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冷え症が夏につくられる本当の理由とは、・・・

冷え症が夏につくられる本当の理由とは、・・・

人の体温の40%は、骨格筋でつくられます。


20%は、肝臓で。


心臓では、全体の4%程度です。



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暑い夏、寒い冬


その外気温の変化に対応して常に体温を一定に保とうとする恒常性は、自律神経によってコントロールされています。


寒い冬には、体温の放散を防ぐため、体表面にある皮膚の末梢血管を収縮させ、血液循環をできるだけ内回りにします


反対に暑い夏は、体表面に近い末梢血管をできるだけ拡張させて、体熱を外に放散させようとします。


この恒常性維持機能により、常に体温を一定に保てるのです。



ところがこの温度変化に自律神経が対応できる温度差は平均で約8度と言われています。


例えば、


◎夏は、


外が33度、室内はエアコンがギンギンに効いて20度だったとします。


その温度差は、13度。



◎冬は、


外が5度で、室内が暖房で25度だったとします。



その温度差は、20度。


さてどちらが身体にとって過酷でしょう?



ほとんどの方が、冬の方が20度も温度差があり、



自律神経が制御できる幅を大幅に超えているので、冬とお答えになると思います。


確かに温度差だけのことを考えれば、13度の温度変化より、20度の温度変化の方が、差が大きいので身体に負担がかかると思います。


ところが実際は違うのです。


なぜか?



冬は外出するとき、あるいはまた室内に居ても、寒ければ必ず衣服で全身を覆い寒さ対策をしているはずです


寒いのにパンツ一丁なんて人はいません。


だから外気と室内との温度差は、直接皮膚に伝わっていないのです。




※解剖生理学には、脳皮同根という言葉があります。


1個の受精卵が、胚となり細胞分裂を繰り返す中で外胚葉が脳と皮膚に分化していきます


つまり、皮膚と脳はルーツが一緒であり、皮膚は外部の状況を脳に伝えるための重要なセンサーの役目をしています。



ところが夏はどうかというと


基本的に暑いので、皆、薄着をしています。


短パンにTシャツ一枚なんてザラです


そうすると外気の暑さと室内のエアコンの風の冷たさがダイレクトに全身の皮膚に伝わります。


ここが冬との大きな違いです。


13度という温度さが裸に近い格好をしている夏は、冬と違い衣服で温度差を緩和するためのコントロール法がありません


暑い外気と寒い室内


その温度差がダイレクトに皮膚に伝わる夏は、自律神経の制御の幅を大きく超え


自律神経がダウンしてしまいます


自律神経は内臓をコントロールする神経ですから


消化活動に影響し、下痢や便秘を繰り返し、代謝が落ちます


冷やされた内臓は、ホルモン分泌にも影響を与えますから


生理不順や抑うつ状態にも


疲れも抜けず、睡眠障害だって起こります。


冷え性から


冷え症と言われる


病的症状は、エアコンと冷蔵庫がデビューしてからできた言葉です。



▼エルクレストが冷えにこだわる理由


▼冷え性WEB講座


美人化特集Vol.5


中込の職場です

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