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エルクレスト特別講習 ⑦ 冷える原因(3)-デトックスと冷えの関係

エルクレスト特別講習 ⑦ 冷える原因(3)-デトックスと冷えの関係

代々木公園店美顔店元店長の木村です。


今回も、平成18年10月11日にエルクレスト別館で行われた山口勝利先生の特別研修をお伝えしていきます。


前回までに冷える原因として、(1)食事 (2)筋力の低下 (3)クスリ・タバコを紹介しました。今回は(4)服装と(5)過度の冷暖房を紹介します。



⑷服装

静電気を起こしやすい服装は冷える傾向にあります。

男性はまだ綿Tシャツなどをインナーに着るので良いのですが、女性の場合、下着に直接ウールのタートルネックを着て、その上にフリース素材を着るというパターン
、これが1番ダメな服装です。

1万5千V位帯電してしまうのです。

白衣だと50V位帯電します。

1万5千Vだと火花が出てもおかしくないレベルです。



静電気.jpg



この状態でかかとの高い靴を履くと更に電圧が上がり、2万V位まで帯電します。

これでは確実に冷えてしまいます。

怖いのは寝具です。

寝間着にフリースを着て、化繊の毛布やシーツの中に6〜7時間いるとなると、どれだけ帯電するか考えるだけでゾッとします。

きれいになりたい人は、そういう所も気をつけて頂きたいと思います。

ですから、天然素材を中に着けるというのは重要です。

下着はシルクが良い、とよく言います。

綿のTシャツをインナーに着るとか、ショーツをシルクにするとか、そういう形で静電気から身を守ってあげると良いと思います。

特に冬の季節は必要です。



⑸冷暖房

冷房や暖房のかかり過ぎ、過剰な状態は非常に体を冷やすので、注意が必要です。



ここで、スタッフからの質問を山口先生が受けて下さいました。


水を一日2ℓ飲むと良いというのをよく聞きますが、本当なのでしょうか?という質問です。

水を摂るというのは、デトックスの意味合いがあります。

話はずれますが、半身浴って、適温は何℃なのでしょうか。



水赤子.jpeg




雑誌などには38℃が適温と書いてありますが...

これは間違いです。

実際に38℃のお湯に浸かってみたら寒くて仕方ありません。

交感神経が緊張してしまい、リラックスどころではありません。

ぬるいのが好きな人は良いですが、そもそも日本人は熱いお風呂が好きな民族です。

38℃で温かいと感じる人はほとんどいません。

半身浴は、自分の感覚で1番心地良いと思える温度でやらないと絶対ダメ。

温度の決まりごとはないのです。

ということは、2ℓ水を飲む決まりもないということになります。

2ℓも水を飲む事が可能なのは、お腹の温度が高い人です。

自律神経機能と代謝機能が落ちている人が、水を2ℓも飲んだら絶対に具合が悪くなります。

水には漢方の言葉で、水毒というのがあります。

過剰に水を摂取すると毒になる、という意味です。

デトックスというのは元々ヨーロッパの方から入って来ました。

本来ヨーロッパの方の人は日本人よりも代謝か高いから、その位水を飲んでも問題は無いのです。

ふつう、人間の体には2ℓ位の水は出入りしています。



飲水.jpg




水として飲まなくても食べ物などの水分があります。

もっと多いのが、体内で科学変化か起きて蛋白質などの食べ物から水が出来ます。

それが合わせて2ℓ以上になります。

その上、更に2ℓも水を飲んだら水分過多です。

むくみますよね。

だから、代謝の良い人がガンガン水を飲んでもガンガン出ますが、お風呂に入って汗があまり出ないような人が水を2ℓも飲んだら具合は悪くなるし、セルライトも出来てしまうのです。

相手をみて判断しなくてはいけないのです。


水分関連でもう一つ。

体組成計での水分量の適正は何%なのでしょうか。

よく、平均60%と良く言われますが、それは男性の平均になります。

山口先生の所では、だいたい医学的に20代〜40代の女性で50%〜52%位が適正、と判断しているそうです。

実際は体の7割位は水分だと考えられますが、体組成計を通すとその位の数値が出ます。

女性で数値が60%を超えていたら、セルライトがたくさんあるはずです、と山口先生はお話されていました。



冷えについてはこちら

Written by Keiko Kimura



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