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自律神経が乱れると,低体温や熱中症になりやすくなる

自律神経が乱れると,低体温や熱中症になりやすくなる

最近の天気の傾向として、日中は35度近くに気温が上昇してくるにも関わらず

突然起こるゲリラ豪雨で程度によっては20度前後に気温が低下することもあります

先日は、イベント会場でライブ中にゲリラ豪雨があり

急激に温度が低下したことで、低体温症の症状が出て

40人以上の人が救急搬送されるという事態が起こりました

これは温度変化に体温調節を行っている自律神経がついていかないことで

様々な症状が出てきてしまうのです

自律神経は、その名の通り意志とは関係なく自律的に働いている神経で

生体の恒常性(ホメオスタシス)の維持にとても重要な役割をしており

循環、呼吸、消化、代謝、分泌、体温維持、排泄、生殖などを司っています


spinal cord23.jpg

自律神経遠心性線維は、一般に安静な状態においても常時自発性に活動しており

この活動を自律神経遠心性線維の自発的活動あるいはトーヌスと言います

安静時のトーヌスの頻度は1秒間に1~3回とかなり低くなっています

トーヌスは自律神経中枢の支配を受けて増えたり減ったりし

それによって効果器の機能が調節されます

たとえば多くの血管は通常、交感神経である血管収縮神経のトーヌス下で

軽度の収縮状態にありますが、交感神経の活動が高まると

血管はさらに収縮してその部分の血流は減少します

一方、交感神経の活動が低くなると、その部分の血管は拡張して血流は増加します



spinal co.jpg

そして交感神経は活動的になっている時に優位に働いている神経で

心拍数を高め、血管の平滑筋を収縮させ血圧を増大させるといった作用があるのに対し

副交感神経は安静時に優位に働き、心拍数の低下、腺分泌の亢進

内臓の平滑筋を収縮させて働きを活発にするといった作用があり

これらの拮抗作用によって、環境に合わせてバランスを調節しています

上昇した皮膚温を下げるために起こる現象である発汗と

体温の低下を防ぐために毛穴を締める反応は

全く逆の反応にもかかわらず、同じ交感神経で行われています


autonomic35.jpg

そのため、普段エアコンの中にいることが多かったり

運動不足で体温の上昇させる機会が少ないと

アセチルコリン作動性の交感神経の働きが鈍ってしまい、汗をかけない体になってしまいます


激しい運動では1時間で約1.6リットルもの発汗があると言われていますが

パワープレートは普段約40%しか使えていないと言われている筋肉を97%も動かせるため

効果的に体温を上げ、発汗を促して自律神経を鍛えることができます!

パワープレートトレーニング30分でジムトレーニング2時間相当の運動量になることから

短時間でたっぷり汗をかくことができるのです

power-plate-dvd-pilates.jpgパワープレートで自律神経の機能を高めて、環境の変化に強い体をつくりましょう!



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