山口先生講習会 -⑭- 次世代型冷え症
代々木公園店美顔店元店長の木村です。
今回も H.18.3.12に渋谷で行われました、伊藤超短波主催の整骨院や整体の先生向けセミナーでの山口勝利先生の講演内容をお伝えして行きます。
前回、従来型と次世代型の冷えのタイプについて、そして次世代型タイプの冷え症は、全体の30%、とお伝えしました。
その続きをお伝えしていきます。
極度に寒がったり異常な位の厚着、冷房病を訴える人は次世代型が多いのです。
これは、血管が拡張するために起こります。
血流の差はノーマルに比べて3倍位違うのです。
手足が冷えると言うのは従来型です。
対して、全身の冷えを訴えるのは次世代型が多いのです。
厄介なのは、過剰に温めるとかえって症状が悪化します。
血管が拡張しているので、温めるとますます血流が増えてしまいます。
血流が増えることで熱を放出してしまうのです。
よく遠赤外線のドーム型サウナを売っている人が山口先生の所に来るそうです。
冷えには良い、と言って薦めてきますが、次世代型のような冷えにはどうするのか尋ねると分からないから黙ってしまうのだそうです。
冷えが辛くて温泉地の近くに引っ越して毎日温泉に入って温める、という人がいます。
冷えには温める事が良い、そう思っているがゆえの行動です。
しかしそうすると、もっともっと症状がひどくなる訳です。
こういう人に限ってお金を持っていて、病院を転々としたり、冷えに良いというありとあらゆる事に何百万も費やします。
それでも良くならなくて山口先生の所に来るそうです。
どこも血管が拡張しているから体温が奪われて冷えてしまうという事を説明しないからです。
血管が広がってそこに冷気や冷たい刺激を与えるとキュッと閉じてしまいます。
そのキュッと閉じた所を触るととても冷たい、と訴えます。
でも常温になると血管が一気に広がってドッと血液が流れるのです。
だから次世代型は冷たさと寒さを訴えるのです。
ちなみに、従来型は冷たさを訴えます。
冷たさと寒さが同居している次世代型は、とにかく辛いのです。
冷えについてはこちら
Written by Keiko Kimura
コメントする