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2012年6月

2012年6月

四つ木治療院セミナー -④- 冷え学(2)

代々木公園店美顔店元店長の木村です。




今回も、H.18.1.15に行われました四ツ木治療院でのセミナーをお伝えしていきます。
前回に引き続いて、整骨院や鍼灸の先生方に向けた内容になります。

どうしても専門的な言葉が出て来たりしますので、なるべく分かりやすくしてお伝えしていきます。




今ある鍼灸や整骨院のデイサービスは良い状況ではありません。

全国的にみても、田舎でその周囲に一軒しかないというような所ならともかく、周りに何ヶ所かあるような所では上手くいっていません。

これは大手の営業として、若い女の子なんかが毎日老人の家に通う訳です。
こんにちは、とか言って。



営業女性.jpeg




家族とも会話をしたりして馴染んだ頃に、そろそろうちのデイサービスにいらしたらどうでしょう?
病院がやっているから安心ですよ、と言って引っ張ってきちゃう。

そういうことをやられてしまうので、鍼灸や整骨院のデイサービスは上手く行かないのです。

そういう中でこういったケアが出来る、アピール出来るものがあると強い。

鍼灸や整骨院というのは元々はリハビリのプロな訳です。



整骨院壁.jpeg





実際デイサービスでリハビリをやっている人達はほとんどが素人です。

決まりきった体操や運動をさせたりステップ台を踏ませたり...
その程度の事しかさせていません。

そう捉えると、冷え症だけに限定してこの施術をやる、と考えるのはもったいない。

ぎっくり腰などにも非常に効果があるのです。

温熱療法というより刺激療法と考えた方が良いでしょう。

つまり、この使用方法を冷え症に限定してしまうと、他の症状において上手に使えなくなってしまいます。

また、臨床例を多く作って置いた方が、今後何かあった時に色々役に立ちます。

超短波を使うと、痛みなどが無理なく本当にスッと引きます。

今の時期は寒いのでWブロックの他、局所にも積極的に当ててあげると良いと思います。

時間は、身体が温かくなるまでやると効果が出やすいです。

山口先生の所では、1時間位は普通にやっているとのこと。

いきなり長くやるのではなく、慣らしながら少しずつ時間を延ばしていくのが良いでしょう。


話変わってちょっとした雑談ですが...

今発売されている日経ヘルスですが、この内容が山口先生曰く、よくもまあここまで書けるな、という内容なのだそうです。

例えばしょうがの味噌汁の特集がされていますし、湯たんぽについても特集されています。



味噌汁.jpeg




山口先生の本を見たのではないかという位色々な所で内容がかぶっていたそうです。

ネックウォーマーがあります。
眠れない時にこれをすると良く眠れるようになるので、こういった物を使うと良いと色々な所で話していたそうです。

きっちり真似して掲載されていたそうです。

それだけ冷え症やその対策というのは注目されている、ということだと思います。





冷えについてはこちら

Written by Keiko Kimura




四つ木治療院セミナー -③- 冷え学(1)日本人が苦手なもの

代々木公園店美顔店元店長の木村です。




今回も、H.18.1.15に行われました四ツ木治療院でのセミナーをお伝えしていきます。
前回に引き続いて、整骨院や鍼灸の先生方に向けた内容になります。

どうしても専門的な言葉が出て来たりしますので、なるべく分かりやすくしてお伝えしていきます。


今回は以前お伝えした「冷え学」的視点からリハビリについてお話します。



例えば肩こりの方が来院したとしましょう。

肩こりは、冷え学的な捉え方をするならどう取るか。

肩こり、冷え症、と線を引いてしまう。

これは上手に治療が出来ない一つの要因。

研究所ではデータを日々大量にとっています。

午前で50~60人,午後で40~50人位の方を診ますので、だいたい一日100人以上のデータを取っている事になります。

午前午後の区分はしてますが、冷え症の来院時間と腰痛などの来院時間は分けていません。

その中でデータを取りますから有効性が大変よく見えてきます。

以前にお話しましたが、変形性側湾症で、身体が歪んで歩行困難だった人が歩けるようになるとか、20年間身体の曲げ伸ばしが出来なかった人が、20年ぶりにそれが可能になる等、そういうことが目の前で起きて来る訳です。

特別なマッサージや手を加えたりはしていません。

こういうことが起きるということが冷え学なのです。

ここでそれを冷え症、他の痛みの症状と区分してしまうと治療の可能性を潰してしまうことになる。

どういう事でしょうか。


高齢者に対して劇的な変化を起こすというのは現実問題難しいことです。

それがただ寝ているだけで変化を起こせるということになれば、介護に繋がるのです。



老婆ベッド.jpeg




九州の方で、山口先生がデイサービスをプロデュースしたそうです。

いまどきのデイサービスは人が集まらないが、そこは順番待ちだそうです。

それは何故か。

今年の4月(H.18年1月現在)に見直しをされますが、今までの介護保険というのは、介護を必要とする人をどんどん作り上げる保険といわれました。

例えば、自分で今まで家事をしていた人にヘルパーを入れて家事を代行させたり、ベッドで自分で寝起きしていた人に電動ベッドを与えてしまったら自力で起きられなくなった等、介護を必要とする人を作り出してしまったのです。

本当の介護というのは「リハビリ」ではないか、ということが分かってきました。

しかし、このリハビリをするにあたって一番問題なのが、日本人はリハビリが嫌いな民族ということなのです。

例えば老人の方に「運動をしなくてはいけない」と言ったとします。

そして通常介護で、デイサービスなどで普通にリハビリということで体操をさせたりしたらその人は嫌になって来なくなってしまう。

なかなかリハビリを浸透させるというのが民族的に難しいのです。

アメリカなどでは、80~90代の人が自分で車を運転して、朝の5時からスポーツジムに来るのです。

そこでマシーンを使ってトレーニングしたりウォーキングをしたりしているのがアメリカです。



トレッドミル.jpeg




さらにヒザの関節が痛ければ、グルコサミンを飲んでウォーキングを熱心にしています。

そうしないと股関節が痛くなってしまうからです。

でも、日本には、そのような土壌があまりないので、いきなりデイサービスでリハビリをやったとしてもなかなか受け入れてもらえないのです。

ところが、寝たままの施術で劇的な効果を得られるならどうでしょうか。

一番簡単なのは家族に見せてしまうことです。

施術の前後を見せてあげたら家族は驚きますよね。

本人以上に驚きます。

そうしたら、おばあちゃん、ここに来なきゃダメよ、という話になります。

このことをどう扱っていくかということが、鍼灸や整骨院の今後の課題なのです。

冷えだけの話ではなくなってきています。

きちんとした理論の上で、身体の変化がどうして起こるのかが分かってきています。

特に高齢者には非常に有効です。効果が出やすいという事が分かってきています。



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これは山口先生が毎日100人以上の方に試しているから言えるのです。

若い人にはもちろん、スポーツをしている人達にもすごく応用されています。

治療した後に記録会があったりすると、好成績を出すなど、良い結果を生み出すという報告が多数上がっています。

若い人にも高齢の人にも有効というものはそうそうありません。






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Written by Keiko Kimura



姿勢と血流

私たちの血流は座っていたり立っていたりすると70%が下半身に集まっており

肢から心臓へと血液を運ぶ静脈は、立位では1秒間に8~10cm血液が上がっていきますが

座位では約5cmになり、その状態で30分経過すると約2.5cmになってしまいます

これは股関節や膝関節が屈曲して血管が圧迫されることに加えて

下肢の筋肉が使われないことによって、ポンプ作用が発揮されないために起こります




vein.jpg

デスクワークなどで座っていることが多くなった現代人は、血流が滞りやすくなっていると言え

冷えやむくみの大きな原因となっています

また血流が悪い状態は、免疫力にも大きな影響を及ぼします

免疫に関わるリンパ球は末梢の血管である毛細血管が開いていなければ

血管外に出れず、働けなくなってしまいます


blood pomp.jpg

免疫のスペシャリストである日本橋清州クリニックの佐藤義之先生は下肢の血流を高めるために

ふくらはぎのトレーニングの重要性を述べています
 
下腿後面(ふくらはぎ)の温度は体温より1.75度低いと言われており

軽い自転車漕ぎを30分1日2回行うと、6週間で約0.5度上がるというデータがあるそうです

第二の心臓と言われるふくらはぎを鍛えていくことが血流の改善に非常に有効です


gastrocnemius.jpg

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written by nakagome keiichi

筋肉を鍛えることの重要性

冷えと筋肉には密接な関係があります

体は体温を保つために様々な手段で熱をつくっていますが

その中で最も発生する熱量が多いものが筋肉なのです


sweat.jpg

ですから筋肉量の低下は体温の低下に直結していると言えるのです

全国冷え症研究所の山口勝利先生は冷え(内臓温の低下)があると

以下の5つのことが起こるとおっしゃっています

太りやすくなる

免疫力が下がる(免疫細胞は腸に最も多く集まっているため)

内臓の働きが悪くなる(肝臓が主)

自律神経の働きが乱れる(痛みやコリ、痺れを感じやすくなる)

うつ傾向になる


また冷えの改善法として大きく分けて

運動療法

②食事療法

③対策グッズ

④治療器

の4つを挙げており、内臓付近にある腹筋を始めとした筋肉の強化の有効性を述べています



pp2.jpg

パワープレートはこのような深層筋の強化を非常に得意としています

その理由は意識することが難しい深層の筋肉でも

振動刺激が自然と筋肉を動かし強化することができるためです


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ある程度トレーニングを続けていくうちに意識ができるようになると、さらにその効果は高まります

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written by nakagome keiichi


四つ木治療院セミナー -②- 施術のツボ

代々木公園店美顔店元店長の木村です。




今回も、H.18.1.15に行われました四ツ木治療院でのセミナーをお伝えしていきます。
前回に引き続いて、整骨院や鍼灸の先生方に向けた内容になります。

どうしても専門的な言葉が出て来たりしますので、なるべく分かりやすくしてお伝えしていきます。


治療の際は、カプサイシンの入ったジェルを使用します。
足の指先に塗って赤外線をあてるだけでも血流量がアップします。

また、腰やヒザの痛みが緩和します。

山口先生の所では、腰が痛かろうが肩が痛かろうがまず足先を触るそうです。
足先の冷たい人は局所にどんなに良いことをしても効果が出にくいからです。



足指.jpeg




例えば、足先が冷たい肩こりの人にいきなり電気をかけて、ガンガンマッサージをしても施術の効果は出にくいのです。

それよりも、温めてから施術をすると非常に効果が出やすい。
冷えと痛みの関係です。
冷えがあると、感受性が高まって痛みやコリを強く感じ、敏感になるのです。

特にかかとの部分が触って極端に冷たいと訴える人は、足間の関節等に制限が必ずあります。
もしくはふくらはぎが異常に緊張しています。

これはセルライトがあったり、立ち仕事で脚を酷使しているといったような圧迫因子があります。

ふくらはぎを良く揉んでほぐしてあげたり、足首の運動をさせたりしないと、かかとの冷たいのは取れません。

逆に足先が冷たい人は足の甲が平べったい人です。

本来は同程度の温度のはずが、足の甲とつま先で温度に差が出ます。
最近ではそういう足の人が増えてきました。

そんな方がパンプスやブーツを履けば、スニーカーなどとは違って足首の可動域が制限されます。
すると当然、血流量が落ちます。



ヒールブーツ.jpeg




例えばつま先の温度が22℃位だとノーマルで3.0~5.0mlの血流量に対して0.56ml程度、1/5位しか血液が流れていないのです。

こういう人は治療する前に指先を良く動かし、良く温めてあげる。

また、次世代型冷え症の人は良くこするということを先に行なうのが重要です。

先日、最高気温が5℃の日に新患の人が山口先生の所に来たそうです。
室内で寒くて仕方がなくて大騒ぎだったそうです。

この方の服装が、ウールのタートルネックにフリースのジャンパーで前をきっちり閉めている状態。

この格好は静電気の帯電がすごいだろうと聞くと、しょっちゅうパチパチしているとのこと。

そんなに静電気がすごいと冷えは取れない、と山口先生はまず服装から注意したそうです。

でも、足先はそのような状態で30℃あったのです。

外気温5℃という環境で、足先の温度はノーマルの人でも25℃もない位なのに、です。

典型的な次世代型冷え症です。

寒い、冷たいと言っている箇所は全て皮膚が赤くなる位こすります。
赤くなると温かくなります。
その後で超短波で施術をします。
施術後、再度こすります。
この時、背中もこすって下さい。



施術.jpeg




自律神経の治療というのは思った以上に強い刺激が入りやすい。

鍼でいうと、5番鍼(鍼の太さで、一番太い鍼のこと。直径0.24㎜。一番細い鍼は01番鍼といい、直径0.14㎜。)でブスブス刺している感じです。

超短波の刺激は無感覚ですから、出力を上げ過ぎてしまうので注意が必要です。

また、初診からフルでパッドを付けてやるよりは、少しずつやることで患者さんも治療を受け入れ易いと思います。

治療の効果は、あらゆる分野で報告が上がっています。

糖尿病は特に効果が出やすいです。
肝臓病、その中でも肝炎などには
非常に有効です。





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Written by Keiko Kimura




免疫反応のしくみと冷え

免疫を知るために重要なのが抗原です

抗原とは、体内に入る異物(自分ではないもの)のうち、免疫細胞であるB細胞、T細胞を

特異的に刺激し、免疫応答を成立させるものを言います

この抗原は対応する抗体あるいは対応するT細胞とのみ特異的に結合できます

すなわち抗原が異なればこれに結合する抗体、あるいは対応するT細胞は異なります


・抗原の分類

①外来の微生物(細菌、ウィルス、真菌、寄生虫など)とその代謝産物

②化学薬品、鉱物

③植物成分

④他人や動物の細胞(輸血血液、移植臓器)

⑤自己由来の変性自己成分(ガン細胞、修飾された自己組織)


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・抗原に対する生体の応答

応答はT細胞(胸線に関係する細胞)に依存するものと、しない抗原があります

抗原産生の際には抗原の刺激を受け、抗体産生細胞に抗体産生細胞に分化する過程の

B細胞にヘルパーT 細胞の関与するかどうかで2種類に分けられます


①B細胞が抗体産生細胞に分化するには、ヘルパーT 細胞の関与が必要な抗原

(胸線依存性抗原)

②B細胞が抗体産生細胞に分化するには、ヘルパーT細胞の関与が不必要な抗原

(胸線非依存性抗原)


Bリンパ球は抗原刺激を受け、さらにヘルパーT細胞の補助を受けて

免疫グロブリン産生細胞である形質細胞へと成熟し

IgM、IgG、IgE、IgAの順に免疫グロブリンを産生します


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これらの免疫グロブリンが抗原を排除してくれるわけですが

体温が1℃下がると活性が40%も低下してしまいます

したがって冷えは病気の抵抗力を大きく下げてしまうのです


体温の低下を下げるために重要なのが筋肉です


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体温を維持するためにつくられる熱のうち実に40%が筋肉からつくられます

したがって筋肉量を増やすことが体温を高める上で必要不可欠なのです

パワープレートは独自の3次元振動によって

通常約30%しか使われていないと言われる筋肉を97%も動かすことができ

効率よく筋肉量を増やすことができるのです


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パワープレートトレーニングで病気に負けない体をつくりましょう!

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熱が逃がさないために

冷えを改善するためには体を温めることと

熱を逃がさないようにすることの2つが重要です

体を温めるには、熱を生み出す筋肉量を増やすことが挙げられ

熱を逃がさないようにするためには

大血管が体表を通る頚部

体温調節をコントロールしている自律神経を整える腹部

最も体温が低い部分である足部

に対して冷え性グッズや湯たんぽなどを使って対処する必要があります

そしてもう一つ熱が逃げやすい重要なポイントがあります


thermo.jpg

それが鎖骨上三角と呼ばれる部分です

鎖骨上三角は鎖骨、胸鎖乳突筋後縁、僧帽筋前縁で囲まれたスペースです


SCT.jpg

ここは直下に肺尖部が位置するほど、体内の器官が表面にきています


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従って、体の奥でつくられた熱がこの三角を煙突のようにして体外に排出されて行くのです

これから夏で気温が上がり、外気温が30℃あったとしても

熱は高いところから低いところへ流れていくので

36℃の私たちの体からは常に熱が逃げています

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でるから暑いからと言って肩が出るような服装になることが増えると

三角形に蓋をするものが無くなり、気づかぬうちに深部の熱はどんどん逃げていってしまうのです


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これにアイスやビールなどの冷たいものを摂るといったことが重なれば

秋口にはかなりの確率で自覚が無く厄介な

内臓温低下型の冷え性になってしまいます

冷えやすいポイントをきちんと把握して

つい冷やしすぎてしまいがちな夏を乗り切りましょう!

冷えについてはこちら


written by nakagome keiichi

産熱について

冷えを改善するには、体から作られる熱を増やし

代謝を上げることが必要不可欠です!

代謝によってエネルギーは熱として体外に放出されるため

この熱を多く放出できる体が代謝が良い体と言えます

私たちが持つ産熱機構は5つに分類されます




①基礎代謝量

代謝の際に産生されるエネルギーで、覚醒時の生体機能の維持に必要な代謝量を言います


②筋収縮による産熱

運動時などに骨格筋の収縮に伴って熱が発生します

姿勢の保持に関与する筋緊張でも熱を出します

また、寒い時には骨格筋が不随意に細かく律動的に収縮して、ふるえによって産熱が起こり

ふるえ産熱と呼びます


③食事誘発性産熱反応

食事後の数時間、消化管運動が高まり、吸収された物質の代謝が増加して熱が発生します


④非ふるえ産熱

筋肉の収縮によらず、代謝を高めて行う産熱を言い、肝臓などの臓器で起こります


⑤ホルモンの作用

甲状腺ホルモンには代謝促進作用があり、長時間にわたり熱産生を増大します

またカテコールアミン類は貯蔵糖であるグリコーゲンを分解して血糖を高め

産熱を促します

その他、女性ホルモンの黄体ホルモンには代謝促進作用があり

排卵直後から月経に至るまでの間の基礎体温を上昇させます


これらの体が作る熱のうちの約40%が②の筋収縮による産熱です



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この産熱は骨格筋の量と比例するため、筋肉を鍛えている人は

産熱量が高いと言えます

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ワープレートはアクセラーレーショントレーニングと呼ばれる

最先端のトレーニング理論に基づいて設計されており

通常約40%しか使われていないと言われている筋肉を97%も動かすことができ

短時間で効率よく筋肉量を高めることができます

熱産生が多くなると、代謝が促進されると同時に免疫力も高まるため

健康で太りにくい体をつくることができるのです!

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四つ木治療院セミナー -①ー 冷え学

代々木公園店美顔店元店長の木村です。




今回から、H.18.1.15に行われました四ツ木治療院でのセミナーをお伝えしていきます。
前回に引き続いて、整骨院や鍼灸の先生方に向けた内容になります。

どうしても専門的な言葉が出て来たりしますので、なるべく分かりやすくしてお伝えしていきます。



ここの所、冷えの話が多岐に渡って色々な事で出ています。

その中でも最近、医者向けの講習会の機会が非常に増えています。

特に整形外科や内科が多く、呼ばれて行くことが多くなりました。

たいがい、内容に非常に驚かれて、診療に取り入れたい、治療の一環としてやらせてもらいたい、そのような話を頂きます。

今年は特に、「冷え」のことでマスコミに取り上げられる事が多いように思います。

山口先生は99年からTVに出ていますが、05年までの6年間で100回は出ているし、雑誌などでも多く扱われました。
去年は30誌以上で取り扱われました。



マスコミ.jpeg



冷えに対して、かなりの関心があるということは間違いありません。

整骨院や鍼灸に通われている人の70%は冷えを持っています。

ただ、自覚のない人が多い。

冷えとは無縁と思っている人が実は冷えていたりします。

これが結局、痛みの原因だったりすることが良くあるのです。

山口先生の所では研究所と言っているので毎日データ取りをしています。


1人につき平均2~3時間、長いと8時間かけてデータを取るというような事をしています。

その中で70%の人に冷えがある。

不定愁訴を訴えてくる人はほぼ全員に冷えがあります。



不定愁訴.jpeg




そもそも「冷え」とは何でしょうか?
それは深部体温の低下のことです。

これは体表面から予測できます。

これを、『冷え学』という学問にしました。

冷えや冷え症というあいまいなことではなく、学問と捉える良いと思います。

最新のデータをみながら冷え学とは何なのかを学んでいきます。

深部体温の低下が体の中にどういった事が起きてくるのか、またその方法論についてお話していきます。

冷えに対する方法論で、分室で認識がズレてしまうので、統一するために年に二回は必ず講習で見直しをしています。

では、冷えに対する方法論ですが、現状いちばん扱いやすくて効果が高いのが超短波です。

超短波はパッドを使用しますが、そのパッドの選択が一番重要です。
これを誤ると効果が出ません。

あと、刺激量が重要です。

出力=刺激量と捉えられていますが、これは違います。
当てる部位数=刺激量と捉えて下さい。

この療法を行うにあたり、『星状神経節ブロック療法』の本はバイブルとして必ず読んで頂きたい本ですので紹介しておきます。

Wブロックといって、喉元とお腹にパッドを当てるやり方をしていますが、最初からそのやり方だと刺激が多くなります。

最初はどちらか一方だけで行った方が効果が上がります。

冬はお腹だけでやると特に良い効果が得られます。

体のポジションは横向きがリラックスして良いです。



リラックス.jpeg



これは温熱療法になりますが、あくまでも変わるのは温感であり出力は変わりません。
初診からフルで施術すると、だるくなりやすいです。

だるくなるのはある意味良いことです。
体がきちんと反応するということだからなのですが、やはりちょっと刺激量が多過ぎるのです。

それで、眠れなくなった、だるくなったと言われる方も出てくる訳です。

当てる部位を減らすというのがすごく良いと思います。





冷えについてはこちら

Written by Keiko Kimura


温熱療法の効果

人体に熱を加えると、血管、毛細血管が拡張され循環を活発にします

皮膚には特に手足、唇、鼻、耳でノルアドレナリンを分泌する交感神経系の

血管収縮線維が分布しています


autonomic35.jpg 

通常の体温下では、血管収縮線維は動静脈吻合(AVA)を閉じさせています

しかし、表面組織が加温されると交感神経インパルスは大幅に減少し

吻合部は開大して大量の血液が流れるようになります

代謝や免疫力は熱に影響を受け、体温が1度上がると代謝は13%

免疫力は5倍になると言われています


fat of arm3.jpg

エルクレストの痩身メニューであるWブロック

自律神経の中継点である2つの大きな神経節に対して

ラジオ波を当て、温熱を加えると共に

緊張した交感神経を緩め自律神経バランスを整えます

その効果は

血管の拡張による冷えの改善

リラックス効果によるストレスの発散

内臓の働きの活性化による便秘などの改善

深部体温の上昇による免疫力の向上

深部体温の上昇による基礎代謝の向上

痛覚閾値の上昇による痛みの緩和

など多岐に渡ります


face2.jpg


深部まで温熱を加えることや

普段意識することのできない自律神経に対して

アプローチをすることはなかなか難しいのですが

Wブロックを定期的に行うことでバランスが整い、健康な体に導いてくれるのです

冷えについてはこちら


written by nakagome keiichi


冷え性へのこだわり

冷え性にお悩みの方は美容にもお悩みではないでしょうか。皮膚をキレイにするにも痩せるにも結果の出づらい人は、だいたいの方が体温が低いのです。

エルクレストでは、フェイシャルや痩身で結果の出づらい人の共通点が冷えだったことから、冷えの研究とその改善に取り組んでまいりました。問題は、ワキの温度ではなく内臓温の低下にあるのです。

エルクレストが冷え性にこだわる理由

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エルクレストでは、カウンセリングにおいて経絡ストレス度チェックと内臓温測定を行っております。

これらのチェックで、冷えのレベルと原因を突き止め、効果的なお手入れメニューを組み立てることができます。

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