HOME > 冷え性対策WEB講座 > 

2014年10月

2014年10月

冷えない体をつくって不眠を改善

〈ストレスについて〉

 

人の活動は成功、失敗に関わらずある種のストレスを生み出し

日常とは違う変化がストレスとなります

 

ストレスという言葉は、元々物理の世界で「歪み」を意味するものとして

使われていましたが、カナダのストレス研究の権威であったセリエ博士が

歪みを生じさせる物をストレッサー

それによって起こる反応をストレス反応と定義しました

 

stress.jpg


〈ストレッサーの分類〉

 

物理化学的ストレッサー

環境によるもので花粉、騒音など

 

生理的ストレッサー

暑い、寒い、過労といったものなど

 

心理的、社会的ストレッサー

心に対する家庭的、社会的なストレッサー

 

active8097.jpg


〈ストレスに対する反応〉

 

・警告期

ストレッサーへの反応の第一段階として疲れる、体調不良、肩こり

イライラが症状として起こります

 

・抵抗期

ストレスに対する抵抗によって血圧の変調、内臓の異常、血糖値の上昇

交感神経の過緊張

 

・疲弊期

抵抗期の持続によって人体が疲労し、集中力の低下、物忘れ

ストレス性の潰瘍、うつが生じてきます

 

tiredness050.jpg



〈ストレス病〉

 

・うつ

抑うつ状態を主体とした感情の病気で

気分の落ち込みや意欲の低下に伴って様々な自律神経症状を引き起こします

 

・心身症

心因性のストレッサーによって身体に消化性潰瘍、本態性高血圧

過敏性腸症候群などの症状が出てくるもの

 

・神経症

心因性のストレッサーによって心に不安神経症、恐怖症

脅迫神経症といった症状が出てくるもの

 

〈ストレス対処の方法〉

 

ストレッサーは、人が成長していく中で必要不可欠なもので

有名なストレス研究者が「ストレスは人生のスパイスである」と語っているように

そのストレスに対してどう対処していくかという

ストレスコーピング(ストレス管理)の概念が重要です

 

・運動、会話、軽度の飲酒

・旅行、趣味

・友人、家族、上司の指示を受ける

・くつろぎ、リラクゼーションとしてヨガなど

・価値観の変化、自己改革、宗教

 

yoga876.jpg


〈ストレスとハーブ〉

 

ストレスがかかると交感神経の緊張状態が続くため

不眠や日中の眠気が起こりますが

それを鎮めるハーブとしてカモミールはリラックス効果によって入眠しやすくし

ペパーミント、レモンバームは爽快感で目が覚めやすく

組み合わせることで一日のリズムをつくっていき

自律神経の安定につながります

 

herb tea34.jpg


〈不眠〉

 

不眠とは、「適切なタイミング、環境下で睡眠をとっているにもかかわらず

何らかの症状によって眠りが妨げられ、日中の活動に悪影響を及ぼすもの」

 

入眠障害 

2時間近く眠りに入れない

 

中途覚醒

睡眠中に何度も目が覚めてしまう

 

熟眠障害・多夢

深く眠れない、夢を見すぎて眠りが妨げられる

 

早期覚醒

早い時間に目が覚めてしまい、そのまま眠れない

 

睡眠時無呼吸症候群

4050代に多く男性に圧倒的に多いですが、

女性も更年期が安定する50代以降になると黄体ホルモンが減少してくるのに伴って

気道の筋肉にハリをつくる作用が弱くなり気道が狭くなることによって起こります

 

ムズムズ脚症候群

感覚異常によって脚を動かしたくなる欲求にかられて睡眠が妨げられる

遺伝、鉄不足によるドーパミン生成不全が原因とされる

 

sleep212.jpg


〈不眠の対処法〉

 

・寝室に光が差し込まない工夫をする

・睡眠時間を遅くする

・起床時に日光を浴びることで体内時計をリセットする


過剰なストレスは自律神経を狂わせ、冷えや不眠の原因となります


メディカルハーブを生活に取り入れて、自律神経を安定させましょう!


herb tea.jpg


このブログはエルクレストで、メディカルハーブや漢方の講師をしてくださっている渡辺 肇子 先生のお話を元に作成しています

 冷えについてはこちら


冷えるとガンになりやすくなる!?

冷え性とガンには密接な関係があります

ガンにならない生き方を提案していらっしゃる日本橋清洲クリニックの佐藤仁是院長は

ガンを予防するために免疫力を維持する4つのポイントとして


1.低体温

2.低タンパク

3.ストレス

4.体の酸性化


を挙げています



yoga896.jpg



体温は1度下がると免疫力は30~40%低下し、逆に1度上がると500%上がると言われており

ガン細胞などを貪食するリンパ球や白血球の活性を左右します


また、ガン細胞は低温を好み、高温を嫌います

例えば、子宮がんのガン細胞を39.6度以上の環境にしたところ

10日ほどで細胞は全滅しましたが、正常の細胞には影響がありませんでした

逆に35.0度の環境下では、最も繁殖することが分かっています



sa-mo.jpg


ですからガンを予防するためには基礎的な体温を高めると共に

暑い日や寒い日における体温調節を適切に行う必要があります

基礎的な体温を高めるには、体全体の約4割の発熱を行なっている筋肉量を増やすことが重要です

特に内臓が集まっている体幹の筋肉を増やすことで効果的に

体温を上げることができます



cold46.jpg

夏場の体温調節で注意しなければいけないのは、冷たいものを食べる機会が増えることです

暑いからといってビールやアイスなど冷たいものを食べることで一時的に内臓温は

約4度も低下します

これがたまにであれば元に戻りますが、一日に何度もあると

だんだんと戻りづらくなり、基礎体温の低下につながります

しょうがや根菜類など体を温める食材も摂るようにしてバランスを取ることが大切です

また、服装も非常に重要で外気温が33度あったとしても


GI9NGER.jpg


体温が36度であれば、体温は奪われているため

腹部は冷えにくい状態にしておくことが望ましいです

暑いときには首を冷やすことで急激な内臓温の低下を防ぎながら

体温調節を行うことができます

佐藤義之先生は体を冷やさないために 

体温を上げることと、体温を逃がさないようにすることを

別々に考えておく必要がある
とおっしゃっています


Dr.sato765.jpg
筋肉を鍛えることによって発熱量を高めて、体温を上げてから

服装や食事などでつくった熱を逃がさないようにすることが重要です



健康について

健康について書かれている多くの教科書に載っている西洋医学の健康法として

ブレスローの「7つの健康習慣」があります


①適度な運動

②適度の飲酒

③適正な体重

④禁煙

⑤間食をしない

⑥朝食をとる

⑦適正な睡眠


これに対して中国では不老7原則というものがあり

東洋医学の発想で健康法を述べています


①日々働け

②くよくよするな

③腹7分

④よく眠れ

⑤よく笑え

⑥よく歩け

⑦早起き



この二つの健康法を比べてみて何か気付きませんか?


walking.jpg
wake up.jpg

私が最も大きな違いを感じたのは、西洋の健康法は具体的な行動が示されていて

東洋の健康法は心の持ち方(感情)をどうするかが大きなウエイトを占めている点です

ブレスローの健康法では感情に関するものは一つも含まれていませんが

不老7原則では②と⑤に2つ含まれています

これは西洋の心身二元論(体と精神は別々にあるものである)と

東洋の心身一如(精神と体は表裏一体である)が

反映されたものだと私は思っています


この他、睡眠でも面白い違いが見られます

ブレスローの健康法では適正な睡眠を挙げていますが

適正な睡眠と言うと私を含め、多くの方が睡眠時間や質のことを考えると思います

よく言われているのが7時間睡眠です


それに対して東洋の健康法では早起きを挙げており、特に睡眠時間については書かれていません

これはどういうことかと言うと、東洋では自然との連動を重要視しているということです

何時間寝たかということよりも太陽が昇ったら起きなさいという

自然とリズムを合わせることが大事であると言っているのです




wake up 2.jpg


またブレスローの健康法では適正や適度といった基準が設けられている項目が4つあるのに対し

東洋ではよく~しなさいというようにできることならどんどんやりなさいといったような項目が多い

という違いもあると思います

西洋医学は非常に客観性を重視しているため、あらゆる診断でもそれぞれの項目に

統計などのデータから割り出させた基準が設けられています

そのため例えば風邪と診断されれば誰もが風邪薬をもらいますが

東洋医学では個人差を重要視しているので、漢方薬でも同じ症状でも処方される薬は違うといった

ことがあります



vegitable.jpg


栄養摂取についても西洋では、3食をきちんと食べて

栄養のあるものをバランスよくという考え方が一般的ですが

東洋では、小食で老廃物をなるべく体に溜めないようにするという考え方が一般的です

このように西洋と東洋では健康への認識に色々な違いがあることがお分かり頂けたと思います

どちらの考え方も非常に重要ですが、最近では生活様式の西洋化が進んだことによって

つい東洋の健康法を忘れてしまいがちなので、このような考え方を意識していくと

より充実した生活が送れると思います



Written by Keiichi Nakagome


全身の循環の調節

体の熱は血液を通して全身を巡っており、これらの循環が悪いと冷えにつながります

循環の中枢は、延髄の網様体にある循環中枢(心臓血管中枢)で

自律神経を介して心臓と血管系を調節します


cellebellum.jpg

この中枢が全身の循環に対して、主に心臓と血管と血液量の3要素を調節することによって

循環を維持しています

調節は①局所性 ②神経性 ③ホルモン性 の3種類で行われています


①局所性調節


局所性調節は心筋や血管平滑筋自体の持つ性質や局所で産生される化学物質によって

行われる調節です

筋は伸張されると、ゴムのように筋固有性の働きで収縮し、張力を発生する性質があります

心筋も心臓への流入血液量が増えて伸張されると、心収縮力が増大する

スターリングの心臓の法則というものがあります

この機構により、通常心臓へ流入する血液が増えても

局所性に収縮力が高まって、増えた血液量を拍出することができるのです

血管壁の平滑筋の場合にも、血圧が上昇して細動脈などの血管壁の伸張が著しくなると

その血管の平滑筋が収縮して血流を一定に保とうとします

血管は局所で産生されて血管に作用する血管収縮物質(セロトニン、エンドセリンなど)や

血管拡張物質(ブラジキニン、ヒスタミン、乳酸、二酸化炭素、アデノシン、一酸化窒素など

によっても調節されています

もし血流が組織の需要よりも下回っている時には、代謝産物であるアデノシン、乳酸

二酸化炭素が蓄積して血管を拡張させて血流を一定に保とうとします

heart.jpg
cardiac muscle.jpg

②神経性調節

心臓と血管は自律神経によって調節されている器官の一つで

心臓と血管の自律神経性調節系は局所性調節やホルモン性調節に比べて

短時間(秒単位)で作動するという特徴があります


autonomic35.jpg


③ホルモン性調節(液性調節)

心臓と血管のホルモン性調節は分単位。時間及び日単位で循環を調節するという特徴があり

血管の収縮状態や血液量を変えることによって調節を行います

カテコールアミン(アドレナリン、ノルアドレナリン)による血管収縮

バゾプレッシンやアルドステロン、心房性ナトリウム利尿ペプチドによる血液利用調節

レニン・アンジオテンシン系による血管収縮などがあります


従って生活習慣やリズムが乱れると

自律神経のバランスを悪くなり、このような全身の循環の調節を狂わせて

冷えにつながるケースも多いため注意が必要なのです

便秘と自律神経

便秘とは、排便が順調に行われない状態を指します

便秘では、糞便中の水分量の減少により便が硬くなり

数日に一回の排便しか認めないことが多くなります

しかし、排便習慣は個人差が大きいので、同程度の排便状態でも

全てが治療の対象になるわけではありません



constipation75.jpg


・便秘の種類

1.機能性便秘

腸の動きが低下するために起こる便秘です
機能性便秘は大きく3種類に分けられ、それらが混ざって起こったり
日によって変わることもあります


①弛緩性便秘

腸の蠕動運動が弱く、便が送られていかない状態です
便が出る回数が少なく、便は硬くて黒っぽくなります


②痙攣性便秘

大腸が痙攣するように動き、便が送られていかない状態です
腹痛を伴うことが多く、食後に起こりやすくなります


③直腸性便秘

排便を我慢していることで、排便反射が起こらず、便秘になります
直腸に便がたまるため、便は太くて硬いことが多いです


constiation.jpg


2.器質性便秘

大腸やその周辺部に病気があって起こる便秘です
大腸ポリープや炎症などで、大腸の内腔が狭くなって
便が出にくくなることで起こります


便秘の治療としては以下のようなものがあります

①適度な運動をする

適度な運動は自律神経の乱れを整えたり、大腸の働きを良くするなどの効果があります


②食事を見直す

栄養バランスが悪く、食物繊維の少ないファストフードやスナック菓子を控える


③排便のリズムをつける

便意が起こらなくても、朝のだいたい決まった時間にトイレに行き

排便の習慣をつける

④マッサージをする

おなかを手のひらで左回りにマッサージすることで

大腸の動きが良くなり、排便が促されます

自律神経のバランスを整える

自律神経は、腸の蠕動運動を調節しているため

自律神経が乱れて体温調節がうまくできなくなっている冷え性の人は

便秘や下痢といった消化器症状が出やすくなるのです



全国冷え症研究所の山口勝利先生は、超短波のWブロックという画期的な方法で

便秘の原因である交感神経の緊張をとることに成功しました




sa-mo.jpg


超短波は元々、関節や筋肉を温め血流を改善し、疲労の回復や痛みの軽減を行う治療器でしたが

これを頚部と腰部にある交感神経の神経節に当てることによって

超短波の1秒間に数千万回にも及ぶ波長が交感神経のマッサージを行い

緊張をとると共に、温熱効果によって血流を改善し、内臓温を上昇させます


stellate ggl.jpg
不定愁訴は病院で検査を行っても、自律神経の状態を測ることができないため

異常が見つからないことがほとんどです


nervous system 3.jpg

超短波Wブロックで自律神経のバランスを整えて、辛い症状を克服しましょう!




Wブロックで交感神経の緊張を鎮める

冷えと自律神経には密接な関係があり、冷えは自律神経を乱す最大の要因といわれています

その中で一番多くみられるのは様々なストレスによる交感神経の緊張です

交感神経の緊張は血管の筋肉を収縮させ、毛細血管への血流が減少し

手先、足先はもちろん、内臓の温度が低下します



body temperature 2.jpg
この状態では、肌荒れ、偏頭痛、不眠、便秘、軟便、めまい、耳鳴りなどの

様々な不定愁訴を引き起こしやすくなるとともに、免疫力や代謝も低下します

乱れた自律神経のバランスを整えることは容易ではありません


beutiful skin.jpg



まずは規則正しい生活をして神経のリズムを取り戻すことが重要ですが

仕事などの都合で活動と休息の時間がまちまちになってしまう方もすくなくありません

全国冷え症研究所の山口勝利先生は、超短波のWブロックという画期的な方法で

交感神経の緊張をとることに成功しました




sa-mo.jpg


超短波は元々、関節や筋肉を温め血流を改善し、疲労の回復や痛みの軽減を行う治療器でしたが

これを頚部と腹部にある交感神経の神経節(神経の線維が切り替わるところ)に当てることによって

超短波の1秒間に数千万回にも及ぶ波長が交感神経のマッサージを行い

緊張をとると共に、温熱効果によって血流を改善し、内臓温を上昇させます


専門的になりますが、頚部と腹部の神経節の解剖についてご説明したいと思います


1.頚部の神経節

頭頚部の交感神経は、第1~4胸髄から節前線維として起こり

交感神経幹に入り、上頚神経節、中頚神経節、頚胸神経節の3つの幹神経節

をつくります

・上頚神経節(第2,3頸椎の間に位置)は、内頚動脈神経、外頚動脈神経、上頚心臓神経、交通枝の

4つを節後線維の枝として出します


・中頚神経節(C4横突起前方に位置)は、中頚心臓神経、交通枝を出します


・頚胸神経節(第7頸椎と第1肋骨の間に位置)は、下頚神経節に当たりますが

第1胸神経節と融合しているため、頚胸神経節と呼ばれ、別名星状神経節とも言われます

鎖骨下動脈神経叢、下頚心臓神経といった枝を出します

鎖骨下動脈神経叢は、末梢に進み上肢に交感神経を分布させているため

上肢の血行不良による冷えや蒼白といった症状(レイノー病)などと関連が深い部位です






stellate ggl.jpg
2.腹部の神経節(第5~9胸髄からつくられる大内臓神経

第10、11胸髄からつくられる小内臓神経から起こる)

腹大動脈神経叢(以下の4つから成る)

腹腔神経叢

腹腔動脈の周囲にある神経叢で、最も発達の良い自律神経叢で

左右両側に腹腔神経節を持ちます

・上腸間膜動脈神経叢

・下腸間膜動脈神経叢

・上下腹神経叢(仙骨前神経)


celiac plexus.jpg

celiac.jpg

Wブロックでは、これらの神経節のうち、頚胸神経節(星状神経節)と

腹腔神経節を狙って超短波を当てることによって

神経のマッサージを行い、緊張を和らげます


不定愁訴は病院で検査を行っても、自律神経の状態を測ることができないため

異常が見つからないことがほとんどです


nervous system 3.jpg

超短波Wブロックで自律神経のバランスを整えて、辛い症状を克服しましょう!


冷えについてはこちら


written by nakagome keiichi

冷えの改善と運動

運動は冷え性を改善するうえで非常に重要です

その理由は、ホメオスタシス(恒常性)の一つとして

私たちの体温を維持するために筋肉が作る熱が40%近くを占めているからです

筋収縮に伴う種々の化学反応で遊離されたエネルギーの全てが筋収縮に用いられるわけでなく

一部は熱エネルギーとなって放出されるためです


ex.jpg





その発生する熱は、発生する時期から初期熱回復熱に分けられます

初期熱は筋が収縮してから弛緩するまでの間に発生する熱で

回復熱は弛緩した後に発生する熱です

初期熱と回復熱の熱量はほぼ等しく

骨格筋の総重量は全体重の半分近くを占めています

特に運動時には骨格筋による産熱が最大となり

体の全産熱の約90%に達することもあります



sweat.jpg

筋運動は筋肉を使った時だけでなく、使った後も、熱をある時間発生し続け

ポンプ作用によって血液を送り出すことから運動はとても有効な血流改善方法になるのです

パワープレートは3次元の振動が血管を効果的に拡張し

5分間で95%の人の血流が改善するというデータが出ています


my7s.jpg

しっかりと自分の体で熱を生み出せる体をつくっていくことで

免疫力の向上や代謝の向上といった効果が期待できるので

冬の冷え対策としてとても有効です




冷えについてはこちら

冷えと内臓機能

冷え性で内臓温が低下していると、自律神経の機能が乱れ

腸の運動が過剰になったり、悪くなったりします

そのためよくある症状として、便秘があります


constipation poqu.jpg

根本的な改善には、もちろん内臓の温度を高めることが必要で

深層筋の強化することが有効ですが、どうしても時間がかかってしまいます

そのため今日から始められるケアとして食物繊維の摂取があります

dietary fiber.jpg

食物繊維は、糖質やタンパク質のように

一定の構造を持った物質に対して与えられた名称ではなく

脂質と同じようにある共通の性質を持つ物質に与えられた言葉です

定義としては、人の消化酵素では加水分解されない食品中の難消化性成分の総体

ということになります

代表的なものとしては、植物に含まれるセルロース、ペクチン、動物に含まれるキチンなどがあります

食物繊維には2つのタイプがあり、水に溶けにくいタイプと溶けるタイプに分かれます

1. 不溶性食物繊維(IDF:water Insolble Dietray Fiber)

食物の細胞壁を作っている成分で、主に穀物ではリグニン、セルロース、ヘミセルロース

など糖がたくさんつながった構造で水に溶けません


2.水溶性食物繊維(SDF:water Soluble Dietary Fiber)


食物の細胞の中に貯蔵され、食物が分泌する成分にも含まれます

果物やニンジンなどの野菜に多く含まれるペクチン

こんにゃくに含まれるマンナン

海藻類に含まれるアルギン酸などが知られています

やはり糖がたくさんつながっていますが、構造の違いで水溶性という特徴があります


dietary fiber3.jpg


・SDFはIDFよりも効果が大きい


IDFは、水分を吸収して便を柔らかくし、消化管を通過する時間を短くします

SDFはIDFよりさらに水を吸収して膨らむうえ

保水力がすぐれているためより強い効果を示します

また、SDF胃内滞留時間が長く、耐糖能の改善、インシュリン分泌の節約

コレステロール吸収の低下、体内コレステロール濃度の正常化をもたらす作用があるため

IDFよりもさらに多く摂ることが望ましいとされています


dietary fiber2.jpg


・日本人の摂取量は減少傾向

食物繊維とは、つまりは消化されないものであるため

消化されないものを多く食べるというのは非効率と考えてしまいがちですが

実はそうではありません

食物繊維を摂ると、適度な水分に富んだ便が大量にできます

腸の中で不必要に滞留することなく、食べたものは約24時間で体外に排出されます

この間にコレステロールや余分な糖、発がん物質などを吸収し

体内に吸収されるのを防ぐとされています

従って、生活習慣病の予防には理想的な役割を果たしているのです

constipation75.jpg

しかし、最近では食生活の欧米化で肉や乳製品の摂取が増え

食物繊維の摂取量は減ってきています

ちなみに日本人の1日当たりの食物繊維摂取量は

昭和30年(1955年)に22g、昭和60年には17.3gと23%も減少し

現在では15g程度まで減っていると報告されています


・食物繊維の目標摂取量

目標摂取量は一日当たり20~25g、カロリーで言うと1000kcalあたり10gという計算になります

ただ、年齢や摂取する食物繊維の種類、ほかの食物の種類と量

排便習慣、生活習慣の違いによっても摂取量は変わってきます

アメリカでは便量や消化管通過時間を正しく保つために

1000kcalあたり10~18g、1日当たり20~30gが望ましいとされています

私たちが良く口にする食べ物で考えると

ひじき、ごぼう、ホウレンソウ、グリンピース、リンゴなどに線維が多く含まれています


eating.jpg


・食物繊維の不足は便で分かる

食物を体内で消化していった残りが便として排出されます

この残りのもととなるのが、消化液で分解されない食物繊維なのです

そのため、繊維分を多く含んだ食物を摂ると、便の量も増えることになります

また食物繊維には保水性とゲル形成能という特性があり

これが便の量を増やし、便の硬さを正常にし、便の形が大きく柔らかくなります

逆に繊維の少ない便は保水力がないために、硬いものになってしまいます

そのため大腸でもスムーズに便を押し出せず、停滞が起こって便秘になってしまうのです


woman876.jpg

運動習慣をつけて深層筋を強化していくことと

食物繊維の摂取を心がけることで、深部体温の上昇と

腸内環境の改善ができ、冷えとそれによる便秘の解消になりますので

ぜひ意識してみてほしいと思います





足先の冷えと足の形状

足部は歩行時に衝撃を吸収、分散し、身体の前方移動の支点になるための構造を持っています


実は足先の冷えの約80%は足の形状によるものだと言われています


arch 4.jpg

手の関節と比べて足の関節は可動性が低く、運動が制限されていますが

その代わりにアーチ(土踏まず)を形成することによって体重移動をスムーズにして

滑らかな歩行を可能にしています

足底アーチには以下のものがあります


①内側縦アーチ

土踏まずを形成し、歩行と密接な関係があり

踵骨、距骨、舟状骨、内側楔状骨、第一中足骨で構成されます

ここに後脛骨筋、前脛骨筋、長母指屈筋、長指屈筋といった筋肉がこれらのアーチを支えています

②外側縦アーチ

身体の側方への揺れに対して足のバランスと密接な関係があり

踵骨、立方骨、第五中足骨、で構成され、長腓骨筋、短腓骨筋といった筋肉が支えています

③前、後横アーチ

両縦アーチの間にできるアーチです



arch23.jpg
arch 7.jpg



これらのアーチには骨、関節、靭帯、筋肉の要素が巧みに組み合わさっており

足が地面に着く時の衝撃を吸収し、力を分散することを可能としています

しかし、運動不足で足底の筋肉が低下していると

アーチも低下していき、指がせり上がるような足になってしまいます


みなさんは自分の足の指を見たときに力を抜いていても第2関節が反り上がっていませんか?


fallen arch2.jpg

この状態では、筋肉のポンプが使えなくなり

指先への血流量が低下して冷えを感じるようになります

これを防ぐには、正しい靴選びや運動が大切です


correct shoes.jpg
walk212.jpg

アーチの低下は冷えだけでなく、膝などの痛みの原因になったり

疲れやすくなったりと様々な障害が出てくるので

ウォーキングやジョギングなど体に重力をかける運動を行うことが有効です


冷えと睡眠障害

冷え症の人が眠りにつきにくいと言われますが その理由を日本橋清州クリニックの佐藤先生は

眠くなる一番の原因であるメラトニンの分泌低下と 

深部体温のコントロールがうまくできていないからであるとおっしゃっています 


Dr.sato.jpg

 眠くなる要因として

 ①体の疲労物質の蓄積や体液、組織の酸性化 

 ②メラトニンの分泌

 ③日照時間や自律神経の作用による深部体温の低下 が挙げられます 


good sleep.jpg

メラトニンは脳の松果体から分泌されるホルモンで、睡眠の質を決める重要なホルモンです 

寝不足が体に良くないことは広く知られていますが

寝すぎも寿命を縮め、死亡率を40%も高めるといわれています

最も長生きの方の平均睡眠時間は7時間とされており

適切な睡眠時間を確保することが重要です


メラトニンの主な機能

1.眠りを促す

時差ボケ解消薬として使われています

2.免疫賦活作用

メラトニンは私たちの体が、夜間に休息し回復するというサイクルを形成するという重要な機能を

果たしていますが、そのピークは午前2~3時です

この時間帯は、副交感神経の働きによって血中の免疫細胞の数もピークを迎えます

免疫細胞であるTリンパ球にメラトニンのレセプターが存在することが確認されています

レセプターが存在するということは、セロトニンがTリンパ球に大きな影響

役割を果たしているということです

3.抗酸化作用

体内でつくられている抗酸化物質の中で最大の効果を持っています

その効果はビタミンEの2倍、グルタチオンの5倍とも言われています






pineal gland.jpg

メラトニンの分泌は通常午後4時から午前4時に起こり 

血中濃度は午後7時頃から上昇し始め、午前7時にはゼロなりますが 

周辺の明るさで分泌量が変化し、外が暗くなっても人工照明で明るい中にいると 

分泌量が低下するとともに深部体温のが低下が遅れ、睡眠が障害されやすくなります 

特に夜型人間の方は、人工照明の中にいる時間が長いため 

メラトニンの分泌が低下しやすいのです 

sleep212.jpg


手先足先が冷える末梢血管収縮型の冷え症の方もまた 

末梢血管の収縮によって、末梢における熱の放散がうまくできず 

深部体温が下がりにくくなり、入眠が障害されます 

末梢血管の拡張はメラトニンの直接作用の他に自律神経が関与しています 

ですから睡眠前に、湯たんぽや足浴を行って副交感神経を優位にしておくことが有効です
 

免疫のしくみ

免疫には大きく分けて非特異的抵抗性(自然免疫)と特異的抵抗性(獲得免疫)があります

自然免疫系は、生体には存在しない病原体に特有の共通構成成分を認識します



immune598.jpg

病原体が持つ特有の構造物をPAMPs(Pathogen associated molecular patterns)と呼び

それを認識する受容体をTLR (Toll-like receptor:微生物に対するセンサー)と呼びます

認識する抗原の数は膨大で、自然免疫系は病原体の共通構成成分を認識するので

同質のものを持つ菌種は認識できます(一方の獲得免疫系は、一つの抗原に対しては

一つの抗原受容体が認識します)

immune98765.jpg

自然免疫は先天免疫とも言われ、元々備わっている防御機構のことで

その自然抵抗因子(防御機構)には以下のものがあります

皮膚 :皮脂線から分泌される脂肪酸や汗の中の乳酸


粘膜上皮 :粘液で洗い流すとともに多くの抗菌たんぱく質を含む


胃酸 :強酸による殺菌(抗菌物質


リゾチーム :最近細胞壁(ペプチドグリカン)分解酵素


補体 :感染部位に食細胞を集める(走化性因子)、貪食作用促進(オプソニン作用)

細菌の細胞壁溶解


マクロファージ :病原体やあらゆる種類の抗原を貪食し、他の白血球を活性化する


好中球 :細菌を貪食し、殺菌する(血中で最大数の白血球で細菌感染防御に不可欠)


NK細胞 :ガン細胞やウィルス感染細胞を攻撃する


胸線外分化T細胞 :腫瘍細胞や感染に対しての防御を担うが、臓器を傷害することもある

加齢に伴って委縮する胸線に代わって肝臓、腸管、子宮内膜などのリンパ組織がT細胞をつくる


B-1細胞 :色々な種類の細菌に対して防御に働くIgMを産生する


CRP :感染の急性期たんぱく質


ロイキン :白血球がもつ塩基性たんぱく質で殺菌作用がある


インターフェロン :ウィルス感染細胞、活性型リンパ球、マクロファージ

白血球が産生する因子でウィルス感染に抵抗性を増すと共にNK細胞を活性化する


ラクトフェリン :唾液や乳汁中に存在し、遊離の鉄を奪い細菌の発育を阻害する


常在細菌叢 :ヒトは胎児の間は無菌状態であるが、生まれる時に母親の産道にいる

細菌によってまず汚染され、その後は様々な種類の菌と共に一生を過ごす

それらの細菌群を一括して常在細菌叢(正常フローラ)と呼ぶ

正常細菌叢は病原菌と定着部位を取り合うことにより、またバクテリオシンなどの

抗生物質を産生して病原菌の発育を抑制することによって、宿主を守っている

さらに宿主にとって必要なビタミン類を合成して宿主に提供している


heat.jpg


このような様々な自然抵抗因子は、疲労などによって体内が酸性に傾いていたり

低体温であったり、血流が悪いといった状態ではうまく働きません

①大腰筋などの深層筋を鍛えて、発熱量を高める

②コーヒー、パン、清涼飲料水、冷たいビールなどの体を冷やす食べ物を減らし

根菜類、ショウガ、紅茶など体を温めるものを多めに摂るようにする

③お腹や首を冷やさないような服装を心がける

④きちんとした休息をとる

といった習慣をつけて体の機能が働くようにしておくことが重要です


秋バテに注意

みなさん秋バテという言葉をご存知ですか?

これは、夏にエアコンの効いた部屋に長時間いたり、冷たいものを食べるといったことを

繰り返しているうちに内臓の冷えに陥り

秋にだるさや消化不良、睡眠障害といった症状が起きてくるものをいいます

深部体温とは、直腸温のことで、自覚できない体の中の冷えの状態を教えてくれます

脇の下の温度では36.0~36.7℃、深部体温である直腸温は37.0~37.5℃が正常です

したがって深部体温は、わきの下の温度よりも約1度高くなければいけないのですが

秋バテの人では、この温度に差がなくなってしまうことが多くあります

秋バテの原因や症状が思い当たる方は、


①腹部深層筋の強化

筋肉は体の熱の約半分を生み出している重要な組織ですが

特に腹部の深層筋は内臓に近いため

筋肉量の低下がそのまま内臓温(深部体温)の低下につながり

強い冷えを感じやすくなります

しかし内臓の冷えの初期は自覚が薄いため

気づかぬうちに進行してしまっていて重症化していることが多いのが現状です

psoas major.jpg


external oblique.jpg
筋力トレーニングや半身浴などで体の深部を冷やさないようにすると良いでしょう

half bath.jpg

②食事の改善

私たちの身の回りにはパン、肉、生野菜、乳製品、甘いもの、食品添加物の多いもの、コーヒーといった

体を冷やす食べ物が溢れています

これらをすべて摂取しないというのは難しいですが、冷えるものを食べるのと同時に

温めるもの(ショウガ、根菜類、酢、紅茶)といったものを積極的に摂るように心がけて

バランスをとることが重要です

TEA.jpg


③服装

頚部、腹部、足部は体温調節のセンサーとして非常に重要な部分です

ですから、夏で暑いからと言って薄着になりすぎると

電車などエアコンの効いたところに入った時に、汗をかかずに急激に体温が低下するため

自律神経が混乱し繰り返されることでそのバランスが崩れていきます

夏場では特に腹部を冷やさないようにすることが大切です

slim3.jpg


④不規則な生活


体温調節は自律神経が行っていますが、自律神経はその名の通り

私たちの意志とは関係なく働いている神経です

その中の交感神経と副交感神経は活動時と安静時(睡眠時)で

それぞれの働きの度合いが変化しバランスをとっています

しかし、就寝時間が起床時間が毎日あまりにも違っていたり

昼夜逆転の生活の生活をしていると、本来のヒトの生活リズムに神経が乗れないため

負担がかかりうまく働くなっていきます

その結果、体温調節がうまくいかなくなり、暑いのに汗をかけなくなったり

寒いのに血管が拡張してしまってどんどん体温が奪われるといった症状が出てきてしまいます

good sleep.jpg
これらの解決策を取り入れ、多方面から自分を見つめることによって

足りないもの、改める必要があるものが分かり、対処がしやすくなると思います

内臓の冷えはただ体を冷たいと感じると言うだけでなく

代謝の低下による肥満や痛み、コリの悪化や

免疫力の低下によるガンの罹患率の上昇といった様々な症状を引き起こす危険なものです


ですからこれらの小さな努力の積み重ねが非常に重要なのです

メディカルハーブで冷え体質を改善

〈女性に多くみられる冷え〉 

・腰から下が冷える 

・手先、足先が冷える 

・顔はのぼせて下半身は冷えている 

冷えがあると、頭痛、肩こり、腰痛、風邪、神経痛、月経痛、月経不順など

様々な不定愁訴が出てきます 

主な原因は自律神経の不調によるもので

交感神経の緊張によって全身の血行の悪化している場合や

上半身と下半身での血流バランスが崩れている場合などがあります 

ANS2.jpg

 〈気血水〉

漢方で考える冷えは、『気』が少ない、『水』が多い、『血』の流れが悪い

『気』が逆転している場合の4つのパターンに分けることができます

 『気』とは、目には見えない生命エネルギーのことで

「自律神経(体の機能を調整する神経)」のはたらきに近いと考えられていて

体を温める作用があります 『血』は、全身をめぐってさまざまな組織に栄養を与えるもののことで

主に血液を指します 

『水』は、血液以外の体液全般に相当し、水分代謝や

免疫システムなどに係わっているものを指します 

これらの巡りが悪くなったり、不足したりすると体の調子が悪くなります 

body.jpg


 〈痛みについて〉 

頭痛、腰痛、筋肉痛などは体部痛と言われ、物理的な刺激によって

ヒスタミンやブラジキニンといった発痛物質が放出され、知覚神経から痛みを感じ

腹痛などは内臓痛と言われ、内臓の平滑筋の痙攣によって起こります 

dizziness.jpg



 〈冷えに有効なハーブ〉 

リンデンは西洋菩提樹と言われており、ファルネソールという香り成分を含んでいます

カモミール、リンデン、エルダーフラワーはフラボノイドという色素成分を多く含

毛細血管の働きを助け、体を温めます 

イチョウはバイフラボン(フラボノイドが2つ結合したもの)を含み

脳はじめとした全身の血流を良くする働きがあります 

ターメリック(ウコン)はショウガ科の植物で体を温める作用が強く、根の部分を使います


herb.jpg
 

 〈痛みに有効なハーブ〉 

チェストベリー、ラズベリーリーフ、セントジョーンズワート、パッションフラワーは月経痛に有効です 

ラズベリーリーフとチェストベリーは女性のためのハーブとも言われおり

チェストベリーは更年期のイライラにも使われています 

ラズベリーリーフは出産準備のハーブと言われていて

子宮や骨盤周辺の筋肉を調整して月経痛を抑える効果や出産に備えるという効果があります 

セントジョーンズワート、パッションフラワーは感情に働きかけて落ち込みや

イライラを鎮める働きがあります 

頭痛の時には、温めると楽になるものに対しては、フィーバーフューが有効ですが

常用してはいけません 肩こり、腰痛、筋肉痛に対しては

クランベリーやハイビスカスが疲労物質を取り除き、楽にしていきます

冷え性へのこだわり

冷え性にお悩みの方は美容にもお悩みではないでしょうか。皮膚をキレイにするにも痩せるにも結果の出づらい人は、だいたいの方が体温が低いのです。

エルクレストでは、フェイシャルや痩身で結果の出づらい人の共通点が冷えだったことから、冷えの研究とその改善に取り組んでまいりました。問題は、ワキの温度ではなく内臓温の低下にあるのです。

エルクレストが冷え性にこだわる理由

冷え性無料カウンセリング

冷え性無料カウンセリング

エルクレストでは、カウンセリングにおいて経絡ストレス度チェックと内臓温測定を行っております。

これらのチェックで、冷えのレベルと原因を突き止め、効果的なお手入れメニューを組み立てることができます。

無料カウンセリングはこちらから

施術の流れが写真付きで良く分かる!ispot「体験レポート」はコチラ

ページトップ

2018年12月

            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31          

ケータイ版QRコード

  1. QRコード