冷えると免疫力が下がる2
免疫を知るために重要なのが抗原です
抗原とは、体内に入る異物(自分ではないもの)のうち、免疫細胞であるB細胞、T細胞を
特異的に刺激し、免疫応答を成立させるものを言います
この抗原は対応する抗体あるいは対応するT細胞とのみ特異的に結合できます
すなわち抗原が異なればこれに結合する抗体、あるいは対応するT細胞は異なります
免疫反応を誘導するこの特質を免疫原性と呼びます
・抗原の分類
①外来の微生物(細菌、ウィルス、真菌、寄生虫など)とその代謝産物
②化学薬品、鉱物
③植物成分
④他人や動物の細胞(輸血血液、移植臓器)
⑤自己由来の変性自己成分(ガン細胞、修飾された自己組織)
・抗原に対する生体の応答
応答はT細胞(胸線に関係する細胞)に依存するものと、しない抗原があります
抗原産生の際には抗原の刺激を受け、抗体産生細胞に抗体産生細胞に分化する過程の
B細胞にヘルパーT 細胞が関与するかどうかで2種類に分けられます
①B細胞が抗体産生細胞に分化するには、ヘルパーT 細胞の関与が必要な抗原
(胸線依存性抗原)
②B細胞が抗体産生細胞に分化するには、ヘルパーT細胞の関与が不必要な抗原
(胸線非依存性抗原)
Bリンパ球は抗原刺激を受け、さらにヘルパーT細胞の補助を受けて
免疫グロブリン産生細胞である形質細胞へと成熟し
IgM、IgG、IgE、IgAの順に免疫グロブリンを産生します
これらの免疫グロブリンが抗原を排除してくれるわけですが
体温が1℃下がると活性が40%も低下してしまいます
したがって冷えは病気の抵抗力を大きく下げてしまうのです
これらの体の防御機能をきちんと働かせるためにも
①大腰筋などの深層筋を鍛えて、発熱量を高める
②コーヒー、パン、清涼飲料水、冷たいビールなどの体を冷やす食べ物を減らし
根菜類、ショウガ、紅茶など体を温めるものを多めに摂るようにする
③お腹や首を冷やさないような服装を心がける
④きちんとした休息をとる
といった習慣をつけて体の機能が働くようにしておくことが重要なのです
抗原とは、体内に入る異物(自分ではないもの)のうち、免疫細胞であるB細胞、T細胞を
特異的に刺激し、免疫応答を成立させるものを言います
この抗原は対応する抗体あるいは対応するT細胞とのみ特異的に結合できます
すなわち抗原が異なればこれに結合する抗体、あるいは対応するT細胞は異なります
免疫反応を誘導するこの特質を免疫原性と呼びます
・抗原の分類
①外来の微生物(細菌、ウィルス、真菌、寄生虫など)とその代謝産物
②化学薬品、鉱物
③植物成分
④他人や動物の細胞(輸血血液、移植臓器)
⑤自己由来の変性自己成分(ガン細胞、修飾された自己組織)
・抗原に対する生体の応答
応答はT細胞(胸線に関係する細胞)に依存するものと、しない抗原があります
抗原産生の際には抗原の刺激を受け、抗体産生細胞に抗体産生細胞に分化する過程の
B細胞にヘルパーT 細胞が関与するかどうかで2種類に分けられます
①B細胞が抗体産生細胞に分化するには、ヘルパーT 細胞の関与が必要な抗原
(胸線依存性抗原)
②B細胞が抗体産生細胞に分化するには、ヘルパーT細胞の関与が不必要な抗原
(胸線非依存性抗原)
Bリンパ球は抗原刺激を受け、さらにヘルパーT細胞の補助を受けて
免疫グロブリン産生細胞である形質細胞へと成熟し
IgM、IgG、IgE、IgAの順に免疫グロブリンを産生します
これらの免疫グロブリンが抗原を排除してくれるわけですが
体温が1℃下がると活性が40%も低下してしまいます
したがって冷えは病気の抵抗力を大きく下げてしまうのです
これらの体の防御機能をきちんと働かせるためにも
①大腰筋などの深層筋を鍛えて、発熱量を高める
②コーヒー、パン、清涼飲料水、冷たいビールなどの体を冷やす食べ物を減らし
根菜類、ショウガ、紅茶など体を温めるものを多めに摂るようにする
③お腹や首を冷やさないような服装を心がける
④きちんとした休息をとる
といった習慣をつけて体の機能が働くようにしておくことが重要なのです
Written by Keiichi Nakagome
2012年5月16日(水)
冷えと免疫力|
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