エルクレスト特別講習 ③ 『冷え』の5大症状(2)
代々木公園店美顔店元店長の木村です。
今回も、平成18年10月11日にエルクレスト別館で行われた山口勝利先生の特別研修をお伝えしていきます。
前回の続きです。
冷えの5大症状をお伝えしています。
②免疫力が低下します。
1℃下がることで約30%低下します。
ある日突然花粉症になったり、風邪が治らない、ピアスが出来なくなるなどの変化が出て来ます。
免疫細胞は小腸に70%存在します。
冷えると働きが鈍るのです。
③自律神経が乱れる
そもそも自律神経とは何でしょうか。
それは自分では意識出来ない神経の事です。
一時的に息を止めたり、腕を曲げたりする事は出来ても、胃液を出すのを止めたり血管を拡げよう、なんて出来ませんよね。
そういう意識とは関係のない所で勝手に働いている神経なのです。
それが、冷えがあると乱れるのです。
お腹の中は本来温かい所です。
そこが冷たくなると異常を感じ取って乱れてしまうのです。
自律神経というと、精神的なトラブルのイメージが強くあると思います。
しかし、自律神経が乱れて1番困るのは痛みやコリを強く感じるようになる事なのです。
生理痛がひどくなる、肩こりが強まる、マッサージを軽くしていても異常に痛がる...
エステのトリートメント中でも、普通ではない痛がり方をする人がいたりしませんか?
そういう人達にEMSをかけても出力が上げられないので効果は期待出来ません。
痛覚の感受性が鋭くなっているためです。
温めてからやってあげると、感受性が低くなるので出力を上げやすくなります。
冷えている事で、エンダモロジーをやって痛覚が過敏になってしまう方もいます。
冷えが逆効果を生んでしまうのです。
④内臓の働きが落ちる。
例えば、便秘。
冷えているタイプの便秘は繊維性のものを摂っても改善がみられません。
あと、疲れやすくなりむくみも出易くなります。
③と④はセルライトも関与します。
体水分量がノーマルより+5%だとセルライトは出来易くなります。
では、そういう人たちが水分を摂り過ぎているのかというと、そうではありません。
余分な水分が体外に出ないのです。
内臓の働きが悪くなって排出できずにむくむ、又は自律神経の働きが悪くなって血管の収縮運動が鈍ってむくんでしまう、そういう事が起きてくるのです。
⑤鬱になる。
元気が出なくなります。
鬱傾向の人も多くいます。
この5つを合わせて『老化』といいます。
深部体温を上げないと、どんなにお金をかけても、良いと言われる事の何をやってもアンチエイジングは成功しないのです。
冷えについてはこちら
Written by Keiko Kimura
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