第2回エルクレスト特別講習 ⑦ 食べ物と身体の関係
代々木公園店美顔店元店長の木村です。
今回も、H.18.10.25にエステティックサロンであるエルクレストで行われました、山口勝利先生の特別研修の内容をお伝えしていきます。
ここで、リンとカルシウムについて、スタッフから質問がありましたので、それを少しお話します。
リンという物質は、普通の食事でも結構含まれていて、摂取しています。
特に多く含まれているのがスナック菓子や菓子パン、清涼飲料水やかまぼこなどの練り物です。
これがカルシウム吸収を阻害するのです。
うろ覚えで申し訳ないが、通常のカルシウムとリンの摂取率は2:1位だったと思います、と山口先生。
でも、リンを多く含む食事をしていると、カルシウムとリンの比率が1:40とかになってしまいます。
そうすると、身体は骨を溶かして補てんしようとするそうです。
骨がぜい弱化、弱くなってしまうのです。
身体からどんどんカルシウムが抜けてしまい、カルシウム不足になってしまいます。
例えば、元サッカー選手の中田英寿は、イタリアに行っても野菜を一切食べず、スナック菓子と肉ばかりを食べていました。
結果、今が一番動ける時なのに、選手生命を潰してしまったな、と思います。
もちろん、食事だけが原因ではありません。
筋肉トレーニングの方法を間違えて、大腿四頭筋を付け過ぎてしまい、身体のキレがなくなったのも原因だと考えています。
イタリアに行って失敗してしまう選手は筋肉トレーニングを間違えてしまう人が多いように思います。
身体がキレなくなってレギュラーから外されてしまう。
フィジカルが弱いから、強めようと思って鍛えてしまいます。
日本人はすばしこいのが売りなのに、鍛える事でその良さが消えてしまうのです。
スナック菓子ばかりを食べていたら身体からカルシウムが抜けて、情緒不安定にもなります。
身体のデータを取るのに、最近の傾向といいますか、流行りは血管の形を見ることです。
指先の毛細血管の形を診るのですが...
毎日カップラーメンを食べている人の指先の毛細血管は、形をとどめていません。
指ならまだ良いですが、これが内臓だとしたら、どうでしょうか、怖くないですか?
腎臓や肝臓、小腸の血管だとしたら解毒が上手く出来ません。
絶対きれいになんかなれませんよね。
甘い物が好きな人も血管の形が山のようになってしまいがちです。
糖代謝が上手く出来なくなるので、そういう人はあまりパスタは食べない方が良いです。
そういう事も、データとして出てしまうのです。
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Written by Keiko Kimura