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四つ木治療院セミナー -⑬- 食品添加物のお話

四つ木治療院セミナー -⑬- 食品添加物のお話

代々木公園店美顔店元店長の木村です。



H.18.1.15に行われました四ツ木治療院でのセミナーをお伝えしていきます。
このセミナーは整骨院や鍼灸の先生方に向けた内容になります。

どうしても専門的な言葉が出て来たりしますので、なるべく分かりやすくしてお伝えしていきます。




今回は、食品添加物についてお話しします。



食品添加物というのは様々な食品に入っているのはご存じだと思います。

山口先生は、サプリメントを扱っているのでどうしても食品に関しての知識が必要になってくるので勉強したそうです。


例えば、店頭で売られているにんじんジュースやオレンジジュースなどのオレンジ色の食品があります。



オレンジジュース.jpeg




これは何かで着色してあるのです。

そうでないとあんなにきれいな色は出ない。

何で着色しているかというと、虫です。

サボテンについている虫であのような綺麗な色が出ます。

他にも、例えば、美味しいラーメン屋さんがあって作り込んだスープがあるとします。

この味をほぼ薬だけで調合して作れるのです。

あらゆる物が注射で味も色もつけられるのです。

コンビニのお弁当、セブンイレブンでは保存料と着色料無添加と謳っていますが、その他の添加物はたくさん入っています。

だから間違えてはいけないのです。

他にも、例えば塩分5%の梅干し。



梅干.jpeg





減塩といわれるタイプですが、普通は12%~15%の塩分がないと梅干しは保存出来ません。

それが、塩分5%ではちみつ入りとかで売られている訳です。

これでは梅干し自体の保存が出来ません。

だから本来必要な、あと10%の塩分の代わりに色々な薬を入れて保存が出来るようにしているのです。

このように、食品添加物で食品の色や味を保ったりしているのです。

この食品添加物、害がないと言われています。

だから、「添加物」なのですが、調べると、この食品添加物は1つ1つに対しての害は調べてあるが、ミックスされた時の害は調べられていないのです。

誰も調べていません。

厚生労働省も、です。

だから食品添加物がミックスされた場合の害は分からないのです。


薬品.jpeg





では、私たちが年間口にする食品添加物はどの位なのか。

ごく普通に食事をしている場合で、年間4kg(!)を摂取しているのです。

1kgの砂糖袋4つ分の食品添加物を毎年摂っているという事です。

これで
は当然がんになると思いませんか?

だから2人に1人はがんで死ぬというのは想像にかたくないと思いませんか?

がんをやっつけるのがNK(ナチュラルキラー)細胞です。

身体の中では、毎日2000個位のがん細胞が出来ます。

これは毎日です。

でも、このNK細胞が毎日戦ってくれているから発がんしないで済んでいるのです。

ハムなどは、100kgの肉で作ると130kgで出来上がる。

この増えた30kgは、肉に注射した食品添加物。


注射.jpeg





それを形良く切ってしまえばもう分からないのです。

100g100円程度のハムはそれだ、と言われています。

だから、安ければ良いというものではありません。

そういった訳の分からない物が売られています。

そして、そんなものを食べている身体の中で毎日がん細胞を殺している。

これが免疫です。

こういう事があるから、世間では免疫免疫と騒ぐ訳です。

免疫を高めて、とか、自然治癒力を高める、とか。

安保先生も一生懸命唱えていますよね。

免疫を高めるには、もう本当に何度も言っていますが、お腹を温めないとダメなのです。

そうしなければ、年間4kgも食品添加物を口にするこの時代に、がんや他の病気にならないで済むとは思えないのです。

そうならないために、免疫は高めなければならない。

だから、大学の教授も騒ぐのです。

私たちの冷え学では、この部分を重要視しています。

もちろん、局所局所を温めるのも必要です。

でも、それ以上にお腹を温める事に重点を置いて欲しい。

腹巻をしていない人は、今日からでもして欲しいと思うのです。



余談ですが...

話が少し戻ります。

自律神経の話で、痛覚が敏感になるというお話ですが、これはプロスタグランジンが通常より多いせいです。

痛みがある時に、その痛い部分にはヒスタミンとかプラジキニンとか、こういった物質が出ます。

このプロスタグランジンという物質は、「増幅させる働き」があります。




痛い箇所.jpeg



この物質自体には痛みを発生させる物ではなく、痛みを「増幅させる」力が強いのです。

痛み止めというのはこのプロスタグランジンを抑えるように作られているのです。

副交感神経優位の人というのはもともとプロスタグランジンが多い。

痛みの感受性が高いから、だから少しの痛みでもすごく痛がるのです。

痛みの程度が本人の言うのと、先生方の診る臨床症例と合わなくなります。

タイプ的には、診察中に普通に携帯をかけ出すような人です。

山口先生が診察中に携帯が鳴って、先生、ちょっと待って下さい、と言って出ちゃうそうです。

さすがの山口先生も驚いてしまうとか。そういうタイプが多いそうです。




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Written by Keiko Kimura


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