四つ木治療院セミナー -④- 冷え学(2)
代々木公園店美顔店元店長の木村です。
前回に引き続いて、整骨院や鍼灸の先生方に向けた内容になります。
どうしても専門的な言葉が出て来たりしますので、なるべく分かりやすくしてお伝えしていきます。
今ある鍼灸や整骨院のデイサービスは良い状況ではありません。
全国的にみても、田舎でその周囲に一軒しかないというような所ならともかく、周りに何ヶ所かあるような所では上手くいっていません。
これは大手の営業として、若い女の子なんかが毎日老人の家に通う訳です。
こんにちは、とか言って。
家族とも会話をしたりして馴染んだ頃に、そろそろうちのデイサービスにいらしたらどうでしょう?
病院がやっているから安心ですよ、と言って引っ張ってきちゃう。
そういうことをやられてしまうので、鍼灸や整骨院のデイサービスは上手く行かないのです。
そういう中でこういったケアが出来る、アピール出来るものがあると強い。
鍼灸や整骨院というのは元々はリハビリのプロな訳です。
実際デイサービスでリハビリをやっている人達はほとんどが素人です。
決まりきった体操や運動をさせたりステップ台を踏ませたり...
その程度の事しかさせていません。
そう捉えると、冷え症だけに限定してこの施術をやる、と考えるのはもったいない。
ぎっくり腰などにも非常に効果があるのです。
温熱療法というより刺激療法と考えた方が良いでしょう。
つまり、この使用方法を冷え症に限定してしまうと、他の症状において上手に使えなくなってしまいます。
また、臨床例を多く作って置いた方が、今後何かあった時に色々役に立ちます。
超短波を使うと、痛みなどが無理なく本当にスッと引きます。
今の時期は寒いのでWブロックの他、局所にも積極的に当ててあげると良いと思います。
時間は、身体が温かくなるまでやると効果が出やすいです。
山口先生の所では、1時間位は普通にやっているとのこと。
いきなり長くやるのではなく、慣らしながら少しずつ時間を延ばしていくのが良いでしょう。
話変わってちょっとした雑談ですが...
今発売されている日経ヘルスですが、この内容が山口先生曰く、よくもまあここまで書けるな、という内容なのだそうです。
例えばしょうがの味噌汁の特集がされていますし、湯たんぽについても特集されています。
山口先生の本を見たのではないかという位色々な所で内容がかぶっていたそうです。
ネックウォーマーがあります。
眠れない時にこれをすると良く眠れるようになるので、こういった物を使うと良いと色々な所で話していたそうです。
きっちり真似して掲載されていたそうです。
それだけ冷え症やその対策というのは注目されている、ということだと思います。
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Written by Keiko Kimura