山口先生講習会 -⑬- 自律神経への影響(3)と冷え症のお話
代々木公園店美顔店元店長の木村です。
今回も H.18.3.12に渋谷で行われました、伊藤超短波主催の整骨院や整体の先生向けセミナーでの山口勝利先生の講演内容をお伝えして行きます。
あと少しだけ自律神経のお話です。
ある人が、この検査機械を知っている、と言いました。
この機械は当時、日本にはまだ60台位しか入って来ていなかったそうです。
その方は出版社の方で、日経ヘルスの記者さんでした。
会社でその機械を借りて、自律神経に対してどの民間療法が良いのかありとあらゆる物を調べたそうです。
例えば、リフレクソロジー、アロママッサージを90分など。
どうだったのか尋ねたところ、数値は微動だにしなかったそうです。
その程度では変化は起こりません、と、山口先生。
それが超短波を使った治療をするだけで変化が起きてくるのです。
薬物を大量に摂取している人のグラフも特徴が出てきますし、不登校や出社拒否のグラフも特徴があります。
このような勉強をする前だったら、会社に行きたくないなんて聞こうものなら目の前に座らせて、小一時間説教をするところでした。
でも、今は山口先生は本当に大変なんだな、と思い労いの言葉をかける事が出来るようになったそうです。
全ては自律神経のグラフが語っているのです。
ここ最近、本当に冷え症の方が増えて来ました。
その冷えを感じる人達ですが、二つの型があります。
一つは、従来型。
そしてもう一つは次世代型。
この二つの大きな違いをお話する前に、まず温度の話をしましょう。
足の指先の温度の平均値があります。
ノーマルですと、だいたい26℃±1℃位がそうです。
従来型の場合、冬の時期は足の指先の温度は18~19℃位です。
高くても22℃位です。
計る場所ですが、第二指の先端で計ります。
一番長いからです。
この時、レーザーで計る温度計は避けて下さい。
少しズレると大きく温度が変わってしまうので、正確なデータが取りにくくなります。
ワキが36℃と考えると、足先が18℃位だとおよそ半分です。
本当に氷のように冷たい。
では、従来型と次世代型はどちらが冷たさ、寒さを訴えるか?
これは次世代型の方が強く訴えます。
では次世代型の足先の温度はというと、28℃以上あるのです。
あれ?おかしいですよね、ノーマルが26℃に対して28℃だなんて温かいじゃないか、という事になります。
これは体温が奪われてしまう事から起きる現象なのです。
ひどい人は35℃くらいまで上がる人がいます。
そうすると、インフルエンザに罹って発熱する時と似たような感じで、悪寒がするくらい寒さを感じます。
実はこのタイプの冷え症は、全体の30%がこれにあたるのです。
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Written by Keiko Kimura
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