山口先生講習会 -⑯- 温度の見方(2)
代々木公園店美顔店元店長の木村です。
今回も H.18.3.12に渋谷で行われました、伊藤超短波主催の整骨院や整体の先生向けセミナーでの山口勝利先生の講演内容をお伝えして行きます。
前回に引き続き、体温の測り方やチェック法をお伝えしていきます。
皮膚表面のphを測るものがあります。
これを測ると体内のphもおおよそ予測出来ます。
これはどういう事かというと、血液がドロドロかどうか分かるという事です。
例えば手の甲の部分はph4.9位です。
測って6.0とか出てしまうと皮膚表面は数値的にアルカリ化しています。
6.0位あるとすると、糖尿の傾向があります。
表面がアルカリだと、内部は逆転して酸化していると考えます。
ですから、phが4.9以上あるのは酸化傾向にあるという事になるのです。
肩こりの人などは毎日測ると良いと思います。
今日は疲れたなあ、という時は特に数値に表れます。
電磁波や静電気を浴びた時は特に酸化傾向が表れます。
パソコンをずっとやっていたりすると、影響が出たりするのです。
ほかには、指を入れるだけで酸素をどれだけ取り入れているか分かる機械を使います。
血圧も測ります。
血圧計は重要です。
まず、寝ている状態で測ります。
それからすぐに起きてもらって測ります。
この時の最高血圧の差が問題になるのです。
本などによれば、30以上の差があると自律神経に異常が出る、などと書かれています。
しかし、山口先生のデータによると20位の差があると異常が非常に強い傾向にあるのだそうです。
ここからも、「自律神経のレントゲン」を使わなくてもある程度予測出来ます。
あと、耳の温度。
両耳の温度を測ります。
左右差が0.5℃以上差があるような場合は自律神経の働きにトラブルがあると考えて良いです。
簡単なチェックの方法です。
温度は本当に良く見るようにしてください。
では、治療法は?
これは、非常に簡単で、なおかつ非常に効果的です。
本当は、山口先生の所で発見し、確立したやり方なので、自分たちだけのものにしたかったそうです。
でも、このやり方で、本当に色々な症例が上がってきて、中にはにわかには信じられないような、ウソでしょこれ?といった劇的な改善例が数多く上がってきているのです。
これは、利害よりも患者さんたちには良い事だと判断し、施術をする側の先生方に多く知ってもらえれば、という事で全国の皆さんにお伝えするに至ったと山口先生はお話されています。
やっていることは、ブロックです。
Wブロックといいますが、基本的にすべてこのやり方です。
次回、詳しくお伝えします。
冷えについてはこちら
Written by Keiko Kimura
コメントする