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2015年2月

2015年2月

東洋医学での冬と如月(2月)の過ごし方

〈東洋医学での冬〉

 東洋医学では、冬は立冬から始まって、小雪、大雪、冬至、小寒、大寒を経て

立春までの3ヶ月を言います

「冬の3ヶ月は閉蔵という。水は凍り、地は裂ける。人は陽を乱さないように、早寝し

必ず日光を待ってから起きる

志を内に潜ませて隠れるようにし、私心があっても抑えるかのように

気持ちを出さないような精神状態にさせる。寒を避け、暖をとり、皮膚を外に現さず

気を外に逃がさないようにする

これは冬の気に応じて蔵を養う方法である。これに逆らうと腎が損なわれて

春になると手足が冷えて萎えるなどの病になりやすい

春の生を体に受けることが少なくなる。」(素問:四気調神大論) 

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 〈冬の養生〉 

 冬の養生の原則は腎気を衰えさせないように注意することです

また同時に寒さから身を守ることが大切になります

 〈冬の過ごし方〉 

 ○睡眠時間をたっぷり取りましょう

 ○暖房が強すぎると、汗をかくとともに、蓄えていた気を消耗してしまいます 

○エネルギーを蓄える季節にダイエットは控えましょう

 ○特に、首、足首、腰を冷やさないように温めましょう

 ○消耗する運動は控えましょう 

○なべやスープなどの温まる食事を心がけましょう 

○風邪が流行る季節です。柑橘類などからビタミンCを摂りましょう 


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 〈如月の過ごし方〉 

暦の上では春とはいえ、まだまだ厳しい寒さが続き、インフルエンザは蔓延する時期です

冬場の風邪は、大気の乾燥で鼻やのどの粘膜が傷つけられ抵抗力が落ちているので

重くて、長引きやすいのが特徴です

また、こじらせると他の病気を引き起こしかねないので万全な予防対策が必要です

風邪やインフルエンザから身を守るため、体を温める食材やビタミン類が豊富な食材を多めに摂り

寒さや風邪のウィルスに負けない体力作りを心がけましょう

胃腸を強化し、消化吸収を高めることが秘訣です

セロトニンを増やすには

・セロトニンとその機能(Wikipediaより引用)

「セロトニンは正式名称を5-ヒドロキシトリプタミンと言い

必須アミノ酸であるトリプトファンから5-ヒドロキシトリプトファンを経て

セロトニンとなります

人体には約10㎎存在し、そのうちの約90%が小腸粘膜、血小板に8%

脳内の中枢神経系に約2%存在しています

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体内では主に小腸にある腸クロム親和性細胞、および腸クロム親和性細胞様細胞が産生し

腸の蠕動亢進に働くため

消化管のセロトニンが過剰に分泌されると下痢になり、分泌が少ないと便秘になります

消化管で生成されたセロトニンの一部は血小板中に取り込まれ、血液凝固

血管収縮、疼痛閾値の調節(下行性抑制)、脳血管の収縮調節などに働きます

一方、脳内の神経伝達物質として働くセロトニン(以下、脳内セロトニン)は

脳幹の縫線核ということころで合成されます

腸で生成されたセロトニンは血液脳関門(脳の血管にあるバリア)を通れないため

脳のニューロンに直接作用することはありません

前駆体である5-ヒドロキシトリプトファンは血液脳関門を通過しますが

種々の副作用を示すため、脳内セロトニンを増やすためには

栄養学的にトリプトファンの摂取が重要となります

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また、Diksicらの研究によると、健常男性は女性より約52%脳内セロトニンを産生する能力が高く

セロトニンの前駆物質であるトリプトファンが欠乏すると

女性では脳内セロトニン合成が男性の4倍減少するというデータがあります

脳内セロトニンを生成する縫線核群は、大脳皮質、大脳辺縁系、視床下部、脳幹、脊髄など

広汎な脳領域に投射しているため、脳内セロトニンが関与する生理機能は多岐にわたります

・生体リズム

・神経内分泌

・睡眠

・体温調節

・疼痛閾値の調節(下行性抑制

などの生理機能と

・気分障害

・統合失調症

・薬物依存

などの病態に関与しているほか

ドーパミンやノルアドレナリンなどの感情的な情報をコントロールし

精神を安定させる働きがあります

ホルモンとしても働き、消化器系や気分、睡眠覚醒周期、心血管系、痛みの認知

食欲などを制御しています 

セロトニン神経(5-HT神経)の活動特性は

覚醒時に抵頻度発射(規則的な 3-5 Hz の発射活動)を継続して

標的細胞のシナプス間隙に一定のセロトニンを分泌させ、覚醒状態を維持することにあります

痛みやストレスなどの内外環境からの覚醒・ストレス刺激には影響されません

徐波睡眠に移行するとその活動が減弱、レム睡眠になると、完全に消失します

脳内のパターン形成機構によるリズム性運動

(歩行運動、咀嚼運動、呼吸運動など)で興奮し

覚醒状態における種々な活動に適度な緊張

(抗重力筋の緊張や交感神経の緊張など)を与える役割があります

覚醒時の5-HT神経系の活動が抑制された状態は

うつ病や慢性疲労症候群などの症状を惹起するとされています」

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これらを見ていくと、パワープレートの振動という一定の周波数を用いたリズム運動が

脳内セロトニンの合成を高める上で非常に重要になってくることが分かります

ぜひパワープレートで健康の元であるセロトニンを増やして行きましょう!

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自然免疫と獲得免疫の違い

免疫には大きく分けて非特異的抵抗性(自然免疫)と特異的抵抗性(獲得免疫)があります

自然免疫系は、生体には存在しない病原体に特有の共通構成成分を認識します



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病原体が持つ特有の構造物をPAMPs(Pathogen associated molecular patterns)と呼び

それを認識する受容体をTLR (Toll-like receptor:微生物に対するセンサー)と呼びます

認識する抗原の数は膨大で、自然免疫系は病原体の共通構成成分を認識するので

同質のものを持つ菌種は認識できます(一方の獲得免疫系は、一つの抗原に対しては

一つの抗原受容体が認識します)

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自然免疫は先天免疫とも言われ、元々備わっている防御機構のことで

その自然抵抗因子(防御機構)には以下のものがあります

皮膚 :皮脂線から分泌される脂肪酸や汗の中の乳酸


粘膜上皮 :粘液で洗い流すとともに多くの抗菌たんぱく質を含む


胃酸 :強酸による殺菌(抗菌物質


リゾチーム :最近細胞壁(ペプチドグリカン)分解酵素


補体 :感染部位に食細胞を集める(走化性因子)、貪食作用促進(オプソニン作用)

細菌細胞壁溶解


マクロファージ :病原体やあらゆる種類の抗原を貪食し、他の白血球を活性化する


好中球 :細菌を貪食し、殺菌する(血中で最大数の白血球で細菌感染防御に不可欠)


NK細胞 :ガン細胞やウィルス感染細胞を攻撃する


胸線外分化T細胞 :腫瘍細胞や感染に対しての防御を担うが、臓器を傷害することもある

加齢に伴って委縮する胸線に代わって肝臓、腸管、子宮内膜などのリンパ組織がT細胞をつくる


B-1細胞 :色々な種類の細菌に対して防御に働くIgMを産生する


CRP :感染の急性期たんぱく質


ロイキン :白血球がもつ塩基性たんぱく質で殺菌作用がある


インターフェロン :ウィルス感染細胞、活性型リンパ球、マクロファージ

白血球が産生する因子でウィルス感染に抵抗性を増すと共にNK細胞を活性化する


ラクトフェリン :唾液や乳汁中に存在し、遊離の鉄を奪い細菌の発育を阻害する


常在細菌叢 :ヒトは胎児の間は無菌状態であるが、生まれる時に母親の産道にいる

細菌によってまず汚染され、その後は様々な種類の菌と共に一生を過ごす

それらの細菌群を一括して常在細菌叢(正常フローラ)と呼ぶ

正常細菌叢は病原菌と定着部位を取り合うことにより、またバクテリオシンなどの

抗生物質を産生して病原菌の発育を抑制することによって、宿主を守っている

さらに宿主にとって必要なビタミン類を合成して宿主に提供している


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このような様々な自然抵抗因子は、疲労などによって体内が酸性に傾いていたり

低体温であったり、血流が悪いといった状態ではうまく働きません

①大腰筋などの深層筋を鍛えて、発熱量を高める

②コーヒー、パン、清涼飲料水、冷たいビールなどの体を冷やす食べ物を減らし

根菜類、ショウガ、紅茶など体を温めるものを多めに摂るようにする

③お腹や首を冷やさないような服装を心がける

④きちんとした休息をとる

といった習慣をつけて体の機能が働くようにしておくことが重要です


胃腸が冷えると......

まだまだ寒い日が続いていますが

身体に冷えがあると、内臓温の低下によって

消化酵素の活性が悪くなると共に、自律神経が乱れて

腸管運動にも悪影響が出てきます

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このような状態で起こりやすいのが、便秘です

便秘とは、排便が順調に行われない状態を指します

便秘では、糞便中の水分量の減少により便が硬くなり

数日に一回の排便しか認めないことが多くなります

しかし、排便習慣は個人差が大きいので、同程度の排便状態でも

全てが治療の対象になるわけではありません



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・便秘の種類

1.機能性便秘

腸の動きが低下するために起こる便秘です
機能性便秘は大きく3種類に分けられ、それらが混ざって起こったり
日によって変わることもあります


①弛緩性便秘

腸の蠕動運動が弱く、便が送られていかない状態です
便が出る回数が少なく、便は硬くて黒っぽくなります


②痙攣性便秘

大腸が痙攣するように動き、便が送られていかない状態です
腹痛を伴うことが多く、食後に起こりやすくなります


③直腸性便秘

排便を我慢していることで、排便反射が起こらず、便秘になります
直腸に便がたまるため、便は太くて硬いことが多いです


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2.器質性便秘

大腸やその周辺部に病気があって起こる便秘です
大腸ポリープや炎症などで、大腸の内腔が狭くなって
便が出にくくなることで起こります


便秘の治療としては以下のようなものがあります

適度な運動をする

適度な運動は自律神経の乱れを整えたり、大腸の働きを良くするなどの効果があります


②食事を見直す

栄養バランスが悪く、食物繊維の少ないファストフードやスナック菓子を控える


③排便のリズムをつける

便意が起こらなくても、朝のだいたい決まった時間にトイレに行き

排便の習慣をつける

④マッサージをする

おなかを手のひらで左回りにマッサージすることで

大腸の動きが良くなり、排便が促されます


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①の適度な運動をパワープレートで行うとより高い効果が期待できます

その理由は、独自の3次元振動による緊張性振動反射が骨格筋だけでなく

内臓の平滑筋を刺激するため

動きが促進され、便秘が改善を促します


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また、体幹筋を動かすことで、筋肉から熱が出て内臓が温まり

消化酵素の働きが良くなることも便秘改善に一役かっています

ダイエットだけでなく、体の中から健康になれるパワープレートを

ぜひ運動習慣に加えていただければと思います!



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その発生する熱は、発生する時期から初期熱回復熱に分けられます

初期熱は筋が収縮してから弛緩するまでの間に発生する熱で

回復熱は弛緩した後に発生する熱です

初期熱と回復熱の熱量はほぼ等しく

骨格筋の総重量は全体重の半分近くを占めています

特に運動時には骨格筋による産熱が最大となり

体の全産熱の約90%に達することもあります



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筋運動は筋肉を使った時だけでなく、使った後も、熱をある時間発生し続け

ポンプ作用によって血液を送り出すことから運動はとても有効な血流改善方法になるのです

パワープレートは3次元の振動が血管を効果的に拡張し

5分間で95%の人の血流が改善するというデータが出ています


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しっかりと自分の体で熱を生み出せる体をつくっていくことで

免疫力の向上や代謝の向上といった効果が期待できるので

冬の冷え対策としてとても有効です
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