第2回エルクレスト特別講習 ④ 冷えへの挑戦
代々木公園店美顔店元店長の木村です。
今回も、H.18.10.25にエステティックサロンであるエルクレストで行われました、山口勝利先生の特別研修の内容をお伝えしていきます。
山口先生、実は日本で犬のマッサージの学校も開校して教えていたそうです。
今は冷え症の方が忙しくなってしまったのでお休みしているとのことです。
ところで、犬にも冷え症があるんですよ、と山口先生。
一日中クーラーに当たっているような犬は脚とか肉球が冷たくなってしまいます。

そうすると寿命が縮んでしまいます。
また、皮膚疾患を起こしている場合が多く、犬のアトピー性皮膚炎などはものすごく多いのだそうです。
アメリカで色々な事を学んで、帰国してから色んな検査機械を入れ、片っ端から調べました。
そうすると、従来マスコミなどで言っている冷え性と本当の冷え症は違う点が沢山ある事が分かってきました。
そういったことを体系付けて分類することになったのです。
例えば冷え症でも、血流量が多くて寒さが人一倍強いタイプや、からだの部位が冷たく、血管が収縮して閉じてしまうタイプは5つ位あります。

最近一番多いのは血流量が多い事で起こる次世代型と末梢血管収縮型と内臓温低下型の冷え症です。
日本に戻って来て検査をしたり色々調べて冷え症というものが分かってきましたが、問題は治療法です。
漢方や鍼灸、なんやかやととにかく試せるものは全て試しました。
でも、誰もがその治療を出来ないと意味がありません。
特定の人しかその治療法を行えないのはNG、そして最大公約数で1番効果の出るやり方、それを追求したのです。
理学療法機械を世界各国(特にオランダやドイツが多かった)のを取り寄せて、日本のものを含めて50種類以上試したのです。
それでも、満足する効果は得られませんでした。
ある人には効果が出ても、他の人には全くダメ、とかそんなものばかりでした。
高周波や超音波、岩盤浴もダメ、ゲルマニウム温浴などもすごく難しいのです。
効果がない訳ではないが、非常に効果がある訳ではないのです。
良い悪いがそれぞれに激しく出すぎてうまくならせないのです。
機械に◯◯には良い、と書いてあっても、健常者のデータを根拠に謳っているのが多いのです。
例えば運動選手を連れて来てデータを取るのです。

そうしたら反応が良いに決まっています。
でも、痩せられないとか太っている人なんていうのは、大概代謝が悪くなっていたり自律神経が乱れていたりします。
そういう人達でデータを取ったとして、健常者と同じようなデータが出るとは思えません。
山口先生の所では、どこか具合の悪い人、患者さんのデータとして取っていますので、それを基にやって行って超短波に辿り着いたのです。
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Written by Keiko Kimura
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