四つ木治療院セミナー -⑭- 冷えは身近なもの
代々木公園店美顔店元店長の木村です。
H.18.1.15に行われました四ツ木治療院でのセミナーをお伝えしていきます。
このセミナーは整骨院や鍼灸の先生方に向けた内容になります。
どうしても専門的な言葉が出て来たりしますので、なるべく分かりやすくしてお伝えしていきます。
今回は、冷えは身近なもの、というお話をします。
深層筋力の低下、冷暖房、服装、寝具、食事の偏り...
どれも身体を冷やす原因ですが、食事の偏りは思いのほか身体を冷やします。
夏の間、
朝...コーヒーにパン、
昼...コンビニ弁当、
3時...スターバックスでお茶、
夜...ビール
これを一ヶ月続けたら完璧に冷えた身体が出来上がります。
だいたい、500mlのビールを飲むと、内臓温度は4℃下がります。
ころはすぐに元の温度に戻りますが、生活習慣として続けていくことで下がっていきます。
秋口から冬にかけて太る人は夏の間に冷やした人です。
食べた物が身体を温める為に蓄積しているのです。
痩身を考えるのであれば、まず冷えを考えないと絶対痩せられません。
湯槽に浸からない、という人も多い。
生活習慣の中で改善しなくてはいけないが、なかなかそう上手く出来ない。
とにかく、冷やすということが日常化しているのです。
4℃まで冷やせる冷蔵庫に入れたビールやジュースに冷やしたグラス。
そこに氷まで入れて飲む。
冬場になってもコンビニではアイスクリームが売れています。
現代人は冷やすことを好む、というベースがあります。
冷たいものは冷たいほど価値がある、と考えるので、ビールは冷えていれば冷えているほど良い、という風になってしまっている。
その辺りが、身体を冷やすことの大前提になっているのです。
最近はタバコを辞めた方が多くなっていますが、口さみしくて氷を口に含んでいたり、どうしても冷たいものに行きたがるのです。
このような事も、冷やす事の一つの要因ではないか、と山口先生は考えています。
深層筋ですが、これは腹筋が出来ない人は必ず中側は冷えています。
熱が産出出来ないので、仰向けに寝て身体を起こせない人は絶対です。
こうみると、現代人のほとんどは深部体温が低下、冷えているのです。
毎日2時間は必ず患者さんの検査、データ取りをしているから確実にいえる事なのです。
その中から、どのような服装が良いのか、どのような食材が良いのかなどのデータ取りもしています。
冷えているかの確認は簡単です。
中かんと関元の温度を計ります。
中かんで33.5℃以上がノーマルです。
これより低ければ冷えています。
また、温度が中かんが高くて関元が低ければノーマルですが、温度が逆転している場合も冷えているという事になります。
こういったパターンを覚えていただければと思います。
冷えについてはこちら
Written by Keiko Kimura
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