エルクレスト特別講習 ⑧ 超短波のお話
代々木公園店美顔店元店長の木村です。
今回も、平成18年10月11日にエルクレスト別館で行われた山口勝利先生の特別研修をお伝えしていきます。
ここで、冷えの治療に使う超短波について少しお話をしましょう。
超短波は、1秒間に700万回のマッサージをしてくれる機械です。
温かいと感じますが、やっている事はマッサージです。
それを当てる位置は、ちょっと特殊な所です。
腰部交感神経節に当てます。
この神経節にある自律神経に超短波を当ててマッサージをすると、中の温度が上がります。
これを応用して山口先生の所では
冷えの治療をしているのです。
腰部交感神経節、自律神経節に持続的に超短波でマッサージを行うと体温が上がります。
1秒間で700万回、1分で、10分で、と考えるとすごい量のマッサージになる訳です。
話がそれますが、医学的なお話をしましょう。
『37.2℃の法則』というのがあって、体内は37.2℃以上であるという法則に基いて医学が構築されました。
病院の解明や究明、薬の開発や細胞の培養なども含めてこの温度を使っていたのです。
しかし、今の人間というのは明らかに37.2℃よりも低い人が増えて来ました。
そしてその温度が低い場合、体にどういう事が起こるのか医学的に分からなかったのです。
たとえば、風邪などで体温が上がった場合、人生の経験値として症状がどうなるかなどが自分で確認出来ます。
でも、体温が低くなった時に体に何が起こるのか分からない、知らないのです。
これが医学の遅れていた所です。
今、それにやっと気がついて東大や新潟大、北大などで一生懸命研究をし始めました。
それで、免疫力が落ちるとか、代謝が下がって太るとか、自律神経が乱れるとかが分かってきたのです。
そして、体温を上げることはすごく難しいのです。
医学的には出来ないと言われていました。
体温を下げるのは薬でいくらでも出来ます。
でも、薬で体温を上げる事は出来ないのです。
でも、超短波で自律神経に刺激を加えると何故かそれが出来てしまいます。
北大レベルでは出来ないと言われていることが、ここのエステサロンや山口先生の所で、普通に体温を上げる事が出来てしまっている訳です。
ただ、やるにはいくつか注意点があります。
それをクリアすれば良いのです。
分室の先生のお母さんで、エステをやっている方がいます。
超短波をかけた後にフェイシャルをやっているのだとか。
化粧品販売の一角でエステをしているそうですが、これが大繁盛で予約がいつもパンパン。
無理して人数をこなしていたら忙し過ぎて倒れてしまったそうです。
その扱っている化粧品メーカーの人が来て、実際に皮膚の水分量やキメなどを調べた所、明らかに違ったそうです。
今は少しセーブしてエステをしているそうです。
うるおいやツヤはもちろん、表情も変わるので、超短波をエステ前にやるのは良いと思います。
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Written by Keiko Kimura
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