代ギリシャのヒポクラテスの時代で、ヒポクラテスは医学、薬学の父と呼ばれ、2000年以上前からハーブなどを用いて治療を行っていたが、この医学とヨーロッパの医学が融合してユナニー学が誕生し、現在の西洋医学の元にもなっています
中医学の特徴は、鍼灸、気功、食用があり、中国では昔、食医という職業があり、食事から病気を予防していたり、黄帝内経という最古の書物には、女性は7の倍数、男性は8の倍数で体が変化するといったことなどが記してあります
漢方は日本でつくられた言葉で、中医学を蘭方と区別するためにつけられたもので、日本最古の医学書である医心方には輸入した医学を元に、日本の風土などを考えて新しい医学をつくりあげたということが記され、その中で漢方は実際に行われていたが、明治時代に新政府によって少数派であった西洋医学が採用され、東洋医学は認められなくなりました
しかし、日中の国交が1972年に回復し、生薬を自然由来の医療として認めたことから漢方が日本でも扱われるようになりました
漢方で東洋医学を表す言葉として以下のものがあります
① 天神合一
人間が自然そのもので、症候や症状を一面的に捉えるのではなく、なぜ病気になったかという本質を考えるというもので、現在でいうホリスティックに繋がる考え方です
② 扶正祛邪
正気を助けて、邪気を取り除くという意味で、邪気には寒邪、燥邪、風邪、暑邪などが正気に勝ってしまうと病気になると説いており、悪いところだけでなく、自然治癒力を助けるということの重要性を示しています
③ 心身一如
心と体は相互関係があり、治療法や薬だけでは病気は治らず、病気を治すのは人そのものであるという考え方
・陰陽五行説
陰陽説と五行説から成り、万物を陰と陽、五行に分けるという中国の思想を医学に当てはめたもので、対極図に表れているように陰と陽が互いに対立し、依存し、転化するという関係があり、常に変化する相対的なものであるとしています
五行説は木、火、土、金、水に季節、感情、五臓である肝、心、脾、肺、腎を当てはめており、木には成長という意味合いがあり、火が強い時には、体の熱が上に上ることでほてるといった症状が出て、土には受容する、変化というもので、金は静かで、清涼なもの、水は冷たく、低いところに行くといった特徴があり、これを病気の症状に当てはめています
これらは相性関係が成り立っており、木は燃えて火を生み出し、火はものが燃えた後、土となり、土から金属が取れ、金属は冷えて水を生み出し、水は木を育てる
それに対して相手を討ち滅ぼす相克関係という関係もあり、木は土から養分を奪い取り、土は水を濁し、土砂をせき止める、火は水を消す、金属は火によって溶かされ、金属の斧は木を切り倒すというものです
・気血水
① 気
体の構成と生命エネルギーの源であり、絶えず変化し陽の性質を持つ
気には、5つの働きがあり、ものを動かす働き、温駆作用、外邪の侵入を防ぐ、ものを固める(排泄や生理、内臓の位置を正常化する)、ものを変化させる
東洋医学で脈診をする時には、3本の指を使って3つの流れの浅いところと深いところ、前後の流れを左右で見ての合計14本の気の流れを診ることができる¥
② 血
血は血液に近い意味合いで、陰の性質を持ち、全身に栄養を送り、潤すという働きがあり、血が充実していると、肌や筋肉、毛髪に潤いがあるとともに精神活動にも影響を与え、感覚を鋭くするといった作用もある
③ 水(津液)
津液は体の中にある水分のことで、体の水分は約60%あり、臓器に含まれるもの、組織の間質液なども含まれ、全身を潤し、臓器、筋肉、粘膜、毛髪を潤し、関節の動きを滑らかにする働きがある
東洋医学では四季を人の一生に当てはめており、春は青春と言われるように若い時を示しており冬に向かうに従って、加齢による体の機能が低下していくことを表している
冬の臓器である腎には気を溜めておく働きがあることから、腎を充実させておくことが長生きの秘訣であるとしている
・漢方薬について
最も有名な葛根湯を例にすると、適応として自然発汗が無く
頭痛、発熱、悪寒、肩コリなどを伴う比較的体力があるものの
感冒、鼻風邪、熱性疾患、神経痛、尋麻疹、目、耳の炎症に
効果があるとされており、中医学では西洋医学と異なり
一見関係なく見える症状に対しても、気血水のバランスを整えることによって
生じた様々な症状が同時に改善するといったことが起こります
また、風邪の引き始めか、一定期間経過したものかによって使う薬も異なる
体の不調には、外に原因がある外寒と内に原因がある内傷に分けられ
外寒では風、寒、湿、暑、燥、火の六気が過剰や不足すると六淫になります
内傷では喜・怒・哀・懼・愛・悪・欲の七情という感情の変化も急激であったり
過剰であると体調を崩すと言われています
・メディカルハーブの基礎知識
ティーポットの中に細かくしたハーブを一人分200mlに対して、小さじ一杯入れ、指で入れるのであれば三本の指で掴める程度入れ、熱湯を注ぐ
抽出している間は香りを逃がさないために蓋をして、花や葉は3分、根や実は5分置く
メディカルハーブは法律上、食品であり
海外では病気や治療を目的に用いられるハーブで、ドライハーブだけでなく
錠剤やカプセルになっているものも含み
自然治癒力を高め変化する環境に適応することによって
病気やケガの予防をしていくという効果があります
18世紀に化学物質による医薬品の誕生や、20世紀に抗生物質が生まれたことによって
感染症による死者が激減しましたが
それに代わって生活習慣病や心身症が増えたことから
統合医療が見直され、メディカルハーブの重要性が理解されるようになりました
・メディカルハーブの効果
① 多様な成分が含まれていることから、それらの相乗効果が生まれる
② リラックス効果、免疫、ホルモンに働きかける
③ 医薬品と比較して、体への負担が少ない
④ 身体の防御作用を向上させる
このブログはエルクレストで、メディカルハーブや
漢方の講師をしてくださっている渡辺 肇子 先生のお話を元に作成しています
①末梢の冷え
②体温の低下
③老廃物の排泄効率の低下
④酸素及び栄養分の供給低下
⑤免疫力の低下
⑥高血圧
実際はアレルギーや風邪ではないため、薬は効きません
冷えと自律神経には密接な関係があり、冷えは自律神経を乱す最大の要因といわれています
冷え性にお悩みの方は美容にもお悩みではないでしょうか。皮膚をキレイにするにも痩せるにも結果の出づらい人は、だいたいの方が体温が低いのです。
エルクレストでは、フェイシャルや痩身で結果の出づらい人の共通点が冷えだったことから、冷えの研究とその改善に取り組んでまいりました。問題は、ワキの温度ではなく内臓温の低下にあるのです。